「桜を見る会」予算委員会集中審議を/野党国会対策委員長連絡会

 野党国会対策委員長連絡会開く。

 桜を見る会の参加者について、安倍事務所の関与が明らかとなった。安倍首相本人でなければ答えられない。改めて、予算委員会集中審議を求めることを確認。

 また、疑惑解明のため、追及チームの態勢を強化して、追及本部に格上げし、野党が総力を挙げて調査することを決めた。


疑惑にフタ/許されない/野党追及チーム/「本部」に格上げ

「しんぶん赤旗」11月15日付・1面より

 安倍晋三首相が来年の「桜を見る会」の中止を表明したことを受け、日本共産党と、立憲民主党、国民民主党などの共同会派は14日、緊急の野党国対連絡会を行いました。野党は「中止表明で疑惑にフタは許されない」として、安倍首相主催の「桜を見る会」私物化疑惑の真相究明のための追及チームを「追及本部」(仮称)に格上げし野党の総力をあげることを決めました。また、衆参両院の予算委員会での集中審議を改めて与党に強く求めていくことを確認しました。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は「総理に対する疑惑がますます深まった。『中止』で収束させようとしているが、徹底して追及する。総理の事務所、または総理本人でなければ答えられないことが多数出てくるのは明らかだ。改めて衆参両院での予算委員会の集中審議を強く求めていきたい」と強調しました。

 安住氏は、首相主催「桜を見る会」追及チームの活動をさらにバージョンアップし、全野党議員へ参加を募り追及本部(仮称)を設置することを全野党の国対委員長が確認したと表明。山口県下関市の地元後援会の問題、ホテルでの「前夜祭」の問題、各省庁の招待者の推薦名簿の問題など、「それぞれキャップを決めて、野党が総力をあげて調査を行う」と述べました。