貧困と格差是正のために、新自由主義の転換をはかります。賃上げと安定雇用を実現する雇用のルールをつくり、大企業・大富豪の税優遇をなくし、消費税は5%に引き下げを。
比例は日本共産党へ!
岸田首相は、公約していた金融所得課税強化について、当面見直しを考えていないと表明。前言撤回早すぎる。
自公政治の行き詰まりそのものだ。
政権交代、野党連合政権の実現を!
減税の恩恵を受けてきた大企業、富裕層に応分の税の負担を求め、庶民と中小企業を苦しめる消費税は5%への引き下げを提案する日本共産党の躍進を!
なによりもケアを大切に塩川予定候補/原発やめ再エネに転換を大内予定候補/茨城
「しんぶん赤旗」10月12日・首都圏版より
日本共産党の塩川鉄也衆院議員と大内くみ子衆院北関東比予定例候補は10日、茨城県取手市で遠山智恵子市議とともに総選挙での政権交代を呼びかけました。
塩川氏は「総選挙が政治の流れを変える絶好のチャンスだ」と強調。「新型コロナにまともな対策をとれない自公政治を転換し、感染症病床や保健所予算を2倍にして、何よりもケアを大切にする政治を政権交代で実現しよう」と訴えました。
また「北関東ブロックで共産党の議席は一つとはあまりにも少ない。野党共闘の要の共産党を比例で広げに広げてほしい」と訴えました。
大内氏は、茨城県では常陸那珂(ひたちなか)石炭火発や鹿島製鉄所など、事業所のCO2排出量が全国ワースト6番目だと指摘。「石炭火発や原発推進は、大本に財界・大企業言いなりの自民党政治がある。原発をやめて再生可能エネルギーに切り替える新しい政治を実現しよう」と呼びかけました。
無所属の田口茂市議が「比例は日本共産党へ」と応援演説。
塩川候補と無所属市議/共に「比例は共産党」/茨城・鹿嶋
「しんぶん赤旗」10月12日・首都圏版より
茨城県鹿嶋市で10日、日本共産党の街頭演説に無所属の田口茂市議が駆け付け、「比例で日本共産党を大きく伸ばしてほしい」と呼びかけました。
田口氏は「小さな農家を守るという共産党の農業政策は素晴らしいし、共産党の議席が増えなければ日本の未来は良くならない。応援します」と塩川鉄也衆院議員・北関東比例予定候補を激励。
塩川氏は、辺野古新基地建設の中止やLGBT(性的マイノリティー)への差別解消などを掲げた野党共通政策について「自民・公明の政治ではできないものだ」と指摘。「共通政策を前に進める一番の力が共産党の躍進だ。コロナから国民の命を守るために全力を尽くす。入院ベッドを減らし、75歳以上の医療費2倍化を強行した政治から、医療や福祉充実の政治をめざす」と訴えました。共産党の立原弘一、川井宏子の両市議も訴えました。
全国学童保育後援会オンラインつどいであいさつ。
岸田首相は所信表明演説で「学童保育の拡充」を述べたが、自公政権がこの間行ってきたことは「職員の複数配置」「有資格者の配置」の緩和で、職員1名配置や無資格者による運営を容認したことだった。子どもたちの安全・安心な環境づくりを後退させたのは重大だ。
規制緩和措置を撤回し、非正規の正規化など指導員の処遇改善を。学童保育に対する国、自治体の公的責任を明確にせよ。
政権交代、野党連合政権で学童保育政策の前進を。日本共産党の躍進が確かな力。
「新自由主義的な政策は、貧富の深刻な分断を生んだ」という。しかし、「分断」を生み出したのはアベノミクスなのに、その反省を述べるどころか、「大胆な金融政策、機動的な財政政策、成長戦略の推進」と、まさにアベノミクスそのものの継承を掲げている。これでは貧困と格差の拡大を招くだけ。
「成長と分配の好循環」という言葉も、5年前に安倍首相が施政方針演説で述べたもの。アベノミクスの果実が大企業と富裕層だけに届き、国民には貧困が届くだけという批判をかわすためにつくった言葉であり、いまさら使えば、アベノミクスの失敗を自ら認めるものでしかない。安倍政治の「焼き直し」に未来はない。
自分のノートを引用して「一人暮らしでコロナが心配」という国民の声を紹介した。だったら、原則自宅療養の方針こそ撤回すべきではないか。
