【衆院選挙制度協議会】「民意反映の選挙制度への抜本改革こそ」と主張

 私は衆議院選挙制度の抜本的な改革の議論こそ行うべきだと主張しました。

 私は、小選挙区制が「大量の死票を生みだし、投票した過半数の民意を切り捨て、得票率と獲得議席の間に著しい乖離をもたらす」「毎回、大きな区割り変更を伴い、投票権の平等と矛盾する」として、「廃止するしかない」と強調しました。

 私は、「現行の小選挙区比例代表並立制を手直しする程度では、小選挙区制の弊害は解決しない」と批判。手直し案として挙げられている「重複立候補」の比例復活は現行制度を廃止すれば問題にならない、「比例名簿登載者不足」は各党が十分な名簿登載をすればよいだけで障害となる巨額の供託金見直しこそ必要、「比例代表選出議員の離党」は次の選挙で有権者が判断を下せばよいのであり制度いじりは必要ないと主張。

 民意を反映した国会での議論で国の進路を決めることが国民主権の議会制民主主義だと主張し、国民の多様な民意を正確に議席に反映することが根幹であり、選挙によって民意を集約する必要はないと強調しました。

 さらに、私は「自民・維新両党提出の衆院議員定数削減法案は、当協議会の議論に横やりをいれ、枠をはめるもので、撤回すべき」とし、「定数削減は断じて認められない」と主張しました。

 私は「現行制度に問題があることは全党全会派が共通する認識だ。閉会中も、抜本的な選挙制度改革案の深堀りをするべきだ」と述べました。


民意反映の改革こそ/衆院選挙制度協議会で塩川氏

「しんぶん赤旗」7月29日・2面より

 日本共産党の塩川鉄也議員は28日の衆院選挙制度協議会で、衆院選挙制度の抜本的な改革の議論を行うべきだと主張しました。

 塩川氏は小選挙区制が「大量の死票を生み出し、投票した過半数の民意を切り捨て、得票率と獲得議席の間に著しい乖離(かいり)をもたらす」「毎回、大きな区割り変更を伴い、投票権の平等と矛盾する」として「廃止するしかない」と強調しました。

 現行の小選挙区比例代表並立制を手直しする程度では、小選挙区制の弊害は解決しないと批判。手直し案としてあげられている「重複立候補」比例復活は、現行制度を廃止すれば問題にならず、「比例名簿記載者不足」は各党が十分な名簿記載をすればよく、その障害となる巨額の供託金の見直しこそ必要だと述べました。

 「比例代表選出議員の離党」については、次の選挙で有権者が審判を下せばよいのであり、制度いじりは必要ないと主張。民意を反映した国会での議論で国の進路を決めることが国民主権の議会制民主主義だと主張し、国民の多様な民意を正確に議席に反映することが根幹であり、選挙によって民意を集約する必要はないと強調しました。

 さらに、塩川氏は「自民・維新提出の議員定数削減法案は当協議会の議論に横やりを入れ、枠をはめるもので撤回すべき」だとし、比例定数削減は「断じて認められない」と強調しました。

 「現行制度に問題があることは全党全会派が共通する認識だ。閉会中も抜本的な選挙制度改革案の深掘りをすべきだ」と訴えました。

9月に市議選の館林市で党演説会

 しのぎ正明・田辺じゅんこ両市議と訴え!

 2人で全議員の発言の4割。

 学校給食費の無償化、こども医療費無料化、タクシー券補助の拡充を実現してきた党2議席必ず!

 国民生活に無策の一方、戦争する国づくり、戦前回帰の悪法強行、議会制民主主義破壊の高市政権に審判を!

 

 

 


高市政権に審判を/群馬・館林市議選へ演説会

「しんぶん赤旗」7月28日・11面より

 群馬県館林市議選(定数18、9月13日告示・20日投票)の勝利を目指し日本共産党は25日、同市で塩川鉄也衆院議員を迎え演説会を開きました。同市議選で共産党は、現職の田辺じゅんこ、しのぎ正明の両市議が現有2議席確保を目指します。名数が立候補を予定し、激戦が予想されています。

 塩川氏は、国会終盤の高市政権と自民・維新両党が、国旗損壊処罰法、皇室典範、「副首都」法など憲法上の疑義がある乱暴な内容の法案を、「政権合意」を理由に、ぎりぎりの日程で国会に提出し、国民の声も聞かず、野党の意見を無視し、次々と採決を強行した強権・暴走政治を批判。「自民と維新を『混ぜたら危険』なことが浮き彫りになった。こんなめちゃくちゃをやる政権はいまだかつてなかった。これに正面から立ち向かう日本共産党をこの館林市議選で勝利させ、審判を下しましょう」と訴えました。

 田辺市議は、小中学校の学校給食費の無償化、高校生世代までの医療費ゼロ、公共交通の充実などの実績を紹介。「福祉の心がいきづく館林へ力をつくします」と力を込めました。

