与野党国対委員長会談開く

 自民党は予算の年度内成立に向けた協力を要請。

 野党は暫定予算で対応すべきと一致して要求。

 また消費税減税の議論は「国民会議」ではなく国会の場で行うべきとしました。

 私は高額療養費やOTC類似薬の患者負担増、消費税減税、大軍拡、裏金、統一協会始め十分な審議を要求。


予算案 充実した審議を/与野党国対委員長会談/野党各党が要求

「しんぶん赤旗」2月21日・2面より

 与野党の国対委員長は20日、国会内で会談し、特別国会の運営について協議しました。自民党は2026年度予算案と、今年度末までに処理が必要な法案の年度内成立に向けた協力を要請しました。野党各党は予算案の充実した審議を要求。国民生活に影響するものは暫定予算で対応すべきだと一致して求めました。

 日本共産党の塩川鉄也国対委員長は「総選挙で国民は政府・与党に白紙委任したわけではない。十分な審議時間をとり高市首相の『責任ある積極財政』など大いに予算審議でただしていくことが国会の役割だ」と主張。高額療養費やOTC類似薬の患者負担増問題について昨年の国会議論を踏まえ時間をとってただす必要があるとし、消費税減税については「国民会議」丸投げでなく国会で審議すべきだと強調しました。

 大軍拡と軍拡増税や、米国防総省が辺野古米軍新基地完成後も別の長い滑走路を用意できない場合は普天間基地が返還されないとしている問題もしっかりただすべきだと指摘。自民党裏金事件や統一協会との癒着問題など、内閣の基本姿勢についても議論する必要があると述べました。

 中道改革連合の重徳和彦国対委員長は「国民生活に関わる重要な予算だ。しっかりした審議を求める」とし、国民民主党の古川元久国対委員長は「国民生活に影響が出ないようにというなら暫定予算制度もある」と指摘。参政党、チームみらいも十分な予算審議を求めました。

 また、野党各党は、消費税減税の議論は「国民会議」ではなく国会の場でこそ行うべきだと一致して要求しました。

 自民党の梶山弘志国対委員長は「丁寧にやっていく。充実した審議というのも、そのとおりだ」と述べました。

特別国会開会

 畑野さんを迎え、党国会議員団11人で国民要求に応える取り組みに全力をあげるとともに、憲法を真ん中にすえた共同を大きく広げて、高市政権に対峙していきます。


「戦争国家づくり」の危険 真っ向から立ち向かう/国会開会/共産党が議員団総会/田村委員長あいさつ/第2次高市内閣が発足

「しんぶん赤旗」2月19日・1面より

 総選挙を受けた第221回特別国会が18日、召集され、衆参両院の首相指名選挙で自民党の高市早苗総裁が第105代首相に選出されました。高市首相は同日、第2次高市内閣を発足。第1次内閣の全閣僚を再任しました。日本共産党の田村智子委員長は同日の党議員団総会のあいさつで、与党が衆院の3分の2を大きく超える議席を占め、憲法9条改悪をはじめ「戦争国家づくり」を進める戦後かつてない危険な状況が生まれていると指摘。「高市政権に真っ向から立ち向かう日本共産党のかけがえのない役割を存分に発揮していこう」と表明しました。

 田村氏は、高市首相が9日の会見で憲法改定の国民投票の環境づくりを表明したことについて、「クーデター」的手法で解散・総選挙を行い、衆院で多数の議席を獲得したからと憲法9条をはじめ改憲へ突き進むのは、「あまりにも乱暴な民主主義破壊の暴走政治であり、断じて許すわけにはいかない」と批判。「国会論戦とともに、大軍拡、非核三原則の見直し、武器輸出の全面解禁、長射程ミサイル配備、『スパイ防止法』制定の策動など『戦争国家づくり』を許さない運動と憲法9条を守り生かせの運動を、草の根から起こし広げていこう」と呼び掛けました。

 田村氏は、暮らしでは、日本共産党が総選挙で掲げた「“富の一極集中”をただし大幅賃上げと労働時間短縮を」「タックス・ザ・リッチ(富める者に課税を)で消費税減税を」の実現が求められていると述べ、「論戦とともに、労働運動、多様な要求運動に連帯して、世論と運動を広げ、実現を迫ろう」と訴えました。

