上尾市でまん中世代のつどい

 気候危機問題など交流。

 気候危機の背景には、石炭火力や原発にしがみつくエネルギー産業など財界の要求がある。

 CO2排出上位100事業所とその業界団体は、自民党に対し、年間5億円もの献金を行なっている。

 気候危機は、利潤第一主義の資本主義が引き起こした社会的災害だ。


 9月27日、上尾市で上尾市で気候危機問題のつどい。豪雨、台風、猛暑、森林火災、干ばつなど世界各地で深刻な異常気象が発生し、このままいけば後戻りができない事態に至る危険性。CO2削減への思い切った緊急行動が求められています。

 でも自民党政治は、温暖化ガス排出目標が低すぎ、石炭火力と原発にしがみつき、実用化のめどが立たない「新技術」に固執しています。政府のエネルギー計画は、国会にも諮らず、エネルギー産業の関係者が策定し、閣議決定で実施しています。CO2排出上位100事業所と関連業界は、自民党に対し年間5億円もの献金を行っています。これでは国民の声が届きません。

 市民参加で、専門家の英知を結集して気候危機打開の方針をつくること、原発や石炭火力をやめること、大規模排出業界・事業所には、政府との協定で削減を義務化すること、そして省エネの推進と再エネの大量普及で、CO2の大幅削減、さらに実質ゼロをめざしましょう。

 気候危機は、利潤第一主義の資本主義が引き起こした社会的大災害。資本主義というシステムを続けていいのかも問われています。