TPP11協定批准反対/国会前アクションで国会報告

 議員会館前で行われている「TPP11協定批准反対」国会前アクションで、緊迫した国会情勢を訴えました。
 
 TPP協定の本会議採決強行に抗議。同時に、TPP推進の責任者である茂木大臣に対する不信任決議案を野党共同で提出したことを報告。そのため内閣委員会でのTPP関連法案の本日の採決強行に待ったがかかりました。来週から新たに動き出します。
 

「しんぶん赤旗」5月19日付・1面より
 
TPP廃案にさせよう/全国食健連座り込み/議員会館前
 
 自民、公明、希望、維新の各党が、米国を除く11ヵ国による環太平洋連携協定(TPP11)批准案の衆院通過を強行した18日、「国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会」(全国食健連)は、衆院第2議員会館前で抗議の座り込みをしました。
 
 舘野豊事務局長が「食と農業を守るたたかいを広げ、安倍政権を退陣に追い込もう」と主催者あいさつしました。
 
 外務委員会と本会議での強行に対し、参加者は「強行採決絶対反対」「審議は不十分。強行は許せない」「TPPをみんなで止めよう」とコールしました。
 
 参加者がマイクを握り、離農が相次ぐ農村の実態、農業への影響試算のデタラメさ、ISDS(投資家対国家紛争解決)条項の危険性などに触れ、「徹底審議を」と訴えました。
 
 日本共産党の紙智子参院議員、塩川鉄也衆院議員、立憲民主党の衆参両院議員が連帯あいさつ。
 
 全農協労連の砂山太一委員長は、「私たちの運動で廃案に追い込もう」と呼びかけました。
 
 この日の抗議は、働き方改悪法案に反対する「雇用共同アクション」と共同でおこなわれました。