コロナ特措法・感染症法改正案の抜本修正を/後援会の新春のつどい/埼玉・久喜市

 久喜市久喜地域後援会の新春のつどいで講演。

 コロナ特措法・感染症法改正案は大問題。感染者が入院できない現状は放置して入院拒否の感染者に罰則。まともな補償もせずに営業規制に応じない事業者に罰則。減収補填は行わずに協力勧告に応じない医療機関の公表という制裁的措置。感染症対策に逆行する。断固反対し、抜本修正を求める。

埼玉・戸田市議選告示で応援に

 戸田市議選告示!日本共産党は、花井伸子・本田哲・むとう葉子・つちやえみこの現有4議席確保のために全力を挙げます。むとう葉子候補の応援に駆けつけました!

 この間、全小中学校の体育館にエアコン設置、こども医療費無料化高校卒業まで拡充(入院)を実現。コロナ何でも相談会を開き、市にも7回の申し入れや国会への要請行動も行い、コロナ対策の拡充に取り組んできました。

 自民保守系や公明党は、国保税・介護保険料・消費税値上げに賛成。きっぱり反対を貫いたのが日本共産党です。戸田市の財政力は県内一。毎年30億円の黒字は、コロナ禍の市民の暮らしと営業を守るために使え!何としても押し上げてください!

コロナ対策の特措法等改正案/政府与野党協議会で罰則導入に反対を表明

 政府は新型コロナウイルス感染症に対応する特別措置法・感染症法・検疫法の改正案を閣議決定しました。休業や営業時間短縮命令に応じない事業者や入院勧告に従わない患者等に罰則を科すことが柱です。

 政府・与野党連絡協議会で、政府が概要を説明。私は罰則導入に反対を表明。感染症対策は国民の納得と協力、そして十分な補償が必要。社会的連帯によって進めるべきだ、と求めました。

 また、ハンセン病等での人権侵害の教訓からも感染症法に刑事罰を導入すべきではないと主張しました。

 立憲民主党、国民民主党なども、感染症法への刑事罰導入の撤回や再検討を要求。特措法について、十分な支援・保証が不可欠だとして、要件が不明確なまま私権制限を行う「まん延防止等重点措置」の見直しと、国民や専門家の意見を聞き慎重かつ十分な審議を要求しました。

 政府が閣議決定した特措法改正案は、緊急事態宣言下での時短命令等に従わない事業者に行政罰として50万円以下の過料を導入。宣言前に「まん延防止等重点措置」を設け、時短命令等に反した場合30万円以下の過料とします。

 感染症法改正案は、入院拒否等した感染者に刑事罰として1年以下の懲役または100万円以下の罰金を導入。感染経路等を調べる疫学調査への拒否は50万円以下の罰金とします。患者の受け入れ勧告に従わない病院名を公表する措置も設けます。

補正予算は感染症対策に集中の予算組み替えを/野国連

 野党国対委員長連絡会開く。

 解散総選挙に向けた通常国会であり、連携して取り組んでいくことを確認。

 第三次補正予算案は、GoToトラベルを外すなど、感染症対策に集中した予算組み替えを共同して要求していくことで一致。

 コロナ特措法は、刑事罰など問題点を指摘、参考人質疑を含む慎重な審議を求めていくことに。


3次補正組み替えを/野党国対委員長会談で一致/「GoTo」やめコロナ対策に

「しんぶん赤旗」1月21日付・1面より

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は20日、国会内で会談し、2020年度第3次補正予算案について、野党共同で組み替え案を提出することで一致しました。

 会談では、第3次補正予算案は緊急事態宣言をやらない前提で編成したものであり、「Go To トラベル」の延長費用や「国土強靭(きょうじん)化推進」など緊急性・必要性のない項目を削り、新型コロナ集中対策にまわすべきだとの認識で一致。自粛に対する十分な補償や医療機関への減収補填(ほてん)、検査体制の強化、生活困窮者支援などへの大規模な支援措置を講じる予算に抜本的に組み替えることを確認しました。

 特別措置法・感染症法の改定については、「懲役刑を含む刑事罰を科すことは容認できない」「入院したくてもできない1万人以上もの自宅待機があるのに刑事罰を検討するなど本末転倒だ」などの意見が出され、内閣委員会、厚生労働委員会などで参考人の意見を聞くなど慎重かつ十分な審議が必要と一致しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は特措法改定について、野党が昨年12月に共同提出した特措法等改正案で提起した休業要請に応じた事業者への給付金の国庫負担などの法的根拠を明記することなどを基本とすべきだと主張しました。また、感染症法はハンセン病患者への差別など痛苦の教訓を踏まえ、人権尊重が明記された歴史的経過があるとし、「人権尊重と感染症対策の根本である国民の理解と納得を得るのにふさわしい議論をすべきだ」と述べました。

菅首相の施政方針演説を聞いて

 コロナ対策は、国民に要請するばかりで、政府が行うのは罰則強化の特措法改定だけ。持続化給付金、家賃支援給付金は、打ち切りではなく、継続・再給付を。

 深刻な雇用問題の具体策なし。非正規拡大の規制緩和路線こそ転換せよ。

 菅首相の「自助」によって、75歳以上の医療費窓口負担は1割から2割に。一方、大企業・富裕層は、未曽有の金融緩和という「公助」で大儲け。医療費の負担増は撤回、大企業・富裕層に応分の税の負担を求め、消費税は引き下げを。

