【内閣委員会】「防衛力の強化」を経済対策の柱と掲げる高市政権を批判

 私は、高市早苗首相が策定を指示した総合経済対策の3つの柱の1つに「防衛力の強化」が位置付けられている問題を追及しました。

 私は「これまで政府が経済対策の柱として『防衛力の強化』を掲げたことはあるか」と質問。城内実経済財政担当大臣は「柱として掲げたことはない」と答えました。

 私が「防衛力の強化がなぜ経済対策なのか」と追及したのに対し、城内大臣は、その理由として、自衛官の所得向上による生産消費の活性化、デュアルユース(軍民両用技術)の民生転用の波及効果、などを挙げました。

 私は「GDP比2%の大軍拡を前倒しで達成するために1.1兆円が必要となる。それを積む補正予算の理屈なのではないか」と指摘し「大軍拡を具体化する口実として、経済対策の柱の1つとしていることが問われる」と批判。

 また、デュアルユースの問題点として「デュアルユースの名の下にAI技術の軍事利用が進んでいる」と指摘。すでに日米が2023年末に、次期戦闘機と連動する無人機の共同研究に合意しているとして「憲法9条を持つ国として断じて認められない」と強調しました。

 さらに、防衛装備の海外移転についても追及。自民と維新の連立合意に盛り込まれた「防衛装備移転三原則」の運用指針の撤廃について、「殺傷能力のある武器の輸出が経済対策として推進されることになるのではないか」と質問。防衛装備庁は「経済対策の中身について現時点で答えることは控える」としつつ「22年に決定された防衛力整備計画では、『防衛装備品の海外移転は、販路拡大を通じた防衛産業の成長性の確保にも効果的』とある」と答えました。

 私は、政府の日本成長戦略会議でも、同盟・同志国との防衛産業サプライチェーンの協力推進について議論が行われているとして、どのようなことを検討しているのか追及。防衛装備庁は、日米両政府の「日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)」などを通じ協力を進めたいと答弁しました。

 私は、トランプ大統領が大軍拡を要求する下で、「(日本の軍需産業が)世界各地の紛争国に兵器を提供している米国の下請けになるのではないか」と批判しました。

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大軍拡 どこが経済対策/衆院内閣委/塩川氏“憲法9条に反する”

「しんぶん赤旗」11月20日・2面より

 日本共産党の塩川鉄也議員は19日、衆院内閣委員会で、高市早苗首相が策定を指示した総合経済対策の柱に「防衛力の強化」が位置づけられている問題を追及しました。

 塩川氏は「これまで経済対策の柱として『防衛力の強化』を掲げたことはあるか」と質問。城内実経済財政相はないことを認めました。塩川氏の「防衛力の強化がなぜ経済対策なのか」との追及に対し、城内氏は▽自衛官の所得向上による生産消費の活性化▽デュアルユース(軍民両用技術)の民生転用の波及効果―などを挙げました。

 塩川氏は「GDP(国内総生産)比2%の大軍拡の前倒しを達成するために1・1兆円必要になる。それを積む補正予算の理屈なのではないか」と指摘。デュアルユースの名の下にAI(人工知能)技術の軍事利用が進み、日米が2023年末に次期戦闘機と連動する無人機の共同研究に合意したとして「憲法9条をもつ国として断じて認められない」と強調しました。

 さらに、自民と維新の連立合意書に盛り込まれた「防衛装備移転三原則」の運用指針の撤廃を巡り、「殺傷能力のある武器の輸出が経済対策として推進されることになる」と告発。政府の日本成長戦略会議が議論している、同盟・同志国との防衛産業サプライチェーン(供給網)での協力推進とは何かと追及しました。

 防衛装備庁の小杉裕一装備政策部長は、日米両政府の「日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)」などを通じ協力を進めたいと答弁。塩川氏は、トランプ政権が大軍拡を要求する下で「(日本の軍需産業が)世界各地の紛争国に兵器を提供している米国の下請けになる」と批判しました。


「議事録」

第219回臨時国会 令和7年11月19日(水曜日)内閣委員会 第2号

○塩川委員 日本共産党の塩川鉄也です。

 最初に、障害者施策担当の黄川田大臣にお尋ねをいたします。

 東京デフリンピックが十五日から開催をされております。選手の皆さんの活躍や、また、この大会を支えるスタッフの皆さんの本当に様々な活動も紹介をされているところであります。大きく成功することを願うものであります。

 このようなデフリンピックに先立ちまして、さきの通常国会におきましては、手話施策推進法が全会一致で成立をいたしました。手話使用者の手話習得や使用、手話通訳者確保などの合理的配慮が行われるための環境整備や、手話文化の保存、継承、発展に関する施策、手話に関する国民の理解増進を図ることを目的とし、手話の更なる普及を目指すものであります。全日本ろうあ連盟の皆さんが、聞こえない、聞こえにくい人が手話言語を用いて聞こえる人と対等に社会参加をしていくためにも必要と制定を求めてきたものであります。

