作りたての横断幕には「9条改悪をゆるすな」。
参院選で、野党共闘の前進とともに、いわぶち友参院議員はじめ比例5議席必ず!埼玉選挙区で梅村さえこさん必勝のために全力!
総選挙では、大きなご支援をいただきました。結果は悔しい思いでいっぱいですが、市民と野党の共闘の重要な成果もありました。次は必ず、勝利・前進をかちとりたい。
岸田政権は、安倍・菅政治の強権・腐敗政治を継承するだけでなく、空前の大軍拡や敵基地攻撃能力の保有の検討など、その危険性が現れています。
岸田政権と正面から対峙していきます。コロナ禍における医療費削減政策の転換、ワーキングプアをなくし、消費税減税や富裕層の負担強化など公平な税制を実現したい。総選挙の大きな争点となった気候危機打開やジェンダー平等に取り組みます。
そして、海外で戦争する国づくりを許さず、9条改憲策動を断念に追い込む国民的な運動を広げていきたい。
今年は参院選の年。野党共闘のさらなる発展、比例代表でいわぶち友参議院議員をはじめ5議席を必ず実現しましょう。そして、埼玉選挙区では、3年前の伊藤岳参議院議員当選に続き、梅村さえこさんを必ず国会に押し上げましょう。
関東地方の主な米軍・自衛隊施設に関する2022年度予算案の内容が明らかになりました。
9月の概算要求(塩川鉄也HPの「活動日記」2021年9月6日付をご覧ください)との主な変更点は、以下のとおり。
1)米軍基地の施設整備費が増額に。横田基地の給水施設老朽更新に10億円の増額。厚木基地の雨水排水施設工事に11億円の増額。「米軍との調整の結果」だという。概算要求時より増額となるのは異例。
2)陸自木更津駐屯地の施設整備費が概算要求時の約42億円から約68億円へと増額された。これも異例の対応。概算要求時にあった洗機場の整備約30億円(オスプレイ用 建築工事25億円・土木工事5億円)については先送りにする一方、格納庫の新設経費を大幅に増額(金額は確認中)。
3)補正予算に前倒しした経費が目立つ。
詳細は以下の通りです。
1.米軍施設(横田飛行場、所沢通信施設、大和田通信所、厚木海軍飛行場)に係る予算とその内容 | ||
横田飛行場提供施設整備 | 歳出ベース16億9600万円 | 契約ベース23億9100万円 |
消防署の老朽更新、整備用格納庫の老朽更新、駐機場の老朽更新、ユーティリティ(給水・給電) | ||
厚木海軍飛行場提供施設整備 | 歳出ベース15億6600万円 | 契約ベース15億7200万円 |
雨水排水施設、車両工場改築、ユーティリティ(給電・給水) | ||
所沢通信施設及び大和田通信所に関係する経費は要求していない | - | - |
- |
2.陸自駐屯地(朝霞・大宮・相馬原・新町・吉井・宇都宮・北宇都宮・勝田・土浦・霞ヶ浦・古河・朝日・習志野・木更津)及び空自基地(百里・熊谷・立川・横田・府中・入間)における「施設整備費」に関する予算とその内容 | |
朝霞駐屯地 | 約6億円 |
隊舎の新設(女性自衛官用)、構内排水設備の整備、整備工場・補給倉庫の新設(2021年度末の第一偵察大隊新編に伴うもの)、保管庫の新設(2022年度末の電子作戦隊のための装備品・車両保管)、広報センター(りっくんランド)の改修 | |
相馬原駐屯地 | (*) |
既存の隊庁舎の建替 | |
新町駐屯地 | (*) |
隊舎・隊庁舎の改修 | |
吉井分屯地 | (*) |
工場(弾薬関係の試験を行う場所)の改修 | |
勝田駐屯地 | (*) |
既存隊舎の改修(空調設備更新) | |
古河駐屯地 | (*) |
給水施設の建替 | |
習志野駐屯地 | (*) |
訓練場の整備(自衛隊犬訓練場の管理柵の老朽更新) | |
木更津駐屯地 | 約68億円 |
格納庫の新設(オスプレイ機体整備用)。受電所の整備約8億円(オスプレイ配備に伴う施設新設用) | |
