これまで補正予算で計上していたデジタル化予算は、来年度予算の概算要求に計上しています。
1968年建設の本館庁舎は、書庫などの耐震基準確保が必要であり、その建替が大きな課題です。
日本共産党全国女性後援会は29日、党本部と全国をオンラインでつなぎ総会を開きました。「街に出てつながり語り合い、希望ある政治を実現しよう」とのアピールを確認し、新役員を選出しました。
開会あいさつで中山歩美代表委員は、党の改定綱領案を力に青年と対話すると、共産党の示す展望に多くの青年が心を打たれ、民青の仲間になると紹介。「共産党が伸びてこそ政治は変わる」と訴えました。
国会情勢を報告した私は「悪政推進の高市強権政治と正面から対決する日本共産党の値打ちが光っている」と強調。衆院比例定数削減は「大軍拡や社会保障改悪、さらには改憲などの強権政治を進める民主主義破壊の暴挙だ」と批判しました。
対話を広げ激戦を勝ち抜いた玉城睦子・沖縄県伊江村議と、もろおか美紀・長野県議、来春の統一地方選で「宝の議席」を守り抜こうと奮闘する石川たえ大阪府議が決意表明。石川、神奈川、青森の女性後援会が取り組みを紹介しました。
平松知子代表委員が閉会あいさつし「改定綱領案を力に、来年1月の党大会、春の統一地方選に向け頑張ろう」と呼びかけました。
衆院選挙制度政党間協議が開かれ、自民党が提示していた衆院比例31削減等の案に、日本維新の会と国民民主党が賛同すると表明。日本共産党をはじめ野党各党は反対を表明しました。
自民党・鈴木馨祐議員は、「賛同する3党で結論を出した」「以上を持って政党間協議を終了する」と表明。自民、維新、国民の3党で、明日29日正式に合意し、今国会で成立させるため法案作成を共同で作業する考えをしましました。
自民の案は、衆院比例31削減の他、比例議席配分方式を「修正サン・ラグ式」に変更。比例中国ブロックと四国ブロックの統合や統一名簿方式の導入、重複立候補の当選基準引き上げなどを盛り込んでいます。
比例19削減を提案していた国民民主党は、統一名簿の導入など党の主張が取り入れられたと評価し、「全体として了とする」と賛同しました。
比例45削減を求めていた維新も「賛同」を表明。
公明党、民主改革の会、参政党、チームみらい、いのちの党は反対しました。
私は、現行制度の最大の問題である「民意を歪める小選挙区制」の抜本改革を棚上げし、「道理のない定数削減を押し付けるものだ」とし、「多様な民意を切り捨て、国会の行政監視機能を後退させる定数削減は段締めて認められない」と表明。
「民主主義の土台を決める選挙制度は、全党全会派の参加のもと十分な議論と国民の合意を得ていくことが必要だ」とし、一部の政党による「数の力」で押し通すことは許されないと批判しました。
*写真は、夕方開かれた「議員定数削減反対緊急アクションの国会前行動」
比例31減 自維国が合意へ/塩川氏「民意切り捨て認められない」
現行の衆院選挙制度の見直しに関する政党間協議が28日開かれ、日本維新の会と国民民主党は自民党が提示した衆院比例定数を31削減する案に賛同すると表明しました。日本共産党など野党各党は反対しました。自民の鈴木馨祐議員は賛同する自民、維新、国民民主の3党で「結論を出した」とし、政党間協議は終了すると表明。協議後の記者会見では、29日に3党で正式合意し、31削減法案を今国会で成立させるため共同で作業を進める考えを示しました。
自民の案は衆院比例定数を31削減するほか、比例の議席配分方式を「修正サンラグ式」に変更。比例中国、四国ブロックの統合や統一名簿方式導入などの制度見直しを盛り込みました。
比例19減を提案していた国民民主は、統一名簿式の導入など党の主張が取り入れられたと評価し、全体として「了とする」と賛同しました。比例定数45削減を求めていた維新も賛同を表明。公明、民主改革の会、参政、チームみらい、いのちの各党は反対しました。
日本共産党の塩川鉄也議員は、現行制度の最大の問題である「民意をゆがめる小選挙区制」の抜本改革を棚上げし「道理のない定数削減を押しつけるものだ」と指摘。「多様な民意を切り捨て、国会の行政監視機能も後退させる定数削減は断じて認められない」と表明しました。「民主主義の土台を決める選挙制度は、全党会派の参加の下で十分な議論と国民の合意を得ていくことが必要だ」とし、一部の政党による「数の力」で押し通すことは許されないと批判しました。
削られるのは国民の民意/国会前行動 500人参加
自民党と日本維新の会が国民民主党を抱き込んで衆院の比例定数31削減案に突き進むもと28日夕、「議員定数削減反対!緊急アクション」と「信じられる未来へ 市民連合」などは共同で、衆院第2議員会館前ペンライト行動にとりくみました。500人(主催者発表)が参加。「比例削減絶対反対」「自民と維新で勝手に決めるな」とコールを響かせ、草の根からの行動を訴えました。
緊急アクション呼びかけ人の前田佳子さん(日本女医会会長)が主催者あいさつ。日本の国会議員は今でも少ないと述べ、「私たちは削減反対のアクションを続けていく」と強調しました。