 東電原発事故から10年。反省のないまま、原発推進。カーボンニュートラルといいながら、石炭火力発電推進には口をつぐむ。原発・石炭火発ゼロ、再エネ・省エネの急速な普及に全力を。

 民意無視の辺野古米軍新基地建設強行、無駄遣いのイージスシステム固執に未来はない。核兵器禁止条約を批准する政府を実現しよう。

 大問題となった学術会議任命拒否問題に言及なし。学問の自由、表現の自由、民主主義を守れと追及していきたい。

 菅首相は、桜を見る会の虚偽答弁で「おわび」するなら、安倍前首相の証人喚問こそ。吉川鶏卵汚職事件、河井選挙買収事件、秋元カジノ買収事件の真相究明こそ。

党国会議員団総会で志位委員長あいさつ/通常国会開会

 通常国会開会日、党国会議員団総会で志位委員長があいさつ。

 コロナから国民の命と暮らしを守り抜くことを今国会の最重要課題として位置付け、菅首相の無為無策・逆行政治を追及するとともに、積極的提案を指し示して政府に迫る論戦に取り組んでいく。

 感染症対策は、国民の合意と納得、十分な補償をもとに、社会的連帯を大切に進めることが重要。罰則で強制することは、感染症対策に逆行する。

提出予定法案/特措法は感染症法・検疫法の分離を/議運委理事会

 議院運営委員会理事会開く。

 坂井官房副長官が出席し、通常国会の提出予定法案を説明。

 コロナ特措法等改正案は、感染症法・検疫法と束ねた法案です。私は法案の性格も担当大臣も異なっており、国会で慎重審議が行えるように、分離して国会提出することを要請。

 また、政府が国家公務員法案の提出を検討していることに対して、定年延長の検察庁法案は出すべきではないと主張しました。


特措法など63法案提出へ/政府/衆参議運理に説明

「しんぶん赤旗」1月16日付・2面より

 政府は15日、衆参議院運営委員会理事会で、18日召集の通常国会に、新型コロナウイルスに対応する特別措置法等の一部を改定する法案など63法案の提出を予定していると説明しました。

 特措法一部改定案は、感染症法・検疫法の改定も束ねた法案としています。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員は、特措法、感染症法はそれぞれ性格も担当大臣も異なっており、罰則規定を盛り込むなどの重大な問題もあると指摘。束ねて提出するのでなく、切り離すよう要求しました。

 また、国家公務員法等改定案の提出を検討していることに対しては、検察庁法改定はやるべきではないと主張しました。

 倉林明子参院議員は、「全世代型社会保障制度」を口実とした健康保険法の改定案に、75歳以上の医療費窓口2割負担の導入が盛り込まれていると指摘し、やめるよう要求。また、地域医療構想の実現に向けて医療機関の再編も医療法等の一部改定法案に盛り込まれていることについて、「コロナ禍の今、病床再編をすべきではない」と主張しました。

コロナの埼玉国会議員Web説明会/持続化給付金など延長を/大野埼玉県知事

 埼玉県主催のコロナ感染症に関する国会議員Web説明会に参加。大野知事から県内の状況と要望内容についてお聞きしました。

 私は、政府のコロナ特措法の罰則強化には、反対の立場であることを表明。

 事業者支援策に関して「持続化給付金・家賃支援給付金の継続、再支給を行うべきではないか」と質問すると、大野知事は「ぜひ延長を強く要望したい」と回答。

 また、保健所の体制整備に関して、県と保健所設置市の連携について質問。知事は「うまくいっていない。情報共有が課題」と述べました。

【議院運営委員会】3次補正予算案見直せ/医療支援を

 新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象地域追加について政府の責任をただしました。野党は菅義偉首相の出席を求めましたが応じませんでした。

 政府が15日に持続化給付金と家賃支援給付金の申請受理を打ち切ろうとしていることについて、緊急事態宣言の影響で1月以降の売り上げが大幅に落ち込む事業者も生じかねない、と指摘し、打ち切りの撤回と、複数回の支給を行うべきだと迫りました。

 西村康稔経済再生担当相は「飲食店と取引のある中小企業・個人事業主に対して40万円、20万円の支援を行うことで対応している」などと答弁。

 私は、売り上げが落ち込んだ業者への支援の制度ということであれば、まさに持続化給付金や家賃支援給付金がそれに当たる。宣言は11都府県に拡大し、人口規模をみれば過半となる。支援策を打ち切るのではなく継続し、さらなる給付を行う、こうした支援に踏み出すべきだ、と重ねて求めました。

 また、緊急事態宣言の発令以前に編成した第3次補正予算案の見直しを要求。『Go To トラベル』、国土強靱(きょうじん)化の予算を見直し、医療機関・医療従事者、コロナで落ち込んだ事業者への支援に回すべきだ、と主張しました。


