GDP比5%という米国の大軍拡要求はとんでもない!
日米同盟絶対、米国言いなりの自民党政治の転換を!
ASEANのように、国際紛争の対話を通じた外交努力での解決こそ、国連憲章と憲法9条に基づく日本の外交方針だ。
2025参院選/比例5議席へ/願いまっすぐ届ける党議席/消費税・学費政策に共感続々/埼玉・上尾で伊藤・塩川氏
日本共産党の伊藤岳参院議員・埼玉選挙区予定候補と塩川鉄也国対委員長・衆院議員は24日、埼玉県上尾市のJR上尾駅前で宣伝し、秋山もえ前県議や党市議団とともに訴えました。
伊藤氏は「参院選は、長引く物価高騰から暮らしを守り、あすへの希望を広げる選挙です。冷たい自民党政治は、もう変えましょう」と強調。塩川氏は「伊藤議員は6年間で200回を超える国会質問で、みなさんの願いをまっすぐ届け、実現のために頑張ってきた」と紹介し、比例での躍進とともに、埼玉選挙区で伊藤氏を押し上げてほしいと呼びかけました。
周辺では、地域の党員や日本民主青年同盟員らが、23日から27日まで行われている「全県いっせい若者むけ対話」に取り組み、多くの若い人たちとシールアンケートで対話。「学費が高いから下げてほしい」(私立高校1年生の男性)など、多くの要求が寄せられました。
消費税5%への減税の是非を問うアンケートで、多くの人が「賛成」にシールを貼り、「ゆくゆくは消費税をなくして」と話した人も。財源について、参加者が説明をする前に「大企業・富裕層への減税見直し」に貼る人も多く、赤字国債の発行に頼らない共産党の提案に、多くの人が「それ、さんせー」と共感を示しました。
参院埼玉選挙区/伊藤岳候補勝利へ/G9サポ活動加速/消費税・学費/街かどで対話次々
2015年の戦争法反対の運動を機に発足した日本共産党の伊藤岳参院議員(埼玉選挙区)を応援する「伊藤岳サポーターズ(G9サポ=がくさぽ)」が、参院選勝利に向け、活動を活発化させています。24日には、上尾駅前で、伊藤岳予定候補、塩川鉄也衆院議員らが訴え、宣伝・対話アンケートに総勢30人でとりくみ、サポーターたちも加わりました。
当日は、駅前に散らばってシールアンケートを開始。通行人やバス待ちの人に次々と呼びかけました。多くが「消費税5%減税」「財源は大企業・富裕層への課税」にシール。「大企業には負担する力が十分あります」の訴えに対話が弾みました。民青のメンバーが聞いた高校生3人組からは「気になっているのは学費・奨学金負担」「親に負担になるのが心配」との回答が。ジェンダー平等や気候危機にもシールを貼りました。「政治を変えるために行動したい」にYESが圧倒的になったボードもありました。
部活帰りの高校生は「消費税減税の財源は、大企業・富裕層からがいい。あるところにはお金があるんですね」。「日本社会の二つの異常は同感。政治や経済に興味あるので、大学ではその分野を学びたい」と民青の活動にも興味を示しました。
伊藤氏は、参院選に向けた党の政策を訴えるとともに、中学時代にいじめを受けて命を絶つことも考えた経験を紹介。「6年間で200回を超える質問は、命と人権を大事にする政治を求めるもの」と、比例代表での躍進と再選への決意を語りました。演説中、「がんばって」「期待しています」の声援が続きました。
双方向型トーク
G9サポのメンバーは、年齢や職業もさまざま。約80人がグループLINEに登録し、日常的に情報を共有。伊藤候補も参加する対面の会議も開いています。オリジナルの缶バッジやTシャツをつくり、宣伝で活用。伊藤氏の経歴や国会活動を紹介した漫画ビラも作成しています。
双方向型の「街かどトーク」は以前から続けています。市民の質問に伊藤氏が答え、市民が飛び入りでマイクを握ることもあります。男子高校生が、宣伝開始直後に「関心があるのは、お米が高い問題。一番悪いのは政治。変えてください」と訴え。政治学を学ぶ男子学生は「若者の政治参加について考えてみたい」とスピーチしています。子育て中の女性からの「選択的夫婦別姓がどうして進まないの」の問いに、その場で伊藤氏が国会での各党の態度を紹介しました。小学生がマイクを握り「私が大学に入るまでには、学費を無償にしてほしい」、中学生が「年金が心配」と訴えたこともありました。
参院選に向け、SNSでの発信も加速させています。X(旧ツイッター)などで連日、伊藤氏の国会質問や演説、イベントの告知や内容などを発信。伊藤候補を応援する思いに「#だから私は伊藤岳推し」をつけたショート動画には、各分野の人が登場。大東文化大学特任教授の渡辺雅之さんは「街角に立ち人々の声を聞く。アタリマエだけど、今や稀有(けう)な政治家!」と訴えています。
動画に字幕を入れる、バナーをつくるなどの作業を数人で分担。「参院選まであと○日」のバナーも、写真やイラストで、躍動感と緊迫感を出しています。
接着剤に集まる
G9サポは、民主主義や平和を守りたいという思いで「伊藤岳を接着剤」に集まったメンバー。支持政党は問いません。発足当初から参加している中島良一さんは、10年間変わらないこととして「伊藤さんは、会議でメンバーの思い、提案に耳を傾け、いっしょに活動してくれる」ことを挙げます。
「これまで共産党と結びつきのなかった人が党と出合う大切な役割を果たしている」(中島さん)G9サポ。伊藤氏押し上げへの活動は最終盤です。