全国学童保育後援会がオンラインのつどい

 全国学童保育後援会オンラインつどいであいさつ。

 岸田首相は所信表明演説で「学童保育の拡充」を述べたが、自公政権がこの間行ってきたことは「職員の複数配置」「有資格者の配置」の緩和で、職員1名配置や無資格者による運営を容認したことだった。子どもたちの安全・安心な環境づくりを後退させたのは重大だ。

 規制緩和措置を撤回し、非正規の正規化など指導員の処遇改善を。学童保育に対する国、自治体の公的責任を明確にせよ。

 政権交代、野党連合政権で学童保育政策の前進を。日本共産党の躍進が確かな力。

岸田首相の所信表明演説を聞いて

 「新自由主義的な政策は、貧富の深刻な分断を生んだ」という。しかし、「分断」を生み出したのはアベノミクスなのに、その反省を述べるどころか、「大胆な金融政策、機動的な財政政策、成長戦略の推進」と、まさにアベノミクスそのものの継承を掲げている。これでは貧困と格差の拡大を招くだけ。

 「成長と分配の好循環」という言葉も、5年前に安倍首相が施政方針演説で述べたもの。アベノミクスの果実が大企業と富裕層だけに届き、国民には貧困が届くだけという批判をかわすためにつくった言葉であり、いまさら使えば、アベノミクスの失敗を自ら認めるものでしかない。安倍政治の「焼き直し」に未来はない。

 自分のノートを引用して「一人暮らしでコロナが心配」という国民の声を紹介した。だったら、原則自宅療養の方針こそ撤回すべきではないか。

 平和の問題では、沖縄県民の反対を押し切って辺野古米軍基地建設を推進。「核兵器のない世界」といいながら、核兵器禁止条約については全く触れない。地元広島を始め、核廃絶を求める国民の願いを踏みにじるもの。憲法改正の議論の深化をうたって安倍改憲のレールを走ろうとしている。

 「気候変動」という言葉があるだけで、気候危機とよぶべき非常事態への対策は一言も書いていない。ジェンダー平等については、言葉すらない。モリカケ桜、河井選挙買収事件、甘利幹事長あっせん利得疑惑など、金権腐敗問題については全く欠落。国民の声を聞くつもりがない。

 野党の共通政策、わが党のコロナ対策・4つのチェンジを訴えて、政権交代、野党連合政権に道を開いていきたい。

一時支援金・月次支援金「不備ループ」解消を/埼商連の要請に同席

 一時支援金・月次支援金「不備ループ」解消を求める埼玉県商工団体連合会(埼商連・岩瀬晃司会長)の中小企業庁要請に同席。伊藤岳参院議員、梅村さえこ北関東比例予定候補と一緒に。

 売り上げのない月の売り上げを証明しろなどと、無理な注文がされている。

 しかし中小企業庁は「審査はデロイトトーマツで対応。国は総論として制度設計を行う」「民法上の契約なので行政不服審査の対象外」と、以前にもまして不備を是正する姿勢に欠けている。

 国の方針で、不利益を被る事業者に支援を行うことこそ、国が行うべき仕事。委託事業者任せは許されない。


「不備ループ」解消を/埼商連が中小企業庁に要請

「しんぶん赤旗」10月9日・首都圏版より

 埼玉県商工団体連合会は6日、新型コロナ禍で中小業者に支払われる一時・月次支援金について、書類に不備があるとして支給されない「不備ループ」問題の解消を求め、国会内で中小企業庁に要請書を提出しました。

 同会の岩瀬晃司会長と中村稔事務局長が参加し、日本共産党の塩川鉄也衆院議員、伊藤岳参院議貝、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補が同席しました。

 岩瀬会長らは、県内のイベント会社が10回以上の不備修正に応じてきたものの、現金取引のため出せない資料も求められ、一方的に「不支給」決定になった事例を紹介。中小企業庁の担当者は「出せる範囲の書類を出してほしいと案内している」と回答しました。