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議事録」

<第203臨時国会 2021年1月13日 議院運営委員会 13号>

○塩川委員 日本共産党の塩川鉄也です。
 緊急事態宣言でフェーズが変わりました。事業者、生活困窮者の支援策、その継続、拡充を行うべきであります。
 特に、持続化給付金と家賃支援給付金はあさっての十五日で申請期限が終了します。今回、緊急事態宣言の影響で一月以降の売上げが大幅に落ち込む事業者も生じかねません。持続化給付金、家賃支援給付金の打切りを撤回し、事業の継続、複数回の支給に踏み出すべきではないのか、この点についてお尋ねします。
○西村国務大臣 御指摘の持続化給付金、家賃支援給付金につきましては、まさにコロナの影響が不透明であった昨年四月、五月の緊急事態宣言、このときは全都道府県を最終的に対象としたわけでありますけれども、幅広い経済活動が自粛されるという状況の中で、突然厳しい状況に置かれた事業者も含めて一律に支援を行うということにしたものでございます。
 今般は、緊急事態宣言は全国を対象としたものでは現時点ではございませんし、また、これまでの経験、知見を踏まえて、飲食を中心としたリスクの軽減、そしてそれにつながる人の流れを減らすというところに焦点を絞って、それでも、七割のテレワークとか、昼間も含めて外出自粛とか、かなり強い措置を国民の皆様にもお願いしているところでございます。そういった違いも踏まえながら対応していくこととしております。
 このため、飲食店の皆様方には月額最大百八十万円の協力金、それから、雇用調整助成金は大企業も含めて月額一人当たり三十三万円、十分の十の雇調金、それから、こうした飲食店と取引がある、あるいは外出自粛などによって影響を受ける、こういった中小企業、個人事業主に対して四十万円、二十万円の支援を行うということで対応をしてきているところであります。
 さまざまな事態も今後も考えられますので、四・六兆円の予備費があることも頭に置きながら、必要な対策を臨機応変に機動的に講じていきたいというふうに考えております。
○塩川委員 四十万円、二十万円の話がありました。
 外出自粛で直接の影響を受けて、一月、二月の売上高が前年比五〇%以上減少した中小業者がこういう対象だということですけれども、こういった売上げが落ち込んだ事業者の支援の制度ということであれば、まさに持続化給付金、家賃支援給付金がそれに当たるわけで、こういった同様の要件を持つ持続化給付金、家賃支援給付金を、ここで打ち切るんじゃなくて、継続もし、さらなる給付も行うという方がよっぽど事が進むんではないでしょうか。
○西村国務大臣 この四十万円、二十万円の一時金につきましては、昨年の持続化給付金の二百万円、百万円、このときの経験、対応、こういったことも踏まえながら、一月、二月、影響を受けるということで、二カ月分として、それとの関連も含めて、最大、四十万円、二十万円ということで支給をしていく、去年の経験も踏まえてできる限り迅速にお手元に届くように対応していければというふうに考えているところであります。
○塩川委員 持続化給付金については、十二月までは、前年度の落ち込みを見て、これに対しての支給の対象になっている。その十二月で打ち切るのを一月、二月と延ばすということの方がよっぽど実態に対応した措置ができるんじゃないのか。そういう点でも、全国の持続化給付金等の対応を言いましたけれども、十一都府県まで広がっているという点でいえば、人口規模でいえば過半を超えるような状況になっているわけです。そういった意味でも、持続化給付金、家賃支援給付金の継続、そして複数回の支給ということにこそ踏み出すべきであります。
 そして、緊急事態宣言の発出以前に編成した第三次補正予算は抜本的につくり直すべきであります。GoToトラベル、国土強靱化、この予算を見直して、医療機関、医療従事者、コロナで売上げが落ち込んだ事業者への支援に回す、こういう対策こそ行うべきではありませんか。
○西村国務大臣 これまでの経済対策、そして今回提出した三次補正、さまざまな事態を想定して、対策、必要な措置を講じてきております。既に、二次補正までのあれと含めて、最大十二兆円まで、さまざまな、中堅企業、大企業も支援できる枠組み、こういったものも入っているわけであります。そして、予備費も現在四・六兆円ございます。こうしたことで、現在の厳しい状況にある皆さん方、事業者の皆さん方への支援をしっかりと行って、何とかこの厳しい状況を乗り越えていければというふうに考えております。
○塩川委員 GoToではなくて、GoToにかわって宿泊、観光業の方を直接支援する制度、こういうものこそ対策としてとるべきだ。抜本的な転換を求めて、質問を終わります。

【内閣委員会】緊急事態宣言/科学的知見を軽視/国の責任反省せよ

 科学的知見を軽視し、緊急事態宣言の再発令を招いた政府の責任を追及しました。

 新型コロナウイルス対策の特措法では、政府はコロナ対策の指針である基本的対処方針を定め、自治体はこの方針に基づいて対策を行うと定めています。

 私は、基本的対処方針が昨年5月以降改定されず、状況が大きく変遷する中でも放置されてきた。今回のように緊急事態宣言に至らないよう、政府としてどう取り組むのかを曖昧にし、統一的な指針を示さなかった、と政府の責任を追及しました。

