国保税の子どもの均等割半額の実施、高齢者の補聴器助成の来年4月の制度創設を始め豊かな実績。
少人数学級を求める請願や最低賃金引上げを求める意見書に反対するオール与党の市議会の中で、道の駅反対など市政を正す党の2議席は欠かせません。
命と暮らしを守れ/茨城・龍ヶ崎市
「しんぶん赤旗」3月14日・首都圏版より
茨城県龍ヶ崎市で12日、日本共産党演説会が開かれました。統一地方選の市議選で勝利をめざす金剛寺博、伊藤えつ子両市議候補と、応援に駆けつけた塩川鉄也衆院議員が訴えました。
金剛寺氏は「アンケートを取り、市民の声を議会に届けてきた」と語りました。2年前に起きた官製談合事件究明の第三者委員会の設置や未就学児の発達支援施設の新設を進め、コロナ禍では市独自の支援金を実現したことを紹介しました。
伊藤氏は「7期28年、命と暮らし守る思いで奮闘してきた」と述べ、市民とともに高齢者の補聴器支援を要求し、コロナ対策ではPCR検査を推進しました。「給食費や医療費など子育て支援・三つのゼロを実現したい」と決意を表明しました。
塩川氏は、政府が東日本大震災の復興特別所得税を軍拡に充てることや危険な原発の再稼働をすること批判。市政では、赤字の「道の駅」計画に歯止めをかけるなど「行政を監視し、市民の声を代弁する2人の議員を必ず押し上げてください」と訴えました。
参加した会社員の女性(57)は「時給1500円の賃上げが必要だし、ドイツなどでは実現しているという塩川さんの話に感動した」と語りました。