 岩瀬会長は「審査で指示と違う対応をしているのではないか」と批判し、塩川議員は「文書などで明確な指示を示さないと現場は混乱する」と指摘しました。

 担当者は「不支給決定に対する再審査はできない」と説明。参加者は「公費を使った支援金に不利益措置が出た場合、不服審査の仕組みがないのはおかしい」と指摘し、審査を委託企業に任せず、国の責任で業者を支援する立場での改善を求めました。

野党合同「甘利幹事長あっせん利得疑惑追及チーム」会合

 野党合同「甘利幹事長あっせん利得疑惑追及チーム」会合に出席。

 甘利幹事長は、2016年の大臣辞任時の会見で「まだ全容の解明に至っていない。引き続き調査を進め、公表したい」と述べたが、その後の調査結果の公表はなかった。野党の調査結果公表の質問に対し、甘利事務所は「公表を前提にしていない」と拒否。ぜひとも調査結果を公表し、甘利氏の国会での説明を求めたい。

 野党チームは、河井選挙買収事件に係る1億5千万円の支出について、岸田自民党総裁に質問状を出すことに。内容は①再調査の意向はあるか ②支出の決裁者は誰か ③領収書の公開を。

 岸田首相の地元の自民党広島県連も再調査を求めている。甘利氏が選対委員長のときのこと。しっかり答えてもらいたい。


口利き事件/甘利氏/報告書の公表拒否/野党追及チームに回答

「しんぶん赤旗」10月7日・2面より

 自民党の甘利明幹事長の現金授受・口利き事件をめぐり、甘利氏が「潔白」を示すために弁護士に依頼し作成したと主張する調査報告書について、甘利事務所が5日、「事実関係を把握するためのもので、公表を前提にしていない」と公表を拒否する回答を野党に行ったことが分かりました。

 回答は野党合同「甘利幹事長あっせん利得疑惑追及チーム」の公開質問状に対するもの。質問状が、甘利氏に国会での説明を求めたのに対し、甘利事務所は「数度の記者会見やぶら下がり取材なども含め、調査結果を紹介引用して説明してきた」と拒否しました。

 野党追及チームは6日、国会内で前日に続いてヒアリングを開催。甘利事務所の回答について立憲民主党の黒岩宇洋衆院議員は、甘利氏が2016年の会見で、引き続き調査して公表すると明言したことをあげ、「結果的に『公表する』という話がうそになり、公表から逃げた」と批判。調査した弁護士の名前が公表されておらず、「第三者による客観的な調査なのかすら分からない」と指摘しました。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員は、「甘利氏の疑惑はより深まっている。予算委員会など国会でしっかり説明責任を果たすべきだ」と強調しました。

 5日に野党追及チームは、報告書や担当弁護士名の公表を求める公開質問状を、甘利事務所に再度送付しましたが、6日のヒアリングまでに回答はありませんでした。

 また、追及チームは19年の参院選広島選挙区での河井克行元法相・案里夫妻に自民党本部が提供した1億5000万円が大規模選挙買収に使われた疑惑の真相究明のため、資料提供を求めました。

14日に予算委の開催を/野国連

 野党国対委員長連絡会開く。

 岸田新政権が発足したが、その政治の中身について議論が必要。しかし、岸田首相は14日解散を表明。

 野党として、14日に予算委の開催を求めるとともに、甘利幹事長のUR口利き疑惑について甘利氏の政治倫理審査会出席を求めることで一致。

 河井選挙買収事件に係る1億5千万円についても、野党追及チームで取り上げていくことに。


14日の予算委を要求/野党国対委員長が一致

「しんぶん赤旗」10月7日・2面より

甘利氏事件で13日政倫審も
 日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は6日、国会内で会談し、岸田内閣の政治姿勢をただすため臨時国会会期末の14日に衆参両院で予算委員会を開くよう求める方針で一致しました。

 また、自民党の甘利明幹事長は現金授受・口利き事件の説明責任を果たしていないとして、13日に衆院政治倫理審査会を開き、甘利氏から説明を聞くよう求めることも確認。河井克行元法相・案里夫妻に自民党本部が提供した1億5000万円の使い道を明確に示すよう、自民党総裁の岸田文雄首相に求めることも決めました。