日本共産党の塩川鉄也衆院議員、立憲民主党の打越さく良参院議員、社民党の福島瑞穂党首、いのちの党の山本ジョージ衆院議員、「沖縄の風」の高良沙哉参院議員があいさつ。塩川氏は、国民と野党が力をあわせて31削減法案を提出させないようにしようと訴えました。
参加者らが相次いでスピーチし、比例削減で削られるのは国民の民意だと訴えました。
統一地方選期日特例法案の審議が行われ、私は、候補者情報が有権者に伝わるために選挙公報の活用を主張しました。
私は、「選挙が正当に行われるためにも、有権者にだれが立候補し、どういう公約を出しているのか、候補者情報がきちんとわたることが必要だ」と指摘。
私の質問に対し、総務省は、明るい選挙推進協会が選挙のたびに行っている「統一地方選挙全国意識調査」の中で、候補者情報が「不足と感じたことがある」人が、1991年には33・8%だったのが、2023年には54・1%に上昇していることを明らかにしました。
また、総務省は、同じ調査で、「政党や候補者による情報提供について、選挙期間中に見たり聞いたりしたものと役立ったもの」について、「選挙公報」は接触度が4番目に高く、有効度は一番高かったと答弁しました。
私は、半分以上の人が候補者情報不足としており「大変な事態だ」と述べた上で、選挙公報は有権者にとって接触しやすく役立つ情報源であり、デマに騙されないためのチェックに使える「良質な情報」としての役割もあると強調。選挙公報の活用を求めました。
藤井総務大臣は、市町村など短い選挙期間で困難な場合もあるとしつつ「可能な範囲で積極的に考えていただければ」と答弁しました。
また、私は、障害者にとって候補者情報の入手にハードルがあると指摘、各選挙管理委員会と障害者当事者との直接の話し合いの場を設けることで改善が図られていると紹介し、総務省として促すよう求めました。
国家公務員の給与2法案と災害補償法改正案は10月30日の衆院本会議で可決されました。日本共産党は、月例給やボーナスを引き上げる一般職給与法改正案と、制度の男女格差を解消する災害補償法改正案に賛成し、国会議員の歳費を上回る閣僚の給与の不支給を継続する特別職給与法改定案は高市政権が国民に負担と痛みを押し付けるための「身を切る改革」の一環だとして反対しました。
私は28日の衆院内閣委員会で、60歳超の職員の給与を7割に引き下げる措置は直ちに是正すべきだと主張しました。人事院の「2026年職種別民間給与実態調査」によると、定年を60歳から引き上げた民間事業所では60歳超でも「給与減額なし」が51・4%で、給与を減額した事業所でも給与水準は減額前の77%台です。
私は「民間との差が7%以上もある。『7割抑制』は過剰かつ不合理だ」と追及。川本裕子人事院総裁は「民間の給与水準も『7割台』だ」などと開き直りました。私は「国家公務員法28条第2項は5%以上の官民格差がある場合に勧告義務を課している。今の状態を放置するのは勧告義務違反だ」と厳しく批判しました。
私は、政府にも対応を強く要求。中司宏国家公務員制度担当相は「(7割抑制は)職員の意欲低下を招く懸念もある。見直しについて2029年までに結論を得るよう、検討の加速を人事院に要請している」と答弁。私は「それでは遅すぎる。直ちに是正を」と要求しました。
衆院選挙制度の政党間協議が開かれ、自民党が比例定数31削減を含む修正案を提示しました。
私は「定数削減は民意を削り、行政監視機能を弱める。断じて認められない」と表明しました。
自民党・鈴木馨祐議員が示した修正案は、22日の協議で示した比例31削減等の案に、新たに国民民主党が要求していた2項目を追加したもの。比例代表の中国・四国ブロックの統合と、統一名簿方式の導入を盛り込んでいます。
鈴木氏は、定数削減と他の制度見直し案、追加分を合わせて「1つのパッケージとして判断してほしい」と各党に呼び掛けました。
私は「定数削減が前提の制度設計は受け入れられない」と表明。自民党と維新の会が人口減少に応じた議員定数削減を主張していることに反論。
主要国が人口10~15万人に下院議員1人の基準となっているのに比べ、日本の衆院議員は人口26万人に1人で、国際的も少ないと指摘。
また、日本で男子普通選挙実施された1925年は人口12万人に衆院議員1人の基準であったが、現在の定数は歴史的にも少ないと強調。
「人口増に伴って議員定数を増やしてこなかったのに、人口が減り始めたら定数削減というのは筋が通らない」と批判しました。
自民党は、31削減と合わせ「少数政党への配慮」と称し、比例の議席配分を修正サン・ラグ式への変更なども提案しています。
これに対し、私は「自民党が示した修正サン・ラグ式の試算では与党の議席占有率が高まっている」と強調。
「比例代表が削られ小選挙区中心の選挙制度になるからだ」と述べ、「高市政権の数を頼みにした強権的な政治をさらに加速することになる」と指摘しました。
比例代表の19削減を主張している国民民主党の古川元久議員は「意見を取り入れてもらったことは評価する」と発言。
各党が修正案を持ち帰り、明日28日に改めて協議することになりました。
定数削減 重大局面/自民31削減案きょう再協議/塩川氏「認められない」
