【しんぶん赤旗掲載】「学問の自由」踏みにじる/学術会議法案/提出に反対

「しんぶん赤旗」1月23日・2面より

 衆院議院運営委員会理事会が22日開かれ、橘慶一郎官房副長官が出席し、24日召集の通常国会に政府が提出を予定する法案59本の概要を説明しました。

 私は、政府提出予定法案に学術会議法案が含まれていることについて「『学問の自由』を踏みにじる会員候補6人の任命拒否はそのままに、学術会議の自律性・独立性を脅かす法案を出すことは認められない。政府がすべきことは任命拒否の撤回だ」と発言しました。

 また、「サイバー安保法案」について「警察や自衛隊など公権力が個人情報を広く収集、分析する仕組みは、通信の秘密を侵害し、国民の表現の自由や内心の自由を制約するもの。国際法違反の先制攻撃とみなされる危険性がある法案だ。提出すべきではない」と主張しました。

 同理事会では、石破茂首相の施政方針演説など政府4演説に対する各党代表質問を27、28両日に行うことを確認しました。