 立民の安住淳国対委員長は「岸田内閣が掲げる『新しい資本主義』の内容もわからず、アベノミクスをやめるのかもわからない。予算委員会をやらないで、議論もせずに選挙に突入するのはよくない」「甘利氏は大臣室で業者から現金を受け取っている。同様に大臣室で現金を受け取った吉川貴盛元農水相は受託収賄の罪に問われている。どこが違うのか。自民党の幹事長になった以上、ぜひ国会で説明してもらいたい」と述べました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は「何も説明せずに審判を受けようという姿勢が問題だ。予算委で内政、外交、コロナ対策、政治とカネなど、争点を明確にすることが当然求められている。これが国民の要求だ。岸田氏が『聞く耳をもっている』というなら、予算委員会を開くことこそ求められる」「甘利氏は、疑惑はないというが、説明責任を果たすため、自ら国会に出てくるべきだ」と述べました。

 立民の安住氏は自民党の森山裕国対委員長と会談し、野党の方針を伝えたのに対し、森山氏は予算委員会の開催は「大変、厳しいと思うが持ち帰る」と返答。政倫審については「甘利氏に伝える」と述べました。

自民・甘利幹事長のURへの口利き疑惑/野党合同ヒアリング

 野党合同「甘利幹事長あっせん利得疑惑チーム」開く。甘利幹事長のURへの口利き疑惑について、法務省、URからヒアリング。

 甘利氏は、独立行政法人(独法)整理合理化担当大臣を務めたことがあり、独法のURに強い影響力を及ぼしうる立場だった。

 しかもURは、甘利議員秘書の接待を行っていた。役所が議員秘書を接待するなどあり得ないこと。

 党を代表する立場の甘利幹事長は、国会で説明責任を果たしてもらいたい。

【議院運営委員会理事会】河井選挙買収事件、甘利幹事長の口利き疑惑/国会で説明を/議運理事会

 議運理事会開く。

 8日に岸田新首相の所信表明演説、11日・12日に各党の代表質問を行うことで合意。野党は、予算委開催を強く要求。与党は「政党間、予算委の現場で協議が行われるだろう。申し入れは伝えたい」と回答。

 私は「河井選挙買収事件に係る自民党本部からの1億5千万円の資金提供について、自民党として説明せよ」「甘利幹事長のUR口利き疑惑について甘利氏が国会で説明を」と要求。

 自民党は「河井氏の件は、幹事長室から説明があった。党としては最終的な回答だ」「甘利幹事長の件は、国会内外でやりとりのあるところ。推移を見守りたい」と述べた。

 私は「岸田新総裁は、河井事件について『今一度確認し、必要があるなら説明する』と述べていた。最終的な回答とは受け取れない。甘利氏は国会で説明していない。しっかり答えてもらいたい」。

 自民党は「今の話も含めて党に報告する」。

【「しんぶん赤旗」掲載】「比例は共産党」若者・女性に政策届け/「打てば響く」/埼玉JCPサポーターズ/生配信イベント/塩川議員・梅村予定候補

「しんぶん赤旗」10月6日・首都圏版より

 埼玉県で日本共産党を応援する「JCPサポーターズ@埼玉」は3日、総選挙に向け帽広くつながって交流する企画「総選挙オンラインキックオフ大集合!」をユーチューブで生配信しました。終了後、参加者はZoomで交流しました。

 塩川鉄也衆院議員と梅村さえこ衆院北関東比例予定候補が、ゲストの市民とトーク。大東文化大学の渡辺雅之教授は、若者向けに選挙に行く意義を語る動画を配信しているとして、「若者は打てば響く」「若者を大事にしている共産党にも、ぜひ躍進してほしい」と話しました。

 大学院でジェンダー問題の研究をしているモナさんは「フェミニズムの運動のスローガンに『個人的なことは政治的なこと』というのかあった。コロナ禍のなか、『生理の貧困』など個人的と思われることが政治の場で議諭になり、希望を感じている」と語りました。

