野党国対委員長連絡会に出席

 野党国対委員長連絡会に出席。

 森ゆう子参院議員の質問通告漏えい問題について協議。

 国会の行政監視機能を妨害し、議員の質問権を侵害するもの。

 政府に事実関係の解明を求めるとともに、国会と政府の信頼関係を壊す行為であり、与党としても看過できない問題だ。国会としての対応を求めていくことを確認した。


政府責任明確にせよ/質問漏えい/野党国対委員長が一致

「しんぶん赤旗」10月18日付・2面より

 日本共産党と、立憲民主党・国民民主党などの共同会派は17日、国会内で野党国対委員長連絡会を開き、参院の予算委員会での森ゆうこ参院議員(国民民主党)の「質問通告」が事前に漏えいしていた問題で森氏から報告を受けて協議し、野党は、国会での質問権を侵害し民主主義の根幹を揺るがす問題であり、政府に事実経過と責任を明確にすることを求めていくことで一致しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は「この問題は、経過からしても、政府のやり方は、国会の行政監視機能をおとしめるものだと言わざるを得ない。政府が具体的事実経過と責任をはっきりさせることが必要だ」と強調しました。

 立民の安住淳国対委員長は「衆参で一体となって実りある質疑をすることで国民に資するのが立法府だ。行政府が意図的にこういうこと(漏えい)をしているというのは、質問妨害にあたる可能性が極めて高い。院全体の問題として受け止めて、政府の対応を求めていく」と述べました。

台風19号災害調査/水戸市/災害現地対策本部や避難所を訪問

 水戸市の台風19号災害現地対策本部を訪問。その後、中学校体育館の避難所ヘ。

 現地対策本部では、被災世帯を訪問して、ごみの出し方や入浴施設の案内、必需品の提供などの相談にのっています。

 災害救助法や被災者生活再建支援制度など、被災者支援のメニューについて、分かりやすいチラシなどを作って、情報提供するとのこと。

 避難所には、現在百人が避難しています。テントが設営され、食事の提供をしています。婦人団体が豚汁の炊き出しを行い、校庭にはキッチンカーが置かれ、ボランティアで暖かい食事を提供していました。

 体育館の隣の武道場は、ペット同伴の避難者の避難所としていました(現在、利用者はいない)。


台風19号被害/茨城県/浸水で着るものない

「しんぶん赤旗」10月17日付・15面より

 台風19号で甚大な被害が出ている茨城県で16日、日本共産党の塩川鉄也衆院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、江尻加那県議らが被害状況の調査を行いました。

 久慈川と那珂川が氾濫した常陸大宮市は、15日現在で562軒の家屋が床上・床下浸水。今もなお約50人が避難生活を強いられ、水の供給が不安定な状況が続いているほか、水戸市と福島県郡山市を結ぶJR水郡線が茨城県大子町で橋りょうが流失した影響で一部区間が不通になるなど市民生活に大きな影響が出ています。被害状況の説明に応じた市の担当者は「(水郡線は)県北地域の背骨。大変な状況だが、早期復旧を強くお願いしたい」と要望を寄せました。

 水戸市では藤井川や那珂川などの越水で藤井町や岩根町、国田地区などが浸水しました。市内では16日午後1時現在で120人が避難しています。市内の中学校に避難する女性(70)は「家は床下から180センチの浸水で下着も何もかもなくなった。夜も眠れない」と不安を口にしました。市の担当者は避難所での食事の提供をめぐり地域の防火クラブが温かい食事を提供していることなどを紹介。

 塩川氏は被災者の住宅再建などをめぐり、「一人ひとりの状況に応じて、切れ目のない柔軟な支援をしてほしい」と求めました。

台風19号災害調査/水戸市/那珂川流域の浸水被害を調査

 水戸市内の那珂川流域の浸水被害を調査。

 那珂川に流れ込む藤井川の決壊、西田川・田野川の越水などで大きな被害が生じています。那珂川左岸の国田地区では、越水で多数の浸水被害があるのに、国交省の報告には何の記載もありません。

