【しんぶん赤旗掲載】安倍派幹部招致で一致/野党国対委員長が会談

「しんぶん赤旗」3月1日・2面より

 日本共産党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組、有志の会の6党・会派は28日、国対委員長会談を開き、自民党裏金事件を巡る旧安倍派会計責任者の松本淳一郎氏の参考人聴取を受け、証言とこれまでの旧安倍派幹部らの発言に食い違いがあるとして、塩谷立、西村康稔、下村博文、世耕弘成の旧安倍派幹部4氏の国会招致が必要だとの認識で一致しました。

 私は、真相解明のため4氏の旧安倍派幹部の証人喚問が必要だと強調。さらに、松本氏が裏金づくりが20年以上前から行われていた可能性があったと証言したとして、「20年以上前の清和研会長だった森喜朗元首相の証人喚問が必要だ」と主張しました。

 2025年度予算案審議について私は、予算案修正をめぐる自民・公明・維新の3党合意は大きな問題があると指摘。社会保障の公費負担を28年度までに1・1兆円削減するとした政府の「改革工程」や、国民医療費の総額の4兆円削減を盛り込んでいることをあげ、「国民生活を脅かすことになりかねない極めて重大な中身であり、十分な議論をすることが必要だ」と強調しました。