 西村康稔経済再生相は「5月の改定以降も専門家の提言を踏まえて通知等を出してきた」と答えたのに対し、私は、分科会提言など専門家の重要な科学的知見が繰り返し示されてきたにもかかわらず、政府が基本的対処方針に反映しなかったのは、科学的知見の軽視と言わざるを得ない、と批判しました。

 さらに、分科会提言で、感染状況(ステージ)に応じた対策が必要だと示しているにもかかわらず、緊急事態宣言が発令された1都3県で、感染拡大が続いてきた中でもステージの判断を誰も行ってこなかったことを政府も認めざるをえなかった。科学的知見を軽視した国の対応が緊急事態宣言の再発令という深刻な事態を招いた反省こそ必要だ、と主張しました。


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「議事録」

<第203臨時国会 2021年1月13日 内閣委員会 8号>

○塩川委員 日本共産党の塩川鉄也です。
 一月七日、一都三県に緊急事態宣言が発出をされ、基本的対処方針が改定をされました。その基本的対処方針の中では、緊急事態宣言の発出及び解除の考え方を示したところであります。
 緊急事態宣言発出の考え方については、国内での感染拡大及び医療提供体制、公衆衛生体制の逼迫の状況(特に、分科会提言におけるステージ4相当の対策が必要な地域の状況等)を踏まえて、全国的かつ急速な蔓延により国民生活及び国民経済に甚大な影響を及ぼすおそれがあるか否かについて、政府対策本部長が基本的対処方針等諮問委員会の意見を踏まえた上で総合的に判断するとしています。そして、このようなステージ判断の指標を示した八月七日の分科会提言を踏まえ、今後、緊急事態宣言の判断を行うとしております。
 そこで、西村大臣にお尋ねいたします。
 ステージ4相当の地域については、緊急事態宣言の発出という関係になるわけですが、そうしないためには、その前の取組が重要であって、だからこそ、このステージの判断ではステージ3が設定をされている。だとすると、ステージ1、ステージ2、ステージ3、ステージ4、ステージ4にしないためにもステージ3にどう取り組むかということが求められていたわけですが、一都三県においては、このステージ3という判断があったんでしょうか。
○西村国務大臣 ステージ3の判断につきましては、それぞれの地域の感染状況あるいは病床の確保の状況、これはそれぞれの都道府県知事が一番よく把握をしておられるわけでありますので、基本的に知事が判断をしていくということになります。そして、国としては、その状況を共有しながら、知事が適切に判断していけるようにサポートしていくことになります。
 知事がステージ3であるとかということの表明があるなしにかかわらず、それに必要な対策、これは、時短であったり、さまざまな呼びかけであったり、イベントの厳格化であったり、こういった対応をとってもらっているところであります。その意味で、ステージ3相当の対策が必要な地域という言い方をしていると思います。
 ステージ3に当たっているかどうか、それぞれの知事、これは機械的に全部当てはめるのではなくて、総合的に判断していくことになっておりますので、知事の判断で明確に、3になっているかなっていないかということの表明にかかわらず、それぞれの判断で、そのステージ3相当の対策が必要な地域として対策を講じてもらっているというふうに理解をしております。
○塩川委員 今まで、八月七日のこのステージ判断の指標についての提言というのは、政府の基本的対処方針に当然なかったわけです。今回盛り込まれた。そういう点でも、発出に当たってはステージ4相当の対策が必要な地域の状況という判断があり、解除に当たってはステージ3相当の対策が必要な地域の状況という判断がありという点でいえば、まさにステージというのが緊急事態宣言をめぐっての基本となるような指標ということを政府の文書にはっきりと盛り込んだわけですね。
 そういったときに、そもそも緊急事態宣言にならないようにということで努力をしているときに、ステージ4にはしない、だとしたら、その前のステージ3が必要なわけで、そのステージ3という判断が行われないままだったという状況というのはまずくはないですか。
○西村国務大臣 ここは都道府県のそれぞれのお考えもあると思いますけれども、知事が基本的に病床とか感染状況を判断しながら、状況を判断しながら、自分の都道府県がどのレベルにあるかということを常に見ていくという仕組みになっております。これは私も毎日見ております。
 その中で、明確にステージ3に今なっていると表明された都道府県も幾つかあると思いますけれども、そして、その中で、言っていないところも含めて、ステージ3相当の対策が必要だということで、それぞれの地域で対応がとられているというふうに理解をしております。
 今回のステージ4に当たっているかどうかも、それぞれの知事が、うちは4だからと言っているところもあれば、緊急事態宣言が必要だと言っているところもあれば、4ということは明確に言わないけれども、もう緊急事態宣言が必要だという判断をされている、要請をされたところもあります。
 そういう意味で、あくまでもステージ3とか4とかというのは目安で、最終的には知事がそれを見ながらどういった対策が必要かを判断していくということでございます。
○塩川委員 ちょっと戻って、確認ですけれども、じゃ、そもそも、今宣言が発出されている一都三県において、このステージの判断というのは都道府県対策本部長が行うということですよね。ですから、この一都三県で、ステージ3という判断を、この対策本部長、知事がされているかどうか。
○西村国務大臣 またちょっとややこしいんですけれども、ステージ3とか2とかいう判断、これは基本的にそれぞれの都道府県知事が、まさに感染状況や病床の状況を踏まえて基本的には判断をされていきます。
 ステージ4だけがいわば……(塩川委員「いや、ステージ3について」と呼ぶ)3はそういうことです。(塩川委員「ステージ3については、一都三県の知事はそういう判断をしたのかということを聞いています」と呼ぶ)ステージ3についても、明確に、これは3も4も両方そうなんですけれども、それぞれの知事が、自分のところは3だとか4だとかということは、明確におっしゃってはいないと思います。ただ、それぞれの地域が、国の基準と相対するような、関連するような指標を設けて、それぞれの県で、自分のところは国でいえばステージ3相当の対策が必要だという判断はされてきている、今もうステージ4相当の対策が必要だということで判断をされてきているというふうに理解をしております。
○塩川委員 もともと、ステージの判断は都道府県の対策本部長ということで、この間、政府もそう言ってきましたし、実際に、でも、一都三県について言えば、知事はステージ3という判断はしていない。ですから、ステージ3相当の対策が必要な地域という前提がなしに施策を行っていたということになるんじゃないのか。
 そういう点でいうと、ステージの判断をなしに行っているという今の現状というのは、国として、これはまずいとお考えになりませんか。
○西村国務大臣 繰り返しになりますけれども、ステージ3かどうか明確に言うか言わないかは別として、ステージ3段階相当の対策が必要だという認識は一都三県の知事もされ、これは私からも、相応の対策が必要だということで、ステージ3相当の対策が必要だということで知事にも申し上げてきておりますし、そうした対策をとられてきている。
 そして、ステージ4は、これは緊急事態宣言になりますので、最終的に国が判断をして、今回、緊急事態宣言を発出させていただきましたけれども、これは、知事もステージ4相当の対策が必要だという理解であります。
