原子力規制庁に、東海第二原発のさらなる防潮堤工事施工不良箇所を指摘し、調査、報告を求めました。
自衛隊百里基地における戦争準備の軍事強化を批判、欠陥機オスプレイの配備、飛行の中止など、各府省に要求しました。
東海第2原発廃炉を/党茨城県委が省庁交渉/塩川・梅村氏ら議員・予定候補参加
日本共産党茨城県委員会は21日、衆院第2議員会館で省庁交渉に取り組み、県政課題や住民要望を政府に届けました。塩川鉄也衆院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、江尻加那県議ら県内の地方議員、衆院予定候補らが参加しました。
要望は▽地域交通への助成▽国保税への国庫補助の増額▽住宅のエアコン設置補助金の拡充▽東海第2原発の廃炉-など88項目。
江尻氏は、日本原子力発電東海第2原発の防潮堤施工不良をめぐり、明らかになっている基礎とは別の基礎でもミスがあるとの告発が工事関係者から寄せられていると指摘しました。
規制庁側は、原電が施工状況について報告する「コンディションレポート(CR)」に別基礎の施工不備を記載していないとして、「事業者に施工不良との認識はなく、(規制庁も)現時点で確認していない」と説明。江尻氏は「『掘ってみればすぐわかる』との告発だ」と規制庁の姿勢を批判し、「党として徹底追及していく」と述べました。
塩川氏は航空自衛隊百里基地(小美玉市)をめぐり、有機フッ素化合物(PFAS)への懸念が広がっているとし、「基地周辺の調査をきちんと行うべきだ」と求めました。
10月のつくぱ市議選をたたかう橋本けい子、山中まゆみ、佐藤せつ子の各氏も要望。「つくばエクスプレスの運賃と定期代の引き下げを」「保育士の待遇改善を」などと求めました。