カジノ問題/徹底解明、検証を/追及本部のヒアリング

 カジノ問題追及本部ヒアリング。元カジノ担当副大臣の逮捕に続き、カジノ進出をめざす中国企業からの政治献金が問題になっている。

 新里弁護士がカジノの問題点を指摘。

 政府の担当者は「捜査機関の活動内容についてはコメントを差し控える。IR整備法に基づき準備を進めていく」と、カジノ推進は何の変更もしない。

 立ち止まって徹底解明、検証を行え!

 また、今日、カジノ管理委員会が発足した。カジノ規制機関というが、事務局にカジノ業者が入ることも排除されない。業者との接触ルールも定めていない。IR制度設計の基本方針案は、カジノ管理委員会設置前に出来上がっている。

 そもそもIR推進事務局とカジノ管理委員会設立準備室のスタッフは併任で、推進と規制が一体化している。カジノの公正性は全く担保されていない。


業者と接触/定め無し/カジノ管理委/政府担当者認める

「しんぶん赤旗」1月8日付・15面より

野党追及本部がヒアリング

 野党の「カジノ問題追及本部」は7日、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件についての合同ヒアリングを行い、カジノ問題に詳しい新里宏二弁護士から話を聴きました。新里氏はIR整備について「カジノ業者や建設会社、ゲーム事業関連会社には大きなお金が落ちても、住民や地域の活性化にはつながらない」と指摘。「人の不幸を前提にするカジノビジネスは日本に必要ない」と述べました。

 また、野党は政府の担当者に対して、収賄容疑でカジノ担当の内閣府副大臣だった秋元司容疑者(自民党を離党)が逮捕されたことを受け、IR整備のスケジュールを見直すよう要求。7日に発足した「カジノ管理委員会」について「メンバーがカジノ関連業者との接触を禁じるルールはあるのか」などとただしました。

 担当者は「さまざまな業者との接触を制限するような内部ルールについては明確に定めてはいない」と述べ、カジノ管理委員会任せであることが明らかになりました。IR整備のスケジュールの見直しについては「具体的な検討はしていない」と答えました。

 

台風19号豪雨災害/越辺川決壊現場付近を調査/埼玉・坂戸市、川越市

 台風19号豪雨災害から3か月。坂戸市、川越市の越辺川決壊現場付近を歩く。

 床上浸水被害のあった東坂戸団地。大谷川は下流で越辺川に合流します。越辺川の破堤した水が大谷川沿いに溢れました。

 坂戸市内では、約四百棟の住家被害がありました。
被災者の生活と生業の再建に力を尽くしたい。

 百名の入所者が避難した特養ホーム「川越キングスガーデン」。

 川越市内に福祉避難所の建設が進んでいます。

 浸水被害を受けた障害者支援施設「けやきの郷」。

 まだ再開に至っていません。法人は、埼玉県等と再開に向けて協議中といいます。

 県は国に、被災障害者施設向けの支援を行うことを求めています。

 越辺川との合流部分にある大谷川雨水排水機場と大谷川樋門。

 ここの下流部で越辺川が決壊しました。豪雨時に排水機場を稼働させていたことについて、県と坂戸市等の間で議論になっています。

 越辺川の決壊現場。越水による破堤だといいます。耐越水堤防をはじめ、流域治水の議論が必要です。

所沢駅西口で新春の街頭宣伝/埼玉

 所沢駅西口で新春の街頭宣伝。やぎした礼子県議、平井明美・荒川ひろし・城下のり子・矢作いづみ・小林すみ子・天野敦の党市議団と一緒に訴えました。

 「桜に加えてカジノはひどい」「今年こそ安倍政権を終わらせてほしい」「野党共闘頑張って」と激励の声。

【新聞「新埼玉」掲載】草の根の党だからこそ

新聞「新埼玉」1月号より

 昨年の臨時国会では野党が共同して、国政私物化の「桜を見る会」を徹底追及。その中で日本共産党が大きな役割を果たしました。

 「桜を見る会」といえば田村智子議員です。「ジャパンライフ」の大門みきし議員、「シュレッダー」の宮本徹議員など、「共産党の調査能力はすごい」と他党の議員から何度言われたことか。

 何よりも「しんぶん赤旗」が大奮闘。野党合同ヒアリングの配布資料のトップは「赤旗日曜版」の記事です。「今週の日曜版を使って追及していいですか」と話しかけてくる議員も。「赤旗」が野党共同の機関紙となったようでした。