 しのぎ市議は「物価高騰が市民生活を直撃する中、ゴミ袋有料化の方針は許せません」と力説し、「日本共産党の2人で議会全体の発言の4割を占めています。何としても2人を議会に押し上げてください」と訴えました。

【「しんぶん赤旗」掲載】自維「副首都」法案を可決/田村委員長 異常強権政治に抗議

「しんぶん赤旗」7月25日・1面より

 特別国会の事実上の会期末となった24日、自民党と日本維新の会は参院沖縄北方・地方特別委員会で「副首都」法案を採決に付し、可決のうえ、参院本会議に緊急上程しました。日本共産党は国会議員団総会を開き、田村智子委員長が、国会終盤の高市政権と自民・維新の異常な強権・暴走政治に強く抗議しました。

 自民・維新が提出した副首都法案は、住民投票で2回否決された、大阪市を廃止する「大阪都構想」を、副首都への指定によって実現を狙う維新による党利党略の法律。自民・維新の与党は24日中に採決し、参院本会議での成立までこぎつけることを強硬に主張しました。

 これに対し、日本共産党、立憲民主党、国民民主党、公明党、参政党、れいわ新選組の参院国対委員長は断続的に会談し、法案内容は問題が山積しており、採決には応じられないことで結束して対応しました。

 最終的に自民・維新は、問題だと指摘されていた特別区設置の住民投票と関係地方選挙の同時実施に関する答弁を一部撤回。立憲民主党などから求められていた付帯決議の修正にも応じ、採決に至りました。

 日本共産党の田村智子委員長は同日の党国会議員団総会であいさつし、国会終盤の高市政権と自民・維新の異常な強権・暴走政治に強く抗議を表明しました。高市政権が「副首都」法案をはじめ、憲法上の疑義がある乱暴な内容の法案を「政権合意」を理由に国会に提出し、国民の声も聞かず、野党の意見を無視し、次々と採決を強行する暴走をきわめたことを厳しく批判。繰り返し国会への出席を拒み、説明責任を果たさない高市早苗首相自身の国会軽視の姿勢も厳しく批判し、「議会制民主主義のイロハもわきまえない高市政権と自民・維新に、日本の政治のかじ取りを任せるわけにはいかない」と訴えました。

 田村氏は、憲法の立場に立って法案の問題点をただす日本共産党議員団の論戦に新たな信頼と共感が広がり、今国会全体を通じて「日本共産党ここにあり」という党の存在意義を鮮明に浮き彫りにしたと指摘。同時に、「政治の表層ではやりたい放題にみえる高市政権の行き詰まりがあらわになっている」と述べました。

 その上で、(1)米国の無法な戦争に対して、日本共産党が国連憲章・国際法の立場での論戦を貫き、このもとでトランプ米政権いいなりの高市政権の行き詰まりが際立っている(2)「戦争する国づくり」に断固として立ち向かう日本共産党が市民の運動を励まし、国民多数派を結集する可能性を広げる力となっている(3)物価高騰に無策の高市政権の行き詰まりが白日のもとにさらされ、暮らしと営業を守れという日本共産党の論戦が、暮らしと日本経済への希望となっている―の3点を強調しました。

 最後に田村氏は、高市政権が行き詰まっている一方で、政治を変えるには日本共産党が小さく、議席も少ないと指摘。次の国政選挙での勝利と来年1月の第30回党大会に向けて党勢を必ず前進に転じようと訴えるとともに、党議員団がその先頭に立って奮闘することを呼び掛けました。

埼玉県党の政府予算要望に同席

 地方議員・予定候補の皆さんも多数参加。

 各府省に県民の切実な要望を届けました。

 高市政権の強権政治に対して、市民と力を合わせて、政治の転換を図るために頑張りたい。

 その要となる日本共産党を大きく!


食肉市場廃止に責任/埼玉/予算要望で党が国追及

「しんぶん赤旗」7月25日・9面より

 日本共産党の埼玉県委員会と国会議員団埼玉事務所、埼玉県議団は24日、国に2027年度予算要望書を提出し、各省庁と懇談しました。綾部澄子、伊藤岳(前参院議員)両県副委員長、伊藤はつみ県議、地方議員、県議・市議候補らが参加。塩川鉄也衆院議員、岩渕友参院議員、梅村早江子元衆院議員が同席しました。

 農林水産省との懇談で、松村敏夫さいたま市議は、同市の食肉中央卸売市場・と畜場の廃止方針について、背景に卸売市場法の改定で国の認可なく市場を廃止できるようにしたことがあり、国の責任も大きいと主張。「市場で働く若い労働者ぶ退職するなど、現場は大混乱だ」と訴えました。

 農水省の担当者は、法改定後も市場は国が認可するものであり、市が突然、投げ出すことは想定していないとして、市に対して認識を改めるよう求めたと回答。「なぜ廃止という結論にいたったか説明もされておらす、県と市と丁寧に議論していく」と述べました。

 厚生労働省との懇談で、参加者は川口市でケアマネジャーが殺害された事件を受けて、介護支援専門員の複数での訪問に関わる国の補助を、今後も継続するよう要望。厚労省の担当者は、来年度の補助継続について検討すると述べました。

 伊藤県議は、訪問介護の現場で起きている暴力などの実態を訴え「補助の額も足りない。現場の声を聞いてほしい」と求めました。

全建総連から「中東情勢の緊迫化を受けた対策強化及び持続可能な建設業の実現、来年度予算に関する要請」を受け懇談

 「仕事があっても材料が入ってこない。他に仕事を代える人も」「これまで1週間で入ってきた材料が1〜2か月かかる。価格が上がったまま下がらない」と。

 対策の抜本強化を!

