【しんぶん赤旗掲載】臨時国会会期9日間/自民提案/共産党など4党反対

「しんぶん赤旗」10月1日・2面より

 衆院議院運営委員会理事会が30日、開かれ、自民党は10月1日召集の臨時国会の会期を9日までの9日間としたいと提案しました。日本共産党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党は「到底受け入れられない」と一致して反対し、衆参の予算委員会での十分な質疑などを要求しました。

 会期について合意に至らず、引き続き協議することとなりました。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員は「衆参の予算委員会を行い、裏金や統一協会問題、暮らしと経済、大軍拡の問題などで新しい政府の基本点をただす、十分な時間をとるべきだ」と強調。石川県・能登半島での災害に対応する補正予算、旧優生保護法問題での補償法成立や質疑を求め「9日間では到底足りない。会期は30日程度必要だ」と主張しました。

 塩川氏はまた、早期の衆院解散について自民党の石破茂総裁が総裁選で「国民に判断材料を提供するのは政府、新首相の責任。本当のやりとりは予算委員会だ」と主張していたと指摘。「最初から公約違反をするのか」と批判しました。

【議院運営委員会】今臨時国会の会期9日間に反対、議運委員会で意見表明

 今日の議院運営委員会で、私は、今国会の会期9日間に反対の意見表明を行いました。


以下、発言要旨です。

 日本共産党を代表して、第214回国会の会期について、10月1日から9日までの9日間とすることに反対の意見を述べます。

 今臨時国会は、岸田総理退任に伴う首班指名を行うだけでなく、喫緊の諸課題について国会としての責任ある対処を行うとともに、新政権に対して国政の重要課題に関する質疑を通じて総選挙の争点を明確にすることが求められています。

 震災に加え豪雨災害に見舞われた能登半島の被災者支援、復旧復興に全力を尽くすため、国会審議を踏まえた補正予算の編成が必要です。また、障害者に対する不妊手術という人権侵害を行った旧優生保護法の違憲判決を受けて、加害者である国会が真摯に謝罪を行い、その検証を行い、当事者の声を聞き、補償法を実現することが最優先課題です。

 そして、裏金問題の真相解明と企業・団体献金禁止の政治資金規正法改正、参院選支援など統一協会と自民党との組織的な癒着についての徹底解明が求められています。裏金議員の政治倫理審査会出席は欠かせません。

 貧困と格差を拡大したアベノミクスの総括と物価高騰など暮らしの応援策、アジア版NATO提唱といった軍事同盟強化、軍拡路線、9条改憲に対する徹底した議論が必要です。

 代表質問とともに、予算委員会を開き、大臣の所信質疑など十分な審議が求められており、少なくとも30日間の会期は必要です。

 しかるに石破自民党総裁は、国会で首相に指名されてもいないのに、10月27日という総選挙日程を明らかにしたことは極めて重大です。石破氏自身、自民党総裁選において「(国会での)本当のやり取りは予算委員会だ」と、一問一答形式の予算委で新総理が答弁すべきと述べていたにもかかわらず、手のひら返しで、予算委員会も行わずに、解散するなど、国会軽視、国民軽視のそしりは免れません。断じて認めることはできません。

 わずか9日間の会期には断固反対することを申し述べ、発言を終わります。


臨時国会/会期9日間に反対/衆院議運委/塩川氏「国会・国民を軽視」

「しんぶん赤旗」10月2日・2面より

 自民・公明両党は1日の衆院本会議で、臨時国会の会期を9日までの9日間とすることを賛成多数で決めました。日本共産党や立民、維新、国民などは反対しました。

 日本共産党の塩川鉄也議員は同日の衆院議院運営委員会で、9日間の会期に反対する意見を表明。石破茂自民党新総裁が国会で首相に指名されてもいないのに総選挙日程を表明したことはきわめて重大だと指摘しました。石破氏が「本当のやりとりは予算委員会だ」と述べていたにもかかわらず、手のひら返しで予算委員会を行わないのは「国会軽視、国民軽視のそしりは免れない」と批判。予算委員会や代表質問、大臣の所信質疑などの十分な審議が必要で、「少なくとも30日間の会期は必要だ」と主張しました。

 塩川氏は、震災と豪雨災害に見舞われた能登半島の被災者支援や復旧・復興に全力を尽くすために「国会審議を踏まえた補正予算の編成が必要だ」と強調。旧優生保護法下で不妊手術を強制された被害者を巡って、「加害者である国会が真摯(しんし)に謝罪し、その検証を行い、当事者の声を聞き、補償法を実現することは最優先課題だ」と述べました。

