【衆院選挙制度協議会】「座長試案は定数削減前提に、小選挙区制を温存するもの」と批判

 衆院選挙制度協議会の幹事会が開かれ、鈴木馨祐座長(自民)がまとめた試案の修正版が示されました。この修正試案では、「当分の間」「小選挙区制と比例代表制の組み合わせ方式での抜本改革を進める」、議員定数について「削減を行うものとする」、「直面する課題の解決」も行うとしています。

 私は「比例定数削減を前提に、小選挙区制を温存するものだ」と批判しました。

 私は「修正試案は、この間の議論が反映されていない」と指摘。定数削減を断定していることについて、協議会の参考人質疑において「定数削減を是とした参考人は1人もいなかった」とのべ、これまでの議論で触れられたことがない過去の自公合意を持ち出して「比例定数を減らすことが前提となっている」と強調。「多様な民意を切り捨てる定数削減は認められない」と主張しました。

 また、修正試案の「当分の間」としている改革が、現行制度ベースに、比例の議席配分方式をドント式からサン・ラグ式等への変更としていることについて「これは抜本改革とは違う」と述べ、大量の死票、得票率と獲得議席の乖離、頻繁な区割り変更といった害悪をもつ「小選挙区制を温存するものだ」と批判し、「抜本改革して、害悪を改めることが必要だ」と主張しました。

 私は、「協議会において、各党が抜本改革案を表明したにとどまっている」、国民に見える形の「協議会で、各党案や参考人意見も踏まえた、抜本改革の議論を行え」と強調しました。

 さらに、修正試案は小選挙区の1票の較差解消として区割りで「人口以外の要素を考慮する制度」の検討が盛り込まれており、「憲法改正の必要性も含め早急に検討を行う必要がある」としています。

 私は「投票価値の平等は重いもの、憲法改正ではなく、定数を増やすことで解消できる」と主張しました。

<写真は同日ひらかれた「衆議院選挙制度抜本改革議員連盟」総会にて>


定数減・小選挙区温存/衆院選挙制度協の修正試案/塩川氏が批判

「しんぶん赤旗」8月26日・2面より

 衆院選挙制度協議会の幹事会が25日、開かれ、鈴木馨祐座長(自民党)がまとめた試案の修正案が示されました。修正試案は「当分の間」「小選挙区制と比例代表制の組み合わせ方式での抜本改革を進める」、議員定数の「削減を行う」―などを掲げています。日本共産党の塩川鉄也国対委員長は「比例定数削減を前提に、小選挙区制を温存するものだ」と批判しました。

 塩川氏は「修正試案はこの間の議論が反映されていない」と指摘。定数削減の実行を断定していることについて、以前の協議会の参考人質疑において「定数削減を是とした参考人は一人もいなかった」として、これまでの議論で触れられたことがない過去の自公合意を持ち出し「比例定数を減らすことが前提になっている」と批判。「多様な民意を切り捨てる定数削減は認められない」と述べました。

 また、修正試案の「当分の間」としている改革は、現行制度をベースに、比例議席配分方式のドント式からサン・ラグ式等への変更としており、「これは抜本改革とは違う」と指摘。大量の死票、得票率と獲得議席の乖離(かいり)、頻繁な区割り変更といった害悪をもつ「小選挙区制を温存するものだ」と批判し「抜本改革し害悪を改めることが必要だ」と主張しました。

 塩川氏は「協議会において各党が抜本改革案を表明したにとどまっている」として、国民に見える形の協議会で「各党案や参考人意見も踏まえた、抜本改革の議論を行うべきだ」と強調しました。