 

 

 

 


中東情勢対策の予算を/全建総連、党国会議員団に要請/「4月注文の資材、今届き始めた」

「しんぶん赤旗」7月24日・1面より

 全建総連の鈴木貴雄委員長、小倉範之書記長ら役員は23日、参院議員会館で日本共産党国会議員団と懇談し、中東情勢を受けた対策強化、建設国保の育成・拡充に向けた予算案の増額を要請しました。日本共産党の小池晃書記局長、山添拓政策委員長、畑野君枝、私、辰巳孝太郎の各衆院議員、白川容子、仁比聡平両参院議員が応対しました。

 鈴木氏は、中東情勢による資材の遅れについて「4月に注文したものがようやく今、届き始めている。価格の上昇は止まっておらず、改善しているとはとても言えない」と話しました。

 小倉氏は「担い手の確保・育成や建設国保の安定運営へ補助水準の拡充を講じてほしい」と訴えました。

 参加者は「材料がなくて仕事ができない」「ゼネコン現場では、熱中症対策のため労働時間の短縮をしているが一人親方などは賃金が保障されるか不透明だ」などと指摘しました。

 小池氏は「イラン危機のもとで大変な状況にある建設の皆さんの実態をふまえ消費税減税に踏み出す時だ。建設国保も重要な課題であり、党派を超えて建設労働者の暮らしを守る立場で頑張る」と話しました。

治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟埼玉9区支部交流会

 高市政権の国論を二分する悪政と対峙し、「戦争反対」「憲法守れ」の市民の運動と力を合わせて、政治を変えたい。

 議員削減法案、皇室典範、副首都法案、大軍拡、戦争する国づくり、入間基地の強化、市民運動の取り組みなど質疑応答や意見交換。


暴走政治止めるには/国賠同盟が交流会/埼玉・飯能

「しんぶん赤旗」7月25日・9面より

 治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟埼玉9区支部は19日、埼玉県飯能市で「再び戦争と暗黒政治を許さない!学び深める交流会」を開きました。

 日本共産党の塩川鉄也国対委員長・衆院議員が講演。特別国会の終盤情勢と共産党の役割、暮らしの危機打開へ経済政策を転換する緊急要求、赤字国債増発の方向を示した「骨太の方針」の危険性、共産党が訴える平和外交と新たな潮流などについて報告し、国賠同盟への期待を語りました。

 参加者から、「延長国会で、衆院議員比例定数削減はどうなるのか」「天皇制について共産党の考えを聞きたい」「トランプ(米大統領)言いなりなのは日米安保条約があるからか」「航空自衛隊入間基地の強靭(きょうじん)化、自衛隊病院の実態は」「戦争する国づくりはどこまできているか、食い止めるには何をしたらいいか」などの発言がありました。

 木村邦三支部長は、暴走する高市政権に対し、「行動する同盟」を合言葉に、他団体とも草の根で連携し、集いを「星の数ほど開こう」と呼びかけました。

 「『改憲・軍拡勢力との綱引き』を自覚して日ごろからの活動を仲間と共に頑張りたい」などの感想か寄せられ、その場で入会する人もいました。

川口市内の党創立104周年記念講演会視聴会場

 平和の国際秩序をつくる道、憲法の力を発揮する道、富の一極集中を是正し暮らしを豊かにする道へと進んでいこう。

 「人間の自由」が豊かに花ひらく未来社会への希望を広げるとともに、現実社会を変えるたたかいの力に。

 希望の明日を切り開く生き方をぜひ!

国会行動埼玉デー

 国旗損壊処罰法案や副首都法案、皇室典範など高市政権の国論を二分する悪政に断固、抗議!

 悪政推進の突破口として、与党が固執した衆院議員定数削減法案を今国会、断念に追い込んだことは大きな成果。

 背景に高市強権政治に対する市民の厳しい声がある。

 めちゃくちゃ政治に抗議!

上尾駅前で秋山もえ前県議と街頭宣伝

 高市自維政権のめちゃくちゃな政治に抗議!

 国旗損壊処罰法や個人情報保護法改悪など、人権、民主主義に関わる重大法案を数を頼みに強行することは認められない!

 皇室典範も、なぜ女性天皇はダメなのか?徹底審議を!

 いま行うべきは物価高対策、消費税減税こそ!

