与党過半数割れをつくり出しながら日本共産党の議席が減ったことについて「共産党はめげちゃダメだよ、こうなったのも共産党の頑張りがあったからなんだから」と真ん中世代の女性や若者から激励を受けています。
期待に応えて新たな国会で力一杯頑張ります!
比例の梅村さんとともに、小選挙区でたたかったたなはしせつ子・高橋たもつ・萩原貞夫・伊藤達也の各氏と訴え!
自民・公明を少数に追い込んだ国会で、自民党の反対で棚上げされてきた選択的夫婦別姓など国民要求に応えた政策を実現しよう!
賃上げのチャンス/北関東の塩川・梅村氏
日本共産党の北関東比例候補として総選挙をたたかった塩川鉄也、梅村早江子両氏は28日、群馬県高崎駅西口で県内4人の小選挙区候補と合同で選挙結果を報告しました。
塩川氏は、裏金問題の非公認候補にまで2000万円を配った「しんぶん赤旗」の新たなスクープが自公政権を追い詰めたと指摘。経過を見れば、政党助成金や企業・団体献金の廃止こそ「政冶とカネ」問題の唯一の解決方向だと訴えました。
石破茂首相さえも最低賃金1500円を言い始めたことにふれ、「今度の国会は中小企業への直接支援と一体で一気に実現するチャンスでもある」と力を込めました。
梅村氏は、自公政権を過半数割れに追い込む大きな役割を果たしたのが、共産党と「しんぶん赤旗」の裏金問題の追及だと訴え。選挙結果は消費税減税や選択的夫婦別姓、学校給食の無償化などの実現に道を開く可能性をもっていると述べ、公約実現の先頭に立つと決意を述べました。
1区候補だった店橋世津子、2区の高橋保、4区の萩原貞夫、5区の伊藤達也の各氏も訴えました。
公約実現のために全力を挙げます!
自民・公明の与党を少数に追い込んだのは、裏金政治徹底追及の日本共産党としんぶん赤旗の奮闘があったからこそ。
税金分け取りの政党助成金なくせ!
願い実現へ決意新たに/北関東/塩川・梅村氏/金権腐敗政治一掃へ
衆院比例北関東ブロックで9選を果たした塩川鉄也氏と、北関東比例候補として奮闘した梅村早江子氏は28日、さいたま市のJR浦和駅東口で、総選挙の結果を報告する宣伝を行いました。
塩川氏は、「しんぶん赤旗」が報じた、自民党が非公認候補に政党助成金から2000万円を振り込んだ問題について、「こんなやり方はおかしい」と国民の怒りが広がり、自公を少数に追い込んだと指摘。企業・団体献金の禁止や政党助成金の廃止など「裏金・金権腐敗政治一掃へ、全力で頑張ります」と訴えました。
梅村氏は、選挙戦を通じて、医療や年金、子育て、物価高などの問題で多くの要望が寄せられたと紹介。消費税減税やインボイス制度廃止、「自由時間拡大推進法」の実現、戦争や核兵器のない平和な日本の実現へ「みなさんとともに頑張りたい」と語りました。
衆院埼玉1区候補として奮闘した、矢野由紀子氏も訴えました。
訴えを聞いた60代の女性は「自民党は嫌でも、それがなかなか共産党への票に結びつかないのが歯がゆい。結果を受け止め、次にどうつなげるかが大事。みんなで話し合い、また来年の参院選で頑張りたい」と話しました。
衆院比例北関東ブロック(定数19)では、日本共産党の塩川鉄也氏(62)=前=が9期目の当選を果たしました。
27日午後9時半すぎ、当選確実の報を受けて、比例候補の梅村早江子氏(60)=元=とともに、さいたま市の党事務所を訪れた塩川氏は、伊藤岳参院議員らから拍手で迎えられました。
塩川氏は、党員や後援会員、支持者の奮闘への感謝を表明。裏金、金権腐敗政治一掃のため、企業・団体献金の廃止や、自民党の非公認候補へ振り込まれた2000万円の原資となった、政党助成金の廃止の実現へ、奮闘する決意を述べました。
また、選挙を通じて「自民党政治を変えてほしい」との声を多く聞いたとして「この声に応えるために頑張りたい」と語りました。
「しんぶん赤旗」10月28日・1面より
総選挙 開票進む 午前0時10分現在
第50回総選挙(総定数465議席)が27日、投開票されました。日本共産党(公示前10議席)は28日午前0時10分現在で7議席を獲得しました。比例では東京、北関東、南関東、東海の各ブロックで各1議席、近畿ブロックで2議席を獲得。沖縄1区で「オール沖縄」の赤嶺政賢氏が激戦を勝ち抜き、小選挙区で4回目の当選を果たしました。報道各社の出口調査によれば、自民・公明与党の過半数割れが確実になりました。裏金づくりに関わった議員や現職閣僚も相次いで落選しました。日本共産党と「しんぶん赤旗」は自民党の裏金事件を世に暴き、組織的犯罪行為として徹底追及。選挙中には自民党非公認候補に政党助成金から2000万円が支給されていたことを明らかにして国民の怒りを広げ、自民党に対する厳しい審判となりました。
