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第193 通常国会 2017/1/20~2017/6/18
日付:2017-05-16
【環境委員会】バーゼル法改正/有害廃棄物/国内処理で/排出抑制を強調
特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律(バーゼル法)の改定案にかかわり、バーゼル条約が定める有害廃棄物の排出抑制と国内処理の原則を貫くよう求めました。
バーゼル法は、有害廃棄物の国境を超える移動を規制し、原則として国内での処理を定めたバーゼル条約の担保法。改定案は、新たに認定制度を設け、有害廃棄物の輸入業者が認定を受けた場合、環境省からの事前の輸入承認を不要とするなどの規制緩和が盛り込まれています。
有害廃棄物の輸入量が2011年の5300トンから15年には3万8500トンに増加したことを確認。「輸入承認をなくしても大丈夫か」とただした。
環境省は「国内での規制措置として、廃掃法の産廃処分事業者の基準を参考に収集や運搬、施設の構造など省令で規制をかける。認定制度でしっかり見ていく」と答弁しました。
認定制度による規制緩和は製錬業界からの要望に基づくものだ。業界団体の社会的責任は重い。バーゼル条約の原則を貫くべきだと強調しました。
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