【議院運営委員会】「国民の総意」背き審議3時間/皇室典範改定案 衆院通過

 政府が提出した皇室典範改定案の採決が衆院本会議で強行され、自民党と中道改革連合、日本維新の会、国民民主党、参政党などの賛成多数で可決しました。日本共産党などは反対しました。

 私は議院運営委員会で反対を表明し、天皇の制度は憲法の条項と精神に基づいて広く国民的議論をすべき問題だとして、わずか3時間の質疑での採決強行に強く抗議しました。

 憲法は天皇の地位は「主権の存する日本国民の総意に基く」としており、ほとんどの世論調査で女性天皇を認めるべきが多数だと指摘。男系男子での継承を不動の原則とし「旧宮家」の一般国民である男子を皇族の養子に迎えるとする法案は「『国民の総意』に背く」と断じました。

 さらに、法案には、皇位継承全体会議参加の衆参13会派のうち5会派が反対し「立法府の総意」ではないと強調。政府は皇族数確保策といいながら、養子の子の男子に皇位継承権を認める規定を盛り込んでおり「国会と国民を愚弄(ぐろう)するやり方だ」と批判しました。

 また、多様な性を持つ人々で構成される国民の「統合の象徴」である天皇を男性に限定する合理的理由はどこにもないと指摘し、女性天皇、女系天皇の問題を正面から議論すべきだと提起しました。多様な性を持つ国民の「統合の象徴」と憲法が定める天皇を男性に限定する合理的な理由はないと主張し、「なぜ女性ではダメなのか。なぜ男系男子にこだわるのか」とただしました。

 木原稔官房長官は「男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえ」現典範は男系男子による継承を規定しているなどと答弁しました。

 私は、日本国憲法の第2条は、戦前の大日本帝国憲法にあった、男系男子を意味する「皇男子孫」が継承するという文言を削除したと指摘。1946年の憲法制定議会で当時の金森徳次郎国務大臣は削除した理由について、「男女の区別については法律問題として自由に考えてよろしいという立場」と答弁しており、「女性天皇の検討も議論もせずに、女性天皇の道を閉ざす高市政権の姿勢は、80年前の議論からも後退している」と批判。政府や自民党は「歴史と伝統」と強調するが、現憲法では旧憲法の「万世一系」「神聖ニシテ侵スベカラズ」という天皇主権は否定されたと指摘。「男系男子」固執の姿勢は「家制度」で男子を産むことを強制し、女性を苦しめてきた日本社会の姿と重なり、女性差別を助長すると批判しました。

 法案は、現天皇との共通の祖先が約600年前までさかのぼる「旧宮家」からの養子に生まれた男子が天皇になれる一方、現天皇の子の女性皇族やその子は天皇になれない仕組みです。

 私は、女性皇族は天皇になる資格がないのに皇室行事を担う皇族数確保のためだけに皇室を離れられないと指摘。女性・女系天皇の道を閉ざす法案は撤回すべきだと要求しました。

 私は、法案が養子の対象とする旧11宮家は47年に自らの意思で皇籍を離脱し一般国民となった人々だと指摘。現典範にのっとり皇室を離れた人の子孫を皇族に戻すため、養子禁止規定を覆すことは大きな矛盾だと追及しました。また、旧11宮家の男系男子と今の天皇は「いったい何親等の隔たりがあるのか」と質問。宮内庁の緒方禎己次長は「36から38親等の隔たりがある」と答えました。

 私は、600年前の室町時代までさかのぼる遠い血筋の人を養子にするのは、2005年の政府有識者会議の報告書が広く国民の理解と支持を得るのは困難だと否定していると強調しました。さらに、一般国民として生まれ育ってきた旧宮家の人々を特別な身分である皇族にすることは、「憲法14条1項が否定した門地による差別に抵触する」と強調。そのうえ、法案は旧宮家の男系男子の子孫を将来にわたり養子候補とするもので、準皇族ともいうべき新たな特別身分をつくるものだと批判しました。

 男系男子による皇位継承に固執する皇族養子は矛盾だらけだとし、「かつての家制度のもとで男の子を産むことを強制し、多くの女性たちを苦しめてきた日本社会の姿と重なる」と指摘。「現在の日本社会における女性差別を助長するものだ」と批判しました。

 私は同日の衆院内閣委員会で、養子縁組が行われる際に第三者の関与やマッチングのルールがあるのかをただしました。木原官房長官は決めていないと答弁。私は、政治家などが養子縁組に関与し、天皇の制度の政治利用を引き起こすことに危惧を示しました。

衆議院TV・ビデオライブラリから見る


「国民の総意」背き審議3時間/皇室典範改定案 衆院通過/塩川氏が反対

「しんぶん赤旗」7月11日・1面より

 政府が提出した皇室典範改定案の採決が10日の衆院本会議で強行され、自民党と中道改革連合、日本維新の会、国民民主党、参政党などの賛成多数で可決しました。日本共産党などは反対しました。(関連2面・全文4面)

 共産党の塩川鉄也議員は同日の衆院議院運営委員会で反対を表明し、天皇の制度は憲法の条項と精神に基づいて広く国民的議論をすべき問題だとして、わずか3時間の質疑での採決強行に強く抗議しました。