 また、裏金問題の真相解明と、企業・団体献金禁止の政治資金規正法改正、統一協会と自民党との組織的癒着について「徹底解明が求められている」と強調しました。


「議事録」

第214回国会 衆議院 議院運営委員会 第1号 令和6年10月1日(火曜日)

○塩川委員 私は、日本共産党を代表して、第二百十四回国会の会期について、十月一日から九日までの九日間とすることに反対の意見を述べます。
 今臨時国会は、岸田総理退任に伴う首班指名を行うだけでなく、喫緊の諸課題について国会としての責任ある対処を行うとともに、新政権に対して、国政の重要課題に関する質疑を通じて、総選挙の争点を明確にすることが求められています。
 震災に加え、豪雨災害に見舞われた能登半島の被災者支援、復旧復興に全力を尽くすため、国会審議を踏まえた補正予算編成が必要です。
 また、障害者に対する不妊手術という人権侵害を行った旧優生保護法の違憲判決を受けて、加害者である国会が真摯に謝罪を行い、その検証を行い、当事者の声を聞き、補償法を実現することが最優先課題です。
 そして、裏金問題の真相解明と企業・団体献金禁止の政治資金規正法改正、参院選支援など統一協会と自民党との組織的な癒着についての徹底解明が求められています。裏金議員の政治倫理審査会出席は欠かせません。
 貧困と格差を拡大したアベノミクスの総括と、物価高騰など暮らしの応援策、アジア版NATO提唱といった軍事同盟強化、軍拡路線、九条改憲に対する徹底した議論が必要です。代表質問とともに予算委員会を開き、大臣の所信質疑など十分な審議が求められており、少なくとも三十日間の会期は必要です。
 しかるに、石破自民党総裁は、国会で首相に指名されてもいないのに、十月二十七日という総選挙日程を明らかにしたことは極めて重大です。石破氏自身、自民党総裁選において、国会での本当のやり取りは予算委員会だ、一問一答形式の予算委員会で新総理が答弁すべきと述べていたにもかかわらず、手のひら返しで予算委員会も行わずに解散するなど、国会軽視、国民軽視のそしりは免れません。断じて認めることはできません。
 僅か九日間の会期には断固反対することを申し述べ、発言を終わります。

【しんぶん赤旗掲載】比例は共産党/11ブロック 猛ダッシュ/北関東(19) 2議席奪還必ずと全力

「しんぶん赤旗」9月30日・5面より

 北関東ブロック(茨城、栃木、群馬、埼玉の4県)で日本共産党は、塩川鉄也(62)=現=、梅村さえこ(60)=元=、高橋誠一郎(29)=新、茨城1区重複=の3氏が挑戦します。

 81万6千票、得票率10%以上を獲得し、前回1議席にとどまった議席を、今回は必ず2議席奪還しようと全有権者規模の宣伝・対話・支持拡大に奮闘。小選挙区でも積極的に候補者を擁立します。他党もポスター張りや宣伝に必死です。

 塩川氏は「共産党が前進してこそ、自民党政治を変えることができる」、梅村氏は「誰もが大切にされ、自分らしく生きられるジェンダー平等の社会を」、高橋氏は「原発再稼働ストップ」と力強く訴えています。

新所沢駅で街頭演説

 平井明美埼玉8区予定候補、矢作·小林市議と一緒に。

 裏金·統一協会癒着を追及してきた日本共産党の躍進で、腐敗政治一掃を!

 高すぎる大学学費は半額に。

 入学金は廃止、返さなくてよい給付制奨学金の拡大を。

 奨学金返済は半分に減らします。

所沢北部地域のつどい

 自衛隊基地の強化。

 入間基地に司令部のある戦闘機部隊が核兵器搭載可能な米空軍B52戦略爆撃機との共同訓練を繰り返し、司令部の地下化など基地強靭化に10年間で700億円以上も。

 防衛医大では戦傷医療対処の外傷·熱傷·事態対処医療センター新設。

 戦争準備でなく、対話の枠組みを。

【しんぶん赤旗掲載】比例候補駆ける/北関東(定数19) 塩川鉄也さん(62)=現=

「しんぶん赤旗」9月28日・3面より

腐敗一掃 論戦の先頭に

 「日本共産党が伸びることが、本気で金権腐敗政治を一掃する一番の力となる」―北関東4県を駆け、党躍進を訴えています。宇都宮市で集いに参加した女性は「うそをつかない、ごまかさない、まっとうな政治にして」と期待を寄せます。

