6月2日に降った大雨による茨城県取手市双葉地区の浸水被害について、民家を守る対策の実施を求めました。
私は、同地区には農作物への被害を防ぐために新川第一・第二排水機場が設置されているものの、その事業計画では、一時的に約70㎝まで浸水することが試算されている「70㎝では床上浸水だ。民家の浸水被害防止の観点に立てば、許容できないのではないか」と質問。
農水省は「農水省として民家の浸水被害防止のために補助を行うのは困難だ」と答えました。
私は、双葉地区1100戸のうち床上浸水が436戸にも及んでいる「それで地域住民の理解が得られるのか」と追及。
国土交通省や自治体と連携して対策を講じよと求めました。
国交省は「市が計画する雨水管や排水ポンプ、雨水貯留設備等の整備に対し財政支援を行う」と答え、野村哲郎農水相は「被害に関する調査結果を踏まえ、県・市から相談があれば国交省と連携して対応したい」と答えました。
私は、取手市から茨城県に出された要望書の中には、双葉地区に国直轄の排水機場を新設することも含まれていることを紹介し、対策を徹底せよと強調しました。
「議事録」