 憲法は天皇の地位は「主権の存する日本国民の総意に基く」としており、ほとんどの世論調査で女性天皇を認めるべきが多数だと指摘。男系男子での継承を不動の原則とし「旧宮家」の一般国民である男子を皇族の養子に迎えるとする法案は「『国民の総意』に背く」と断じました。

 また、多様な性を持つ人々で構成される国民の「統合の象徴」である天皇を男性に限定する合理的理由はどこにもないと指摘しました。

 政府や自民党は「歴史と伝統」と強調するが、現憲法では旧憲法の「万世一系」「神聖ニシテ侵スベカラズ」という天皇主権は否定されたと指摘。「男系男子」固執の姿勢は「家制度」で男子を産むことを強制し、女性を苦しめてきた日本社会の姿と重なり、女性差別を助長すると批判しました。

 さらに、法案には、皇位継承全体会議参加の衆参13会派のうち5会派が反対し「立法府の総意」ではないと強調。政府は皇族数確保策といいながら、養子の子の男子に皇位継承権を認める規定を盛り込んでおり「国会と国民を愚弄(ぐろう)するやり方だ」と批判しました。

 「旧宮家」は戦後、自ら皇籍を離れた人々で、養子を禁じる現皇室典範を覆して養子にするのは矛盾だと指摘。一般国民として生まれ育った人々を特別な身分の皇族にすることは憲法が禁じる「門地による差別」に抵触すると述べ、「旧宮家」の男系男子の子孫を養子候補とする新たな特別身分をつくるものだと批判しました。

 法案は、現天皇との共通の祖先が約600年前までさかのぼる「旧宮家」からの養子に生まれた男子が天皇になれる一方、現天皇の子の女性皇族やその子は天皇になれない仕組みです。

 塩川氏は、女性皇族は天皇になる資格がないのに皇室行事を担う皇族数確保のためだけに皇室を離れられないと指摘。女性・女系天皇の道を閉ざす法案は撤回すべきだと要求しました。

 


皇室典範改定/「男系男子」固執やめよ/塩川氏「女性差別助長する」/衆院議運委

「しんぶん赤旗」7月11日・2面より

 日本共産党の塩川鉄也議員は10日の衆院議院運営委員会で質問に立ち、男系男子による皇位継承を不動の原則にし、養子皇族の男子に天皇になる資格を与える皇室典範改定案は矛盾だらけであることを明らかにしました。

 塩川氏は、女性天皇、女系天皇の問題を正面から議論すべきだと提起。多様な性を持つ国民の「統合の象徴」と憲法が定める天皇を男性に限定する合理的な理由はないと主張し、「なぜ女性ではダメなのか。なぜ男系男子にこだわるのか」とただしました。

 木原稔官房長官は「男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえ」現典範は男系男子による継承を規定しているなどと答弁しました。

 塩川氏は、日本国憲法の第2条は、戦前の大日本帝国憲法にあった、男系男子を意味する「皇男子孫」が継承するという文言を削除したと指摘。1946年の憲法制定議会で当時の金森徳次郎国務大臣は削除した理由について、「男女の区別については法律問題として自由に考えてよろしいという立場」と答弁しており、「女性天皇の検討も議論もせずに、女性天皇の道を閉ざす高市政権の姿勢は、80年前の議論からも後退している」と批判しました。

 法案が養子の対象とする旧11宮家は47年に自らの意思で皇籍を離脱し一般国民となった人々だと指摘。現典範にのっとり皇室を離れた人の子孫を皇族に戻すため、養子禁止規定を覆すことは大きな矛盾だと追及しました。また、旧11宮家の男系男子と今の天皇は「いったい何親等の隔たりがあるのか」と質問。宮内庁の緒方禎己次長は「36から38親等の隔たりがある」と答えました。

 塩川氏は、600年前の室町時代までさかのぼる遠い血筋の人を養子にするのは、2005年の政府有識者会議の報告書が広く国民の理解と支持を得るのは困難だと否定していると強調しました。さらに、一般国民として生まれ育ってきた旧宮家の人々を特別な身分である皇族にすることは、「憲法14条1項が否定した門地による差別に抵触する」と強調。そのうえ、法案は旧宮家の男系男子の子孫を将来にわたり養子候補とするもので、準皇族ともいうべき新たな特別身分をつくるものだと批判しました。

 男系男子による皇位継承に固執する皇族養子は矛盾だらけだとし、「かつての家制度のもとで男の子を産むことを強制し、多くの女性たちを苦しめてきた日本社会の姿と重なる」と指摘。「現在の日本社会における女性差別を助長するものだ」と批判しました。

 塩川氏は同日の衆院内閣委員会で、養子縁組が行われる際に第三者の関与やマッチングのルールがあるのかをただしました。木原官房長官は決めていないと答弁。塩川氏は、政治家などが養子縁組に関与し、天皇の制度の政治利用を引き起こすことに危惧を示しました。