 この手話施策推進法に基づく取組の具体化が求められております。大臣の記者会見など、政府として重要な様々な情報を伝えていく際に手話通訳を配置している例があります。

 六月のこの内閣委員会の質疑におきまして、障害者施策所管の三原大臣の記者会見において手話通訳者の配置を求めたところ、三原大臣は、記者会見の際に手話通訳者を配置する、対応するということを述べておられましたが、この点について三原大臣がどのように対応されたのか、そして、それを受けて黄川田大臣としてはどのように対応されたのか、この点についてお答えください。

○黄川田国務大臣 まず、塩川先生におかれましては、さきの通常国会でも同じ内閣委で御指導いただきまして、ありがとうございました。

 御質問でございますが、塩川先生の御質問と御指導のおかげで、障害者施策を担当する大臣の定例記者会見については、本年九月十九日の三原前大臣の会見から手話通訳をつけた会見動画のウェブ配信を始めたと承知しております。また、十月二十一日の高市内閣発足以降、私の記者会見についても手話通訳をつけた動画配信を行っているところでございます。

○塩川委員 早速具体的な対応を取っていただいたこと、本当によかったと思っております。こういう取組を霞が関全体でも広げていく、こういう点で、是非、黄川田大臣の方からの呼びかけもお願いしたいと思っております。

 行政府における審議会など、国民の皆さんの傍聴の機会が設けられている場合がありますし、憲法にも保障されている請願権、これに基づく政府への要請などの場合に、やはりこの手話通訳者の手配を政府がお金を負担する形で実施するということを私は六月の質疑でも求めたわけですが、その際、三原大臣は、手話施策推進法の趣旨も踏まえて、各府省庁に対して通知を発出して各種審議会での取組を促していきたいと答弁をされました。

 その後、このような答弁に基づいて、事務連絡文書など、どのように対応されたのか、実際に各府省において審議会や傍聴等の手話の実施状況がどうなっているのか、この点について御説明をいただけますか。

○黄川田国務大臣 障害者差別解消法におきまして、行政機関等は、障害のある方から社会的障壁の除去についての申出があった際は過重な負担とならない場合に合理的配慮を提供すること、また、合理的配慮を的確に行うため、行政機関は、多数の障害者が感じる社会的障壁をあらかじめなくすための環境整備に努めることとされております。その上で、各府省庁は、これらについて対応要領を定め、適切に対応することとされております。

 審議会等における障害のある傍聴者への手話通訳等の情報保障については、手話施策推進法の施行を踏まえ、本年六月二十五日に各府省庁に対して事務連絡を発出し、情報保障の具体例を示しつつ、合理的配慮の提供や環境の整備を行い、傍聴への情報アクセシビリティーの向上に取り組むよう依頼したところであります。

 各審議会等における具体的な取組については、各府省庁が対応要領を定め、適切に対応するべきものでありまして、六月二十五日の事務連絡等も踏まえ、各府省庁において検討がなされるものと承知をしております。

 そういうことで、今、各府省庁にしっかりやるようにということをお伝えしたというところでございます。

○塩川委員 事務連絡文書を六月二十五日に発出していただいた。その際に、事務連絡の文書に参考資料として私と三原大臣の質疑の議事録もつけていただいたというのは本当にありがたかったんですが、そういうことでの趣旨の周知徹底を図るという取組をされておられるということです。

 ただ、じゃ、実際にそれぞれの各府省でどんなふうになっているのというのが、それはそれぞれの各府省庁で対応されることなんだという答弁でしたけれども、是非、実態の把握をして改善を図るということが必要ではないのかと思っております。

 私の方で各府省に問合せをしました。そうしましたら、もちろん障害者政策委員会のように内閣府の関わるような審議会などで手話通訳の対応をしているようなところというのがありますけれども、全体としてはまだまだこれからで、そういう問合せがないのでまだそういう対応はできていませんということなものですから、その際に、いや、聴覚障害の方などが手話通訳を必要とするような場合に、このような審議会を行うというのであれば事前にアナウンスをしておく。つまり、各府省のホームページなどにおいて、審議会の傍聴を希望される場合については、事前に連絡をしていただければ手話通訳者などの配置を行います、こういう掲示というのを是非各府省でやっていただきたいと思っているんですね。

 これは、通常国会のときには、衆議院と参議院において、こういう対応について、院の負担で手話通訳者の配置を行うということをホームページ上に記載をしているわけなんです。ですから、事前の連絡があればちゃんと対応できますよと。

 こういったことを是非各府省において行っていただく。審議会などにおいて聴覚障害者が傍聴を希望する際に、手話通訳者等の配置を国の負担で行うということ、その旨をホームページに掲示をして周知を図ること、このことを是非求めたいと思いますが、いかがでしょうか。