 ステージ4になっているかどうかと明確に言うかどうかは別として、それぞれ、自分のところがどのレベルにあるのかということは指標に基づいて総合的に判断しながら、そのレベル相当の、ステージ3相当の対策が必要だということはそれぞれの知事が理解をしてきているというふうに思います。
○塩川委員 ただ、もともとの分科会提言というのは、やはりステージの判断で、まさに必要な対策、何をやるのかということが決まってくるという点でも、ステージの判断というのは重要だと。その判断がない中で、結果としてステージ4に行くような事態、緊急事態宣言にならざるを得なかったという点では、そういうステージの判断について曖昧なままにしていた、そういう点でも国の責任も問われざるを得ない。ステージ判断の指標というのを、分科会の提言、専門家の意見として八月七日に聞きながら、軽んじてきたのではないのかということを言わざるを得ません。
 それで、コロナ対策の政府文書の根幹は、基本的対処方針であります。
 特措法の逐条解説には、新型インフルエンザ対策等は、多数の関係機関により広範かつ大規模に行われることが想定されるが、これらが相互に連携して的確かつ迅速に行われるようにするためには、専門的知見と国内外の情報の集約が可能な国において、新型インフルエンザ等対策を実施するに当たっての準拠となるべき統一的指針を状況の変遷に応じて機動的に定め、これに基づき各主体が主体的に実施し、必要に応じ総合調整ないし指示により、その総合的かつ強力な推進を図る必要があると述べています。
 このコロナ対策実施の準拠となるべき統一的指針が基本的対処方針であり、自治体も基本的対処方針に基づき対策を実施する、大臣、そういうものだということでよろしいですね。
○西村国務大臣 基本的対処方針は、まさに御指摘のように、多くの関係機関が対策を相互に連携して的確かつ迅速に実施するに当たっての準拠となるべきいわば統一的指針でありますので、そういった趣旨をしっかりと書き込んでいるものということであります。
○塩川委員 その統一的指針となるべき基本的対処方針が前回改定されたのが、前回の宣言の解除のタイミングの五月の末だったわけであります。ですから、七カ月以上改定がされなかった。これは余りにも、この統一的な指針、準拠すべきそういった方針として粗末な扱いだったのではありませんか。
○西村国務大臣 幾つかの理由がございます。
 一つは、この感染状況が日々変化をし、御案内のように、夏に感染拡大し、九月、十月で一旦おさまるかのように見えても、また寒くなる中で、北海道から始まり、感染拡大が広がっていった。この日々の状況、この対処を機動的に行う必要があるということが一つ。
 それから、もう一つは、このコロナについて、なかなか当初、三月、四月、わからなかったことが多かったわけですけれども、その後さまざまな新たな知見も出てきて、この国内外の研究の成果もあります、そして、最近では変異株というものも出てきている。
 この変化の激しい中で、何度も何度も変更しなきゃいけない、そうした作業にも当然時間もかかるわけでありますので、そういったことから、国民に広く政府の方針を示す、あるいは関係機関が連携して取り組む必要性が生じた場合、あるいは今申し上げたような経験や知見が積み重なってきて大きな対処方針を新たに示す場合というときに改定をするということにしてきたわけであります。
 今般、緊急事態宣言、そしてこの間のさまざまな知見、こういったものもありますので、改めて、前回の緊急事態宣言のときとはかなり様相が違いますので、それも含めて大きな方針を示すということで変更させていただいたものでございます。
○塩川委員 そもそも、この基本的対処方針については、特措法の逐条解説などでも、状況の変遷に応じて機動的に定めるとしているわけですよ。ですから、ある意味、専門家の知見を踏まえて、新たな知見が出れば、この間でいえば分科会の提言が何度も出されているわけです。それを織り込むということをその都度その都度やはりやってこそ、基本的な方針、統一的な指針としての役割を発揮できるんじゃないのか。
 今回の場合でいえば、まさに八月七日の分科会提言におけるこのステージの判断の指標というのをそういう時点で織り込めば、ステージ3の意味もはっきりするし、ステージ4の意味もはっきりするということだったわけで、これは、そもそも基本的対処方針について、状況の変遷に応じて機動的に定めるといったことを政府として放置をしてきた、そこに問題があるんじゃないですか。
○西村国務大臣 繰り返しになりますけれども、この間、何度となく、夏、そしてこの秋から冬にかけてと感染拡大を経験をして、いわば最も大きな流行を今経験しているわけでありますけれども、そして、さまざまな知見が、日々いろいろな知見が内外の研究から明らかにされてくる、新型コロナについてわかってくる。また、私どももさまざまな研究を重ね、スーパーコンピューターを使ったり人工知能を使っていろいろな知見も重ねてきました。
 そういう意味で、もちろん基本は機動的にやるべきだということでありますけれども、新型コロナについてわかっていることが少なかっただけに、次から次へと新しいそうした知見も重なり、また感染拡大を経験する中で、大きな方向を示すこの緊急事態宣言を新たに再び発出したときに変更するという判断をしたものでございます。
○塩川委員 そもそも機動的にということが趣旨であるわけですし、現実に七カ月以上も放置をしていたというのが実態であります。
 要は、基本的対処方針を改定するというのは、緊急事態宣言が発出をされる、解除をされる、そのタイミングだけしかやっていないんですよ。ということは、緊急事態宣言に至らないようにするための措置を、政府としてどう取り組むのかといった方針が結局曖昧なまましているということになるんじゃないですか。緊急事態宣言にかかわるときしか出さないということは、緊急事態宣言にならないように政府として統一的な指針を示すということをやらないということに実態としてなっているんじゃないですか。
○西村国務大臣 五月二十五日の段階でその後の大きな方針はお示しをしておりますので、それに基づいて、専門家の皆さんのそれぞれの分科会での提言なども踏まえて、必要に応じて通知などを行ってきております。都道府県、それから経済界やさまざまな団体ともそうした情報を共有しながら対応してきておりますので、今回、大きな方向を変更する、大きな方針を示すという意味で新たに改定することとしたものでございます。
○塩川委員 自治体向けの通知、事務連絡文書は膨大にあるわけで、それ一つ一つ意味のあることだと思います。ただ、それを全体として統一的な指針を示すということが重要だ、それがまさに基本的対処方針であって、実際のこういった感染症対策、コロナ対策について自治体が主体となって取り組む、その際の基本的な、統一的な指針が基本的対処方針だということを改めて強調しなければなりませんし、そういう点でも、この分科会提言など、専門家の科学的知見が繰り返し繰り返し出されたのに、それを基本的対処方針に盛り込まなかったということは、科学的知見を国として軽視をしていたと言われても仕方がないのではないでしょうか。
○西村国務大臣 私ども、この間、専門家の、分科会の提言をしっかりと受けとめて、その時々に必要な対応、対策を、都道府県知事と情報共有しながら講じてきているところであります。
 今申し上げたとおり、そのことについては、通知であったり、さまざまな形で連絡をとり合い、対応してきております。大きな方針を変更するという段階になったということで、これまでの知見の積み重ねもいわば全て含めて、今回改定をさせていただいたということでございます。
○塩川委員 科学的知見を軽視した国の対応が緊急事態宣言の再発出という深刻な事態を招いたという反省こそ必要だということを申し上げて、質問を終わります。