「女性天皇なぜダメ?」質問見て思わず拍手

「しんぶん赤旗」7月11日・2面より

 日本共産党の塩川鉄也議員が10日の衆院議員運営委員会で行った皇室典範改定案への質問をテレビなどで視聴した人たちから、電話やメールなどで党本部に相次ぎ感想が寄せられています。

 三重県の男性は「大変素晴らしかった。感動しました。塩川さんの言う通り、女性天皇を認めるべきです」と強調。テレビで視聴しながら思わず拍手をしたという女性は「なんで女性天皇ではだめなんですか? という率直な質問が良かった。そうそう、そこが聞きたいと感じた」と感想を寄せました。

 中道改革連合、国民民主党、チームみらいなどの議員に続き、塩川氏の質問を視聴したという男性は「塩川議員だけが、日本国憲法を基本中の基本に質問していた」と指摘。埼玉県の女性は「本当に細かく調べていて、科学的な質問だった。これが共産党のいいところ」と述べました。


皇室典範改定 衆院で強行/「国民の総意」を踏みにじる暴挙

「しんぶん赤旗」7月11日・2面より

 衆院議院運営委員会は10日、皇室典範改定案をわずか3時間の審議で採決し、本会議に緊急上程しました。法案はその日のうちに衆院を通過しました。男系男子による皇位継承を「不動の原則」とする法案を、与野党の全体会議で積み重ねられてきた議論を踏みにじる形で提出し、成立ありきで強行する暴挙です。

 天皇の制度は、憲法の条項と精神に基づき、国民的合意のもとで慎重に検討されるべき重大な問題です。憲法1条が定めるとおり、天皇の地位は「主権の存する日本国民の総意に基く」ものであり、拙速な議論は許されません。

女性天皇閉ざす

 しかし、政府が提出した改定案は、旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える内容を盛り込む一方で、女性天皇の可能性を閉ざしています。女性・女系天皇を支持する世論が多数を占める中、これを押し通すことは「国民の総意」を踏みにじるものです。

 しかも、衆参正副議長のもとで設置された全会派参加の全体会議では、「皇族数の確保」を主眼に議論が行われており、「皇位継承」については議題から切り離されていました。ところが、政府の提出した改定案に、皇位継承に関わる仕組みが突如、盛り込まれたことで、「立法府の総意」は完全に崩されました。自民党内からも「国会の総意にも基づかない内容であれば、憲法の精神に反することになりはしないだろうか」(船田元・衆院議員)との異論が出ています。

国民的議論こそ

 中道改革連合は、採決にあたり付帯決議案に「女性天皇の是非や女性宮家創設の検討」を盛り込むよう修正を求め、与党は応じませんでした。それでも、中道は「将来の皇位継承の在り方について、立法府の検討を先取りしたり縛る趣旨ではない」との政府答弁を理由に「一定の担保が得られた」(小川淳也代表)として賛成へと転じました。

 しかし、党内から「付帯決議の解釈について良い答弁が得られたとしても、男系男子に固執している改正案に1ミリも変化は生じない」(西村智奈美副代表)との批判が噴出し、本会議で採決を退席する議員も出ました。参院では立憲民主党が反対方針を固めており、およそ「立法府の総意」とは言いがたい状況です。

 このまま成立を許せば、将来に大きな禍根を残すことになります。政府は法案を撤回し、国民的議論に立ち返るべきです。


皇室典範改定案/塩川議員の発言/衆院議院運営委

「しんぶん赤旗」7月11日・4面より

 日本共産党の塩川鉄也議員が10日の衆院議院運営委員会で行った、皇室典範改定案に対する発言は次の通りです。

 皇室典範改定案に反対の発言を行います。

 第一に、天皇の制度の問題は、憲法の条項と精神に基づいて、広く国民的な議論をすべき問題であるにもかかわらず、本日わずか3時間の質疑で採決を強行しようとしていることに強く抗議するものです。

 日本国憲法第1条は、天皇の地位は「主権の存する国民の総意に基く」としていますが、高市政権が提出した皇室典範改定案は「国民の総意」を得ているとは到底いえません。

 どの世論調査でも女性天皇を認めるべきという意見が多数です。にもかかわらず、法案が男系男子による皇位継承を不動の原則とし、旧宮家の一般国民である男子を皇族の養子に迎える案を進めようとしていることに、国民は疑問の声をあげています。

 朝日新聞の社説は「立法府の総意でも国民の総意でもない、わきおこる異論や批判を顧みない姿は、極めて異常である」とし、読売新聞の社説は「数を頼んで一気呵成(かせい)に成立を図るといった乱暴な行為は許されない」と反対をかかげ、毎日、日経の全国紙や多くの地方紙、歴史学、憲法などの専門家からも批判の声が噴出しています。

 国民の反対、懸念の声を無視して、「国民の総意」に背くものといわねばなりません。

 第二に、日本国憲法のもとで、多様な性をもつ人々によって構成されている日本国民の統合の「象徴」である天皇を、男性に限定する合理的理由はどこにもありません。女性天皇を認めることは、日本国憲法の条項と精神にてらして合理性をもつものです。

