北関東4県の党と民青が取り組んだ、学費値上げ反対署名提出の国会要請行動

 青年学生の皆さんが、学費負担、奨学金返済の負担の大きさを訴え。

 「250万円の積立があっても大学進学をあきらめた」「学費以外にも特別授業料も徴収される」「学費の工面のため、性風俗で働く人もいると聞いた」。深刻な実態。

 日本共産党は、高等教育の学費半額、そしてゼロへ。入学金もゼロに。

 奨学金利用者の半分75万人の給付奨学金をつくります。

 予算は、大企業·超富裕層への優遇税制を改め、歳出の浪費の削減で確保します。

 そして奨学金の返済を半額カットに!

 大軍拡をやめて、若者、子育て支援にシフトを!


学費値上げ反対 署名提出/北関東4県 民青が国会要請

「しんぶん赤旗」9月6日・4面より

 埼玉、茨城、群馬、栃木の北関東4県の日本民主青年同盟は4日、学費値上げ反対と高等教育無償化を求める国会要請行動に取り組みました。日本共産党の塩川鉄也衆院議員、岩渕友、伊藤岳両参院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補に署名912人分を託しました。各県の共産党の地方議員や小選挙区候補が同席しました。

 参加した学生同盟員らは、独自の奨学金のある大学でも成績が悪いと打ち切られる場合があることや、高学費を理由に進学を諦めた人の声を紹介。「軍事費にお金をかけるなら教育を優先した方がいい」「学費のほかにも実習などでお金がかかる」などと訴えました。

 塩川氏は「学費の高さで進路を諦めざるをえないことは、特定の学生だけに関わるものではない。すべての世代に関わる重大な問題であり、学費無償化が必要だ」と強調。梅村氏は「東京大学の人たちが声を上げて、学費値上げの発表を延期させた。声を上げれば変えられる」と述べました。

 伊藤氏は「みなさんの学ぶ権利が奪われている。国が責任を持ってやらなければならない」、岩渕氏は「学費を下げてほしいと言うことはわがままではない。いろんな人と手をつないで運動できる」とそれぞれ応じ、学費値上げ反対へ運動していこうと語り合いました。


学費値上げ反対、高等教育無償化を/北関東の民青同盟が国会要請/共産党国会議員に署名手渡す

新聞「新埼玉」10月号より

 埼玉、茨城、栃木、群馬4県の日本民主青年同盟は9月4日、学費値上げ反対と高等教育無償化を求める署名912人分を、日本共産党の塩川鉄也衆院議員、伊藤岳、岩渕友の両参院議員、梅村さえこ衆院北関東ブロック比例予定候補に手渡しました。4県の日本共白党の地力議員や小選挙区候補が同席しました。参加者は、学費値上げ反対の大運動を起こそうと語り合いました。

 参加した民青同盟員からは「入学後の成績で、それまで受け取った(大学独自の)給付型奨学金分を請求されてしまうケースがある」「友人は、親から250万円をもらったが、それでも進学を諦めた」「生活用品費も値上がりし、生活費のためにアルバイトをしている」「学費の他に特別授業や実習でお金がかかる」など、学生の置かれている厳しい実態を告発。「軍事費にお金をかけるなら教育を優先した方がいい」などと訴えました。

 塩川氏は、「学費の高さで進路を諦めざるを得ないことが許せない。特定の学生だけではなく、すべての世代に関わる重大な問題です。学んだ事は社会に還元されるのだから、その負担は社会がしっかりと見ていく、こういう無償化が必要です」と強調。梅村氏は「東京大学の学生たちが声を上げて、大学が6月に値上げを発表する予定だったものを延期させました。声を上げれば変えられます」と発言しました。

 伊藤氏は「学ぶことは権利だが、その権利か奪われています。みなさんの訴えは〝お願い”ではなく、国が責任を持ってやらなければならないことです」と力説。岩渕氏は「ていねいに1人ひとりの学生の実態を聞き取り、政治に働きかけることはすごく大事なこと。学費を下げてほしいという要求はわがままではありません。いろんな人と手を繋いで運動できます」と述べました。