比例代表で日本共産党は東京ブロック(定数19)で田村智子委員長が衆院初当選。近畿ブロック(同28)では辰巳孝太郎氏が衆院初当選を決め、堀川朗子氏も初当選を果たしました。北関東ブロック(同19)で塩川鉄也氏が9選、南関東ブロック(同23)の志位和夫議長が11選、東海ブロック(定数21)の本村伸子氏が4選を決めました。
「オール沖縄」では1区の赤嶺氏のほか、2区で新垣邦男氏(社民党)が2選を決めました。
下村博文元文部科学相(東京11区)、高木毅元党国対委員長(福井2区)など裏金問題で自民党非公認となった候補が続々と落選確実になりました。裏金疑惑を突き付けられた丸川珠代元五輪相(東京7区)、武田良太元総務相(福岡11区)なども相次いで落選。現職閣僚では牧原秀樹法相が埼玉5区で、小里泰弘農水相が鹿児島3区で、伊藤忠彦復興相が愛知8区での落選が確実となりました。
総選挙では、自民党の裏金問題が最大の争点となりました。自民党派閥の政治資金パーティー収入による裏金づくりは、「赤旗」日曜版が22年11月にスクープ。日本共産党議員団が国会などで徹底追及するとともに、刑事告発へとつなげ、自民党による大政治犯罪であることを明らかにしました。総選挙中には、裏金問題で非公認となった候補が支部長の自民党支部に党本部が政党助成金から2000万円を振り込んでいたことを「赤旗」が特報。選挙終盤に自民党への怒りが爆発的に広がりました。
日本共産党は、裏金問題の徹底究明と腐敗政治の一掃や、くらし最優先での経済の立て直し、外交の力で平和をつくることなどを主張し、「日本共産党の議席を伸ばせば政治は必ず変わる」と訴えました。気候危機打開、ジェンダー平等なども掲げました。
衆院比例北関東ブロック(定数19)では、日本共産党の塩川鉄也氏(62)=前=が9期目の当選を果たしました。
27日午後9時半すぎ、当選確実の報を受けて、比例候補の梅村早江子氏(60)=元=とともに、さいたま市の党事務所を訪れた塩川氏は、伊藤岳参院議員らから拍手で迎えられました。
塩川氏は、党員や後援会員、支持者の奮闘への感謝を表明。裏金、金権腐敗政治一掃のため、企業・団体献金の廃止や、自民党の非公認候補へ振り込まれた2000万円の原資となった、政党助成金の廃止の実現へ、奮闘する決意を述べました。
また、選挙を通じて「自民党政治を変えてほしい」との声を多く聞いたとして「この声に応えるために頑張りたい」と語りました。
衆院比例北関東ブロック(定数19)では、塩川鉄也候補が埼玉県川口、和光、朝霞、新座、所沢の各市を駆け巡り、小選挙区候補とともに「比例は大激戦・大接戦です。今度こそ北関東で2議席奪還させてください」と訴えました。
川口市では、おくだ智子衆院埼玉2区候補と訴え。多くの人が「しんぶん赤旗」の見本紙を受け取り、「入れてきたよ」と話す人もいました。
塩川氏は、自公政権が医療・介護・年金などの社会保障を改悪してきたことを批判し「世代を超えて、安心の社会保障制度をつくることこそ、政治の仕事です。社会保障拡充の1票を共産党に」と呼びかけました。
初めて塩川氏の訴えを聞いた小林善夫さん(89)は「塩川さんの話を聞いて、ぜひ国会に行ってほしいと思った。知り合いにも言いたい」と話しました。
軍拡やめ教育へ/塩川候補
塩川鉄也候補は、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市、入間市)に近い埼玉県西部を回りました。
飯能市で訴えた塩川氏は、「戦争する国づくり」のための大軍拡より、大学の学費半額や学校給食費の無償化など、教育費負担の軽減に予算を使おうと強調。「武力によらない対話による紛争解決こそ、憲法9条をもつ日本がやるべきだ。平和、暮らしを守り、本気で政治を変える1票を共産党に」と力を込めました。
梅村さえこ候補は25日、茨城・埼玉の両県を駆けめぐりました。埼玉県草加市の東武獨協大学前駅西口で梅村候補は、女性に子育ての負担か偏っている問題に言及。日本共産党の政策を紹介し、「人間らしく働ける雇用のルールを実現しましょう」と呼びかけました。
梅村候補は、自民党の裏金の原資となった政冶資金パーティー券について、「お金の力で政治か動かされる」と強調。企業・団体献金と政党助成金の廃止を訴えました。
原発ゼロ実現を/高橋候補
高橋誠一郎候補(茨城1区重複)は、茨城県城里町や笠間市内で「29歳の若い力で、今の間違った政冶、冷たい自民党政治を変えたい」などと訴えました。
赤旗記者として水戸地裁での東海第2原発の運転差し止め判決に立ち会ったことを振り返り、「子どもたちに二度と原発亊故のつらい思いをさせない」と裁判に参加た母親の思いを強調。「原発ゼロの日本をつくる仕事をさせてください」と訴えました。