 政府や自民党は「わが国の歴史と伝統」を強調しますが、戦前の大日本帝国憲法の「万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」「天皇ハ神聖ニシテ侵スベカラズ」という天皇主権は否定され根本的に転換しています。日本国憲法第2条は、皇位を世襲のものとしていますが、戦前の「皇男子孫」継承は削除され、戦前とは大きく変わっています。

 にもかかわらず、男系男子による皇位継承を不動の原則として固執する政府の姿勢は、かつての「家制度」のもとで、男の子を産むことを強制し、多くの女性たちを苦しめてきた日本社会の姿と重なるものです。現在の日本社会における女性差別を助長するものといわねばなりません。

 第三に、政府は今回の法案は立法府の総意にもとづくといますが、全体会議に参加した衆参13会派のうち5会派が反対しており、「立法府の総意」ではありません。

 しかも、政府は、皇位継承の問題とは切り離した皇族数の確保策といいながら、養子の子の男子が皇位継承資格を持つとする規定を盛りこみました。国会と国民を愚弄(ぐろう)するやり方であり、断じて許されません。

 法案の「旧宮家」の男系男子を皇族の養子に迎える案は矛盾に満ちています。

 対象とする旧宮家は80年前、現典範にもとづき自らの意思で皇籍を離れた人々であり、皇族の養子を禁止する現行の皇室典範の規定を覆してまで養子とすることは大きな矛盾です。旧宮家だからといって、一般国民として生まれ育ってきた人々を特別な身分である皇族にすることは、憲法14条1項が否定した「門地による差別」に抵触します。旧宮家の男系男子の子孫を将来にわたって養子候補とし、準皇族ともいうべき新たな特別身分をつくるもので憲法に反します。

 しかも、旧宮家と今の天皇との共通の祖先は約600年前の室町時代までさかのぼります。はるか遠い血筋の男系男子の養子の男子には天皇になる資格を与える一方で、今の天皇の子である女性皇族やその子は天皇になる資格を与えないものです。

 こうした養子縁組案は2005年の政府有識者会議の報告書で、「国民の理解と支持、安定性、伝統のいずれの視点から見ても問題点があり、採用することは極めて困難である」と否定されています。

 さらに、法案は、女性皇族が結婚後も皇室から離れられないことを原則としています。女性皇族は天皇になる資格がないのに、皇室の行事を担うのに必要な皇族数を確保するためだけに皇族として拘束される、まさに「2級皇族」のような扱いをするものといわねばなりません。

 今回の法案の本質は、女性天皇・女系天皇の道を閉ざそうというものであり、到底容認できません。

 日本共産党は、本案を撤回し、あらためて有識者、憲法学者などの参考人の意見を聴取し、国民の声を聞く公聴会、広く国民的な議論を行い、「国民の総意」を形成する努力をすることこそ国会の責務であることを強調し、反対の発言をおわります。

 

【「しんぶん赤旗」掲載】比例削減 撤回せよ/総がかり行動実行委/集会で決議採択

「しんぶん赤旗」7月10日・1面より

 衆院比例定数削減法案を撤回させ、国会を軽視する高市早苗政権の暴走を止めようと「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」は9日、衆院第1議員会館で集会を開き、「衆院の比例定数削減法案の撤回を求める決議」を採択しました。

 主催者あいさつした菱山南帆子共同代表は、衆院比例定数削減は野党の闘いと世論に押されて今国会の成立は見送ることになったと強調。「臨時国会では絶対に廃案に向けてがんばろう」と訴えました。

 日本共産党の小池晃書記局長、社民党のラサール石井幹事長、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一議員があいさつ。共産党から私、畑野君枝両衆院議員、白川容子参院議員も参加しました。

 小池氏は、衆院定数465は国際的に見ても少ない上に、比例定数を45も削るのは民意を削るということだと批判し、「最悪のルール違反、衆院比例定数削減を二度と出せないように運動を広げ、廃案に追い込もう」と呼びかけました。

 参加団体からの発言で、自由法曹団の平井哲史幹事長は、民意を反映しない小選挙区制の問題点を指摘し、比例定数削減の阻止へ決意を表明。新日本婦人の会の米山淳子会長は、衆院比例定数が削減されれば、今まで以上に多様な民意が届かなくなると述べました。

 市民連合の土井登美江さんは「女性議員を減らす衆院比例定数削減法案を許さない、民主主義を守ろう」と呼びかけるメッセージを読み上げました。

【「しんぶん赤旗」掲載】皇室典範改定 10日衆院通過狙う/議運理事会/「採決日程に反対」

「しんぶん赤旗」7月10日・2面より

 衆院議院運営委員会は9日の理事会で、政府提出の皇室典範改定案を、10日の本会議に緊急上程して採決する日程を決めました。

 同改定案を巡っては10日の衆院議運委で趣旨説明を行って審議入りし、同日中に採決する日程をすでに決めています。

 私は9日の議運委理事会で「採決や緊急上程の日程には反対だ」と表明しました。

 