○黄川田国務大臣 傍聴を認めている審議会等におきましては、審議会等の公開の原則に基づきまして、障害者差別解消法の趣旨を踏まえ、障害のある傍聴者に対する合理的配慮が行われる必要がございます。現在、既に傍聴者への合理的配慮に取り組んでいる審議会等も見受けられるところでございます。

 先生御指摘のこの通知について、聴覚障害のある方が傍聴を希望する際に、手話通訳を含む配慮について希望を伝えやすいよう、ホームページ等で案内することも重要と考えております。

 通知をしておりますが、改めて、具体的なホームページの記載例なども示すなどして、更に分かりやすいように通知するよう、各省庁に周知してまいりたいと考えております。

○塩川委員 大事な点だと思っております。

 やはり、今私が把握している範囲で、ホームページ上で事前に連絡があれば手話通訳者の方などを配置しますよというのを掲げているのは障害者政策委員会ぐらいの感じなんですよ。そういう点でも、今言った趣旨で、ホームページの記載例なども促すような形で各府省がしっかり対応する、こういう取組のために是非力を尽くしていただきたいと思っておりますので、そのような具体化を改めて求めておくものです。

 では、黄川田大臣はここまでということで結構であります。

○山下委員長 黄川田大臣は退席されて結構です。

○塩川委員 続きまして、城内大臣にお尋ねをいたします。

 城内大臣は、総合経済対策の取りまとめを総理から指示をされているということで承知をしております。高市総理が総合経済対策の策定を指示したその中身についてですけれども、三つの柱を掲げております。一つは、生活の安全保障、物価高への対応、二つは、危機管理投資、成長投資による強い経済の実現、三つ目が、防衛力と外交力の強化であります。

 外交力とともに防衛力の強化が経済対策の柱として掲げられているというのは非常に違和感を覚えたわけですけれども、過去、経済対策の柱として防衛力の強化を掲げたことというのはあるんでしょうか。

○城内国務大臣 お答えします。

 これまで、経済対策において、項目の一つとして防衛力の強化に資する取組について掲載されたことはありますが、私が承知する限り、これまで経済対策の柱として防衛力の強化が掲げられたことはない、そのように認識しております。

○塩川委員 経済対策の柱として防衛力の強化を掲げられたことはないということであります。

 昨年の十一月に総合経済対策が策定されましたけれども、そこも三本柱だったわけですが、一つが日本経済、地方経済の成長、二つが物価高の克服、三つが国民の安心、安全の確保ということであって、防衛力の強化という言葉自体がそもそもありません。総合経済対策の中、どこを見ても防衛力の強化という言葉自身がありませんでした。

 この間、高市総理が安保三文書に基づく防衛関係費について、GDP比二%にする、十一兆円にする、これを二年前倒しをするということを表明をされましたけれども、このようなGDP比二%の大軍拡を行う、そのための二年前倒しで行う、これを実施することが経済対策ということで柱の一つに防衛力の強化が入っているということですか。

○城内国務大臣 塩川委員の防衛力の強化がなぜ経済対策なのかという御質問にお答えしたいと思います。

 アジア太平洋の安全保障環境、そして日本を取り巻く安全保障環境は大変厳しくなっておりまして、我々が親しんだ自由で開かれた安定的な国際秩序は、パワーバランスの歴史的変化と地政学的な競争の激化に伴い大きく揺らいでいるというふうに認識しております。

 このような現状認識の下で、今般の経済対策では、防衛力と外交力の強化で、我が国の平和を守ることといった重要課題に速やかに対応することを目的として、防衛力、外交力の強化が三つ目の柱として高市総理から示されたところでございます。防衛力と外交力の強化を図り、国民の安全と繁栄を支える強い日本を実現していく考えであります。

 また、経済対策の取りまとめを担当する私としては、総理から御指示のありましたこの三つの柱、これにふさわしい効果的な施策を盛り込んだ経済対策について、速やかに取りまとめに努めてまいります。

○塩川委員 我が国の平和を守るというのが経済対策という説明になるんですけれども、我々としては、やはり平和を守るというのであれば軍事ではなくて外交力、それそのものを大きく強めていくということを強調しているわけですけれども。

 その理屈でいうと、防衛力の強化が我が国の平和を守るということは、政府としてのそういう見解はあったとしても、それが何で経済対策なのかという説明になっていないんですけれども、改めて、いかがですか。

○城内国務大臣 お答えしたいと思います。

 経済対策については、今申し上げましたように、総理の御指示で三つ目の柱として防衛力、外交力、これを柱として、外交、安全保障環境の変化に対応するために、具体的には防衛力の整備あるいは自衛隊員の処遇改善が示されたところでございます。

 その具体的な内容につきましては、現在、関係省庁、そして与党との調整を進めているところであり、この場で具体的な中身について申し上げることは差し控えたいと思いますが、一般論として申し上げますと、防衛力整備は、自衛官の処遇改善も含めまして、当然、処遇が改善され所得がアップしますと生産、消費の活性化による需要の拡大が見込まれます。また、防衛装備品の研究開発によりまして、必要な装備品の調達、取得だけでなく、その先端技術をデュアルユースという形で民生分野に転用することで様々な製品やサービスの創出へと波及することが見込まれ、結果としてこれが経済対策となるということであります。