 梅村氏は、川口市での毎月のホームレス支援活動や各地のフラワーデモに参加していると語り「差別と貧困をなくさなければ、国民の幸せはつくれない。個人の尊厳を守る政治に転換するため、総選挙の比例代表で共産党を伸ばしてください」と呼びかけました。

 塩川氏は「若者は政治に関心がないのではない。その人の現状から出発し、政冶とつながっていると対話するのが大事。今の新自由主義のシステムを変えるため、総選挙で本気で政権交代を」と訴えました。

野党共闘の勝利で新しい総理を/埼玉・志木駅前で街頭演説

 志木駅で、工藤かおる埼玉4区予定候補と街頭演説。

 野党は共通政策を確認。日本共産党と立憲民主党は、次の総選挙で自公政権を倒し、新政権において、野党共通政策の実現のために協力することで一致。

 明日の臨時国会の首相指名選挙で、わが党は立憲民主党の枝野幸男代表に投票する。

 岸田氏が首相に指名されるが、1か月後には、総選挙。野党共闘の勝利で、新しい総理を選ぼう!

政権交代で野党連合政権実現を/埼玉9区野党共闘市民連絡会総決起集会

 埼玉9区野党共闘市民連絡会総決起集会であいさつ。

 自民党の岸田新総裁が選出されたが、政治の中身は「安倍・菅直系政治」。安倍改憲の推進、原発再稼働、大軍拡、国政私物化疑惑究明には背を向ける。

 この間野党は、共通政策を確認し、さらに日本共産党と立憲民主党の政権合意が実現。

 自公政治の行き詰まりを打開する政権交代、野党連合政権を実現しよう!

【議院運営委員会理事会】臨時国会14日まで/甘利氏疑惑・河井夫妻問題の説明を要求

 衆院議院運営委員会の理事会が開かれ、来週4日召集の臨時国会について、会期を14日までの11日間とする日程が与党から提示され、了承しました。

 与党からは、新総理の所信表明演説の聴取を8日に実施したいとの提案もありましたが、引き続き協議することになりました。

 私は、本会議の代表質問と予算委員会での質疑を要求。

 自民党理事は「そういったことも含めて、現場や政党間で議論していただきたい」と述べました。

 また、私は、自民党幹事長に起用された甘利明氏が2016年に経済再生担当大臣を辞任することになった金銭授受・口利き疑惑について「説明するとしながら『睡眠障害』を理由に国会を欠席し、説明しないまま今日にいたっている。自民党を代表する立場になったわけであり、しっかりと説明してほしい」と要求。

 2019年参院選の大規模買収事件で有罪になった河井克行元法務大臣・案里元参院議員に対し、自民党本部が1億5000万円を提供していた問題について「岸田文雄新総裁は『確認し、必要であれば説明する』と述べたのだから、自民党として説明してほしい」と再度求めました。

 自民党理事は「党に伝えたい」と答えました。


 今日の議運理事会が始まる前、与野党間の協議が混乱する事態が起こりました。

 これは、岸田文雄・自民党新総裁の役員人事で、衆議院議院運営委員長の高木毅氏を自民党の国対委員長に充てるという提案があったためです。

 立憲民主党の安住国対委員長と自民党の森山国対委員長の会談で、自民党の国対委員長が公平効率な議事運営に努めるべき議運委員長と兼務するという提案について、安住氏が「自民党の国対委員長が議院運営委員会を仕切ったら、公平中立とは言えない」と指摘。

 与野党があらためて協議し直すこととなり、来週からの臨時国会中は、森山氏が国対委員長、高木氏が議運委員長を続投することで決着しました。

 岸田新総裁は、「安倍・菅直系政治」といわれるように、新政権を発足させる前から党執行部人事で、国会軽視の姿勢があらわとなりました。


 今日行われた、日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長が会談で、自民党幹事長に起用された甘利明・元経済再生担当大臣のUR(都市再生機構)口利き疑惑をめぐり、野党合同の調査チームを、週明けに設置することを決めました。