【「しんぶん赤旗」掲載】県民生活の下地支えて/デニー沖縄知事 振興予算等で各党要請

「しんぶん赤旗」7月9日・2面より

 沖縄県の玉城デニー知事は8日上京し、沖縄振興予算等に関する要請書を政府や各党に提出しました。日本共産党は田村智子委員長らが国会内で応対し、要請への協力を確認しました。

 要請書は、2027年度の沖縄振興予算で県に使途の裁量のある一括交付金を拡充し、県要望の3000億円台を確保することや、観光など産業振興のための税制措置の延長などを求めています。

 政府は、14年の翁長県政の発足以降、米軍辺野古新基地建設に一貫して反対する県政への圧力として、振興予算を大幅に減額してきました。

 デニー知事は、県の取り組みなどで税収が伸びていることに言及する一方、振興予算のうちインフラなどに使う「ハード交付金」が資材価格の高騰などの影響で不足し、学校施設の整備などで工事の遅れや新規事業の見送りを余儀なくされていると強調。また、燃料費高騰で輸送コストが上昇し、特に離島では、住宅建設費や生活費などが沖縄本島の約2倍に上るなど住民に深刻な影響を及ぼしていると説明し、県民生活の「下地を支えてほしい」と要請への協力を訴えました。

 田村委員長は、新基地建設を拒否する県政への見せしめとして国が振興予算を減額してきたことは重大問題だと批判。必要なインフラの整備に影響が出るなど深刻な影響が出ているとして、国会質疑でとり上げるなど県の要望が反映されるよう頑張りたいと述べました。

 面談には、小池晃書記局長、私、岩渕友、仁比聡平、白川容子各参院議員が同席しました。

 

【「しんぶん赤旗」掲載】衆院定数削減法案は継続審議/自民が野党に伝達/廃案主張

「しんぶん赤旗」7月9日・2面より

 自民党は8日、与党が提出した衆院定数削減法案の今国会成立を断念し、継続審議とする考えを野党に伝えました。自民・日本維新の会の与党は連立政権合意に掲げた同法案などの成立を狙い、与党のみで審議を強行。議会制民主主義を破壊する暴挙に衆参野党が一致して対抗し、今国会での成立は断念に追い込みました。

 自民・維新の党首会談(7日)をふまえ、自民の梶山弘志国対委員長が8日、国会内で中道改革連合の重徳和彦国対委員長と会談しました。梶山氏は▽定数削減法案は継続審議とし、議長の下に設置された「衆院選挙制度協議会」の協議の結論を待つ▽秋の臨時国会で改めて法案を検討し、臨時会期中に必ず成案を得る―などとする与党の方針を伝達。今国会で皇室典範改定案を成立させ、「副首都」法案の成案を得るなどとする方針も伝え、審議再開への協力を呼び掛けました。

 これを受け5野党の国対委員長が会談。私は「定数削減法案の今国会での成立断念は、野党が一致結束し要求してきた内容であり当然だ」と強調。多様な民意を切り捨て、議会制民主主義を踏みにじる法案は廃案にし「選挙制度については選挙制度協議会で議論すべきだ」と述べました。

 また、「副首都」法案は重大法案であり、地方公聴会なども含めた徹底審議が必要だと指摘。皇室典範改定案も「国民の声を聞く丁寧な議論が不可欠だ」と強調しました。

 野党が求めてきた予算委員会の集中審議を巡っては自民の梶山国対委員長が応じる考えを示し、「与党国対の責任で会期内に実施する」と回答しました。

衆参野党国対委員長会談開く

 前回、11野党会派が自・維の衆院比例定数削減法案に対し、一致結束して反対したことは大きな力を発揮。

 改めて定数削減法案と副首都法案の撤回を求めるとともに、衆院での再議決をにらんだ会期延長の企みは参院を否定するものであり、断じて認められないことを確認。


比例削減・副首都法案撤回を/国対委員長会談/衆参 全野党が改めて確認

「しんぶん赤旗」7月8日・2面より

 参院で自民党が、野党の求めてきた高市早苗首相出席の予算委員会集中審議や党首討論に応じる考えを示したことを受け、衆参両院のすべての野党国対委員長は7日、国会内で会談しました。野党は国会正常化へ向けて与党提出の2法案=衆院比例定数削減法案と副首都法案の撤回を求めることを改めて確認。2法案強行のための大幅な会期延長は認められないとの立場で衆参の野党が一致結束して対応することを確認しました。

 日本共産党の塩川鉄也国対委員長は、前回(6月29日)の衆参野党国対委員長会談で比例定数削減法案など2法案に反対し撤回を求めることで一致したことは「極めて重要だった。今回も2法案撤回を改めて確認してともに臨んでいきたい」と表明しました。

 また、法案の衆院通過後60日以内に参院で採決されなければ、否決とみなし衆院で再可決できる「60日ルール」を念頭にした会期延長論が与党内で取り沙汰されています。このことについて、塩川氏は「参院の存在意義を否定するものだ。会期延長は認められない」と厳しく批判しました。