衆院選挙制度に関する与野党の政党間協議が27日、国会内で開かれました。自民党は、22日に提案していた比例定数の31議席削減に、新たな見直し項目を加えた修正案を提示。日本共産党の塩川鉄也議員は「定数削減は民意を削り行政監視機能を弱める。断じて認められない」と表明しました。
自民党の鈴木馨祐議員が示した修正案は、31削減案に、国民民主党が求めていた見直しを新たに加えました。比例代表の中国、四国両ブロックの統合と、統一名簿方式の導入を盛り込んでいます。鈴木氏は、定数削減と他の制度見直し案、追加分を合わせて「一つのパッケージとして判断してほしい」と各党に呼び掛けました。
塩川氏は「定数削減が前提の制度設計は受け入れられない」と表明。自民党と日本維新の会が人口減少に応じた議員定数削減を主張していることに反論しました。
主要国が人口10万~15万人に1人の議員が基準になっているのに比べ、そもそも日本の議員は26万人に1人で国際的にも少ないと指摘しました。日本で男子普通選挙が始まった1925年は12万に議員1人の基準で、現在の定数は歴史的にも少ないと強調。「人口増に伴って議員定数を増やしてこなかったのに、人口が減り始めたら減らすというのは筋が通らない」と述べました。
自民党は、31削減案と合わせ「少数政党への配慮」と称し、比例の議席配分の修正サンラグ式への変更等も提案しています。これについて、塩川氏は「自民が示した修正サンラグ式の試算では与党の議席配分率が高まっている」と強調。「比例代表が削られ小選挙区中心の選挙制度になるからだ」と述べ、「高市早苗政権の数を頼みにした強権的な政治をさらに加速させることになる」と指摘しました。
比例定数の19削減案を主張している国民民主党の古川元久議員は「意見を取り入れてもらったことは評価する」と発言。各党が修正案を持ち帰り、28日に改めて協議することになりました。
私は、衆院政治改革特別委員会で、現在の衆院議員定数465は、歴史的にも国際的にも少ないことを明らかにし、議員定数削減は「まったく合理的根拠がない」と批判しました。
私は、主権者・国民尾代表である議員の削減で切り捨てられるのは国民の声であり、「議員定数はむしろ増やすべきだ、日本共産党は500に戻すと提案している」と主張。
1925年以降の衆院議員数や人口の推移から、現在の定数の少なさを明らかにしました。
1925年の男子普通選挙実施時の定数は466で、人口は現在の約半数の6000万人。
当時の若槻礼次郎内務大臣は、その当時の定数になるべく増減がないように「人口12万人につき衆院議員1人を配当する」と衆院本会議で述べています。日本における1889年の制限選挙以降、人口12~13万人に衆院議員1人でした。
戦後の定数は、公職選挙法制定の1950年に466、総定数は、沖縄復帰を受け1970年に491、1986年に512まで増えたものの、1994年の小選挙区比例代表並立制導入時に500、2000年代に段階的に減少し、現在465です。
私は「人口は2010年がピークで1億2800万人だったが、戦後の人口増に見合った定数増は行われず、過去100年で最小の定数が現在だ」と強調。「100年前は人口12万人に衆院議員1人だが、2025年は26万人に議員1人だ」と指摘しました。
主要国は、人口10~15万人に下院議員1人が基準で「日本と大きな開きがある」と追及。
藤井総務大臣も、日本の定数がOECD加盟38か国中36番目の最低水準であることを認めました。
私は、直近で定数削減が行われた2016年、衆院議長の下に置かれた有識者調査課の答申が「現行定数は国際比較や過去の経緯などからすると多いとは言えず、削減する積極的理由や理論的根拠は見出し難い」と結論付けていたと強調。
当時の審議で、自民党や民進党の法案提出者も「議員はできるだけ多い方がよい」などと答弁しており、「定数削減に合理的根拠がないことを与野党が共有していた」として、この到達点を議論の前提として確認すべきだと述べました。
また、私は、議員を減らせば国会の最も重要な役割である行政監視機能は弱まると批判。
2013年、日本共産党の穀田恵二議員の質問に対し、安倍晋三総理も「行政府の長としてはチェックする皆さんの数を減らすことについて、積極的にどんどん減らした方がいいということを言うべきではない」と答弁していたことを明らかにしました。
定数削減に合理的根拠なし/歴史的・国際的に衆院議員少ない/衆院政治改革特/塩川議員が指摘
日本共産党の塩川鉄也議員は26日の衆院政治改革特別委員会で、現在の衆院議員定数(465)は歴史的にも国際的にも少ないことを明らかにし、議員定数削減は「全く合理的根拠がない」と批判しました。
塩川氏は、主権者・国民の代表である議員の定数削減で切り捨てられるのは国民の声であり、議員定数はむしろ増やすべきで「共産党は500に戻すと提案している」と主張。1925年以降の衆院議員数や人口の推移から、現在の定数の少なさを明らかにしました。
25年の男子普通選挙実施時の定数は466で、人口は現在の約半数の6千万人。当時の若槻礼次郎内相は、1889年の制限選挙以降の定数になるべく増減がないように「人口12万人につき衆院議員1人を配当する」と述べていることを確認しました。