緊急事態宣言にあたり/第三次補正予算の組み替えを/野国連

 野党国対委員長連絡会開く。

 関西一府二県の緊急事態宣言の発令にあたって、国会報告・質疑を明日行うことを確認し、後手後手の国の対応を批判。

 また、緊急事態宣言の発出前に編成した第三次補正予算案について、GoToトラベル1兆円、国土強靭化3兆1千億円など不要不急の予算を見直し、医療機関・医療従事者や事業者への支援に回すため、予算組み替え要求を行うことで一致。


組み替え要求で一致/3次補正予算案/野党国対委員長会談

「しんぶん赤旗」1月13日付・2面より

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党の国対委員長は12日、国会内で会談し2020年度第3次補正予算案について、「Go To トラベル」事業や国土強靱(きょうじん)化の公共事業などの予算を医療体制強化や休業補償などに組み替えるよう求める方向で一致しました。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は「予算の使い方が間違っている。新型コロナで医療が逼迫(ひっぱく)し、ひとり親の貧困、雇用の危機に対応しないで、『Go To』や公共事業に約4兆円も計上する予算は認められない。政府は、国民の声に耳を傾け、組み替えをしてしかるべきだ」と述べました。日本共産党の穀田恵二国対委員長は「いま必要なのは、十分な休業補償や医療体制を崩壊させないための予算だ。コロナ収束を前提とした予算の組み替えは当然だ」と強調しました。

