【「しんぶん赤旗」掲載】衆院比例候補駆ける/北関東(定数19)/塩川鉄也さん(現)

「しんぶん赤旗」8月6日・3面より

原点は憲法 筋通す論戦

 2000年の総選挙で初当選、以降連続当選し現在8期目です。戦後の全衆院議員の中で、委員会発言回数・出席回数は4位、現職ではトップ(民間作成の「国会議員白書」)。党議員団の論戦を引っ張ってきました。

 マイナンバー制度の追及でも、財界の要求を見抜き官民の癒着を暴露する等、論戦の先頭に立ってきました。

 19年の台風19号では県議と連絡を取り事前に埼玉県へ災害救助法適用を働きかけ、迅速な適用につながりました。これにより、避難費用や、住宅の応急修理費用が国と県の負担で支給されました。

 15年の関東東北豪雨災害の際、栃木県では住宅応急修理制度の適用は0件でした。地元議員団と自治体へ働きかけ、台風19号では2500件以上に。

 「強い官邸」と対峙(たいじ)し、国会の運営全般について各党間で協議する議院運営委員会。議運での発言は、他党議員や院事務局も「塩川議員が言うならば」と影響力が抜群です。

 原点は憲法。「国民主権の議会制民主主義において、主権者国民に『開かれた国会』が重要で、政府行政を監視監督することが国会の重要な役割」「憲法が根底に存在しているからこそ、筋の通った論で問題と正面から向き合うことができる」

しおかわ・てつや 1961年、埼玉県生まれ。衆院議員8期。国会対策委員長代理、党幹部会委員。