GoTo実施延期/予算委集中審議の開催を/野国連

 野党国対委員長連絡会開く。

 GoToトラベルについて、政府は東京発着を除外して実施すると決めたことを受け、感染が拡大しているもとで、実施そのものを延期すべきだという認識で一致。

 安倍首相自身が説明すべきであり、予算委集中審議の開催を要求することを確認しました。

 

 


「GoToトラベル」/開始予定延期要求で一致/野国連「予算委の開催を」

「しんぶん赤旗」7月18日付・2面より

 日本共産党と、立憲民主党、国民民主党などの共同会派は17日、国会内で野党国対委員長連絡会を開き、22日に開始予定の「GoToトラベル」の延期を求めるとともに、週明けに安倍晋三首相が出席して衆参の予算委員会集中審議の開催を要求することで一致しました。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は「新型コロナ感染が拡大傾向にあり、GoToトラベルをスタートする根拠はない」と表明。「GoToありきの姿勢」で“東京外し”までして進める政府の責任者として安倍首相から国民に対する説明を求めたいと述べました。

 日本共産党の塩川鉄也国対委員長代理は「GoToトラベルは感染の収束が前提。緊急事態宣言解除の直後と比べ、大きく感染が広がる中、前倒しで実施する環境にはない。GoToを官邸主導で決めた。安倍首相が説明するのは当然の役割だ」と語りました。

 連絡会後、立民の安住国対委員長は自民党の森山裕国対委員長と会談し、2点を申し入れました。