 実態を正確に把握するとともに、被災箇所ごとに、その要因を分析することが必要です。

 那珂川の堤防整備は5割、久慈川は3割。国の予算措置が問われています。

台風19号災害調査/茨城・常陸大宮市/久慈川堤防決壊場所を視察

 台風19号災害調査で茨城県ヘ。

 常陸大宮市の久慈川堤防決壊場所を視察。左岸で3箇所、右岸で1箇所決壊。500ha近い地域が一時、水没。約300戸が浸水被害。浄水場が被災し、断水の地域も残されています。那珂川流域の被害も大きい。

 綿引副市長は「JR水郡線が2箇所で橋が落ちている。早期の復旧を実現してほしい」と要望。

国会行動埼玉デーであいさつ

 国会行動埼玉デーであいさつ。

 台風19号災害は、埼玉県内でも深刻です。川越や東松山の被災状況を報告。避難所改善、住宅再建支援、被災事業者・農家の生業再建に全力を挙げます。

 予算委でのわが党の災害対策、消費税増税批判、関電疑惑追及の論戦を紹介。

 安倍9条改憲阻止のために頑張ろう!

台風19号災害の対策、関電集中審議を/野党国対委員長連絡会

 野国連(野党国対委員長連絡会)に出席。

 台風19号災害の対策に力を尽くすこと、各委員会の大臣所信質疑で、閣僚の資質や消費税増税など暮らしの問題の追及、関電問題など疑惑追及に取り組むことを確認。

 日米貿易協定は、総理出席の質疑など徹底審議を要求し、そのためにも関連資料の提出を求めていく。

 関電疑惑解明のために、関電役員の国会招致は不可欠。関電集中審議が必要。


災害対策・救援に全力/野党国対委員長連絡会で確認

「しんぶん赤旗」10月17日付・2面より

 日本共産党と、立憲民主党・国民民主党などの共同会派は16日、国会内で野党国対委員長連絡会を開き、台風19号に伴う災害対策、救援・復旧に全力で取り組むことを確認するとともに、当面の国会運営について協議しました。

 関西電力の「原発マネー」還流疑惑をめぐっては、この間の質疑で経済産業省職員の福井県高浜町への出向や原発立地をめぐる実態などが明らかになるなど、疑惑が一層深まっており、全容解明は急務だとして、関電社長らを衆参両院の予算委員会に招致し、集中審議を実現することに全力を挙げることを確認しました。

 また、日米貿易協定について、政府が合意内容を隠しているのは問題だとして、「経済効果分析」や英文の「付属書II」の日本語訳の提出は審議の前提だとの認識で一致。安倍晋三首相出席の本会議質疑や関係委員会による連合審査などでの徹底した審議を求めることを確認しました。

 さらに、国民民主党の森ゆうこ議員が政府に通告した参院予算委での質疑内容が事前に外部に漏えいしていた問題は、国会審議にかかわる重大問題であり、政府の責任を追及することを確認しました。

災害救助法の積極活用を/党台風19号災害対策本部会議

 党台風19号災害対策本部会議開く。志位本部長が、武田防災担当大臣への緊急要請など、この間の取り組みを報告。

 その後、各地の被災の状況と活動を交流。私は、まだ被害の全体像が見えないこと、災害救助法の積極活用などについて発言。

 今後、避難所の改善や災害廃棄物処理の促進とともに、住宅再建支援、被災事業者・被災農家支援など、生活と生業再建に取り組んでいくことを確認しました。

台風19号災害調査/栃木・栃木市

 栃木県栃木市で台風19号災害調査。永野川の氾濫で、多数の浸水被害が生じています。

 東武日光線の線路砕石が流出。JR両毛線も、永野川を渡る箇所で線路の路盤が流され、いずれも長期の運休とのこと。

 学校や保育園も泥水に浸かり、復旧の見通しが立ちません。

 上水道施設も被災し、断水地域も残されています。


台風19号被害/共産党議員調査/農業打撃・線路流失も/栃木

「しんぶん赤旗」10月16日付・3面より

 台風19号による被害状況調査で、日本共産党の塩川鉄也衆院議員と梅村さえこ前衆院議員は14日、宇都宮、鹿沼、栃木の3市で被災者などから要望を聞き取りました。

 県内の被害状況(県調べ・15日正午現在)は、死者4人、床上浸水616棟、氾濫河川5カ所、土砂崩れ55カ所。確認中の所もあり、両毛線の線路流失に伴う復旧の見込み未定など被害は甚大です。