○塩川委員 自衛官の処遇改善で需要拡大、また、デュアルユース、民生転用、これで経済対策という話なんですけれども、いや、そういう意味では、国家公務員の賃上げをすれば経済効果があるわけで、何で防衛力の強化だけなんですか、そこは。

 国民全体の賃上げも当然行うことが必要なわけですけれども、まさに総合経済対策の柱として防衛力の強化があるというのを自衛官の処遇改善だけで説明されても、それは通らない話だと思いますが。

○城内国務大臣 お答えします。

 先ほど申しましたように、アジア太平洋地域の安全保障環境は大変厳しくなっておりまして、日本を取り巻く状況も例年になく厳しい状況でありますので、この日本を取り巻く安全保障環境をしっかり維持するためにはやはり外交力、防衛力の強化が大事でありまして、やはりこういった国民の、あるいは企業の経済活動の礎となるのは、国民の安心、安全、外交力、防衛力を通じた安心、安全が確保されることだというふうに認識しております。

○塩川委員 いやいや、だから、それでは経済対策の説明になっていないわけですよ。

 要は、今回、高市総理が、GDP比二%の大軍拡、十一兆円となると、そこに二年前倒しのために到達するとしたら一・一兆円は必要ですよねという話ですから、それを積むような補正予算になる。こういった大軍拡の補正予算になるから、その理屈づけとして防衛力の強化というのを経済対策として入れた、そういうことなんじゃないですか。

○城内国務大臣 経済対策の中身については、今まさに、関係省庁、防衛省も含めて、あるいは外務省とも、この外交力、防衛力の三つ目の柱について中身を詰めているところでありますので、委員御指摘のような、何か大軍拡を通じて経済対策をするということではないというふうに認識しております。

○塩川委員 でも、流れはそういう話として来ているわけですし、デュアルユースの話もちょっとありましたけれども、予算委員会の質疑の中で高市総理が答弁で述べていた中に、防衛力の整備が経済成長に資する二つの理由として述べておりました。

 一つが、今御紹介もあったような、デュアルユースの技術、実装化が製品やサービスになることによって経済効果が生まれるということと、二つが、防衛費増額で需要が生まれるということですから、経済対策としての防衛力の強化、防衛力整備とは、こういうことを具体化をするというのを指しているということなんですか。

○城内国務大臣 塩川委員御指摘のとおり、十一月十日の予算委員会で高市総理がそのような答弁をしたというふうに承知しておりますが、繰り返しになりますけれども、一般論として申し上げたとおり、防衛力の整備、これは自衛隊の処遇改善、そして防衛装備品の研究開発により、必要な装備品の調達や取得だけでなく、先端技術を民生分野にデュアルユースという形で転用することで様々な製品やサービスの需要が新たに生まれること、こういうことを通じて経済効果、経済対策になる、そういうような認識であります。

○塩川委員 納得できるものではありません。

 デュアルユースの話がありましたけれども、この前の国会でAI推進法の議論を城内大臣と行ったわけですけれども、あのときにも、法案は基本理念で、AI技術は安全保障の観点から重要な技術だと明記をしておりました。政府の答弁でも、AI技術はデュアルユースなので、その技術が経済社会のためになるし、安全保障のためにもなるということを挙げていることを踏まえ、私は、日米における共同研究の例を紹介しました。

 二〇二三年十二月に、次期戦闘機と連動する無人機のAI技術の共同開発に日米が合意をしました。三菱重工が公開をした無人機のコンセプトでは兵器を搭載可能としているとして、戦闘機と連動する無人機は殺傷兵器そのものだということを指摘したわけであります。

 米空軍が二五年三月に史上初めて正式な型式名を与えた無人戦闘機は、AIによる半自律が特徴で、人による大まかな指示の下、攻撃対象などをAIが決めるというものであります。このようなAIを日米で共同開発するということは、憲法九条を持つ日本として断じて認めることはできません。

 結局、デュアルユースの名の下にAIの軍事利用を推進する、こういうことになるのではないのか、こういうことはきっぱりとやめるべきではないのか。いかがでしょうか。

○城内国務大臣 お答えします。

 私も、前職、AI担当大臣で、AI法の審議のときに、そのようなAI搭載型の自律型殺傷兵器の御質問をいただいたことは今でも覚えておりますが。

 ただ、繰り返しになりますけれども、そういった御懸念がございましたとしても、繰り返しになりますけれども、あくまでも、総理が十一月十日の予算委員会で答弁されたとおり、防衛力整備あるいは防衛装備品の調達を通じて需要が生まれることによって経済効果が生じる、そしてまた防衛装備品の研究開発を通じて新たに生まれた技術、例えば、よく言われているのは、スマホに搭載されているGPSなどは、これは軍事技術であるということは誰もが知っていることでありますけれども、そういった技術が民生面で活用されることによって、ある種の経済効果が生まれる、有効需要が生まれるということ、あるいは、場合によっては、雇用、所得の向上、そういう好循環が生まれるということでありますので、決して何か殺傷能力のある兵器を、世界一の兵器を開発するためにやるのだということではないというふうに理解しております。