甘利氏疑惑など説明要求/衆参議運委理事会/塩川議員

「しんぶん赤旗」10月2日・2面より

 衆参両院の議院運営委員会理事会が1日開かれ、自民党は4日召集の臨時国会の会期を14日までの11日間とし、召集日に首相指名選挙を実施したいと提案し、了承されました。自民党側は、新首相の所信表明演説を8日に行いたいと提案。引き続き協議することとなりました。

 衆院議運委理事会で、日本共産党の塩川鉄也議員は、衆参両院の本会議での各党代表質問と予算委員会の開催を要求。自民党理事は「そういったことも含めて、現場や政党間で議論していきたい」と述べました。

 また塩川氏は、自民党幹事長に起用された甘利明氏が2016年に経済再生担当相の辞任に至った金銭授受・口利き疑惑について「説明するとしながら、『睡眠障害』を理由に国会を欠席し、説明されないまま今日に至っている。自民党を代表する立場になったわけで、しっかり説明してほしい」と要求。また19年参院選の大規模買収事件で有罪になった河井克行元法相と案里氏の陣営に、自民党本部が1億5000万円を提供していた問題についても、「説明されていない。岸田文雄総裁は『確認し、必要であれば説明する』と述べたのだから、説明してほしい」と求めました。自民党理事は「党に伝えたい」と答えました。

【「しんぶん赤旗」掲載】UR口利き事件/甘利氏/一切説明なし/野党合同調査チーム設置へ/野党国対会談

「しんぶん赤旗」10月2日・2面より

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は1日、国会内で会談し、自民党幹事長に起用された甘利明元経済再生担当相の都市再生機構(UR)口利き事件をめぐり、野党合同の調査チームを来週設置することを決めました。

 甘利氏は、経済再生担当相だった2016年1月、千葉県内の建設会社とURとのトラブルに関して、補償交渉を口利きし、見返りに大臣室で現金などを受け取っていたことが発覚し、閣僚を辞任。「説明責任を果たす」といいながら、「睡眠障害」を理由に半年間国会に出ず、閉会後、「活動再開」を表明しましたが、いまだ疑惑について説明していません。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は「(甘利氏は)『いずれ国会で説明する』と話したまま、一切説明をしないで今日に至っている。自民党の幹事長は総理に次ぐ政権ナンバー2であり、議会での説明責任を果たすべきだ」と述べました。

与党は会期日程の提示を/野国連

 野党国対委員長連絡会開く。

 事前に自・立国対委員長会談が行われたが、与党からは臨時国会の会期幅についての提案はなかった。岸田新総裁が検討の時間がほしいとのこと。明日、改めて自・立国対委員長会談を行う。

 野党は、衆院選に向けて国民に選択肢を示す国会審議を要求。予算委などが可能な会期幅を提示することを要求してきた。

 与党が会期幅を提示しない限り、明日の議運理事会に応じる条件がない。会期日程を明らかにするよう働きかけていくことを確認。


予算委開ける会期要求/臨時国会/野党国対委員長が会談

「しんぶん赤旗」10月1日・2面より

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は30日、国会内で会談し、10月4日召集の臨時国会で新内閣の政治姿勢をただすため、代表質問、予算委員会の開催は不可欠だとして、そのための会期幅を示すよう引き続き与党側に求めることを確認しました。

 自民党の森山裕国対委員長は同日、立民の安住淳国対委員長との会談で、臨時国会の会期について「まだ決められない。幹事長など新体制ができるまで待ってほしい」と述べました。

全労連公務部会・公務労組連絡会の定期総会であいさつ

 全労連公務部会・公務労組連絡会の定期総会であいさつ。

 コロナ対応や災害対応を通じて、公務・公共・教育の拡充に奮闘する公務労働者の役割に、関心と共感が広がっている。

 政府の公務員削減政策が押し付けられてきたが、今年度は国家公務員の恒久的定員が42年ぶりに増加に転じた。

 自治体現場でも各地で、保健所の増員や現業職員の新規採用、会計年度任用職員の処遇改善を勝ち取ってきた。

 学校現場では、40年ぶりに小学校全体での学級規模引き下げ、35人学級に踏み出した。そして教員免許更新制が廃止の方向へ。現場のたたかいが国政を動かした。

 いよいよ衆院選。命と暮らしを何よりも大切にする政治を実現するとき。政権交代、野党連合政権の実現を!


