「しんぶん赤旗」6月4日・2面より
文通費から名称変更した「調査研究広報滞在費」をめぐる与野党協議会(座長・御法川信英自民党国対委員長代理)が3日、国会内で開かれ、10回にわたるこれまでの協議の論点整理を与野党国対委員長に報告することを決めました。衆参両院の6党(自民、公明、立民、維新、国民、共産)の代表者が出席し、日本共産党から塩川鉄也国対委員長代理、井上哲士参院国対委員長が出席しました。
塩川氏は、「日割り支給、使途、公開、返納のルールづくり」の四つの課題について、「一致したこと、実施したこと、意見の一致ができなかったことをわかるように示すべきだ」と述べました。
その上で、「使途や公開の議論はまだ途上で十分に尽くされていない。協議会で引き続き、公開や返納のルール作りを議論すべきだ」と主張しました。