 野党追及チームが安倍首相の地元の下関で調査を行ったとき、頼りにされたのが共産党。地方議員や党員のつながりで「桜を見る会」の参加者を手繰り寄せました。

 国民と深く結びついた草の根の力をもつ日本共産党が伸びれば、安倍自公政権に代わる政治の展望が切り開けます。ぜひお力をお貸しください。

2020年新春の街頭演説/川口市、さいたま市

 2020年新春の街頭演説。川口駅、浦和駅、大宮駅で、伊藤岳参院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補と訴えました。川口駅では奥田智子衆院埼玉2区予定候補も一緒です。

 いつあってもおかしくない総選挙。野党共闘の前進、日本共産党の躍進で、安倍政権退陣、野党連合政権へと踏み出す年にしたい。


総選挙へダッシュ/各地で宣伝/埼玉/塩川・伊藤・梅村氏

「しんぶん赤旗」1月3日付・6面より

共産党を伸ばして

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員は1日、埼玉県川口、さいたま両市で伊藤岳参院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、おくだ智子衆院埼玉2区予定候補、村岡正嗣県議、両市の市議団とともに訴えました。

 塩川氏は「貧困と格差の是正やジェンダー平等など、安倍政権にできないことを私たちの力で実現を。来る総選挙で野党共闘の前進とともに、共産党を大きく伸ばしてください」と呼びかけました。

 梅村氏は、政府の来年度予算案では税収のトップが消費税となったと指摘し「弱い者いじめの消費税に頼るのではなく、消費税を引き下げて希望ある日本を」と強調。伊藤氏は「国民が納めた税金が国民の暮らしに還元される、当たり前の政治をめざします」と訴えました。

 JR大宮駅前での訴えに足を止めた女性(78)は「消費税増税や働き方の問題など、世の中おかしいことばかり。私も清掃の仕事をしているけど、2年で17人辞めた。頑張って」と話しました。

 

野党共闘の前進と日本共産党の躍進を/新しい年を迎えて

 昨年は、市民と野党の共闘が大きく前進した年でした。

 「身の丈」発言が示した不公正で格差を助長する大学入学共通テストについて、野党法案通りに見直しをさせたのはかつてないこと。高校生など若者たちの声が政治を動かしました。

 憲法審査会で、安倍首相の9条改憲案の審議を一回も行わせなかったのは、野党の共闘の力とともに、三千万人署名をはじめとした国民のたたかいがあったからです。

 野党の結束した取り組みが「桜を見る会」を国政の中心課題に押し上げました。その追及の先頭に立ったのが党国会議員団であり、しんぶん赤旗でした。

 来るべき総選挙で、野党共闘の前進と日本共産党の躍進をかちとり、安倍政権の退陣、野党連合政権を実現しましょう。

▼2019年臨時国会の取組み▼【8】議院運営委員会の仕事 (1)国会の民主的運営に全力 (2)衆議院を代表して公式行事に出席 (3)国会図書館関西館、京都迎賓館を視察

【8】議院運営委員会の仕事
(1)国会の民主的運営に全力
1)消費増税問題 増税前の審議を要求(議運理事会、9月26日)
 議運理事会が行われ、菅官房長官が出席し、内外の諸情勢に対応するためとして、臨時国会を10月4日に召集する政府方針を伝した。

 私は、通常国会中から野党は重要な諸案件について、審議を行えと要求しており、政府はしっかり対応すべきだ。特に、消費税増税については、増税前の9月中に審議を行うよう政府として対応すべきと求めた。

2)臨時国会会期46日間 十分な審議を(議運理事会、10月1日)
 西村官房副長官が出席し、政府提出法案を説明。

 私は、過去2回提出し、2回とも政府側が撤回した国家戦略特区法案は、出す必要なしと発言。利権や行政私物化が問題となっている特区制度そのものの検証を行えと要求。日米貿易交渉に関する資料の提出を求めた。

 臨時国会の会期については、10月4日から12月9日までの67日間とすることを確認。

3)国民投票法案めぐる大島議長の発言を批判(議運委員会、10月7日)
 大島議長の国民投票法案をめぐる発言について抗議し、意見表明。

 大島議長は「国民投票法案を2年間議論している」「国民投票法案だけは、この臨時国会でぜひ合意をつくってほしい」と発言。

 2年間議論してきたと大島議長が言う国民投票法案は、与党案のこと。野党が欠陥法案と批判してきた与党法案に与する大島議長の公正中立性が問われるとして、発言の撤回、謝罪を求めた。