○塩川委員 でも、AIの軍事利用というのはそういう側面を持つんだといったところについても、憲法九条を持つ日本として、こういった軍事技術へのAIの利用、デュアルユースというのは認めることができないということは指摘をし、防衛力の強化で需要の拡大になるという話なんですけれども、過去の答弁で、例えば、総理を務められた宮沢喜一外務大臣が、一九七六年のときですけれども、経済政策的に言えば、兵器の生産や兵器の購入というものはいわゆる非生産的なものでありますから、本当はそのような姿では経済発展というものには寄与しないと述べておりました。

 兵器の生産や兵器の購入などの防衛力の強化は、このような経済発展に寄与しないのではありませんか。

○城内国務大臣 先ほど申し上げました十一月十日の予算委員会の高市総理の答弁にもありますように、ここで高市総理は、この防衛費を増額する、何かを発注する、そこにまた需要が生まれるというふうに述べられておりますが、続けて、私は、これはとにかく使うだけのマイナスの経費だという考え方は持っておりません、そこから派生して経済成長につながっている、まさに、税率を上げずとも税収が増えるような対策を取っていきたいというふうに述べられておりますが、私自身も全く同じ考えであります。

○塩川委員 いや、こういった宮沢外務大臣の指摘に答えるものではありませんでした。やはり、このような非生産的な兵器の生産、購入というのが経済発展には寄与しないといったことこそ今問われてくると思います。

 それから、自民、維新の連立政権合意書に、防衛生産・技術基盤を強化する観点から、令和八年通常国会において防衛装備移転三原則の運用指針の五類型を撤廃するとあります。防衛産業の強化に資する武器輸出の拡大というのも、これは経済対策ということになるんでしょうか。

○小杉政府参考人 御指摘の経済対策の内容につきましては、防衛省の立場で現時点でお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。

 その上で申し上げますと、令和四年十二月に策定されました防衛力整備計画には、防衛装備移転については、同盟国、同志国との実効的な連携を構築し、力による一方的な現状変更や我が国への侵攻を抑止するための外交防衛政策の戦略的な手段となるのみならず、防衛装備品の販路拡大を通じた、防衛産業の成長性の確保にも効果的なものとして記載させていただいているところでございます。

○塩川委員 防衛力整備計画において「防衛装備品の販路拡大を通じた、防衛産業の成長性の確保にも効果的」とあるということで、武器輸出の拡大も経済対策と位置づけるということになります。

 報道では、武器の完成品全般を輸出可能にする案などが浮上しているなどとあります。殺傷能力のある武器の輸出が経済対策として推進されることになりはしないかという危惧が浮かぶわけであります。

 先ほど紹介した宮沢外務大臣の答弁では、何がしかの外貨が稼げるとしても、我が国は兵器の輸出をして金を稼ぐほど落ちぶれてはおりませんと答弁しておりましたが、このような武器輸出を進めるということは、そこまで落ちぶれたということになりはしませんか。

○城内国務大臣 大分これはもう時代も変遷しておりまして、宮沢当時外務大臣ですかの時代と今とは非常に、まさに科学技術の進歩著しく、その当時は恐らくAIを搭載したドローンなどというようなものはなかったでしょうし。

 落ちぶれた云々ではなくて、先ほども申しましたように、あと、また、今防衛省の政府参考人が答弁しましたように、一般論として申し上げますと、防衛装備の調達あるいは移転、防衛装備の移転については、防衛装備品の販路拡大を通じ、防衛産業の成長にも資するということで、その結果、経済対策、まあ経済対策の具体的内容は、先ほど申しましたように、この場で具体的に述べることについては差し控えさせていただきたいと思いますが、そういう形で、防衛産業の成長に資するということは事実であると申し上げたいと思います。

○塩川委員 大軍拡を合理化するための口実としての経済対策の柱の一つということがやはり一番問われてくることだろうなと思います。

 政府の日本成長戦略会議において、総合経済対策に盛り込むべき重点施策の案に、その一つとして防衛産業が挙げられております。この中に、「同盟国・同志国との防衛産業サプライチェーンにおける協力の推進など、防衛産業を更に強化するための施策について検討し、具体化。」とありますけれども、サプライチェーンに関してどのようなことを行うということにしているんでしょうか。

○小杉政府参考人 御指摘のサプライチェーンについてでございますけれども、装備品等を安定的に製造するためには、強靱なサプライチェーンを各国と連携して構築することが必要となってまいります。

 この点も踏まえまして、防衛省としましては、日米間の協力枠組みであるDICASなども通じながら、同盟国、同志国との間で防衛装備協力を進めてまいりたいと考えてございます。

