関東地方の主な米軍・自衛隊施設に関する2025年度予算案の内容が明らかになりました。
詳細は以下の通りです。
1.米軍施設(横田飛行場、所沢通信施設、大和田通信所、厚木海軍飛行場)
| 横田飛行場提供施設整備 |
歳出ベース40億5000万円 契約ベース41億4500万円 |
| 消防署、倉庫(給油機器)、整備用格納庫(C130)、ユーティリティ(給水・給電・給汽)の老朽更新。 | |
| 厚木海軍飛行場提供施設整備 |
歳出ベース29億4200万円 契約ベース22億3400万円 |
| 汚水排水施設、雨水排水施設、車両工場改築、ユーティリティ(給水)。 | |
所沢通信施設及び大和田通信所に関係する経費は要求していない。
2.陸自駐屯地(朝霞・大宮・相馬原・新町・吉井・宇都宮・北宇都宮・勝田・土浦・霞ヶ浦・古河・朝日・習志野・木更津)及び空自基地(百里・熊谷・立川・横田・府中・入間)における「施設整備費」
| 朝霞駐屯地 | 約21億円 |
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隊舎等建替等。概算要求で計上した倉庫・工場建替は先送りに。 |
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| 大宮駐屯地 | 約3億円 |
| 昇降機改修等。概算要求で計上した大宮化学学校における特定物質(毒ガス)分析施設の新設工事は先送り。 | |
| 相馬原駐屯地 | 約2億円 |
| 通信網の整備。光ケーブル埋設。 | |
| 新町駐屯地 | 約0.5億円 |
| 通信網の整備。光ケーブル埋設。 | |
| 吉井分屯地 | 約1億円 |
| 通信網の整備。光ケーブル埋設。概算要求で計上した管理棟老朽更新は先送り。 | |
| 宇都宮駐屯地 | 約3億円 |
| 通信網の整備。光ケーブル埋設。 | |
| 北宇都宮駐屯地 | 約25億円 |
| 格納庫の整備等。UHヘリ格納庫の建替工事。 | |
| 勝田駐屯地 | 約1億円 |
| 通信網の整備等。光ケーブル埋設。 | |
| 土浦駐屯地 | 約12億円 |
| 実習場の整備等。3Dプリンター実習施設の整備。 | |
| 霞ヶ浦駐屯地 | 約3億円 |
| 通信網の整備。光ケーブル埋設。 | |
| 古河駐屯地 | 計上なし |
| 概算要求で計上した基地内の倉庫建替に伴うボーリング調査経費は、24年度補正予算に前倒し。 | |
| 朝日分屯地 | 約1億円 |
| 通信網の整備。光ケーブル埋設。 | |
| 習志野駐屯地 | 約17億円 |
| 庁舎の整備等。 | |
| 木更津駐屯地 | 約1億円 |
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空調整備等。概算要求で計上したCH47ヘリの格納庫整備の調査経費は先送り。 |
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| 百里基地 | 約109億円 |
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アラート格納庫のえん体化42億円。航空機隠ぺい用施設の整備29億円。分散パッドの整備1億円。 |
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| 熊谷基地 | 約9億円 |
| ボイラー施設の整備等。老朽更新。 | |
| 横田基地 | 約1億円 |
| 局舎等の改修等。既存施設改修の調査工事。 | |
| 府中基地 | 約53億円 |
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宇宙航空団の編成に伴う庁舎の新設。隊舎の改修等
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| 入間基地 | 約79億円 |
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局舎建替(地下化含む)の基本設計、庁舎整備の基本設計等。概算要求で計上していた災害対処拠点地区(地下連絡道)の整備経費は、西武鉄道との調整に時間を要したため、先送り。
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3.陸上総隊隷下の部隊(司令部および司令部付隊、第一空挺団、第一ヘリ団、中央即応連隊、特殊作戦群、中央特殊武器防護隊、対特殊武器衛生隊、国際活動教育隊、中央情報隊、システム通信団、水陸機動団、電子作戦隊)及びその他の主な部隊に係る予算(装備品等)
| 陸上総隊司令部及び司令部付隊(朝霞) | 計上なし |
| 第一空挺団(習志野) | 約25億円 |
| 13式空挺傘300式、特殊降下傘30式、小銃1千丁、防護服等。 | |
| 第一ヘリ団(木更津) | 約8億円 |
| 航空機用整備装置、工具等。 | |
| 中央即応連隊(宇都宮) | 約4億円 |
| トラック等車両更新15両。 | |
| 特殊作戦群(習志野) | 約8億円 |
| 「内容は公表できない」 | |
| 中央特殊武器防護隊(大宮) | 約0.0億円 |
| 化学剤検知用備品。 | |
| 対特殊武器衛生隊(三宿) | 約0.4億円 |
| 生物剤対処用機材。 | |
| 国際活動教育隊(駒門) | 約0.7億円 |
| トラック5両更新。 | |
| 中央情報隊(朝霞) | 計上事業なし。 |
| システム通信団(市ヶ谷) | 約0.0億円 |
| 燃料缶。 | |
| 水陸機動団(相浦) | 約51億円 |
| 水際地雷原対処装置2式、小銃等。 | |
| 電子作戦隊(朝霞) | 約116億円 |
| ネットワーク電子戦システム(NEWS)。 | |
| 大井通信所(ふじみ野市) | 約5億8000万円 |
| 保全警備システム(監視カメラ・電気室)の整備4000万円。施設の整備5億4000万円。概算要求で計上していた保全警備システムの整備経費の一部6500万円を24年度補正予算に前倒し。 | |
| 防衛医科大学校(所沢) | 約324億円 |
| 医薬備品の整備等約34億円、患者に要する医療費約51億円、インフラ等整備費(施設整備)約58億円、学校の機能を維持する経費(維持管理費)約181億円(大学内システム更新等)。防衛医学研究センター備品費5500万円。外傷・熱傷・事態対処医療センター備品費約1.8億円(ICUベッド2式等)。 | |
| 航空医学実験隊(入間) | 約2億円 |
| 今年度末に、航空医学実験隊及び航空安全管理隊を廃止し、これらの機能を統合した航空医学安全研究隊を新編。予算は航空医学安全研究隊の事業を計上。機材、消耗品費、移動費等。 | |
| 航空機動衛生隊(小牧) | 約6億円 |
| 小牧基地から入間基地に移転するための庁舎建設5.9億円(令和9年度末までに移転の予定)、訓練機材1230万円。 | |
| 警戒航空団第二飛行群(電子飛行測定隊及び電子作戦隊)(入間) | 約496億円 |
| 電波情報収集機(RC-2)の取得。 | |
| 陸自化学学校(大宮) | 486万円 |
| 訓練用化学剤353万円、消耗品・図書類16万円、旅費・宿泊費117万円。 | |








