記事一覧
第177 通常国会 2011/1/24~2011/8/31
日付:2011-04-15
【内閣委員会】仮設増・現金支給/避難者に支援を
福島第1原発事故による避難者の現状の把握と、実態に見合った支援を求めた。
福島第1原発から30㎞圏内の住民数を質問したのに対し、枝野幸男官房長官は「約14万人」と答弁。
総務省は「21万ないし22万人」と答弁していたが、必要な住民数さえ把握せず実態に見合った支援ができるのだろうか。枝野官房長官は、「大変問題」と陳謝。
さらに、国や福島県の避難者対策が、実態にかみあっていない。福島県内の5万以上の避難世帯に対し住居確保も十分でなく、また親類などを頼り避難している人が7万人以上である。仮設住宅の増設や、親類を頼る避難者に現金支給するなどの対策を行うよう求めた。
これに対し枝野官房長官は、「仮設住宅の増設をしていく方向だ」と述べ、生活支援にとりくむことを明らかにした。
また、地盤の液状化被害に関して、茨城県鹿嶋市や千葉県香取市など5市長が、液状化被害の認定基準の見直しなどを求めている。対策を要求した。
松本龍防災担当相は、「調査して基準の見直しも含め勉強したい」と述べ、職員を茨城県に派遣することを明らかにした。
「衆議院TV・ビデオライブラリから見る」
<
Windows Media Player型式
>
<
RealPlayer型式
>
→「議事録へ」