○塩川委員 DICAS、日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議ということですけれども、これについての報道では、アメリカ主導で開発、生産される防衛装備品の供給に日本企業がどれだけ参加できるかがこの話合いの焦点となる、生産数が多いアメリカ製防衛装備品のサプライチェーンへの参入は福音となる、その一方で、日本企業家がアメリカ企業の下請になってしまうのではないかという懸念の声もあるということですので、世界各地の紛争国に兵器を提供している米国軍需産業の下請になるようなことになりはしないのか。

 こういったことがトランプ政権の軍拡要求の下で起こっているということは極めて重大だということを指摘をして、質問を終わります。

ガソリン暫定税率廃止/今度は消費税減税を

 日本共産党はこの間、ガソリン暫定税率廃止のための与野党協議会に参加、実現のために力を尽くしてきました。

 物価高騰下の国民の負担軽減策として早期の実施を求め、財源としては庶民に負担転嫁することのないように担税力のある大企業や富裕層への応分の負担を働きかけてきました。

 粘り強く求めてきたことで、ガソリン暫定税率は年内の12月31日に廃止することとし、それに先立ち補助金を使った負担軽減措置が実施されることになりました。

 財源については、法律に「法人税関係特別措置の見直し」や「極めて高い所得に対する負担の見直し」の税制の見直しが規定されることに。

 今度はぜひとも消費税減税を実現したい。与野党協議を呼びかけていくものです。財源はガソリンの場合と同様、大企業・富裕層への負担でこそ。

群馬県の皆さんの政府交渉に同席

 コメの増産、クマ被害対策、中小企業への賃上げ支援、PFAS汚染対策への支援、学校給食費無償化、JR吾妻線の存続・拡充、保育士の処遇改善、桐生市による違法・不適切な生活保護行政に対する監査指導の強化、医療機関への支援など切実な要望を届けました。


コメ価格保障・クマ対策・生活保護/県民の要求で政府交渉/党群馬

「しんぶん赤旗」11月22日・11面より

 日本共産党群馬県委員会は17日、県民の切実な要求について政府交渉をしました。酒井宏明、大沢綾子両県議ら12人の地方議員などが参加し、1府12省庁に108項目を要請。塩川鉄也衆院議員、岩渕友参院議員、梅村さえこ元衆院議員が同席しました。

 農水省への要請で、コメの増産にかじを切った前政権に対し、高市政権では「また減産か」という不安の声が農家から出ているとただし、価格保障を求めました。拡大しているクマの被害について、沼田市の大東宣之市議は「沼田市では10月だけで43頭を捕獲、例年2、3頭の10倍以上」と訴え、対策の強化を求めると、農水省担当者は政府が14日にとりまとめた「クマ被害対策パッケージ(概要)」を説明。参加者は「引き続きの強化」を求めました。

 厚労省への要請では、今年の夏の異常な暑さを前提に、新規の生活保護利用者へのエアコン導入だけでなく、既利用者へのエアコン購入・修理・交換への補助を要求。厚労省担当者は「保護費のやり繰り」や「生活福祉資金の貸し付け」で購入を求めると回答。参加者は 「いまや『健康で文化的な最低限度の生活』にエアコンは必要不可欠、しかも『やり繰り』や貸し付けの返済ができる保護費が渡されているのか、実態を知るべきだ」と見直しを求めました。

 地域要求では高崎市の堤ケ岡飛行場跡地の優良農地存続や小学校午前7時開門、学校給食無償化、JR吾妻線の存続、渋川市のPFAS、邑楽町の系統用蓄電所、文化財保護、米軍機低空飛行などの問題について要望しました。

埼玉の保育団体連絡会の皆さんが要請行動

 保育・学童保育予算の大幅増額、配置基準の改善、保育士・職員の賃金・労働条件の改善、給食費含め保育料の無償化など切実な要望。

 紹介会社に多額のお金を払ってもままならない保育士確保の深刻さ、地域区分による東京・埼玉格差、そして配置基準の改善こそ!

館林市でつどい

 高市政権をどう見るか、中小企業への賃上げ支援策、自営業や年金生活者への支援、地球温暖化対策、食料・農業問題、派遣や契約社員などの不安定雇用問題など、多岐にわたる質疑応答。

 日本共産党としんぶん赤旗の魅力を訴えました。


年金・医療…疑問に答える/群馬/塩川氏が集いで入党訴え

「しんぶん赤旗」11月19日・11面より

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員・国対委員長は15日、群馬県太田市・大泉町と同館林市の2ヵ所の集いに参加し、国会情勢と党の立場を話し、参加者の疑問に丁寧に答え、入党を訴えました。

