埼玉県中央メーデー

 物価上昇を上回る大幅賃上げを!

 全国一律最賃、今すぐ時給1500円以上に!

 公務員を増やして公務・公共サービスの拡充を!

 ケア労働者の抜本的な処遇改善を!

 消費税減税、インボイス廃止!

 人権守れ、差別をなくせ!

 防衛予算削減、暮らしに回せ!

 企業・団体献金と政党助成金廃止!

 

 


各地のメーデー/埼玉/「声上げれば政治動く」

「しんぶん赤旗」5月2日・5面より

 第96回埼玉県中央メーデーが、さいたま市の北浦和公園で開かれ、1100人が参加しました。参加者は「憲法守ろう」「最賃上げろ」と声を上げて集会とパレードを行いました。

 あいさつした藤田省吾実行委員長(埼労連議長)は「高額療養費負担上限額の引き上げ凍結、埼玉県議会の『インボイス制度廃止』の意見書可決など、国民が声を上げ、行動することで政治が動いた」と強調。参院選で、新自由主義を転換する政治の実現を呼びかけました。

 日本共産党から、塩川鉄也国対委員長・衆院議員、伊藤岳参院議員・埼玉選挙区予定候補、柴岡祐真県委員長らが参加。伊藤氏は、物価高騰や「トランプ関税」への不安が広がる中、「消費税廃止をめざして5%に減税し、1世帯当たり手取りを12万円増やそう」と訴えました。

 参加した、医療機関で働く山口晶乃さんは「医療・介護の現場はどこも厳しく、給料は上がらない。長く働き続けたいと思える職場へ、声を上げたい」と話しました。