百里基地 | 約13億円 |
飛行場灯火の老朽更新10億円。格納庫の建替3億円。着陸拘束装置の新設(移動式ワイヤーを固定式の恒久的な装置に替える)。庁舎の改修。空調機器の調査工事 | |
熊谷基地 | 約9億円 |
浴場の新設(女性自衛官用)2億円。隊舎の改修(学生隊舎の更新等)7億円 | |
府中基地 | 約8億円 |
既存施設の解体・調査工事(宇宙作戦群の改編に伴うもの) | |
入間基地 | 約60億円 |
誘導路の改修15億円・格納庫の新設35億円・倉庫の新設3億円(いずれもC2関連)。電源室の建替。電気設備の改修。調査工事(給水施設) | |
大宮駐屯地、宇都宮駐屯地、北宇都宮駐屯地、土浦駐屯地、霞ケ浦駐屯地、朝日分屯地、立川基地、横田基地はなし | - |
- |
※金額欄の(*)は、防衛省が「予定価格が類推されることから提示不可」としたものを指す
3.陸上総隊隷下の部隊(司令部および司令部付隊、第一空挺団、水陸機動団、第一ヘリ団、システム通信団、中央情報隊、中央即応連隊、特殊作戦群、中央特殊武器防護隊、対特殊武器衛生隊、国際活動教育隊、電子作戦隊)及びその他の主な部隊に係る予算(装備品等)とその内容 | |
陸上総隊司令部及び司令部付隊(朝霞) | - |
計上事業なし | |
第一空挺団(習志野) | 約3.7億円 |
空挺傘損耗更新など | |
水陸機動団(相浦) | 約45.4億円 |
中距離多目的誘導弾など | |
第一ヘリ団(木更津) | 約0.2億円 |
フォークリフトなど | |
システム通信団(市ヶ谷) | 約64.2億円 |
陸上自衛隊の全システムの防護、監視、制御等を一元的に行うシステムを整備 | |
中央情報隊(朝霞) | - |
計上事業なし | |
中央即応連隊(宇都宮) | 約1.1億円 |
二○式小銃更新 | |
特殊作戦群(習志野) | 約2.8億円 |
- | |
中央特殊武器防護隊(大宮) | - |
計上事業なし | |
対特殊武器衛生隊(三宿) | 約0.1億円 |
検査機材維持 | |
国際活動教育隊(駒門) | - |
計上事業なし | |
電子作戦隊(朝霞) | 約12.2億円 |
ネットワーク電子戦システム機材の搭載車両 | |
大井通信所(ふじみ野市) | 4億2100万円 |
保全警備システムの保守整備300万円、通信所警戒監視要員(役務)の確保3600万円。施設の整備5600万円(空調・フロア等の老朽化更新)。教育器材の借上3億2600万円(教育研修用のパソコン一式) | |
防衛医科大学校(所沢) | 約124億円 |
患者医療費39億円、学校機能維持費61億円、インフラ整備費5億円、医療備品整備19億円、防衛医学研究センター0.3億円 | |
航空医学実験隊(入間) | 約2.9億円 |
空間識訓練装置の近代化改修・近赤外分光分析装置改修(新規)0.9億円。既存訓練装置の継続2億円 | |
航空機動衛生隊(小牧) | 約6900万円 |
人体型の高度救急処置シミュレーター(新規)1200万円。エボラ出血熱等感染症患者搬送に必要な各種機材の取得及び維持等 | |
航空戦術教導団電子作戦群(入間) | 約114億円 |
電波情報収集機(RC-2)の機体構成品の取得73億円。搭載装置の補用品39億円。RC-2用機上電波収集模擬システムの取得2億円 | |
陸自化学学校(大宮) | 約360万円 |
学校教育に必要な消耗品、教材等の経費 |
党国会議員団福島チーム調査。福島市内で、帰還困難区域の浪江町津島地区の東電原発事故津島訴訟の原告団・弁護団と懇談。
先祖が開墾した土地であり、地域で支え合って暮らしてきた故郷を元に戻してほしいというのが願い。
国は、帰還を希望する住民がいれば除染をするというが、田畑の除染はどうするのか、除染していない山からの土砂で線量が高くなったら、また除染をしてくれるのか、何もはっきりしないまま。
