日付:2012-11-10 |
埼玉県狭山市で、第12回基地周辺の安全を考える集いが開かれ、オスプレイ配備と低空飛行問題で講演。集いは1999年の入間川河川敷への自衛隊機墜落事故を風化させまいと市民団体が毎年開いている。
人口密集地に航空基地があることの危険性が浮き彫りになっている。首都圏に航空自衛隊入間基地や米軍横田基地など多くの基地があり、過密な空域で衝突事故の危険性が高まっている。政府が可能性を認めた首都圏上空でのオスプレイ飛行の撤回を。
米軍が特権的に使用し低空飛行訓練など横暴勝手を繰り返す首都圏の空域。特権の大本にある日米安保条約をなくすことが重要だ。
オスプレイ配備反対など一致点で力を尽くすとともに、安保をなくして対等な日米関係をつくり、憲法9条に基づく外交を大きく前進させることを訴えていきたい。
集いでは、99年墜落事故当時の証言や、3日の「入間航空祭」でのバードストライク事故についての報告があり、埼玉9区の工藤たけしさんも参加した。
<資料>
●米軍横田基地C130による関東平野エリアでの有視界訓練飛行活動
●航空自衛隊入間基地「関東西部地区飛行連絡会」開催実績(防衛省提出資料)
●入間基地におけるVFR(有視界飛行方式)の場周経路図(防衛省「航空路図誌」)
●入間飛行場に隣接した飛行場及びIFR(計器飛行方式)飛行経路 / 隣接するGCA(着陸誘導管制所)等誘導経路(防衛省提出資料)
●入間基地の出発、到着経路と周辺を飛行するVFR機との競合エリア(防衛省提出資料)
●米軍機の飛行に係る苦情等受付状況表(2012年7月・埼玉県 防衛省提出資料)
●米軍機の飛行に係る苦情等受付状況表(2011年2月・群馬県 防衛省提出資料)