【新聞「新埼玉」掲載】市民と野党の共闘/大きく前進

新聞「新埼玉」8月号より

塩川鉄也の国会から埼玉から

 先の通常国会では、市民と野党の共闘が大きく前進しました。

 コロナ対策で三度の予算組み替え要求を行って、一律10万円の給付金支給や事業者家賃支援制度などを実現。国民要求を第一にした共同の成果です。

 検察人事介入の検察庁法改定案を廃案に追い込み、憲法審査会では安倍9条改憲を狙う自民党改憲案の審議を行わせず。ツイッターデモなど国民のたたかいと一体になった力の発揮でした。

 この2年余りで野党共同提出法案は38本に。政策面でも共同が進んでいます。

 そして、安倍首相の反共デマ発言に対して、野党が共同して抗議、撤回を求める。共闘の深化を示しています。

 野党共闘に果たす日本共産党の役割も大きい。桜を見る会や河井夫妻選挙買収事件など、赤旗報道をきっかけに、共同のチームを立ち上げ追及する場面が度々ありました。野党共同の機関紙となったのがしんぶん赤旗でした。

 いよいよ総選挙。野党共闘の勝利、日本共産党の躍進で、希望ある未来を開きましょう。