基地周辺の安全を考えるつどい実行委員会(所沢・入間・狭山・日高・飯能)主催の「オスプレイは市街地上空を飛ぶな!所沢集会」で講演。
19年前の入間基地所属の自衛隊機墜落事故後、毎年開催している集会です。米軍横田基地や自衛隊入間基地を始め、首都圏の人口密集地域に航空基地が集中している危険性を指摘しました。
横田基地の機能が大きく変貌し、オスプレイなど特殊作戦部隊の危険な訓練飛行が市街地上空で繰り返されること、入間基地もC2大型輸送機配備や自衛隊病院の建設によって、輸送と衛生(軍事医療)の兵たん拠点として強化されていることを告発。
日米軍事一体化の実態を多くの市民に伝えていくとともに、安倍9条改憲阻止の世論と運動を広げようと呼びかけました。
オスプレイは飛ぶな/埼玉・所沢/5市平和委が市民集会
「しんぶん赤旗」11月24日付・首都圏版より
埼玉県の所沢、入間、狭山、日高、飯能の各市平和委員会で構成する「基地周辺の安全を考える集い実行委員会」は23日、所沢市で「オスプレイは市街地上空を飛ぶな! 所沢集会」を開きました。
日本共産党の塩川鉄也衆院議員や柳下礼子埼玉県議、西南地区の議員など95人が参加しました。
塩川氏は、災害対処拠点や自衛隊病院の建設で、航空自衛隊入間基地(埼玉県入間市・狭山市)が海外の戦闘地域と直結した輸送と衛生の兵たん拠点に変貌すると指摘。「基地周辺の安全を考え、戦場でたたかうための訓練を行うなど大きく変貌した自衛隊のあり方を、多くの市民に訴えていこう」と呼びかけました。
日本平和委貝会の紙谷敏弘調査研究委員は、オスプレイの整備工場がある千葉県木更津市でのたたかいを語り、「首都圏のたたかいとして、みんなで共同してつくっていくことが大事だ」と訴えました。
集会では各地からの報告も行われ、平井明美所沢市議はオスプレイが7月2日に離着陸訓練を行ったことにもふれて、「米軍所沢通信基地が離着陸の訓練場に変わっているのではないか」と指摘しました。