戦後の議員数は、公職選挙法制定の1950年に466、沖縄復帰を受け総定数は70年に491、86年に512まで増えたものの、94年の小選挙区制度の導入で500、2000年代以降、段階的に465まで減少しています。
塩川氏は「人口は2010年がピークで1億2800万人だったが、戦後の人口増に見合った定数増は行われず、過去100年で最少の定数が現時点だ」と強調。「100年前は人口12万人に議員1人だが、2025年は26万人に1人だ」と指摘しました。
主要国は人口約10万~15万人に下院議員1人が基準で「日本と大きな開きがある」と追及。藤井比早之総務相も、日本の定数が経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国中、日本が36番目の最低水準であることを認めました。
塩川氏は、直近の定数削減が行われた16年、衆院議長の下に置かれた有識者調査会の答申は「現行定数は国際比較や過去の経緯などからすると多いとは言えず、削減する積極的理由や理論的根拠は見出(みいだ)し難い」と結論づけていたと強調。当時の審議で、自民党や民進党の法案提出者も「議員はできるだけ多い方がよい」などと答弁しており、「定数削減に合理的根拠がないことを与野党が共有していた」として、この到達点を議論の前提として確認すべきだと述べました。
塩川氏は、議員を減らせば国会の最も重要な役割である行政監視機能は弱まると批判。13年当時、共産党の穀田恵二議員に対し安倍晋三首相も「行政府の長としてはチェックする皆さんの数を減らすことについて、積極的にどんどん減らした方がいいということを言うべきではない」と答弁していたことも明らかにしました。
消費税・支援金法案を批判し、消費税5%の恒久減税、財源は大企業と大株主への優遇税制の見直しを強調。
民意を切り捨てる議員定数削減を許さないたたかいと小選挙区制を廃止し、比例代表中心の選挙制度への転換を訴え!
人間の自由を豊かに保障する未来社会を!
暮らし優先の政治へ/栃木・足利/塩川氏招きつどい
栃木県の日本共産党南部地区委員会と足利市委員会は25日、足利市で塩川鉄也衆院議員を招いた「平和とくらしを考えるつどい」を開きました。おぜき栄子・鳥井やすこ両市議も参加し、市政報告しました。
塩川氏は7月の足利市浸水被害について「暮らし再建のために県・市は適用を広げるべきだ」と述べました。2015年の豪雨災害の際、県からの住宅応急修理制度の申請がゼロだった問題を、野村せつ子県議とともに取り上げたことを紹介。「県のガイドライン作成につながった。国と地方で共産党議員と市民が力を合わせれば暮らし優先の政冶へ変えられる」と述べました。
高市政権による2年間だけ食料品の税率を1%にする消費税減税法案について、2年後には大増税になると批判し、税率を一律5%にするなど党の政策を話しました。
衆議院比例定数削減の動きに対し「日本の国会議員は国際的・歴史的にも少ない。多様な民意の切り捨てを許さず廃案へ」と述べました。
日本共産党の第10回中央委員会総会で提案された綱領一部改定案を紹介。「共産党は人間があらゆる意味で自由となる社会を目指している。暮らしを守り、労働時間を短縮させ、各自の能力が花開く未来社会を実現させよう」と話し、入党を訴えました。
つどい後の懇談で4人が入党を申し込みました。
私は、NHK「日曜討論」に出演し、自民党・日本維新の会の与党が狙う衆院議員定数削減について各党国対委員長らと議論を交わしました。
私は、自民党が衆院選挙制度政党間協議(22日)で示した衆院比例定数31議席を削減する等の案に反対を表明。野党の多くも、同案に反対しました。
私は、国民の代表である国会議員の削減は「国民の声を削り多様な民意を切り捨てるもので、断固反対だ」と述べ、行政監視機能も後退させることも極めて重大だと批判しました。
自民党の村井英樹氏は、2015年人口と30年の推計人口を比べると6・7%減少することから削減数31を算出したと発言。
私は「人口減少に応じた議員定数削減などというが、国際的にも歴史的にも今の衆院議席数は最も少ない。これ以上削る理屈はない」と指摘し、「人口に合わせて、増やすことこそ必要だ」と主張。この案では、与党の資料でも自民と維新の議席占有率が現行より高まると述べ、「与党の強権的な政治のやり方をさらに助長するようなことは断じて認められない」と批判しました。
さらに「裏金問題、企業・団体献金の禁止の国会での議論を棚上げする理屈として定数削減を持ち出してきた。断じて認められない」と主張しました。
野党各党は、「賛同は難しい」(民主改革の会、後藤 祐一氏)「賛成しかねる」(公明党、中川康洋氏)「根拠が希薄で意味がない」(参政党、和田政宗氏)などと発言。国民民主党の古川元久氏は、今回の案が「我々が言ってきた人口に応じた(削減)。ひとつの考えだ」として、「検討はしっかりしていきたい」と述べました。
