埼玉/新河岸川流域を歩く

 正月休みに新河岸川流域を歩きました。
 
 昨年10月の台風21号豪雨水害は、各地で大きな被害をもたらしました。川越市とふじみ野市の境界を流れる川越江川周辺も多数の浸水世帯が生じ、被災者支援に取り組んできました。
 
 護岸が崩れるなど損害を受けた川越江川について、災害復旧の工事が行われます
 川越江川が新河岸川に合流する場所に樋門が設置されています。新河岸川の水位が高くなると、川越江川に逆流しないように樋門が閉じられます。しかし台風21号水害の時には、樋門が閉じられた結果、川越江川の水が排水されないまま溜まり、多数の浸水被害をもたらしました。行政の対応に問題があったのではないかということが問われています。

 今回の災害を受けて、この樋門の場所に排水用のポンプを設置することが検討されています。

 新河岸川右岸の堤防。ポンプ車が進入できるように、拡幅・舗装が行われる予定です。
 新河岸川の水を荒川に流すための渋井水門。新河岸川の増水時に、より多くの水を流すために、水門を一門から二門に増やすことが検討されています。
 砂川堀と新河岸川の合流地点。一昨年8月の台風9号によって砂川堀が溢れて、多くの浸水被害が生じました。

 砂川堀から新河岸川への流量拡大のため、この合流地点の改修を行います。

 砂川堀の護岸の嵩上げ工事が計画されています。
 以上、前原かづえ県議の12月議会での質問を参考にしました。