 一行は、床上浸水した宇都宮市中心街を皮切りに、堰堤(えんてい)約300メートルがえぐられた鹿沼市中心部を流れる黒川や、1階が浸水した県立栃木工業高校などを調査しました。

 大谷町で床上浸水したあるデイサービスの職員は「施設脇の姿川が夜7時半にあふれたが、市からの避難指示は9時ごろだった」と話しました。

 避難所に指定されたある中学校では、「避難者120人が駆けつけたのに、対応する市職員が2人だけで、運営がスムーズにいかなかった」などの声も寄せられました。

 視察した塩川氏は「農業分野も含め、被害は膨大になる。市・県・国の党議員団の連携を強め、被災者救済に全力をあげたい」と語りました。

 調査には、野村せつ子県議、各地方議員が同行しました。

 

台風19号災害調査/栃木・鹿沼市粟野地区

 鹿沼市粟野地区。粟野川の氾濫で多数の浸水家屋や農業被害が発生。

 イチゴのハウス栽培をしている大越さんは「今年は出来がいいと思っていた。あと一ヶ月で収穫だったのに。ハウス再建には1500万円以上かかる」「私より若い人がもうやめようかと言っていた」と話していました。

台風19号災害調査/栃木・鹿沼市中心部を流れる黒川

 栃木県鹿沼市中心部を流れる黒川。右岸の歩道と桜並木、車道部分が護岸とともに押し流されました。民家の軒下付近まで崩れています。

 地元の方は「河川工事の影響ではないか」と話していました。

 河川敷には公園がつくられ、通常時の川幅は3分の1ほどになっている部分です。

台風19号災害調査/宇都宮市大谷地区

 台風19号災害調査で、宇都宮市大谷地区ヘ。姿川の氾濫で、床上浸水など大きな被害が生じています。「4年前も浸水被害があり、そのときは床上50センチ。でも今回は1メートル。家財がまた駄目になった」と被災者の方。

 デイサービスセンターも床上1メートルくらいになり「事業を再開するのに一ヶ月以上かかるかも」と話していました。

台風19号災害調査/宇都宮駅西口・田川流域

 台風19号災害調査。街の中心部である宇都宮駅西口の田川流域へ。田川の両側100メートルくらいにわたって浸水被害。

 床上浸水の被災世帯もたくさんあり、事業所の被害も大きい。

 梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、野村県議、福田・原市議とともに行動。

台風19号災害調査/埼玉・東松山市早俣地区

 埼玉県東松山市早俣地区で、台風19号災害の現地調査。伊藤岳参院議員、梅村さえこ衆院北関東比例候補、党市議団と一緒です。

 九十九(つくも)川の決壊で大きな被害を被っています。一階の天井に届くような浸水で、家財道具が全部駄目になり、その片付けに追われていました。

 「ゴミを何とかしてほしい」「昨日の避難所は停電だった。今日は遠くの避難所へ行けという。でも車は使えない」など、要望が寄せられました。

 治水対策についての意見もお聞きしました。

台風19号災害調査/埼玉・川越市とふじみ野市境の川越江川の水害現地へ

 台風19号災害調査。川越市とふじみ野市の境を流れる川越江川の水害現地へ。守屋・前原県議、川越・ふじみ野市議団と一緒です。

 床上浸水の被災世帯が多数あります。ここは、2年前の豪雨災害の被災地だったところ。対策の不十分さや避難所の使い勝手の悪さなど、お話をお聞きしました。

 現場で、川合川越市長とお会いし、対策などについて意見交換。