自民・村井氏は、「この案は野党にも配慮したものになっている」、合意を取り付け、定数削減を含む法案を提出して「成立をさせたい」と意欲を示しました。
維新の遠藤敬氏は継続審議となっている比例45削減法案にふれ「前国会で大方の話が出来上がっている。初めて言うが、野党の一部と、自民、維新で今国会で採決し成案を得るところまで調整が進んできた経緯がある」などと述べました。
さらに、消費税・支援金法案、国会改革について、各党の国対委員長らと論戦を交わしました。
開会中の臨時国会の最大焦点の一つとなっている消費税・支援金法案をめぐり、私は、食料品の1%への減税はわずか2年間で今後の物価高騰の見込みもわからない、支援金というが対象者は2000万人程度で残りの1億人が負担増になる…問題、をあげ、大増税につながる法案は「認めることはできない」と主張しました。
さらに、この法案は、総選挙で野党が求めた「消費税減税」をかわすために持ち出したものであり、「本気でやる気がない」と批判。
「消費税は一律5%」「インボイス制度廃止」「消費税は恒久減税にする」との日本共産党の政策を紹介。消費税は所得が少ない人に重い負担がかかる最悪の不公平税制である等と批判し、財源については、「大企業や大株主に対する一極集中をただすことでつくりだしていく」と述べました。
各野党は、「時限的な減税でいいのか等の懸念が解消されたのか。支援金の具体的な数字も示されていない」(国民、古川元久国対委員長)、「財源等、中身が示されていないなど非常に問題が多い」(公明、中川康洋国対委員長)、「効果と財源に問題がある」(民主改革の会、後藤祐一国対委員長)、「メリットを受ける人と著しく損をする人がでる、やるべきではない」(参政、和田政宗国対委員長)、「消費税減税に反対、支援金に一本化すべきだ」(チームみらい、高山聡史国対委員長)、「これで本当に国民生活が楽になるのか」(いのちの党、八幡愛副代表)などと発言しました。
この法案の審議のあり方について私は、「本気で消費税減税の議論をする国会にすべきだ」と強調。消費税減税を議論するとして高市早苗首相がよびかけた社会保障国民会議では、共産党を含む消費税反対を主張する政党を排除したことを批判し、「国会審議ではしっかりとした議論の場を、与党の責任でつくっていただきたい」と述べ、首相出席の徹底審議を求めました。
自民党の村井英樹氏は、首相出席については「重く受け止める」と答えました。
国会改革について議論が移り、塩川氏は、高市首相出席の国会審議について言及。当初予算案審議における首相質疑時間は、昨年(石破茂首相)が55時間(総質疑時間92時間)に比べ、今年(高市首相)は35時間(総質疑59時間)で約半分に減り、総理出席の衆参予算委集中審議の時間は2024年の73時間(岸田文雄首相)、去年の90時間(石破首相)に比べ、今年は29時間で、「あまりにも少なすぎる」と指摘。
憲法63条にもとづく首相、閣僚の国会出席義務、国会質問に答える応答義務を後退させていることこそ回復させ、「国会の行政監視機能を発揮させる取り組みこそ必要だ」と強調ました。
首相の外交のために国会出席を減らすとの議論について私は、高市首相がG7のオンライン会合を欠席したことにふれ、「公務に対する外交の軽視だ」と指摘しました。
民意切り捨て強権助長/NHKで塩川氏/衆院比例31削減 批判
「しんぶん赤旗」10月26日・1面より
日本共産党の塩川鉄也国対委員長は25日、NHK番組「日曜討論」に出演し、自民党・日本維新の会の与党が狙う衆院議員定数削減について、各党国対委員長らと議論を交わしました。塩川氏は、自民党が衆院選挙制度政党間協議(22日)で示した衆院比例定数31議席を削減する案に反対を表明。野党の多くも、同案に反対しました。(関連2面)
塩川氏は、国民の代表である国会議員の削減は「国民の声を削り多様な民意を切り捨てるもので、断固反対だ」と述べ、行政監視機能も後退させることも極めて重大だと批判しました。
自民党の村井英樹氏は、2015年の人口と30年の推計人口を比べ、6・7%減少することから削減数31を算出したと発言。塩川氏は「人口減少に応じた議員定数削減などというが、国際的にも歴史的にも今の衆院議席数は最も少ない。これ以上削る理屈はない」と指摘。「人口に合わせて、増やすことこそ必要だ」と主張しました。
同案では、与党の資料でも自民と維新の議席占有率が現行より高まると述べ、「与党の強権的な政治のやり方をさらに助長するようなことは断じて認められない」と批判。さらに、「裏金問題、企業・団体献金の禁止の国会での議論を棚上げする理屈として定数削減を持ち出してきた。断じて認められない」と主張しました。
野党各党は「賛同は難しい」(民主改革の会、後藤祐一氏)、「賛成しかねる」(公明党、中川康洋氏)、「根拠が希薄で意味がない」(参政党、和田政宗氏)と発言。国民民主党の古川元久氏は「われわれが言ってきた人口に応じたところ(削減)は一つの考えだ」として、「検討はしっかりしていきたい」と述べました。
