【しんぶん赤旗掲載】全11ブロックで議席確保・前進へ/「比例は共産党」広げに広げて/各地で第一声/北関東(定数19) ジェンダー平等の社会に

「しんぶん赤旗」10月16日・8面より

 総選挙が公示された15日、日本共産党の全11ブロックの比例候補は、各地で第一声を上げました。

 2議席奪還を目指す北関東ブロック(定数19)。塩川鉄也候補=前=は前橋市の群馬県庁前で、梅村さえこ候補=元=はさいたま市の浦和駅頭で、高橋誠一郎候補(茨城1区重復)=新=は水戸市で第一声をあげました。

 塩川氏は、自民党は20年間で464億円の企業献金を受け取っており、法人税減税の穴埋めに消費税が増税されたと指摘。「消費税をまずは5%に減税し、大企業に応分の税負担を求めて社会保障を拡充する。日本共産党を大きくのばし、政治を大本から変えましょう」と呼びかけました。

 梅村氏は、不登校や高すぎる学費、暮らしの問題に触れ「こんな自己責任の政治を、どうしても変えたい」と強調。「誰もが自分らしく生きられる、ジェンダー平等の新しい社会の実現を」と訴えました。

 高橋候補は、くらしや学生の学びを応援、原発ゼロ、反戦平和の社会をつくる政治へ「共産党の議席を大きく伸ばしてほしい」と訴えました。

 


総選挙 比例を広げに広げて/北関東3比例候補

「しんぶん赤旗」10月16日・15面より

 「〝比例は共産党”の声を広げに広げ議席増必ず」-。公示日の15日、日本共産党の比例各侯補は小選挙区候補らとともに躍進を訴えました。

塩川鉄也候補

 塩川鉄也北関東比例候補は、「働く人の賃金を下げる政治を変えよう」と呼びかけ、最低調金1500円への引き上げ、中小企業への賃上げ補助金創設、内部留保への5年間の課税を訴えました。
 アベノミクスの11年間で大企業のもうけや内部留保、株主の配当はI・5~3倍に増える一方、物価上昇で賃金は1割減少したと指摘。「日本共産党を伸ばし、ゆがんだ経済政策を大本から変えましょう」と述べました。

梅村さえこ候補

 梅村さえこ衆院北関東比例候補は、さいたま市の浦和駅西口で第一声をあげました。
 梅村氏は、「学費のために朝5時まで居酒屋でバイトをしている」との学生の声や、「年金が少なく、暑くてもクーラーをつけない」との高齢者の声を紹介。「これらはみなさんの努力が足りないからではなく、自民党政治がつくり出したものです。暮らしを守り抜き、希望の政治をつくるために、こんな自己責任の政冶を、どうしても変えたい」と訴えました。

高橋誠一郎候補(茨城1区重複)

 高橋誠一郎候補は「誰もがお金の心配なく学べる社会にしたい」と、学生や若者と対話してきた1年間を振り返り「高い学費に夢をあきらめる社会であってはならない」と学費無償化実現や、「誰もが豊かで幸せになる権利がある。自分が自分らしく生さられる社会にしたい」と、自由時間拡大も訴えました。

 元公明党副委員長の二見伸明氏から「命や人権、平和を侵す自民党に怒りをもって立ち向かおう」とメッセージが寄せられました。