 太田市・大泉町の集いには45人が参加。「高市政権に共産党はどう立ち向かう?」「最賃が毎年上がっているが、物価高でも下請け単価が上がらない。最賃1500円以上になると商売がやっていけなくなるかも」などの質問に、塩川氏が丁寧に答えました。母親と初めて参加した女性(20代)は、「共産党の人は初めて会っても、なんでも話を聞いてもらえる安心感があります。お金が一番のような世の中はおかしい。無理な働き方をしなくても不安なく生きていける世の中になってほしい」と話しました。

 塩川氏と水野正己太田市躡は3人に入党の働きかけを行いましたが、その場での入党には至りませんでした。

 館林市の集いは「塩川衆院議員に、なんでもきいてみよう」と題して開催し、35人が参加。「高市政権をどう見るか」「質上げと中小企業支援」「年金」「医療」「環境問題」「農業」など多岐にわたる質問がありました。また、「共産党の政策は分かりやすいのに、国民の支持が得られないのが不思議」との声もありました。

 この後、6グループに分かれて、日頃思っていることや感想を出し合いながら懇談。「入党のよびかけ」を読み合わせるなどして、11人に入党を働きかけました。その場での決意になりませんでしたが、日曜版読者が1人増えました。篠木正明・田辺純子両館林市議が参加しました。

太田市でつどい

 高市政権にどう立ち向かうか、中小企業への賃上げ支援、コメ政策、足尾銅山の安全対策、年金問題、選挙で日本共産党をどう伸ばすかなど質疑応答。

 内閣支持率に比して低い自民党支持率、衆参両院で少数与党、公明党の政権離脱、維新との「政治とカネ」の連立など、弱さ、脆さ際立つ。

埼玉県民大運動実行委員会の国会要請行動であいさつ

 高市政権は「防衛力の強化」を経済対策として位置づけた。

 こんなことはこれまでなかった。

 大軍拡、武器輸出も経済対策ということになる。

 軍事対軍事の悪循環を招き、軍拡のための「歳出改革」によって暮らしの予算も削られる。

 大軍拡反対の運動を!

JCPとりでふれあいフェスタ

 社会保障改悪、大軍拡、改憲に突き進もうとしている高市政権。

 でもその足元は意外ともろくて弱い。

 衆院選、参院選と少数与党に追い込まれ、公明党が離脱。

 新たな相手の維新とは「政治とカネの連立政権」に。

 ここまで追い込んだのは、国民世論と日本共産党・赤旗の奮闘。

全日本民医連の皆さんから医療機関の維持存続への支援を求める要請

 国の医療費削減政策で診療報酬が上がらず、人員不足、診療制限、閉院が生じるなど深刻な事態に。

 「冬のボーナスが去年よりマイナスに」「職員の退職が相次ぎ、他業種に転職。地域医療が危機的」と。

 緊急の財政措置を求めていきます。

超党派の「衆院選挙制度抜本改革議連」は、額賀衆院議長らに衆院議員定数問題の申し入れ

 申入書では議長の下に置かれた「衆院選挙制度調査会答申(2016年)」は、定数を「削減する積極的な理由や理論的根拠は見出し難い」と結論付けていると紹介。全党による丁寧な選挙制度の議論を求めました。


【衆院議員定数 超党派議連が衆院議長に「定数は選挙制度と切り離せるものではない」と申し入れ】

 超党派の「政治改革の柱として衆議院選挙制度の抜本改革を実現する超党派議員連盟」が、額賀福志郎衆院議長らに、衆議院議員定数問題に関する申しれを行いました。

 自民と日本の維新の会の「連立政権合意書」は、衆院議員定数1割削減を掲げています。

 申入書では「衆議院選挙制度に関する調査会答申(2016年)」は、定数を「削減する積極的な理由や理論的根拠は見出し難い」と結論付けていると指摘。さらに、現在、衆院議長の下に置かれている「週銀選挙制度に関する協議会」では、全党は代表によって着実に議論が進められているとしています。

 その上で、「衆議院議員定数の在り方は衆議院選挙制度の在り方と切り離せるものではなく」、同協議会において議論を行うよう求めています。

 申入れで、私は「定数削減は民意を切り捨て、行政の監視機能を後退させる」などと指摘し、定数削減に反対を表明。2016年調査会答申が国会における議論の到達点であるとして、「このような議論を踏まえ、丁寧な議論をすべきだ」と主張しました。

