【新聞「新埼玉」掲載】塩川鉄也の国会から埼玉から/衆議院比例定数削減は国民の声切り捨てる

新聞「新埼玉」11月より

 臨時国会の最大の焦点が衆院議員の定数削減問題です。国会議員は主権者・国民の代表であり、その数を減らすことは国民の声を切り捨てるものです。国会議員を減らせば、国会の最も大事な役割である行政監視機能も弱まるのは明らかです。

 自民や維新は「人口減少だから議員も減らすべきだ」と言いますが、日本の議員数は歴史的にも国際的にも最も少ない。だからこそ衆院議長の下に置かれた有識者調査会答申は「議員定数を削減する積極的な理由や理論的根拠は見出しがたい」と明記しました。

 定数削減を容認する議論の背景には自民党の裏金問題などの国民の政治不信があります。裏金一掃、企業・団体献金禁止こそ、政治不信解消の特効薬なのに、維新は連立入りのため、自民の嫌がる企業・団体献金禁止を棚上げし、そのすりかえで持ち出してきたのが議員定数削減法案でした。断じて許されません。民意をゆがめ、虚構の多数議席をつくりだす小選挙区制を廃止し、比例代表中心の選挙制度を実現しましょう。