自民党の村井氏は「この案は野党にも配慮したものになっている」などと述べ、合意を取り付け、定数削減を含む法案を提出して「成立させたい」と意欲を示しました。維新の遠藤敬氏は継続審議となっている比例45削減法案に触れ「前国会で大方の話が出来上がっている」「野党の一部と、自民、維新で今国会で採決し成案を得るところまで調整が進んできた経緯がある」などと述べました。
本気で消費税減税議論を/日曜討論/塩川氏 首相の質疑時間減批判
「しんぶん赤旗」10月26日・2面より
日本共産党の塩川鉄也国対委員長は25日、NHKの「日曜討論」で、消費税・支援金法案、国会改革について、各党の国対委員長らと論戦を交わしました。
開会中の臨時国会の最大焦点の一つとなっている消費税・支援金法案を巡り、塩川氏は、▽飲食料品の1%への減税はわずか2年間で今後の物価高騰の見込みも分からない▽支援金というが対象者は2000万人程度で残りの1億人が負担増になる―との問題点をあげ、大増税につながる法案は「認めることはできない」と主張しました。
さらに、同法案は、総選挙で野党が求めた「消費税減税」をかわすために持ち出したものであり、「本気でやる気がない」と批判しました。▽消費税は一律5%▽インボイス制度廃止▽消費税は恒久減税にする―と日本共産党の政策を紹介。消費税は所得が少ない人に重い負担がかかる最悪の不公平税制だと批判し、財源については「大企業や大株主に対する一極集中をただすことでつくりだしていく」と語りました。
各野党は「時限的な減税でいいのか等の懸念が解消されたのか。支援金の具体的な数字も示されていない」(国民、古川元久氏)、「財源等、中身が示されていないなど非常に問題が多い」(公明、中川康洋氏)、「効果と財源に問題がある」(民主改革の会、後藤祐一氏)、「メリットを受ける人と著しく損をする人がでる、やるべきではない」(参政、和田政宗氏)、「消費税減税に反対、支援金に一本化すべきだ」(チームみらい、高山聡史氏)、「これで本当に国民生活が楽になるのか」(いのちの党、八幡愛副代表)などと発言しました。
同法案の審議のあり方について、塩川氏は「本気で消費税減税の議論をする国会にすべきだ」と強調。消費税減税を議論するとして高市早苗首相が呼び掛けた社会保障国民会議では、共産党を含む消費税反対を主張する政党を排除したことを批判しました。その上で「国会審議ではしっかりとした議論の場を与党の責任でつくっていただきたい」と述べ、首相出席の徹底審議を求めました。
自民党の村井英樹氏は首相出席について、「重く受け止める」と答えました。
議論が国会改革に移り、塩川氏は、高市首相出席の国会審議にふれました。当初予算案審議における首相質疑時間は、昨年(石破茂首相)の55時間(総質疑時間92時間)に比べ、今年(高市首相)は35時間(同59時間)で約半分に減少。首相出席の衆参予算委集中審議の時間も2024年(岸田文雄首相)の73時間、昨年の90時間に比べ、今年は29時間です。
塩川氏は「あまりにも少なすぎる」と指摘。憲法63条にもとづく首相、閣僚の国会出席義務、国会質問に答える応答義務を後退させていることこそ回復させ、「国会の行政監視機能を発揮させる取り組みこそ必要だ」と強調しました。
首相の外交のために国会出席を減らすとの議論について塩川氏は、高市首相が主要7カ国(G7)のオンライン会合を欠席したことにふれ、「公務に対する外交の軽視だ」と指摘しました。
尊厳ある生活を送るための人道支援の最低基準として「スフィア基準」があります。内閣府防災は避難所環境の取組指針の中で「スフィア基準に沿って、1人当たり最低3.5㎡の居住スペースを取ること」と示して自治体に対応を求めています。
私は、南日本新聞の調査で、鹿児島県内43市町村のうち、42市町村で1人当たり3.5㎡を満たしておらず、ほぼ半数の市町村で面積そのものを未設定だったことが明らかになっていると指摘し「国は自治体ごとの実態を把握しているか」と質問。内閣府は「実態調査は行っていない」と認め「検討していきたい」と答えました。私は、取組指針には「3.5㎡」とあるものの、より上位の防災基本計画には明記されていないとして「3.5㎡の確保を自治体に促すためにも、基本計画に明記すべきだ」と強調しました。
私は今年の熊本地震でも、段ボールベッドの備蓄がほとんどない自治体もあったと述べ「国として備蓄する品目や数量に関するガイドラインを作るべきだ」と追及。内閣府防災が「本年度中にガイドラインを策定する」と答えたのに対し私は、ジェンダーに対応したものにするよう要求。山下貴司内閣府男女共同参画担当大臣は「男女のニーズの違いに配慮した備蓄は極めて重要。女性の視点に立った取組を促進していく」と答えました。
避難所の実態把握を/塩川氏が居住面積確保要求/衆院内閣委
日本共産党の塩川鉄也議員は23日、衆院内閣委員会で、避難所の生活環境を改善するよう求めました。
尊厳ある生活を送るための人道支援の最低基準として「スフィア基準」があります。内閣府は避難所環境の取組指針で同基準に沿って、1人当たり最低3・5平方メートルの居住スペースを確保するよう自治体に求めています。