4)会期延長求める意見表明(議運委員会、12月9日)
 野党が提出した会期延長の申入れについて、各党が意見表明。私は「疑惑を徹底解明するため、会期延長が必要だ」「国会閉会で幕引きを図ろうとしていることは言語道断」と表明。

(2)衆議院を代表して公式行事に出席
1)ナイジェリア下院議長一行の大島議長表敬訪問に同席(11月7日)
 両国の議会間交流の重要性について確認。ナイジェリア議会は二院制。下院は定数360、小選挙区制。

 サッカー強国の一つ。オリンピックでも何度もメダルを獲得。リオ五輪では日本代表と激闘を演じ(4-5で日本が惜敗)、最終的に銅メダルを獲得。懇談では、サッカー談義でも盛り上がりました。

2)ヨルダン下院議長一行の大島議長表敬訪問に同席(11月19日)
 ヨルダンのアーティフ・アル・タラウネ下院議長一行が大島議長を訪問。

 ヨルダン下院は130議席。任期4年。全国23選挙区で、1人複数投票制により選出。選挙権は18歳以上、被選挙権は30歳以上。元首である国王が、立法・行政の実権を持っています。

 地中海の10倍の塩分濃度の死海が観光地として有名。透明度と特有の生態系のあるアカバ湾は、ダイバー憧れの場所だといいます。

(3)国会図書館関西館、京都迎賓館を視察(12月12~13日)
 議院運営委員会の視察で国立国会図書館関西館(京都府精華町)へ。今年度末に新たな書庫棟(500万冊)が完成します。

 東京本館が国会サービス、来館利用者サービス等を担うのに対し、関西館は資料の保存庫、全国向けサービスを担っています。

 所蔵資料のデジタル化、国・自治体・大学等のウエブサイトの収集・保存、全国の図書館のサービス運営の支援、アジア情報サービス、遠隔利用サービスの拠点としての役割を果たしています。

 障害者へのデータ送信サービスなど、支援の一層の拡充を図ってもらいたい。

 議院運営委員会の視察で京都迎賓館へ。京都迎賓館は、海外からの賓客に対し歴史的・文化的側面も含めた日本への理解を醸成するため、京都の地に建設、2005年に開館しました。
 衆参国会議長が招待した海外の国会議長の接遇も行っており、今年お会いしたコロンビア・クロアチア・ナイジェリア議長一行も利用しています。

▼2019年臨時国会の取組み▼【7】国家戦略特区

【7】国家戦略特区(内閣委員会、10月30日)
 国家戦略特区の「規制緩和」提案の募集における手続きの不透明さを追及しました。

 株式会社特区ビジネスコンサルティング(当時)が2015年1月16日に提案をしている点にかかわり、この提案は「どのようなルートで出されたのか」とただすと、内閣府の村上敬亮審議官は「日常的な相談の中で認識した」と答弁。

 私は、募集要項には期限に遅れた場合は「受け付けない」としており、日常的に受け付けるとは書いていないのに「そのことを知っている人が有利で不透明な扱いだ」と指摘。村上氏は「調べる必要がある。報告したい」と答えました。

