浦和駅で志位議長を迎えての街頭演説会

 自民党の腐敗政治一掃の特効薬は日本共産党の躍進。

 行き詰まった自民党政治を大本から変えよう!

 財界・大企業優先から国民の暮らしと中小企業支援を最優先にする経済政策へ。

 日米軍事同盟絶対、軍事一辺倒から、排除ではなく包摂、対話の枠組みつくる外交へ。


共産党躍進で、若者も高齢者も希望が持てる政治をつくろう/さいたま/志位議長が訴え

「しんぶん赤旗」10月11日・1面より

 9日の衆院解散で総選挙(15日公示、27日投票)の火ぶたが事実上切られました。日本共産党の志位和夫議長は10日、さいたま市の浦和駅前で、衆院比例北関東ブロックの塩川鉄也、梅村さえこ、高橋誠一郎(茨城1区重複)の3予定候補と、埼玉県内の小選挙区予定候補とともに必勝に向けた街頭演説を行いました。人が行き交う駅前はロータリー沿いに聴衆がぎっしり。志位氏が「自民党政治を変える大改革、それができるのは日本共産党だけです。『比例は共産党』を広げに広げ、北関東で必ず2議席奪還を」と力を込め、支持と支援を訴えると、盛大な拍手が湧き起こりました。

 志位氏は、(1)どの党が伸びれば腐敗政治を一掃する力となるか(2)どの党が伸びれば暮らしを良くする道が開けるか(3)どの党を伸ばせば戦争の心配のない日本とアジアをつくれるか―の3点を語り、どの問題でも日本共産党が伸びることが政治を変える一番の力になると訴えました。

 その中で志位氏は、賃上げと一体に労働時間を短縮する提案を縦横に語るとともに、「暮らしを支え格差をただす税財政改革」として、富裕層・大企業に応分の負担を求め、消費税5%への減税、インボイス廃止を訴え。高齢者も若者も希望が持てる政治をつくろうと訴えました。

 高齢者はどうか―志位氏は、「負担増、給付減は当たり前」という冷酷な政治が横行しているが、高齢者福祉の原理を定めた老人福祉法では、「基本理念」として「老人は、多年にわたり社会の進展に寄与してきた者として、かつ、豊富な知識と経験を有する者として敬愛されるとともに、生きがいを持てる健全で安らかな生活を保障されるものとする」と明記されていると強調。年金が減り続ける、介護が受けられない、医療費が高すぎるなどの現実を告発し、「高齢者の人権と尊厳を大切にする政治をつくりましょう」と力を込めました。

 若者はどうか―志位氏は、高すぎる学費を払うために深夜・早朝・徹夜バイトに追われる実態があると告発。「これ以上の学費値上げなどとんでもありません。学費ゼロの日本を目指し、学費値下げに踏み出しましょう」と訴えました。

 志位氏は、裏金問題、日米軍事同盟絶対などで行き詰まる自民党政治を転換する大改革を語ったうえで、最後に、日本共産党のめざす社会主義・共産主義は「すべての人が十分な『自由な時間』をもち『自由で全面的な発展』が可能になる社会です」と力説。支持を呼び掛けると、鈴なりとなった聴衆が大きな拍手で応えました。

 塩川氏は「企業・団体献金禁止を一貫して訴えてきた共産党の躍進で金権腐敗政治を一掃しよう」、梅村氏は「共産党の議席が増えれば政治が変わる。ジェンダー平等を推し進め、政治の闇を正す議席を北関東から」、高橋氏は「政治を変えるのは国民の声、国会で原発ゼロの日本をつくる仕事をさせてほしい」と訴えました。


何としても党躍進/さいたま・浦和駅前演説

「しんぶん赤旗」10月12日・10面より

 さいたま市のJR浦和駅東口で10日、日本共産党の志位和夫議長を迎えて行われた党街頭演説。目前に迫った総選挙で、比例北関東ブロックで2議席奪還をめざす、塩川鉄也、梅村さえこ、高橋誠一郎の各比例予定候補の訴えに、聴衆は柏手と声援で応えました。

塩川鉄也予定候補

 塩川氏は、共産党はリクルート事件後から企業・団体献金の禁止を求め、1970年代から統一協会の反社会的行為を追及してきたと強調。「今、共産党と『しんぶん赤旗』の値打ちが光っている。裏金問題や統一協会との癒着など、こんな腐敗政治の一掃のために、共産党の躍進を何としても実現しよう」と力を込めました。

 

梅村さえこ予定候補

 梅村氏は、自身が当選しだ2014年の総選挙では共産党の女性議員が増え、ジェンダー平等を求める質問が多くできるようになったと紹介。「今度の総選挙の党の比例候補は、57%が女性です。共産党を人きく伸ばし、〝私が私らしく生きられる″ジェンダー平等の新しい政治をつくろう」と呼びかけました。

 

高橋誠一郎予定候補

 高橋氏は「5年間、『しんぶん赤旗』記者として取材するなかで不当解雇や冤罪被告など、どこでも声をあげてたたかう人がいた。政治や社会を変えるのは国民です」と強調しました。

 県内小選挙区予定候補の矢野ゆき子(1区)、おくだ智子(2区)、ばばひろし(3区)、工藤かおる(4区)、山本ゆう子(5区)、秋山もえ(6区)、佐藤かずま(7区)、平井明美(8区)、いのまた嘉直(9区)、石塚せつこ(10区)、柿沼はるき(11区)、沢口ちえ子(13区)、なえむら京子(14区)、もりや千津子(15区)、ながほり健(16区)の各氏も決意表明しました。

″私も何かしたい″

 介護の仕事をしている女性(44)は「夫も介護職で賃金は安い。本当に賃上げを実現して、自由な時間が欲しい。最近あまり活動できていなかったけど、私も何かしたいと思って」と演説を聞きに来ました。

 障害のある息子と演説を聞いた男性(73)は「訴えていたことは、本当に実現してほしいことばかり。傷害者の親が安心できる祉会に。向より戦争はだめ。憲法9条を守ってほしい。軍事費なんかにお金を使われたら困る」強調しました。

 障害者福祉の仕事をする2人の女性は「みんな人手不足で給料が安い中、頑張っている。私たちの生活は政治と関わりがあると、みんなに知ってほしい。今度こそ共産党に伸びてほしい」と語りました。