 公明党の岡本三成議員は「行政府側の合意の中で、立法府を制限するような項目を入れるのは越権行為ではないか」と自民・維新の合意書を批判。

 自民党の古川禎久議員は「にわかに議員定数削減が持ち上がった」として、「選挙のあり方は全党派で議論すべきもの。その立場は揺らがない」と発言しました。

 これを受け、額賀議長は「各党の議論は自由だが、国民を代表する院のあり方をどうするかは、各党の意見をきいて、議論し決めてい行くものだ」と発言。

 浜田靖一議院運営委員長は「長きにわたり議論してきたことを尊重すべきだ」と述べました。

 申入れには、自民・維新も含めた衆院に会派をもつ10党・会派の議員が名を連ねました。


定数は選挙制度のあり方/超党派議連、全党派で議論を

「しんぶん赤旗」11月7日・2面より

 「政治改革の柱として衆議院選挙制度の抜本改革を実現する超党派議員連盟」は6日、額賀福志郎衆院議長を訪れ、衆院議員定数削減問題を巡り、文書で申し入れました。

 自民党と日本維新の会の「連立政権合意書」は、衆院議員定数1割削減をめざすと明記しています。同議連の申し入れ書は、「衆議院選挙制度に関する調査会答申」(2016年)では「(定数を)削減する積極的な理由や理論的根拠は見いだしがたい」と結論づけており、衆院議長のもとに置かれている「衆議院選挙制度に関する協議会」でも、現在、全党派の代表によって「着実に議論が進められている」としています。その上で、「衆議院定数のあり方は衆議院選挙制度のあり方と切り離せるものではなく」、同協議会で議論を行うよう求めています。

 申し入れで日本共産党の塩川鉄也国対委員長は、「定数削減は民意を切り捨て行政監視機能を後退させる」と指摘し反対を表明。16年の調査会答申は国会での議論の到達点だとして、「このような議論をふまえ、丁寧な議論をすべきだ」と主張しました。

 公明党の岡本三成議員は「行政府側の合意(自民・維新両党の連立政権合意書)のなかで立法府を制限するような項目を入れるのは越権行為でないのか」と批判。自民党の古川禎久議員は「にわかに議員定数削減が持ち上がった」として、「選挙のあり方は全党派で議論すべきものだ。その立場は揺らがない」と発言しました。

 申し入れに対し額賀議長は、「各党の議論は自由だが、国民を代表する院のあり方をどうするかは各党の意見を聞いて議論し、決めていくものだ」と発言。浜田靖一衆院議院運営委員長は「長きにわたり議論してきたことを尊重すべきだ」と語りました。

 申し入れ書には、自民、維新も含め、衆院に会派がある10党・会派の議員が名を連ねました。

 

田村委員長が代表質問

 高市首相が「労働時間規制緩和の検討を深める」としていることに対し、「長時間労働による命と健康への被害は急増。子育てや介護との両立はぎりぎり。仕事をやめて非正規になる人も多数。自由な時間がほしいというのが働く人たちの声。賃上げと一体で労働時間の短縮を」と訴え!

代表質問1日目

 高市首相は「(裏金の)説明責任を尽くしてきた」と真相解明を棚上げ。

 企業・団体献金規制もやる気なし。

 軍事費GDP比2%(11兆円)の2年前倒しのため、補正予算で1兆円超積み上げを表明。

 最低賃金全国平均1500円を2020年代にという石破政権の方針については「成長戦略で検討」と先送りか。

党所沢北部後援会のつどい

 自民党政治を追い詰める裏金追及の党と赤旗の奮闘を紹介。

 暮らしを守る経済政策進める財源について、担税力のある大企業や超富裕層に負担を求める党の提案が大きな力を発揮していることを訴え。

 参加者から高市政権の経済政策への質問や赤旗読者からのわが党への叱咤激励も。

高市首相の所信表明演説を聞いて

 参院選の審判である裏金解明や企業・団体献金禁止など「政治とカネ」について言及なし。国民が求めた消費税減税にも全く触れていない。

 「物価上昇を上回る賃上げ」と言いながら、最賃大幅引き上げもなく、中小企業への賃上げ直接支援もなく、ケア労働者への抜本的賃上げ策もない。

 食料自給率の向上や高い大学学費軽減にも触れず、気候危機打開も核兵器廃絶もなく、ジェンダー平等の施策もない。民意に逆行する政権だ。

 やろうとしていることは、自民・維新連立合意を踏まえた、OTC類似薬の保険外しや病床削減などの社会保障改悪の推進であり、原発の新増設であり、大軍拡だ。

 何よりも、安保3文書で「GDP比2%水準」とした軍事費を2年前倒しで、今年度中に達成しようとしていることは重大だ。辺野古新基地建設の強行など米軍・自衛隊基地の強化を進める。そして「改憲」をめざす。軍事的緊張をあおる戦争する国づくりにストップをかけ、「対話と包摂」で戦争の心配のない東アジアをつくる道をひらいていきたい。

 日本共産党は、高市自・維政権とそれに手を貸す勢力による悪政に対して、正面から対決する国民的な共同を大きく広げていく。多様な民意を切り捨て、政府監視機能を後退させる議員定数削減を断固阻止する広範な共同に取り組んでいく。排外主義に反対する幅広い人々との連帯を広げ、危険な潮流を包囲する取組をすすめたい。

議運理事会開く

 高市首相の所信表明演説を24日に、代表質問を11月4・5日(参は5・6日)に行うことに。

 政府提出法案は、国家公務員の給与法、ストーカー規制法、保護司法、気象業務法など。

 裏金問題や消費税減税が問われる。

 大軍拡や社会保障改悪、労働時間規制緩和、定数削減などを徹底追及。