【議院運営委員会理事会】総理・外務大臣の外遊/野党は「国会軽視」と反対

 議院運営委員会理事会で政府が安倍総理と河野外務大臣の海外出張について説明し、野党は国会軽視の対応だと反対し、理事会の了承を得られませんでした。

 河野外務大臣が海外出張中に国会審議出席のためチャーター機を利用し「質問は2問しか出なかった。1問が何千万円だ」などと発言した問題。

 わたしは、国会出席を軽んじる発言だ――と批判。安倍総理の外遊日程も当初より大幅に延長されており、大臣には国会での応答義務(説明責任)があり、それを果たすべきだ。

 立憲民主・国民民主・無所属の会の各党各派も「国会会期を一方的に延長しておきながら、国会軽視も甚だしい」などと指摘。

 古屋議運委員長は、河野大臣発言について「よろしくない」と苦言を呈すものの、「政府の判断で対応を」と述べました。

 安倍総理は11日~18日にヨーロッパや中東を外遊すると表明しています。