無謀な侵略戦争がアジアで2千万人、日本で310万人以上の犠牲を出した。
だからこそ国民は「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないように決意」して憲法を定めた。
大軍拡と戦争国家づくりを止めるために全力。
歴史の偽造、差別と分断に断固反対を貫く。
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終戦の日 各地で共産党訴え/憲法守り生かす政治に/埼玉で塩川・伊藤氏
終戦から80年を迎えた15日、日本共産党は全国各地で国会議員、地方議員らを先頭に街頭演説を行いました。
日本共産党の塩川鉄也国対委員長・衆院議員と伊藤岳前参院議員は、埼玉県川口、さいたま両市で市議らとともに宣伝しました。
伊藤氏は、終戦・被爆80年の今年の参院選で、「核武装は安上がり」などと主張する勢力が現れたことを批判。「共産党は党をつくって103年、一切の戦争、暴力、差別とたたかってきた。戦争も核兵器もない世界へ全力を尽くします」と訴えました。
塩川氏は、自公政権がアメリカとともに戦争する国づくりを進め、それに手を貸す補完勢力や排外主義勢力の動きがある時に、「日本国憲法こそ、私たちの平和と暮らしを守る土台となっている」と強調。「憲法を守り生かす政治こそ、大きく前に進めよう」と呼びかけました。
訴えを聞いた女性(70)は「私の父は『結核になった』とうそをついて戦地に行くのを逃れ、母は飛行機をつくる工場で働いて大変だったと聞いてきた。日本には非核三原則があるから大丈夫と思っていたのに、参院選で核保有を言い出す人もいて不安です。平和な時代を生きていきたい」と話しました。