 また、同社の提案をいつ受け付けたのかと質問。

 村上氏は「日常的なやりとりは記録はとっていない。具体的に特定することは困難だ」として明らかにしませんでした。

 さらに、同社の設立(15年1月15日)の翌日にワーキンググループが同社からヒアリング(聞き取り)をしており、同社の特別扱いは「あまりにも異常だ」と批判。

 北村誠吾規制改革担当相は質問にまともに答えず、「手続きに一点の曇りもない」と強弁しました。

 私は、「国家戦略特区は構造的に利権が生じる仕組みになっているのではないか」と強調し、徹底解明を求めました。

国家戦略特区に関わる国会質問通告の漏洩問題を追及
 また、国会質問通告の状況をまとめた一覧表が外部に流出した問題を追及。

 菅官房長官は、「政府部内限りの情報が外部に流出したのであれば、あってはならないことだ」と述べ、「まずは経緯を確認する」「情報管理の徹底を図る」と答えました。

▼2019年臨時国会の取組み▼【6】公務員制度・官邸機能強化 (1)官民癒着 (2)給与法質疑 最低賃金問題

【6】公務員制度・官邸機能強化
(1)官民癒着(内閣委員会、10月30日)
 この間、取り上げている民間企業出身の非常勤職員の官民癒着問題について質問。

 民間企業出身者が国家公務員の非常勤職員として、政権中枢の内閣官房や内閣府で政策の企画立案を行っている事例が増加しています。

 内閣官房では課長補佐・係長クラスの非常勤職員の給与は250万円(年)程度。これまで政府は、私の追及に対し、出身元企業からの給与補てんを否定していない。

 一方で、官民人事交流法では、出身元企業の業務に従事することや給与補てんを禁止する等、公務の公正性を確保するための規制を定めている。

 人事院人材局長は、常勤と非常勤で違いがあり、非常勤は兼業が認められていると答弁。

 私は、非常勤職員の場合も、出身企業から給与補てんを受けていれば、公務の公正性に疑念が生じると批判。

 また、梶山国家公務員担当大臣(当時)が、2017年にこの問題について「検討課題だ」と答弁していたことにふれ、規制の進捗について追及。

 武田国家公務員担当大臣は「人事管理運営方針」へ注意喚起を記載したと述べ、「非常勤は様々な形態があり、一律の規制は難しい」と答えた。

 このような背景には、経団連による「政策の企画・立案の中枢に積極的に関与できるように」「内閣官房や内閣府への民間人登用を増やす」とした提言(2015年)がある。
 財界・大企業中心の政治の歪みをつくる、このような人事制度は抜本的に見直すべきだ。

(2)給与法質疑 最低賃金問題(内閣委員会、11月7日)
 国家公務員の高卒初任給や非常勤職員の給与が最低賃金未満になってはならないと主張し、公務員の賃金の実態を調査することを求めた。

 国交労連の調査で、高卒初任給の時間単価は897円で、最低賃金の全国加重平均901円に届かず、東京・神奈川・大阪・埼玉などで地域別最低賃金を下回っている。

 一宮なほみ人事院総裁が「人事院勧告に基づく給与改定を通して最低賃金法の趣旨にのっとった適正な給与が確保される」「手当等を含めた全体として確保されている」と答えた。

 私は、最賃法が当てはまる形で給与と手当を区別すべきだ。全体としてあいまいにしてよい話ではないと批判。

 また、非常勤の国家公務員の給与について各都道府県の地域別最賃が改定される中で、人事院が最賃を下回らないように促す通知を出している。非常勤の給与実態を把握しているか、と質問。

 一宮氏は「把握していない」と答弁。

 是正することがやるべき仕事だ。そのためにも、実態を把握すべきだ。

 一宮氏は実態把握には触れず、「各府省に必要な指導を行っていく」と述べた。

▼2019年臨時国会の取組み▼【5】桜を見る会疑惑の追及

【5】桜を見る会疑惑の追及(内閣委員会理事会、12月17日)
 「桜を見る会」疑惑について、野党の「質問事項」に対し内閣府が回答。

 日本共産党、立憲民主党と国民民主党などの共同会派は、10日に「桜を見る会」の招待者名簿の電子データが廃棄された経緯や、悪徳マルチ商法企業ジャパンライフの元会長などに送られた招待状の区分番号「60」が安倍総理の「推薦枠」であるのかどうかなどの質問事項を、政府に提出していた。

 内閣府の担当者は、今日の理事会で、招待者名簿の電子データの廃棄の経緯について「これ以上のログ(記録)を調べる考えはない」と回答。

 区分番号「60」は「実務的に振り分けるため便宜的につけているものであり、調査する必要はない」と答え、これまでの野党合同ヒアリングと同じ回答を繰り返した。

 また、内閣府の担当者は、これらの回答は「政務(の答弁)を踏まえた内閣府組織としての対応だ」と明言。真相究明を求める野党への回答を拒否した。

 野党側は「誠意ある回答とは思えない」と批判し、さらなる回答を示すよう、政府に求めた。

 理事会後の記者会見。私は、政府が回答を拒否するのは、内閣府の長である総理や官房長官の答弁に沿ったもので、二人が了承した対応だと指摘。国政、税金の私物化が問われる事態にも関わらず、公文書管理法を損なうような対応は、由々しき事態。理事会で回答を示さないのであれば、二人に国会で答弁してもらう必要がある。引き続き、閉会中審議を要求していきたいと述べました。