 岸田文雄首相退陣のきっかけとなった自民党の裏金事件と統一協会問題。自民党の組織的犯罪、組織的癒着の闇を暴き、自民党を追い詰める論戦の先頭に立ってきました。

 論戦を通じ、裏金の原資の政治資金パーティー収入が形をかえた企業・団体献金であること、企業・団体献金が財界本位に政治をゆがめてきた歴史と全体像を浮き彫りに。一貫して求めてきた「企業・団体献金禁止」を他党も主張するまでに、変化をつくる要の役割を果たしてきました。

 自民党と統一協会との組織的癒着も、疑惑が浮上した当初から鋭く追及。安倍晋三元首相の国葬をめぐる2022年の閉会中審査では、安倍氏が統一協会の選挙応援の司令塔だった疑惑を示し「安倍氏の国葬は統一協会の活動を是認する」と正面から批判しました。

 北関東で進む戦争国家づくり。23年の国会質問では、埼玉県・航空自衛隊入間基地などの輸送機に長射程ミサイルを搭載する計画を暴露。茨城県の航空自衛隊百里基地では現地を調査し、核兵器を搭載できる米軍B52戦略爆撃機との共同訓練が20年以降10回以上に上る実態を告発しました。「戦火を呼び込む戦争準備でなく戦争させないことこそ政治の責任」と力を込めます。

 しおかわ・てつや 1961年埼玉県生まれ。東京都立大学卒。衆院議員8期。国会対策委員長代理、党幹部会委員

自民党総裁選後、大宮駅東口で緊急街頭宣伝

 石破新総裁に代わっても、裏金や統一協会との癒着の全容解明は棚上げ。

 貧困と格差拡大のアベノミクス、大軍拡·改憲路線は継続。

 自民党政治の行き詰まりを元から変える日本共産党の躍進を!

 企業・団体献金禁止、最賃時給1500円、軍事でなく対話の枠組みを!


さあ総選挙/#比例は共産党/北関東で2議席奪還を/さいたま市/塩川・梅村・伊藤氏ら訴え

「しんぶん赤旗」9月28日・1面より

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、伊藤岳参院議員は27日、自民党の新総裁が決まったことを受けて、さいたま市のJR大宮駅東口で緊急の街頭演説を行い、総選挙の比例北関東ブロックでの2議席奪還を訴えました。

 梅村氏は、新総裁となった石破茂氏は、9条改憲や「核共有」の議論が必要だと主張しているとして「安倍政権から続いてきたアメリカとともに戦争する国づくりが、さらに危険な方向に進む恐れがある」と批判しました。

 伊藤氏は「パーティー券を買っていた大企業の方ばかりに目を向けていては、政治のゆがみは直らない。企業・団体献金の禁止にこそ踏み出すべきです」と強調しました。

 塩川氏は「自民党の顔が替わっても、裏金問題も統一協会との癒着も、全容解明はされない。自民党政治をもとから変える共産党を、総選挙で大きく伸ばしてください」と呼びかけました。

 山本ゆう子衆院埼玉5区予定候補が司会を務め、矢野ゆき子同1区予定候補も参加しました。

 演説に足を止め、拍手していた飯田正男さん(77)=上尾市=は「自民党は石破さんでも誰でも変わらない。物価は高いし、これで後期高齢者の医療費を3割負担にされたら困る。共産党に頑張ってほしい」と話しました。

25日 全労連公務部会総会であいさつ

大幅賃上げ 官民一体で/全労連公務部会など総会

「しんぶん赤旗」9月27日・11面より

 全労連公務部会と公務労組連絡会は25日、東京都内で総会を開きました。大幅賃上げと労働時間短縮、公務・公共サービス・教育の拡充、改憲を許さず国民が主人公の政治を実現させる国民共同の闘い強化など運動方針を採択しました。

 あいさつした桜井眞吾議長・公務部会代表委員(自治労連委員長)は、地震で被害を受けた能登半島の豪雨にふれ「住民に寄り添った復興ができるよう政府・自治体に求め、支援に全力を挙げる」と強調しました。

 自民党政治そのものが国民の怒りに追い詰められていると指摘。「裏金事件や統一協会問題での怒りを国民と共有して政治を変えよう。市民と野党の共同を強めることが国政を変える力になる」と述べ、要求での共同推進や改憲阻止の運動強化を呼びかけました。