平和の問題では、沖縄県民の反対を押し切って辺野古米軍基地建設を推進。「核兵器のない世界」といいながら、核兵器禁止条約については全く触れない。地元広島を始め、核廃絶を求める国民の願いを踏みにじるもの。憲法改正の議論の深化をうたって安倍改憲のレールを走ろうとしている。
「気候変動」という言葉があるだけで、気候危機とよぶべき非常事態への対策は一言も書いていない。ジェンダー平等については、言葉すらない。モリカケ桜、河井選挙買収事件、甘利幹事長あっせん利得疑惑など、金権腐敗問題については全く欠落。国民の声を聞くつもりがない。
野党の共通政策、わが党のコロナ対策・4つのチェンジを訴えて、政権交代、野党連合政権に道を開いていきたい。
一時支援金・月次支援金「不備ループ」解消を求める埼玉県商工団体連合会(埼商連・岩瀬晃司会長)の中小企業庁要請に同席。伊藤岳参院議員、梅村さえこ北関東比例予定候補と一緒に。
売り上げのない月の売り上げを証明しろなどと、無理な注文がされている。
しかし中小企業庁は「審査はデロイトトーマツで対応。国は総論として制度設計を行う」「民法上の契約なので行政不服審査の対象外」と、以前にもまして不備を是正する姿勢に欠けている。
国の方針で、不利益を被る事業者に支援を行うことこそ、国が行うべき仕事。委託事業者任せは許されない。
「不備ループ」解消を/埼商連が中小企業庁に要請
「しんぶん赤旗」10月9日・首都圏版より
埼玉県商工団体連合会は6日、新型コロナ禍で中小業者に支払われる一時・月次支援金について、書類に不備があるとして支給されない「不備ループ」問題の解消を求め、国会内で中小企業庁に要請書を提出しました。
同会の岩瀬晃司会長と中村稔事務局長が参加し、日本共産党の塩川鉄也衆院議員、伊藤岳参院議貝、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補が同席しました。
岩瀬会長らは、県内のイベント会社が10回以上の不備修正に応じてきたものの、現金取引のため出せない資料も求められ、一方的に「不支給」決定になった事例を紹介。中小企業庁の担当者は「出せる範囲の書類を出してほしいと案内している」と回答しました。
岩瀬会長は「審査で指示と違う対応をしているのではないか」と批判し、塩川議員は「文書などで明確な指示を示さないと現場は混乱する」と指摘しました。
担当者は「不支給決定に対する再審査はできない」と説明。参加者は「公費を使った支援金に不利益措置が出た場合、不服審査の仕組みがないのはおかしい」と指摘し、審査を委託企業に任せず、国の責任で業者を支援する立場での改善を求めました。
野党合同「甘利幹事長あっせん利得疑惑追及チーム」会合に出席。
甘利幹事長は、2016年の大臣辞任時の会見で「まだ全容の解明に至っていない。引き続き調査を進め、公表したい」と述べたが、その後の調査結果の公表はなかった。野党の調査結果公表の質問に対し、甘利事務所は「公表を前提にしていない」と拒否。ぜひとも調査結果を公表し、甘利氏の国会での説明を求めたい。
野党チームは、河井選挙買収事件に係る1億5千万円の支出について、岸田自民党総裁に質問状を出すことに。内容は①再調査の意向はあるか ②支出の決裁者は誰か ③領収書の公開を。
岸田首相の地元の自民党広島県連も再調査を求めている。甘利氏が選対委員長のときのこと。しっかり答えてもらいたい。
口利き事件/甘利氏/報告書の公表拒否/野党追及チームに回答
「しんぶん赤旗」10月7日・2面より
自民党の甘利明幹事長の現金授受・口利き事件をめぐり、甘利氏が「潔白」を示すために弁護士に依頼し作成したと主張する調査報告書について、甘利事務所が5日、「事実関係を把握するためのもので、公表を前提にしていない」と公表を拒否する回答を野党に行ったことが分かりました。
回答は野党合同「甘利幹事長あっせん利得疑惑追及チーム」の公開質問状に対するもの。質問状が、甘利氏に国会での説明を求めたのに対し、甘利事務所は「数度の記者会見やぶら下がり取材なども含め、調査結果を紹介引用して説明してきた」と拒否しました。