 また、野党は、政府が大阪、京都、兵庫の関西3府県を緊急事態宣言の対象地域に追加する場合、衆参両院の議院運営委員会を開き、菅義偉首相が出席し、質疑に応じるよう求めることを確認しました。安住氏は、菅首相が7日の記者会見で関西3府県を緊急事態宣言の対象地域に含める考えを否定していたことなどをあげ、「必要ないと言っていたのが、なぜ一転して必要となったのか、総理の説明が必要だ」と述べました。

コロナ/一気に引き下げる対策と補償を/埼玉・川口市の飲食店で聞き取り

 川口市内で飲食店を訪問。コロナ禍で売上げが大幅に落ち込んできた飲食業にとって、緊急事態宣言による時短要請は大きな打撃です。

 午後5時から11時まで営業していた住宅地の居酒屋では、午後7時台が入店のピークで、8時閉店では商売が成り立たないといいます。

 「感染対策をとるなら、一気に引き下げる対策をとってほしい。そして補償をしっかりしてもらいたい」と。


塩川・梅村氏ら/飲食店経営者の実情聞く/埼玉・川口/営業時短/ピークの売り上げなくなる

「しんぶん赤旗」1月13日付・4面より

 埼玉県川口市で11日、日本共産党の塩川鉄也衆院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、おくだ智子衆院埼玉2区予定候補は緊急事態宣言下での影響を聞き取るため飲食店経営者を訪問しました。村岡正嗣県議、金子幸弘市議が同行しました。

 市内にある「和食Nobu」を経営する田島靖士(のぶひと)さんは「直近の売り上げは前年度比3割程度」「緊急事態宣言を受け午後8時までに営業時間を短縮しているが、午後7時以降がピークのため、今は店を開けない方が良いくらい売り上げがない」と訴え。

 塩川氏が、12日~2月7日の営業時短協力金(最大162万円)に触れると、田島さんは「固定費や仕入れで月70万円くらい必要。2カ月で無くなる。しかもそこに生活費は含めていない」「今回の要請は4回目だが、実はまだ1回目の協力金が支給されていない」と話しました。

 都内の飲食店を経営する女性は「会社員が主な客層だったが、コロナ禍で外食しなくなり、リモートワークでそもそも会社に来なくなった。テークアウトに切り替えたが、売り上げは落ちたままだ」と訴えました。

 塩川氏や村岡氏は「飲食店は大事な社会インフラの一つ。関係業種も含め、支えるのは当たり前だ」と話しました。

【「しんぶん赤旗」掲載】新春随想/赤いネクタイで

「しんぶん赤旗」1月8日付・首都圏版より

 今年は丑(うし)年。私は年男。還暦です。生まれ変わったつもりで、赤い頭巾ならぬ赤いネクタイを締めて、新春に臨んでいます。

 東日本大震災、原発事故から10年。被災者の生活と生業(なりわい)の再建、復興のために力を尽くしたい。命と暮らし、ふるさとを奪った原発は、きっぱり廃止。原発ゼロの日本を実現しましょう。

 今月22日に核兵器禁止条約が発効します。被爆者を先頭にした世界の運動の画期的な成果です。核兵器禁止条約に背を向ける菅政権に代わって、署名、批准する政府をつくりたい。

 国会で日本共産党への信頼が広がっています。ある野党の議員は「桜を見る会のスクープも、学術会議のスクープも『しんぶん赤旗』。本当にすごい」と述べていました。別の議員は「『赤旗』を使って質問したい」と言ってきました。権力を監視し、政治の私物化を許さない日本共産党の値打ちが光っています。

 コロナ禍を乗り越え、新しい日本をつくる年にしたい。「丑」の字は、手の指先に力を入れて、物をつかむ様を意味しているそうです。みなさんと力を合わせ総選挙で、この手に野党連合政権をつかみ取りましょう。

【議院運営委員会】緊急事態宣言/政権の対応/抑止に逆行

 新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言の再発出は重大だとして、政府の責任をただしました。

 政府の新型コロナ対策分科会が、感染状況が4段階中2番目に深刻なステージ3の都道府県は「Go To トラベル」から除外すべきと提言していたのに、その判断を誰も行わないまま感染拡大が続く中でも事業を継続してきた。5人以上の会食を控えるよう提言した後も、菅義偉首相が5人以上の会食を9回も続けたと追及。菅政権の対応が感染拡大抑止に逆行するものとなった反省はあるか、と迫りました。

 西村康稔経済再生担当相が「専門家の意見を伺いながら対応を進めてきた」と無反省な姿勢を示したのに対し、私は、そもそもここに菅首相が出てこないことが問われる、と批判しました。

 また、東京商工リサーチの調査で、廃業を検討する可能性があるとした飲食店が32.7%に上ると指摘。緊急事態宣言でさらなる時短要請が強いられるなか、現在の協力金で時短に協力してもらえると本気で思っているのか、とただしました。