 議案を提案した香月直之事務局長は、定員削減目標の半減化や非正規公務員「3年公募」撤廃、保育士配置基準見直しなど運動の成果を強調。公務・民間一体となった春闘での大幅賃上げや、地域手当の格差解消に向けた取り組み強化、最低賃金闘争への結集、長時間過密労働の実態告発などを提起しました。

 討論では「積雪地域なのに寒冷地手当が無くなるところがあり死活問題。不利益変更は認められないと要求書を提出している」(長野)、「給与制度のアップデートへの対抗軸として生計費原則を重視した賃金水準をめざすプロジェクトを始動させる」(自治労連)、「長時間過密労働是正にならない中央教育審議会の答申に全国で怒りが渦巻いている。退勤時間の全国アクションや街頭宣伝で怒りを形にしていく」(全教)などの発言がありました。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員らが来賓あいさつしました。

埼玉県秩父地域で小鹿野警察署の秩父警察署への統合·廃止計画が大問題に

①小鹿野署と秩父署の管轄地域は県面積の1/4なのに人員が削減される。

②窓口業務の縮小。

③山岳救助隊が秩父署に統合され迅速な山岳救助活動に危惧。

④獣害への対応の遅れに懸念。

小鹿野町長はじめ地元からは白紙撤回の要求。

自衛隊基地の専用水道でもPFAS調査

 国交省·環境省は、全国の水道事業者にPFAS調査を要請。

 自衛隊基地の専用水道も含まれる。

 調査対象の基地は、全国で166施設。

 北関東では、朝霞·入間·熊谷·防衛医大(以上埼玉)、百里·古河·勝田·霞ヶ浦·土浦(茨城)、宇都宮·北宇都宮(栃木)、相馬原·新町(群馬)。

 調査地点をさらに増やし、公表を求めたい。

24日 臨時国会召集日伝達 議運理事会

来月1日に臨時国会/塩川氏、災害対応議論求める

「しんぶん赤旗」9月25日・2面より

 林芳正官房長官は24日、衆参両院の議院運営委員会理事会に出席し、臨時国会を10月1日に召集すると伝えました。与野党は、召集日に首相指名選挙を行うことで合意。会期については自民党が同党新総裁選出後、9月30日の議運委理事会で示したいとし、それをふまえて協議することになりました。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員は、石川県・能登半島の豪雨被害をうけた災害対応の議論を行うよう求めました。「新首相のもとで国政全般の議論が必要だ」として衆参両院の本会議での代表質問と予算委員会での質疑を要求。自民党裏金事件をめぐり衆参両院の政治倫理審査会で弁明していない議員の出席や、統一協会問題の再調査と報告を求めました。

 また、喫緊の課題として、旧優生保護法下で不妊手術などを強いられた被害者への補償をめぐっては「違憲判決をふまえた加害責任をきちんと明らかにする議論が必要だ」と主張しました。

能登豪雨/災害対策本部会議

 甚大な被害を被った輪島市の状況について、あぶみ市議、佐藤兼業、藤野元衆院議員からオンラインで報告を受け懇談。

 仮設住宅の浸水、断水、停電、通行止め多数という深刻な状況。パン·弁当だけ、プライバシーのない避難所など地震直後と同じことを繰り返している。

 被災者の救助救援に全力をあげるとともに、食料や水など支援物資をただちに被災地に届けること、孤立集落への特別の支援、医療費無料化制度の継続、住宅再建支援などを国や県に求めていく。

 また、土砂除去などのボランティアの協力を呼びかけていきたい。


地震教訓生かされず/能登豪雨/党対策本部が会合

「しんぶん赤旗」9月25日・2面より

 日本共産党国会議員団の能登半島豪雨対策本部(本部長・小池晃書記局長)は24日、国会内で会合を開きました。能登半島地震の被災地を襲った豪雨被害について、被災者共同支援センター(石川県羽咋市)責任者の藤野保史前衆院議員、鐙(あぶみ)史朗輪島市議、佐藤正幸県議がオンラインで被害状況を報告しました。

 藤野氏は、地震で自宅が半壊の被害を受けた被災者が、今回の豪雨でも腰までつかる浸水被害となり、「怖いというよりも絶望。やっときれいにしたところだったのに」と語るなど深刻な事態となっていると報告。避難所ではプライバシーの問題や、食事も地震の起きた元日直後に戻ったような状況だとして、「被害の全容はまだ把握できていないという印象だ」と語りました。

 鐙市議は避難所や仮設住宅への食料などの支援物資について「震災当初と同じようなパン一つや、ご飯にワカメのふりかけだけという状況。まったく地震の教訓が生かされていない」と強調しました。

