終盤国会を迎える中、自民党と日本維新の会の与党による横暴な国会運営に抗議しようと、日本共産党の小池晃書記局長ら国会議員団は30日、東京・有楽町駅前で緊急の街頭宣伝を行いました。各議員が次々にマイクを握り、自民・維新両党が数の力を背景に重大法案を相次いで強行しようとしている現状を「異常事態だ」と批判。「議会制民主主義を破壊する暴挙を許さない」と、自維政権の暴走を止める決意を力強く訴えました。足を止めた聴衆から大きな拍手と声援が送られました。
私は、自民、維新両党が審議を強行している衆院比例定数削減法案について「衆院比例定数を一方的に45議席削減する法案を与党だけで押し切るのは、議会制民主主義に反する」と批判。衆参11の野党会派が反対で一致していることに触れ、「民主主義を守る野党の共同が示されている」と強調しました。
畑野君枝衆院議員は、同日の衆院本会議で野党欠席のもと国旗損壊処罰法案が採決・可決されたことについて、「思想・良心の自由や表現の自由、刑罰の明確性といった憲法の基本原則に反する、憲法違反のオンパレードだ」と厳しく批判。公聴会の開催などを求めてきた経緯にも触れ、「国論を二分する重大法案は改めさせよう」と訴えました。
山添拓政策委員長は、高市早苗首相をめぐる中傷動画疑惑について、国会答弁との食い違いが明らかになる中、「事実と異なる説明があった疑いは重大であり、徹底した再調査と説明が不可欠だ」と強調。予算委員会での集中審議を求めているとし、「首相は国会に出席し、国民に対する説明責任を果たすべきだ。納得のいく説明がなければ、首相としての資格が問われる」と批判しました。
小池氏は、同日政府が提出した皇室典範改定案に言及。旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える制度が盛り込まれていることについて、「一般国民として生まれ育った人を突然特別な身分にするのは、憲法が禁じる門地による差別に当たる」と批判しました。さらに、これまでの議論では「皇族数確保が目的で皇位継承とは別」と説明してきたにもかかわらず、政府案では養子の子孫が男性であれば皇位継承資格を認める内容が含まれていると指摘し、「全会派による議論を覆すものだ」「憲法の条項と精神に基づいて議論をすべきだ」と訴えました。


