豪雨災害対策本部会議

 紙·いわぶち·高橋議員から現地調査の報告。

 山形、秋田、北海道をはじめ、流木、土砂による甚大な被害。

 土砂崩れで家そのものが埋まってしまうようなことも。

 床上浸水も多数。稲や梨など農業被害も深刻。

 被災者の要望を行政に届けるとともに、災害特委開催を要求していく。


山形・秋田の豪雨報告/党国会議員団が災害対策本部

「しんぶん赤旗」8月7日・13面より

 日本共産党国会議員団は6日、災害対策本部を開催し、7月25、26両日の記録的豪雨で大きな被害をうけた山形県と秋田県に調査に入った高橋千鶴子衆院議員、岩渕友、紙智子両参院議員が現地の状況を報告しました。

 岩渕氏は、調査に入った山形県酒田市八幡地域で市の職員から「山が丸ごと一個流されたような被害だ」と説明を受けたと報告。土砂や流木が大量に流れ込み、住宅や農地などが覆われた現地の様子を説明し「激甚災害の指定や、人的応援の要望を受けた。現状を伝えながら対応を求めていきたい」と述べました。

 同市の大沢地区を調査した高橋氏は、大量の土砂で家が埋まるほどの被害で、全壊認定をすればなんとかなるという状況ではないと強調。遊佐町では、来年完成予定の田んぼが崩れた状況なども報告し、「県内の農業被害は分かっているだけで60億円と言われているが、何倍にもなるのではないか」と話しました。

 紙氏は、河川の氾濫で被害が出た秋田県由利本荘市などの状況を報告しました。

 会合では、9日の衆参の災害対策特別委員会理事懇談会で対策強化を求めるとともに、委員会審議を求めていくことを確認しました。