公務拡充へ政治転換を/全労連公務部会・公務労組連絡会

「しんぶん赤旗」9月30日・5面より

 全労連公務部会と公務労組連絡会は29日、合同で総会を東京都内でオンラインを交えて開き、コロナ禍で国民を守る公務公共サービスの拡充と、そのための政治転換をめざす方針を決めました。

 あいさつした桜井眞吾議長・公務部会代表委員(自治労連委員長)は「安倍・菅政権は国民の命をないがしろにしてきた。新自由主義から転換し、公務公共の拡充こそ求められる」と強調。「総選挙は国民の願いが届き、公務労働者が働きがいある行政をつくっていくチャンス。国民・住民、すべての公務労働者との共同を追求していこう」と訴えました。

 秋山正臣事務局長が方針案を提案。大幅人員増など公務・公共サービス、教育の拡充▽賃金改善をはじめ処遇改善と労働時間短縮▽改憲を許さず、国民が主人公の政治実現▽労働基本権の確立―などを提起しました。

 各地から「救える命が救えないと訴え、保健所の増員が実現。自己責任押し付けの政治を変えよう」(大阪公務共闘)、「野党が全員紹介議員になり増員につながった。変形労働時間制では職場実態から実質無効化に追い込んでいく」(北海道公務共闘)と報告。

 産別・単産などから「医療・保健所などの拡充を求めるはがき署名を20万枚配布し、世論を広げた。政治転換を求めていく」(自治労連)、「賃金の地域格差が20%もあり、地域経済にも影響する。最賃引き上げ闘争と連帯し格差解消・底上げを迫っていく」(国公労連)、「総選挙に向けて政治を語り各党要請に取り組んでいる。公務の民営化を押し返す政治転換を実現しよう」(全教)、「非正規職員の処遇引き下げ提案が出される。最高裁判決に反するもので是正を求めていく」(郵政ユニオン)と発言がありました。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員が来賓あいさつしました。

臨時国会/代表質問はもとより、予算委員会に必要な会期幅を/野国連

 野党国対委員長連絡会開く。

 安住氏から、自・立の国対委員長会談の報告。自民党は10月4日召集の臨時国会について、会期幅ははっきりしたことは言えないが、新首相の所信表明演説と各党代表質問は約束したいと表明。

 これを受け、衆院選に向けて国民に選択肢を示すため、代表質問はもとより、予算委員会開催に必要な会期幅を示せと求めることで一致。

 自民新執行部の発足を踏まえ、引き続き協議をしていく。


代表質問・予算委開け/臨時国会めぐり野党要求

「しんぶん赤旗」9月30日・2面より

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は29日、国会内で会談し、10月4日召集の臨時国会について、新内閣の政治姿勢をただすため、代表質問、予算委員会の開催は不可欠だとして、そのための具体的な会期を示すよう与党側に求めました。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は「新首相が選ばれて、新内閣が発足したら、代表質問、予算委員会で新首相の政治姿勢や感染防止策、各大臣の資質などの質疑をやったうえで、国民の審判をあおごうというのが野党の総意だ」と主張。与党側が会期幅を示さずに、臨時国会の開会を迎えることは許されないと述べました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は「新しい首相を選んで、十分な議論なしにすぐに総選挙ということはありえない。所信表明演説と各党代表質問に加え、少なくとも予算委員会をやって、新首相としてコロナ対策、経済政策、安倍・菅政権の総括などの考え方を明らかにすることが最低限必要だ」と述べました。

 自民党の森山裕国対委員長は、立民の安住氏との会談で、「新総裁の選出後に判断したい」と述べ、30日にあらためて協議することになりました。