埼玉・吉見町/メガソーラー問題とゴミ処理施設計画は住民合意を/宮崎善雄町長と懇談

 埼玉県吉見町におけるメガソーラー設置問題とゴミ処理施設計画について、宮崎善雄町長と懇談。斉藤嘉宏町議と一緒です。

 住宅地に隣接したメガソーラー計画(6月13日に経産省要請)について、宮崎町長は「7月1日から太陽光発電事業ガイドラインを施行した。設置を止めるものではないが、住民との合意形成を求めている。事業者は住民に説明してほしい」と求めました。

 国に対しては、現場で起こっている諸課題についてしっかり受け止めてほしいと話していました。

 埼玉中部資源循環センター建設計画(7月1日に環境省要請)については
1)現在のゴミ処理施設における新増設は行わないという裁判所の和解条項などを巡って、5本の裁判が起こっている係争中の案件であること
2)6つの行政区から要望書が出ており、住民との合意が欠かせないこと
3)9市町村による共同処理事業であり、その中でも小規模な自治体である吉見町への立地建設となるが、付帯施設の費用負担など課題があることなど、説明を受けました。

 私は、いずれも生活環境に影響を及ぼす問題であり、住民の合意が重要であること、そのために国は複数の選択肢や必要な規制策を具体化すべきと話しました。