 西村担当相は、現在1日4万円の協力金の拡充の検討を急ぐと述べるだけ。

 私は、営業と雇用を守るのに十分な補償が実効性ある感染抑止対策になる、と強調。あわせて、持続化給付金や家賃支援給付金、雇用調整助成金の特例措置、休業支援金の継続・拡充を強く求めました。

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「議事録」

<第203通常国会 2021年1月7日 議院運営委員会 12号>

○塩川委員 日本共産党の塩川鉄也です。
 二度目の緊急事態宣言、極めて重大であります。
 一月五日の新型コロナウイルス感染症対策分科会では、緊急事態宣言についての提言を出しましたが、「社会全体としてこの感染症に対する危機感が薄れてきた」と指摘をしております。社会全体の危機感が薄れたとすれば、その責任は政府自身にあったのではないのか。
 GoToトラベル事業について、九月十一日の分科会提言では、感染状況がステージ3相当と判断された場合にはその都道府県を除外するとしていたのに、ステージ3の判断を誰も行わないまま、感染が拡大している中でも事業を継続してきました。
 また、十月二十三日の分科会提言では、五人以上の会食は感染リスクが高まるので控えてほしいとしていたのに、その日以降、菅総理が夜に五人以上の会食をした回数は九回に上った。
 GoToトラベルに固執し、大人数の会食を続けた菅政権、菅首相の対応が、感染拡大抑止に逆行するものとなった、そういう反省はありませんか。
○西村国務大臣 私ども、分科会の提言を受けながら、専門家の皆さんにしっかりと御意見をいただきながら対応を進めてきております。
 ステージ3相当の対策が必要となった地域にはGoToトラベルの一時停止も考えるようにという御指摘をいただき、先行して、その数値目安に当たってきたような北海道、大阪についてその対応をとらせていただき、そして続いて、東京、愛知県においてもその対応をとらせていただいたところであります。こうしたことにつきましては、分科会の専門家からも、その都度ごと一定の評価をいただいてきているものと思います。
 感染拡大を何としても抑えていく、このことを最優先に今の局面に取り組んでいきたいというふうに考えております。
○塩川委員 そもそも、政府のコロナ感染拡大防止対策の基本文書である基本的対処方針が七カ月以上も放置をされている。菅首相にすれば、自分のやりたいことを優先する、そういうあり方で、菅首相の責任は極めて重大だ。そもそも、ここに菅首相が出てこないということがまさに問われているんじゃないでしょうか。
 今回の緊急事態宣言で、政府は、飲食店に午後八時までの閉店を要請し、応じた店舗に一日四万円の協力金を拡充する、報道では六万円ということも出ていましたが、帝国データバンクによると、昨年の飲食店倒産件数は過去最多となったそうです。東京商工リサーチによると、コロナ禍の収束が長引いた場合、廃業を検討する可能性があると回答した企業は、全体で六・九%、中小企業で八・一%、飲食店は三二・七%に上ります。
 外出自粛要請による売上げの減少、営業自粛や時短の要請が経営を直撃しているときに、さらなる営業時間短縮要請では経営が成り立ちません。一日四万円を拡充する、こういった今の協力金の対応で飲食店の皆さんに時短に協力してもらえると本気で思っているのか、この点をお聞きしたい。
○西村国務大臣 倒産件数、昨年のものを月別にも見ておりますけれども、全体としては、例年並みか、例年よりも少ないぐらいの水準で推移をしております。これは、政府として取り組んだ無利子無担保の融資などが一定の成果を上げているものというふうに思いますけれども、御指摘のように、飲食店にとっては大変に厳しい状況にあるということを認識しております。
 今回も、専門家の皆さんから、飲食店の皆さんが悪いわけではないんですが、飲食の場が感染拡大の要因となる場、そして、そこから家庭や職場につながっていっているということで、飲食店への二十時までの時短を要請することとしたわけでありますけれども、御指摘のように、しっかりと支援をしていく、その観点から、この協力金につきましても更に拡充することで検討を急いでいるところでございます。
 あわせて、雇用調整助成金も、パート、アルバイトの方も月額三十三万円まで使えますので、人件費は、雇調金、これは中小企業の方は国が全額出しますので、ぜひ飲食店の皆さん方におかれては雇用調整助成金も活用していただけるようにお願いをしたいというふうに思います。
○塩川委員 経営が一番困難な飲食店、その飲食店の時短協力に対して、営業と雇用を守るのに十分な補償を行うことが実効性ある感染抑止対策になります。取引先など関連業者やイベント業者への補償も行うときだ。
 あわせて、緊急事態宣言でフェーズが変わりました。事業者、生活困窮者支援策の打切りを撤回すべきだ。持続化給付金の継続、複数回の支給や、家賃支援給付金、雇用調整助成金のコロナ特例、休業支援金の継続、拡充を強く求めて、質問を終わります。

緊急事態宣言の発出にあたって/野国連

 野党国対委員長連絡会開く。

 コロナ緊急事態宣言の発出にあたって、事前に国会への報告、質疑を求めることとし、昨年の緊急事態宣言時と同様、衆参議運委でテレビ入り、総理出席の質疑を7日(木)に行うことを与党に申し入れることで一致。

 政府のコロナ対応を質すために、13日に衆院内閣委、14日に参院内閣委で閉会中審査を求めることを確認。