「全部きれいにしてから避難者を戻せ」と言うのが切実な訴え。
![]() |
![]() |
「しんぶん赤旗」12月23日・4面より
日本共産党国会議員団福島チームは22日、東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区を調査に訪れました。高橋千鶴子、塩川鉄也両衆院議員、いわぶち友、山添拓両参院議員、熊谷智・いわき双葉地区委員長らが参加しました。
除染による原状回復などを求めて訴訟を起こした津島地区の原告住民、弁護団、支援者らと福島市内で懇談し、現地を訪れました。
津島地区では除去した土壌を運ぶダンプが行き交い、除染されないままの住宅、倒壊し荒れ果てた養鶏場などが残っていました。
現地を案内した住民は「津島の土地には先代からの大切な財産があり、そこで山菜やキノコを採り、仲良く助け合い豊かに暮らしていた。それを取り戻したい」「帰る意思のある人のところだけを虫食い的に除染しても帰れない。全域、生活圏を除染して安心して帰れる環境を整えてほしい」と訴えました。
高橋氏は「国は“何年かかっても帰れるようにする”と決めた以上、全域除染を行うのは当然だ。帰還困難区域は国が責任持つと決め、除染する地域を絞っている上、加害者・東電の責任を免除しているのは絶対おかしい」と表明しました。
町役場で懇談した佐藤良樹副町長は、町全体の面積のうち国が除染やインフラ整備を集中的に進めるとした「特定復興再生拠点」は3.6%にすぎず、全面除染を当然求めていくと説明。農業再生や、避難者への医療・介護保険料の免除措置などの継続が必要だと述べました。
住民との懇談には神山悦子、大橋沙織、宮川えみ子、宮本しづえ各県議が同席しました。
大宮駅東口で、臨時国会閉会にあたって国会報告。伊藤岳参院議員、梅村さえこ参院埼玉選挙区予定候補と訴え。
「いま民主主義の危機」と言っていた岸田首相。でもモリカケ桜、学術会議、アベノミクス粉飾疑惑のある国交省統計書き換え・二重計上問題も、全部棚上げ。貧困と格差拡大の新自由主義路線も継続。岸田政権は、強権・腐敗政治の安倍・菅政治の継承者でしかない。
それだけでなく、史上最大の大軍拡、憲法違反の敵基地攻撃能力の保有に踏み出す動きなど、危険性を現している。9条改憲策動は看過できない。
暮らし応援の政治への転換、9条守り、憲法生かす世論と運動を広げよう。来年の参院選で、野党共闘の前進を!比例でいわぶち友参院議員をはじめ5議席絶対確保、埼玉選挙区で梅村さえこさんをなんとしても押し上げよう!
憲法会議の「秋の憲法講座」。オンラインで国会情勢報告。
岸田政権は、安倍・菅政治の新自由主義路線や強権・腐敗政治を継承するだけでなく、空前の大軍拡や「敵基地攻撃能力の保有」に踏み込もうとするなど、新たな危険性が現れている。「安倍改憲」を引き継ぐ岸田首相の下、9条改憲の動きが強まっているのは重大。
審議促進で維新が自民をあおり、国民民主党が自民党の改憲策動に与する動きをしていることも看過できない。
しかし、先日の憲法審査会の討議を見ても、各党は様々な改憲テーマを取り上げたが、改憲を必要とする事実を示すことができない。また、自民党が改憲の本丸としている安倍9条改憲に対して、改憲勢力と言われる政党が一丸となっているわけではない。国民からの批判を恐れている。そして、憲法に反する現実をただし、憲法を現実政治に生かすことの重要性が浮き彫りとなった。
立憲野党の中では、安倍改憲4項目を許さない立場は一致している。今大事なことは、「9条守れ、憲法生かせ」の世論と運動を広げ、立憲民主党など「安倍9条改憲」反対の政党や議員を激励し、改憲勢力にくさびを打ち込むことだ。憲法署名を大きく広げよう。
日本共産党は、その先頭に立って奮闘し、来年の参院選で、改憲勢力の3分の2確保を許さず、勝利をかちとるために頑張りたい。