日付:2013-05-20 |
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免震重要棟で説明を受ける |
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多核種除去設備を視察 |
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地下貯水槽漏水について説明を受ける |
免震重要棟では東電福島第1原発の高橋毅所長が応対、「東日本大震災での過酷事故、先月の停電事故で国民の皆さんにご迷惑と心配をおかけしました」と謝罪し、収束・廃炉作業について「電気系統や配電盤などの二重化対応を9月の予定を7月に前倒ししてやりたい」と説明した。
漏水問題などの深刻な事態が続くなか、多核種除去設備(アルプス)、地下貯水槽、地下水バイパス揚水井、海側遮水壁などの放射能汚染水処理・対策施設を重点的に視察。地下貯水槽などはバスから降りて視察した
現場を案内した東電担当者は「地盤の強度などをみながら、どう効率的に処理水タンクを設置するか検討しながらやっている」と説明。
東電と国の姿勢は、汚染水問題といい、冷却の根幹である注水ポンプを仮設のまま2年間も放置している。その場しのぎの対応の背景にコスト削減があると言わざるを得ない。
原発視察の後、いわき市漁協、いわき市役所で関係者と汚染水の海洋放出、賠償問題などで懇談した。
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いわき市役所にて | いわき市魚協と懇談 |
福島原発/現地視察ルポ→「しんぶん赤旗」日曜版2013年5月26日号掲載記事へ