台風19号豪雨災害/埼玉県東松山市の被災地を視察

 台風19号豪雨災害から2か月。埼玉県東松山市の被災地へ。石井ゆういち市議の案内で、都幾川と越辺川の決壊箇所を視察。応急復旧が行われていますが、本復旧工事をどのように行うか議論になっています。

 堤防拡築や河道掘削だけでなく、流域全体の治水対策の検討が必要です。


 都幾川の越水・氾濫現場。近年、緊急対策(天端の舗装、裏法尻の補強)が行われた区間は、越水はあったものの決壊せず、一定の効果があありました。しかし、対策が途切れた部分で氾濫が生じました。

 検証と対策が求められます。


 東松山市早俣地区の被災者にお話を聞く。

 一階の天井まで浸水し、やっと床の改修が終わったところ。建具や家財道具はこれから。住宅再建支援の制度について、十分な説明がないと話していました。

  10町歩の水田経営をしている被災農家の方は、支援制度に基づく書類が多すぎて大変だと言います。しっかりしたサポートで農家を励ましてほしいと語っていました。
 付近には被災した大型ショッピングセンターがあり、年末に向けて開店の準備を進めています。