関電疑惑は徹底追及/野党国対委員長連絡会

 野国連に出席。臨時国会の論戦について協議。

 疑惑3点セットや消費税増税、日米貿易協定など重要テーマがある。特に、関電原発利権疑惑は重大。穀田国対委員長は、関電の闇を明らかにするため、関電関係者の国会招致は不可欠。

 同時に、関電疑惑は、政府・自民党の問題だ。関電参考人招致を拒否する自民党の隠蔽姿勢こそ問われると、厳しく指摘。

 各党が徹底追及しようと確認しました。


関電疑惑を徹底追及/野党国対委員長が一致

「しんぶん赤旗」10月10日付・2面より

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社会保障を立て直す国民会議などの野党は9日、国対委員長連絡会を開き、関西電力の「原発マネー」還流疑惑解明に対する自民党の妨害を許さず徹底追及していく方針を確認しました。

 野党は予算委員会への関電幹部の参考人招致を要求していますが、自民党は「民間企業の問題」などと応じない考えを示しています。連絡会では、自民党による疑惑隠しを許
さず全容解明のため徹底追及していくことを確認しました。

 また、日本郵政によるNHK報道番組への圧力問題、「あいちトリエンナーレ」への補助金不交付問題や、消費税増税、日米貿易協定など国民のくらしにかかわる問題も重視し、予算委集中審議を求めていくことで一致しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は同日記者会見し、関電疑惑は国民の電気料金や税金
が還流した疑感だと指摘。自民党による参考人招致の拒否は、「真相にふたをし、疑惑を闇に葬り去ろうとする悪辣(あくらつ)な動きと言わざるを得ない。40年におよぶ根の深い闇をつくった責任から逃れようとする態度は許されない。真実を明らかにしてほしいという国民の声にこたえ、国会が行政調査権を行使し徹底追及していきたい」と語りました。