塩川氏は、南日本新聞の調査では鹿児島県内43市町村のうち42市町村で1人当たり3・5平方メートルを満たしておらず、ほぼ半数の市町村で面積の基準そのものが未設定だったことが明らかになったと指摘。「国は自治体ごとの実態を把握しているか」とただしました。
内閣府大臣官房の中尾晃史審議官は「実態調査は行っていない」と認め「検討していきたい」と答弁。塩川氏は、取組指針には3・5平方メートルとあるものの、より上位の防災基本計画には明記されていないとして、3・5平方メートルの確保を自治体に促すためにも「基本計画に明記すべきだ」と主張しました。
塩川氏は今年の熊本地震でも、段ボールベッドの備蓄がほとんどない自治体もあったとして、「国として備蓄する品目や数量に関するガイドラインをつくるべきだ」と指摘。中尾審議官が「本年度中にガイドラインを策定する」と答えたのに対し塩川氏は、ジェンダーに対応したものにするよう要求しました。
山下貴司男女共同参画担当相は「男女のニーズの違いに配慮した備蓄は極めて重要。女性の視点に立った取り組みを促進していく」と答えました。
高市早苗首相が「悲願」とまで言いながら消費税減税は2年で打ち切り、さらにその後本格導入する支援金の対象や規模も示されておらず、「国民の不安は増すばかりだ」と述べ、本格的な消費税減税こそ行え、と迫りました。
同法案は、来年4月から2年限定で食料品の消費税率を1%に引き下げ、2029年度から中低所得者の就業者への支援金制度を本格導入するというもの。首相は5日の所信表明で「切れ目のない物価高対策」として法案準備を進めていると表明していました。
私は、法案は消費税減税を物価高対策と位置付ける一方で、支援金については、働く中低所得者の可処分所得の増大と就業促進を目的としており、物価高対策ではないと追及。財務省も「(物価高対策である)消費税減税は2年で終わる」と認めました。私は「『切れ目のない物価高対策』と言いながら切れているではないか」と批判。「『悲願』というのは言葉だけだ。総選挙の争点つぶしに持ち出した方策だから、本気でやる気がない」と断じ、大企業や大株主に対する優遇税制を改めて財源を確保し、すべての品目の一律5%減税こそ行えと強調しました。
私は、支援金の対象外となる「低所得の就業者」や「疾病・障害等で就業が困難となる者」、「就業してない高齢者」の人数をただし、それぞれに増税分を上回る支援が実施されるのかと追及。城内実全世代型社会保障改革担当大臣は、人数も支援策も「現段階では確たることは言えない」と答弁。私は「2年後に消費税の増税分だけをかぶる人がでてくる制度設計」だと批判し、徹底審議のために必要なデータや施策の見通しを明らかにするよう求めました。
本格的消費税減税こそ/衆院内閣委/塩川議員が主張
日本共産党の塩川鉄也議員は23日の衆院内閣委員会で、「消費税・支援金法案」を巡り、高市早苗首相が「悲願」だと言いながら、消費税減税をわずか2年で打ち切り、さらにその後「本格導入」する支援金の要件も示しておらず、国民の不安は増すばかりだと述べ、本格的な消費税減税こそ必要だと迫りました。
同法案は、来年4月から2年限定で食料品の消費税率を1%に引き下げ、2029年度から中低所得の就業者への支援金制度を「本格導入」するというもの。首相は5日の所信表明で「切れ目のない物価高対策」として法案準備を進めていると表明していました。
塩川氏は、法案は消費税減税を物価高対策と位置づける一方、支援金は働く中低所得者の可処分所得の増大と就業促進を目的としており、物価高対策ではないと追及。財務省も「(物価高対策の)消費税減税は2年で終わる」と認めました。塩川氏は「『切れ目のない』と言いながら切れている」と批判。総選挙の争点つぶしに持ち出した方策だから、本気でやる気がないと断じ、大企業や大株主に対する優遇税制を改めることで財源を確保し、全ての品目の一律5%減税こそ行うべきだと強調しました。
塩川氏は、支援金の対象外となる「低所得の就業者」や「疾病・障害等で就業が困難な者」「就業していない高齢者」の人数をただし、それぞれへの増税分を上回る支援を実施するのかと追及しました。
城内実全世代型社会保障改革担当相は、人数も支援策も「現段階では確たることは言えない」と答弁。塩川氏は「2年後に消費税の増税分だけをかぶる人が出てくる制度設計」だと批判し、徹底審議のために必要なデータや施策の見通しを明らかにするよう求めました。
今日22日開かれた衆院選挙制度の政党間協議で、自民党は衆院比例定数を31削減する案を提示しました。
私は「議員定数を削減する案は断じて認められない」と反対を表明。「主権者・国民の代表である議員数を減らすことは、国民の声を削り、多様な民意を切り捨てるものだ。国会の行政監視機能も後退させる」と批判しました。
比例31削減は、自民党の鈴木馨祐議員が各党意見の「折衷案」だとして提示。自民と維新が提出し継続審議となっている比例定数45削減法案に全野党が反対する中、削減幅を31とする案を示し、各党に賛同を呼びかけました。
鈴木氏は、削減数31について、人口動態の変化をあげ、2015年の人口に比べ2030年の将来推計人口の減少率が6.7%となると説明。
