埼玉/「入間基地拡張ストップ!市民大集会」に出席

 「入間基地拡張ストップ!市民大集会」に出席、あいさつし、スタンディングにも参加しました。

 C2配備、自衛隊病院建設によって、入間基地が自衛隊の海外展開のための「輸送」と「衛生」の兵站拠点化していくことが明らかになってきました。

 6年間で307億円も注ぎ込む施設整備費や入間基地を使った日米共同統合演習、自衛隊統合訓練によって、その事が裏付けられました。

 さらに入間基地では、電波情報収集部隊の強化が図られています。次期防衛計画の大綱で、宇宙、サイバーとともに、電子戦能力の向上を優先分野にするとされており、入間基地強化の観点でも看過できません。

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入間基地における施設整備費(2010~2019)

速記録/2018年12月05日内閣第9号02_塩川鉄也委員

防衛装備庁資料/次期機上電波測定装置、機上電波測定装置の開発 航空機による対地攻撃に必要な装備

空自基地拡張ノー/埼玉・入間/市民大集会

「しんぶん赤旗」12月21日付・首都圏版より

 航空自衛隊入間基地(埼玉県入間市、狭山市)の拡張をストップさせようと9日、入間市の産業文化センターで市民大集会が開かれ、209人が参加しました。集会後、参加者は会場前で「戦争させない」などと書かれたプラカードを手にスタンディングを行い、市民にアピールしました。

 同基地には、自衛隊の海外展開を前提とした、大型輸送機C2の配備が計画され、隣接する留保地では、自衛隊病院と災害対処拠点を建設するための工事が進められています。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員が報告し、入間基地の施設整備費予算が年々増え、自衛隊病院などのほかに、電子戦能力の強化も狙われていると指摘。「自衛隊の海外派遣のための輸送と衛生の兵たん拠点という入間基地の役割に加え、対地攻撃に使われる危険がある」と述べました。

 集会実行委員会の小川満世(みつとし)共同代表は「入間基地は、戦前は中国侵略、戦後は米軍の朝鮮・ベトナム戦争の航空基地として使用された。入間を再び軍都にしてはいけない」と訴えました。