憲法前文にある通り、日本国民は政府の行為によって再び戦争の惨禍が繰り返さないようにすることを決意しました。
軍事同盟に依拠した戦争準備の岸田大軍拡をやめさせ、国連憲章・憲法9条がめざす紛争の平和的解決に全力を尽くします。
戦争させないことこそ政治の責任です。
終戦記念日/各地で宣伝/戦争準備よりも平和解決尽力を/@埼玉
「しんぶん赤旗」8月16日日・4面より
日本共産党の塩川鉄也衆院議員、伊藤岳参院議員、梅村さえこ衆院北関東比例候補は終戦記念日の15日、埼玉県川口、さいたま両市で、おくだ智子衆院埼玉2区候補、市議らとともに宣伝しました。
梅村氏は、戦争孤児や戦時性暴力など、戦争で特に犠牲になるのは子どもや女性たちだとして「ジェンダー平等、子どもの権利保障を進めていくためにも、最大の暴力行為である戦争は起こしてはいけません」と訴えました。
伊藤氏は、G7広島サミットで核抑止論を肯定した「広島ビジョン」について「広島、長崎の思いを踏みにじるものだ」と批判。「岸田政権は核兵器禁止条約に批准し、核兵器廃絶へ世界に働きかけるべきだ。総選挙で政治を変えよう」と呼びかけました。
塩川氏は、さいたま市の陸上自衛隊大宮駐屯地などでも、他国から攻撃されることを前提とした強じん化が進められているとして「戦争の準備ではなく、日本国憲法の立場に立った紛争の平和的解決にこそ、力を尽くすべきだ」と強調。
訴えを聞いた男性(72)は「平和憲法を変えるのは断固反対。人間は殺すために生きているんじゃない。武器をつくるんじゃなく、外交で解決を」と話しました。