核・化学・生物兵器攻撃にも対処するという基地強靭化の施設整備として、200棟近い建物の建替や改修が計画されています。アラート待機用の格納庫の整備、航空機隠蔽用施設、分散パッドなどの建設も予定されています。およそ10年間で300~500億円の施設整備費をつぎ込む大軍拡の一環です。
百里基地には、航空機火災の泡消火薬剤に由来するPFAS汚染の懸念や火薬取締法に抵触する火薬庫の保安距離が不足していた問題もあります。
百里平和公園には、今年2月に建立した憲法9条の碑があります。「政府の行為によって再び戦争の惨禍がおこることのないようにすることを決意」し、戦争準備でなく、戦争させない政治の実現のために全力を挙げます。