野党追及チームは6日、国会内で前日に続いてヒアリングを開催。甘利事務所の回答について立憲民主党の黒岩宇洋衆院議員は、甘利氏が2016年の会見で、引き続き調査して公表すると明言したことをあげ、「結果的に『公表する』という話がうそになり、公表から逃げた」と批判。調査した弁護士の名前が公表されておらず、「第三者による客観的な調査なのかすら分からない」と指摘しました。
日本共産党の塩川鉄也衆院議員は、「甘利氏の疑惑はより深まっている。予算委員会など国会でしっかり説明責任を果たすべきだ」と強調しました。
5日に野党追及チームは、報告書や担当弁護士名の公表を求める公開質問状を、甘利事務所に再度送付しましたが、6日のヒアリングまでに回答はありませんでした。
また、追及チームは19年の参院選広島選挙区での河井克行元法相・案里夫妻に自民党本部が提供した1億5000万円が大規模選挙買収に使われた疑惑の真相究明のため、資料提供を求めました。
岸田新政権が発足したが、その政治の中身について議論が必要。しかし、岸田首相は14日解散を表明。
野党として、14日に予算委の開催を求めるとともに、甘利幹事長のUR口利き疑惑について甘利氏の政治倫理審査会出席を求めることで一致。
河井選挙買収事件に係る1億5千万円についても、野党追及チームで取り上げていくことに。
14日の予算委を要求/野党国対委員長が一致
「しんぶん赤旗」10月7日・2面より
甘利氏事件で13日政倫審も
日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は6日、国会内で会談し、岸田内閣の政治姿勢をただすため臨時国会会期末の14日に衆参両院で予算委員会を開くよう求める方針で一致しました。
また、自民党の甘利明幹事長は現金授受・口利き事件の説明責任を果たしていないとして、13日に衆院政治倫理審査会を開き、甘利氏から説明を聞くよう求めることも確認。河井克行元法相・案里夫妻に自民党本部が提供した1億5000万円の使い道を明確に示すよう、自民党総裁の岸田文雄首相に求めることも決めました。
立民の安住淳国対委員長は「岸田内閣が掲げる『新しい資本主義』の内容もわからず、アベノミクスをやめるのかもわからない。予算委員会をやらないで、議論もせずに選挙に突入するのはよくない」「甘利氏は大臣室で業者から現金を受け取っている。同様に大臣室で現金を受け取った吉川貴盛元農水相は受託収賄の罪に問われている。どこが違うのか。自民党の幹事長になった以上、ぜひ国会で説明してもらいたい」と述べました。
日本共産党の穀田恵二国対委員長は「何も説明せずに審判を受けようという姿勢が問題だ。予算委で内政、外交、コロナ対策、政治とカネなど、争点を明確にすることが当然求められている。これが国民の要求だ。岸田氏が『聞く耳をもっている』というなら、予算委員会を開くことこそ求められる」「甘利氏は、疑惑はないというが、説明責任を果たすため、自ら国会に出てくるべきだ」と述べました。
立民の安住氏は自民党の森山裕国対委員長と会談し、野党の方針を伝えたのに対し、森山氏は予算委員会の開催は「大変、厳しいと思うが持ち帰る」と返答。政倫審については「甘利氏に伝える」と述べました。
議運理事会開く。
8日に岸田新首相の所信表明演説、11日・12日に各党の代表質問を行うことで合意。野党は、予算委開催を強く要求。与党は「政党間、予算委の現場で協議が行われるだろう。申し入れは伝えたい」と回答。
私は「河井選挙買収事件に係る自民党本部からの1億5千万円の資金提供について、自民党として説明せよ」「甘利幹事長のUR口利き疑惑について甘利氏が国会で説明を」と要求。
自民党は「河井氏の件は、幹事長室から説明があった。党としては最終的な回答だ」「甘利幹事長の件は、国会内外でやりとりのあるところ。推移を見守りたい」と述べた。
私は「岸田新総裁は、河井事件について『今一度確認し、必要があるなら説明する』と述べていた。最終的な回答とは受け取れない。甘利氏は国会で説明していない。しっかり答えてもらいたい」。
自民党は「今の話も含めて党に報告する」。