 共同会派の大島敦議員は「民主主義のシステムに関わる問題であり。政府全体にかかわる問題だ」と指摘。今井雅人議員は「引き続き、閉会中の内閣委理事会を要求し、さらなる回答を政府に求めたい」と表明しました。

▼2019年臨時国会の取組み▼【4】カジノ

【4】カジノ(内閣委員会、11月29日)
 カジノを誘致する自治体が国の認定を受けるさい、議会の議決が必要となる「区域整備計画」の認定期間は初回10年、以降5年ごとの更新とされている。一方、自治体がカジノ事業者と結ぶ「実施協定」の期間は30年間を超える長期になることが容認されている。

 私は、認定の有効期間を超えた事業期間を実施協定で結ぶのは、議会の議決を形骸化させるのではないかと質問。

 赤羽一嘉国交相(IR担当)は「議会の議決を経なければ認定の更新はできない」と答えた。

 さらに私は、知事や議会の構成がかわり、認定の更新時期に自治体側がカジノから撤退しようとしても、事業者との「協定」が優先されるのではないかと追及。

 赤羽国交相は「そういうことも想定される」と認めた。

 政府が検討中の「基本方針」案は、自治体側の申請により認定取り消しが行われた場合の事業者への「補償」規定に言及しており、実施協定がしばりになり、一度始めたら後戻りできず、カジノに反対する民意が通らない仕組みだ。

 赤羽国交相は「支障が生じないようにしたい」と答弁。

 こうした事業のために、カジノ管理委員会を設置すべきではないし、カジノ実施法は廃止すべきだ。

▼2019年臨時国会の取組み▼【3】台風19号災害対策

【3】台風19号災害対策(内閣委員会、10月30日)
 台風15号、19号と大雨の災害対策について、避難所の生活環境改善と住宅応急修理の活用について質問。

 私は、一部損壊の住宅まで対象が拡大された住宅応急修理制度の活用について、床下浸水も対象となるのか。床下に断熱材など重要な設備があることもある。被害の実態を見るべきだと質問。

 内閣府防災は「一次調査における外観調査では対象になりづらいが、必要に応じて住家内に入っての二次調査も行う。被災者の要望に応じて調査する」と答弁。

 また、私は、公営住宅に入ると住宅応急修理制度が使えないと説明する自治体もあったことを指摘。
 内閣府防災は「被災者が一時的に避難先として公営住宅を利用する場合、住宅応急修理制度が活用できる」と述べた。

 菅義偉官房長官が被災者支援について「できることはすべてやる」と述べたのに対し、私は、現行制度はすべて活用すると同時に、できないことがあれば新たな制度を作る立場で臨むべきだ、と強調。

 菅官房長官は「柔軟に弾力的に対応する」と答えた。

▼2019年臨時国会の取組み▼【2】辞任大臣に対する安倍首相の任命責任を問う

【2】辞任大臣に対する安倍首相の任命責任を問う(予算委員会、11月6日)
 菅原一秀前経産相と河井克行前法務相の辞任に対する首相の任命責任を追及。公職選挙法違反なら大臣の資格以前に議員の資格が問われる。このような人物を任命した首相として、辞任の理由を国会で説明せよと求めるのは、最低限の任命責任だ。

 安倍首相は「自ら説明責任を果たしていくと思う」となんら責任を果たさない態度だった。

▼2019年臨時国会の取組み▼【1】大学入学共通テスト問題

【1】大学入学共通テスト問題(予算委員会、11月6日)

 2020年度から始まる大学共通テストについて、営利目的・採算重視の民間事業者への丸投げを主導してきた安倍晋三首相の責任を追及。

 受験会場が限定される地域格差や受験料や交通費負担の経済格差が生じるなど英語民間試験の問題点は、教育行政の最も重要な教育の機会均等の原則に反する。
 
「教育の機会均等は極めて重要」と答える安倍首相。

 大学入試制度の転換と民間企業の参入への道を開いたのは、安倍首相が主催する教育再生実行会議の『大学入学者選抜改革』の提言(13年)だ。安倍首相の責任を追及した。安倍首相はまともに答えなかった。

 延期となった英語民間試験だが、安倍政権は24年に実施を狙っている。大学入試に民間事業者の参入を進める方針そのものに変更はない。英語民間試験だけでなく、理科や社会にも記述式試験を導入する新共通テストそのものを撤回すべきだと要求。