合わせて、衆院の比例代表の議席配分を現行のドント式から、得票の少ない政党がより議席を得やすいとされるサン・ラグ式をさらに修正した「修正サン・ラグ式」に変更することも提案しました。
私は「日本の国会議員数は、歴史的にも国際的にも少ない」と指摘。
戦後の人口増に見合った定数増が行われてこなかったにもかかわらず、15年と30年の人口を比較して定数を削減する道理はないと批判。
現行の衆院定数465を、公職選挙法制定以降本則で最多だった500に戻すことが必要だと主張しました。
また、「修正サン・ラグ式」にした場合の各党の議席配分の予測は、与党の議席占有率が高まっていることを指摘。
「民意反映のためとされた比例の議席を削り、さらに小選挙区制中心の選挙制度となる。民意を歪め、虚構の多数を作り出し、強権政治を加速させるものだ」と批判しました。
政党間協議は、10月末に結論を得ることをめざし現行制度の見直しについて議論しています。
各党が自民提示案を持ち帰り、来週改めて協議することになりました。
民意切り捨ての定数削減反対/田村委員長会見力合わせ大きな運動へ
日本共産党の田村智子委員長は22日、国会内で記者会見しました。自民党が現行選挙制度見直しの政党間協議で衆院議員の比例定数を31議席削減する案を提示したことに対し、民意を切り捨てるもので「断固反対だ」と表明。野党で一致結束し、国民とともに、大きな反対運動を起こしていくと強調しました。
田村氏は、国会議員は主権者・国民の代表だと強調。国会議員の数を減らすことは多様な民意を切り捨てるもので、国民の声はますます議会に届きにくくなると指摘しました。「地方の議席を減らし、少数意見や少数政党を排除し、若者や女性の政治進出を妨げ、多様な民意の議席への反映を一層困難にする。また、国会の行政監視機能も後退させることになる」と批判。日本の国会議員定数は国際的に見ても歴史的に見ても少ないと指摘し、定数削減に合理的根拠はないと強調しました。
現行定数になった2016年の国会議論で、衆院議長の下の有識者調査会の答申が「現行の衆議院議員の定数は国際比較や過去の経緯などからすると多いとは言えず、これを削減する積極的な理由や理論的根拠は見出(みいだ)し難い」と明記しており、当時の自民党議員も国会答弁で同じ認識を示していたと指摘。「これ以上の削減はできない」「削減の合理的根拠はない」というのが与野党の共通認識で「国会の議論の到達点に他ならない」と述べました。
田村氏は、議員定数削減が持ち出された背景には、自民党の裏金事件をはじめとした「政治とカネ」の問題があると指摘。裏金事件で追及され企業・団体献金の禁止を迫られた自民党と連立入りのため、それを棚上げした維新が、問題をすり替えるためのものだったと強調。辞任に追い込まれた簗和生前農林水産相はじめ、中司宏規制改革担当相、関芳弘文部科学相、武部新農水相と、高市政権の閣僚の「政治とカネ」問題が次々浮上していることをあげ「こうした問題を全て温存しておいて、何が議員定数削減か」と批判しました。
定数削減は「中身もやり方も民主主義破壊そのものだ」と強調。削減の政治的意図は、改憲・大軍拡、社会保障負担増などを国民の声を聞かずに進めることにあると指摘し、民主主義を守るため断固反対し、国民要求と民意が届く国会を実現する決意を表明しました。
自民が比例31減案/衆院選挙制度協議/塩川氏が反対表明
自民党は22日に開かれた衆院選挙制度に関する政党間協議で、衆院比例定数を31議席削減する案を提示しました。日本共産党の塩川鉄也議員は「議員定数を削減する案は断じて認められない」と反対を表明。「主権者・国民の代表である議員の数を減らすことは、国民の声を削り、多様な民意を切り捨てるものだ。行政監視機能も後退させる」と批判しました。
比例31削減は、自民党の鈴木馨祐議員が各党意見の折衷(せっちゅう)案だとして提示しました。自民と日本維新の会が国会に提出している比例定数45削減法案に全野党が反対するなか、削減幅を31とする案を示し各党に議論を呼び掛けました。
鈴木氏は定数31削減の根拠について、人口動態の変化をあげ、2015年の人口に比べ30年の将来推計人口の減少率が6・7%となるという数字を提示。あわせて衆院の比例代表の議席配分を現行のドント方式から、中小政党に議席が配分されやすい修正サンラグ方式に変更することも提案しました。
塩川氏は「日本の国会議員の定数は歴史的にも国際的にも少ない」と指摘。戦後の人口増にみあった定数増が行われてこなかったにもかかわらず、15年と30年の人口を比較して定数を削減する道理はないと批判しました。現行465の衆院定数は公職選挙法(本則)で最多だった500に戻すことこそ必要だと主張しました。
また、自民党から示された修正サンラグ方式にした場合の各党の議席配分の予測で、与党の議席占有率が高まっていることを指摘。「民意反映のためとされた比例の議席を削り、さらに小選挙区制中心の選挙制度となる。民意をゆがめ虚構の多数をつくりだし、強権政治を加速させる」と批判しました。
政党間協議では、10月末に結論を得ることをめざし現行制度の見直しについて議論しています。各党が案を持ち帰り、来週改めて協議することになりました。