【新聞「新埼玉」掲載】日本共産党の値打ちが光った国会

新聞「新埼玉」8月号より

塩川鉄也の“国会から埼玉から”

 182日間の通常国会は、安倍政権の国政私物化、悪法強行の連続で、前代未聞の異常な国会でしたが、一方で安倍政権と対峙する市民と野党の共闘が大きく前進した国会となりました。主な取り組みを振り返ると

 1)モリカケ許すなという市民の声が力になって、佐川元理財局長や柳瀬元首相秘書官の国会招致を実現し、安倍首相の嘘と国政私物化の実態を浮き彫りにした。

 2)過労死、長時間労働なくせという市民、労働者のたたかいが、データのねつ造までして推進しようとした裁量労働制の拡大を撤回させる力につながった。

 3)3000万人署名の取組みが、安倍改憲反対の野党共闘につながり、憲法審査会で自民党改憲案をいっさい審議させなかった。

 4)原発再稼働反対、原発なくせという運動が野党共同の初めての原発ゼロ法案提出につながった。

 国会論戦や国会共闘をリードした日本共産党の値打ちが光っています。ぜひ日本共産党を大きくして、安倍政権を退陣に追い込み、新しい政治を実現しましょう。