 萩生田光一文科相は「英語民間試験延期に合わせてセンター試験を見直す。民間ありきで続けていくと申し上げたことはない」と述べた。

 その後文科省は、記述式についても見送りを表明せざるを得なかった。

関東地方の主な米軍・自衛隊施設に関する2019年度補正予算案及び2020年度予算案について

 関東地方の主な米軍・自衛隊施設に関する2019年度補正予算案及び2020年度予算案の内容が明らかになりました。

 2019年度補正予算案のポイント及び2020年度予算案に関して9月の概算要求(塩川鉄也HPの「活動日記」2019年9月4日付をご覧ください)との主な変更点は以下の通り。

1)2019年度補正予算案のポイント
 台風19号被害の改修費及び来年度予算分の一部を前倒しで計上。

2)2020年度予算案の概算要求との変更点について
 木更津駐屯地に、オスプレイ暫定配備のための予算約3億円が計上された。オスプレイ暫定配備の受け入れが整った場合に備えて、緊急着陸帯(車輪が出てこない緊急着陸時のために緩衝材を設置)を整備する。また、オスプレイの整備機材用のコンテナを設置するためにコンクリート舗装を行う。

詳細は以下の通りです。

(1)2019年度補正予算案について

1.米軍施設(横田飛行場、所沢通信施設、大和田通信所、厚木海軍飛行場)
計上事業なし

 

2.陸自駐屯地(朝霞・大宮・相馬原・宇都宮・北宇都宮・勝田・土浦・霞ヶ浦・古河・習志野・木更津)及び空自基地(百里・熊谷・立川・横田・府中・入間)における「施設整備費」
熊谷基地 約3億円
隊庁舎等の被害復旧。台風19号による隊舎等の屋根防水のはがれの修繕
入間基地 約1億円
庁舎の改修0.5億円(屋根防水の改修)、調査工事0.4億円(基地内のユーティリティ・ライフラインの管路調査。2020年度予算分の前倒し)
その他は計上事業なし

 

3.陸上総隊司令部及び直轄部隊(司令部および司令部付隊、第一空てい団、第一ヘリ団、中央即応連隊、特殊作戦群、中央特殊武器防護隊、対特殊武器衛生隊、国際活動教育隊、中央情報隊、システム通信団、水陸機動団)及びその他の主な部隊について
防衛医科大学校 約1.2億円
医療備品整備1.1億円・変電設備改修0.1億円(2020年度予算分の前倒し)
その他は計上事業なし

 

(2)2020年度予算案について

1.米軍施設(横田飛行場、所沢通信施設、大和田通信所、厚木海軍飛行場)
横田飛行場提供施設整備 歳出ベース
28億5600万円
契約ベース
9億3600万円
駐機場(老朽更新、CV用ではない 新規)、ユーティリティ(給電・給水 継続事業)
厚木海軍飛行場提供施設整備 歳出ベース
億1600万円
契約ベース
11億1600万円
汚水排水施設調査5200万円、雨水排水施設本工事10億2400万円、ユーティリティ(給電)本工事4000万円。いずれも継続事業
所沢通信施設及び大和田通信所に関係する経費は要求していない

 