 佐藤県議は「市内で浸水した泥が多く残っている。被災者の方が『もう能登を切り捨てるつもりだ』と言っていたが、国は被災者にそんな思いをさせない対応をすべきだ」と話しました。

 9月末に切れる医療費の窓口負担と介護保険の利用者負担の免除について「議会で追及しても『国が協議中』『決定の通知を待っているだけだ』との答弁を繰り返すだけで、馳浩知事には国に働きかける積極的な姿勢がない」と述べました。

 小池氏は「厚労省は延長すると言っているがいまだ通達文書を出していない。豪雨の被害が重なる中、9月末でやめられるわけない。国は一日も早く正式な通達をすべきだ」と語りました。

党埼玉県議団、狭山·入間·川越市議団のPFAS問題に関する政府要請

 狭山·川越市で高濃度のPFASが検出されており、近傍の入間基地の影響が懸念される。

 さいたま市でも汚染が明らかに。

 原因究明·汚染源特定·汚染除去、環境基準の制定、調査·対策費への補助、自衛隊基地内の汚染状況の調査·公表を要請。


PFAS調査支援を/党埼玉県議団、国・県に申し入れ

「しんぶん赤旗」9月26日・4面より

 国の暫定基準値を上回る有機フッ素化合物(PFAS)の代表的な物質、PFOSとPFOAが埼玉県内の河川などで検出された問題で、日本共産党県議団と、狭山、入間、川越各市の共産党と議員団は24日、国と県に対し申し入れを行いました。

 城下のり子県議と各市議が参加し、国への申し入れには塩川鉄也衆院議員、伊藤岳参院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、いのまた嘉直衆院埼玉9区予定候補も出席。参加者は、▽環境基準を早急に定めること▽調査する自治体への財政支援を行うこと▽米軍や自衛隊施設などでは特に厳正な調査を行い、結果を公表すること▽PFOSが使われてきた泡消火剤の設備がある位置の開示―などを求めました。

 国への申し入れで、環境省の担当者は環境基準について、まずは水道水の基準を定めるために検討しているとし、自治体へは「財政支援よりは技術的な支援を行う」と回答。防衛省の担当者は、泡消火剤など重要な設備の位置は明らかにできないと述べ、「調査には協力する」としました。

 狭山市の大沢えみ子市議は「狭山市では高い数値が出ているため、予算をかき集めて独自で調査をしている。技術だけでなく予算の支援を」と求めました。

 県への申し入れで、応対した石井貴司環境部長は「地下水の計画的な調査なども含め、自治体と一緒に継続的にやっていきたい」と述べました。

北本駅西口で、秋山もえ埼玉6区予定候補と訴え!

 日本共産党は、裏金·金権腐敗一掃の党であり、経済再生プラン·東アジア平和提言·ジェンダー平等社会の実現など自民党政治をもとから変える改革の党、市民と野党の共闘の発展に力を尽くす党。

 利潤第一主義の資本主義を乗り越えた社会をめざす党を大きく。

党埼玉中部地区の「希望を語るわくわく懇談会」

 埼玉6区の中根かずゆき議員、埼玉13区の三ツ林裕巳議員と、いずれも裏金議員。

 金権腐敗一掃、コメ不足·高騰問題の解決、気候危機の打開、戦争させない政治の実現、日本共産党がめざす社会の展望、自民党政治をもとから変える日本共産党の躍進を訴え。


さあ総選挙/#比例は共産党/〝塩梅コンビ″復活を/埼玉・北本/塩川議員、懇談会で訴え

「しんぶん赤旗」9月25日・11面より

 日本共産党埼玉中部地区委員会は23日、塩川鉄也衆院議員を迎えて、北本市で「希望を語るわくわく懇談会」を開きました。

 塩川氏と秋山もえ衆院埼玉6区予定候補が、米不足問題や気候危機打開の展望、共産党がめざす社会、それぞれの入党の経緯について寄せられた賢問に、一つ一つ丁寧に答えました。

 塩川氏は、「2014年の総選挙で共産党が8議席から21議席に伸ばした時、野党共闘の背中を押した。本気で野党共闘を発展させるために、政治をもとから変える共産党を大きく伸ばしてほしい。北関東ブロックでは塩川鉄也と梅村さえこ(比例予定候補)の〝塩梅 (あんばい)コンビ”を復活させてほしい」と訴えました。

 参加者からは「わかりやすい話だった」「元気が出た。選挙でできることを頑張りたい」と感想が寄せられました。