2.陸自駐屯地(朝霞・大宮・相馬原・宇都宮・北宇都宮・勝田・土浦・霞ヶ浦・古河・習志野・木更津)及び空自基地(百里・熊谷・立川・横田・府中・入間)における「施設整備費」
朝霞駐屯地 約27億円
隊舎の新設12億円(女性自衛官教育隊舎の狭隘化による施設整備)。整備場の新設11億円(16式機動戦闘車整備のため。「2020年度末に配備される予定だが、現時点で配備部隊は未定」という。偵察隊を偵察戦闘大隊に衣替えし、機動戦闘車を配備する計画か。今年度、第一師団の偵察部隊が使用する庁舎新設経費3億円が計上されている)。
概算要求にあった朝霞市公共下水への接続工事負担金0.6億円は、朝霞市からの要請があり、来年度の計上は見送り
相馬原駐屯地 約24億円
隊庁舎の新設(部隊供用の既存施設の狭隘化のため)
土浦駐屯地 金額不明(予定価格が類推されることから提示不可との説明)
隊舎(部隊供用)の改修
霞ケ浦駐屯地 金額不明(予定価格が類推されることから提示不可との説明)
実習場の改修(UHXヘリ整備要員の教育実習のため)
習志野駐屯地 約4億円
隊舎(部隊供用)の改修4億円(2棟の空調設備改修)。調査工事数百万円(隊庁舎の狭隘化による建て替えのための測量)
木更津駐屯地 約3億円
緊急着陸帯の整備(オスプレイ暫定配備の受け入れが整った場合に備えて整備。車輪が出てこない緊急着陸時のための緩衝材を設置)。コンクリート舗装の整備(オスプレイ暫定配備関連。整備機材用のコンテナ設置のための舗装を行う)。格納庫の補修(既存施設の老朽化対応。オスプレイ関連ではない)
百里基地 金額不明(予定価格が類推されることから提示不可との説明)
燃料設備の改修(燃種変更に伴う機器の追加)
熊谷基地 約5億円
武道場の建替え(老朽更新。剣道場、柔道場を一か所に集約)
府中基地 28億円
庁舎の新設15億円(航空中央音楽隊の庁舎新築。1期と2期に分け、来年度は1期分を計上)。庁舎の建替12億円(航空開発実験集団司令部庁舎の耐震対策)。庁舎の改修0.8億円(宇宙作戦隊(仮称)の配備。宇宙状況監視(SSA)システムの運用の拠点として活用)
入間基地 約131億円
燃料貯蔵施設の新設17億円(C2受け入れ関連)。
倉庫(貨物ターミナル)建替え11億円(C2受け入れ関連)。
誘導路の改修7億円(C2受け入れ関連)。
航空医学実験隊(1・2部)庁舎の新設16億円。
航空安全管理隊庁舎の新設10億円(概算要求時の18億円を1期と2期に分け、来年度は1期分の10億円を計上)。
受配電設備の老朽更新8億円。
自衛隊入間病院の整備52億円(付属棟、教育棟、病院3期工事)。
災害対処拠点地区等の整備10億円(訓練場、構内道路、雨水排水)。
大宮駐屯地、宇都宮駐屯地、北宇都宮駐屯地、勝田駐屯地、古河駐屯地、立川基地、横田基地はなし

 

3.陸上総隊隷下の部隊(司令部および司令部付隊、第一空てい団、第一ヘリ団、中央即応連隊、特殊作戦群、中央特殊武器防護隊、対特殊武器衛生隊、国際活動教育隊、中央情報隊、システム通信団、水陸機動団、電磁波作戦部隊)及びその他の主な部隊に係る概算要求額(装備品等)とその内容
陸上総隊司令部及び司令部付隊(朝霞) 計上事業なし
第一空てい団(習志野) 約1.9億円
空挺傘損耗更新など
第一ヘリ団(木更津) 約0.9億円
フォークリフトなど
中央即応連隊(宇都宮) 約800万円
サーチライトなど
特殊作戦群(習志野) 約1.7億円
中央特殊武器防護隊(大宮) 約1.0億円
除染車1両
対特殊武器衛生隊(三宿) 約0.1億円
生物剤対処用衛生ユニット維持
国際活動教育隊(駒門) 計上事業なし
中央情報隊(朝霞) 計上事業なし
システム通信団(市ヶ谷) 約6.0億円
無線搬送装置
水陸機動団(相浦) 約11.1億円
水中偵察装置(水際機雷探知)など。概算時要求に加えてボート0.5億円を追加
電磁波作戦部隊 約100億円
ネットワーク電子戦システムを導入。電波情報の収集、有事の際の相手の電波利用を無力化
電磁波作戦部隊は来年度、健軍駐屯地(熊本県)に配備される。そのシステム予算は、すでに2017年度補正予算で措置されている。今回の100億円は、2022年度に新たに配備される電磁波作戦部隊(配備地未定)用の予算措置
大井通信所(ふじみ野市) 約3923万円
保全警備システムの保守整備293万円、通信所警戒監視要員(役務)の確保3630万円
防衛医科大学校(所沢) 約164億円
患者医療費39億円、学校機能維持費84億円、インフラ整備費27億円、医療備品整備14億円、防衛医学研究センター0.4億円
航空医学実験隊(入間) 約2.6億円
訓練機材(遠心力発生装置、操縦者作業負担度測定装置)の保守点検整備2億円、訓練用教材経費0.1億円、常圧低酸素訓練装置0.5億円
航空機動衛生隊(小牧) 約400万円
機動衛生ユニット維持費
陸自化学学校(大宮) 約570万円
学校教育に必要な消耗品、教材等の経費
航空戦術教導団電子作戦群(入間) 約1.9億円
電子戦教育装置の換装