 田村氏は、消費税減税を国民会議に丸投げする高市首相の構えについて、なぜ圧倒的多数の議席を持つ自民党が自ら法案を提出し、来年度予算案に盛りこまないのかと批判しました。高額療養費やOTC類似薬の患者負担増、年金の4年連続の実質減額、国立大学の標準額見直しによる学費値上げの推進、大軍拡財源に所得税増税分を充てる軍拡増税など予算委員会で審議すべき課題は山積みだと指摘。高市首相は予算案の年度内成立を主張し、予算委の審議の大幅短縮の姿勢を示しているが論戦回避は許されないとし、十分な時間をとった予算審議と国民の要求に応える政策の実現を強く求めました。

 田村氏は、高市政権が「責任ある積極財政」の名のもと赤字国債の大量発行で異常円安をもたらし物価高騰に拍車をかけ、過労死を引き起こす裁量労働制のさらなる拡大を狙い、選択的夫婦別姓と同性婚の実現を阻むなど「多くの国民との関係で深い矛盾を幾重にも抱えており、その土台はもろくて弱い」と強調。外交でも、「法の支配」を投げ捨て「力の支配」に進む米トランプ政権を一言も批判ができないまま、大軍拡の暴走を行うのは、深刻な矛盾で重大な危険だと厳しく指摘しました。「財界中心」「アメリカいいなり」の自民党政治の「二つのゆがみ」と国民の要求との矛盾が臨界点に達していると指摘し、「自民党政治を変える党として、国民の要求にこたえる対案、新しい政治への展望を大いに示す」と表明しました。


共産党議員/国民の期待胸に

「しんぶん赤旗」2月19日・2面より

 

 

 

 先の総選挙で当選した日本共産党の4人の衆院議員は、特別国会が開会した18日、国会に初登院しました。左から辰巳孝太郎、畑野君枝、田村智子、塩川鉄也の各氏

 


第2次高市内閣発足/民主主義壊す暴走政権

「しんぶん赤旗」2月19日・3面より

 衆院選を受けた第221特別国会が18日、召集されました。衆院では自民党だけで3分の2を超え、連立与党の日本維新の会を加えると4分の3を占めるという、戦後かつてない巨大与党が出現。国会を軽視し、数の力を背景に「国論を二分する政策」を強力に推し進める高市政権と巨大な与党に対して、日本共産党は正面対決する姿勢を明確にしています。

 高市政権は今国会で何を狙っているのか―検証しました。

予算 数の力で熟議切り捨て

 真っ先に問われるのは、2026年度予算案の審議です。高市早苗首相は「年度内成立を諦めていない」と強調し、3月末までの成立を視野に審議を急ぐよう指示しています。与党の自民、維新両党も年度内成立を排除しない方針を確認。国会軽視の拙速な姿勢が早くもあらわになっています。

 予算審議は衆参両院で約2カ月程度をかけるのが通例です。しかし今回は、1月の衆院解散という高市首相の「自己都合」「党利党略」によって審議入りが遅れ、年度内成立はほぼ困難な状況。与党の質問時間を削減してでも成立を急ぐ動きが取り沙汰されています。

 与党は24年衆院選後に野党に渡っていた予算委員長などのポストを奪還する見通しです。衆院の常任・特別委員長や審査会長ポストを押さえ、審議の主導権を握って、数の力で議事運営を進めるという強権的な発想のもと、「熟議なき国会」となる危険が高まっています。

 これに対し、日本共産党の小池晃書記局長は、審議を遅らせた責任は与党にあると指摘し、「乱暴極まりないやり方は許されない」と批判。立憲民主党の斎藤嘉隆参院国対委員長も「1カ月で予算案を通すのは国会の自殺行為だ」と強くけん制しています。

 一方、国民民主党の玉木雄一郎代表は「年度内も含めた早期成立に協力したい」と与党への協力姿勢を示しています。こうした「補完勢力」の動きが広がれば、国会のチェック機能は形骸化し、強権的な国会運営はいっそう強まります。

 予算審議は国会で最も重要な審議の一つです。拙速な成立を優先するのか、それとも徹底した審議で国民の声を反映させるのか。問われているのは、民主主義の土台そのものです。

経済 進む負担増と規制緩和

 高市首相は「国論を二分する政策」の第一に、「責任ある積極財政」を挙げています。具体的には明らかではありませんが、大枠は、従来型の大企業向け「国内投資」支援の延長線上にある政策であり、国民生活を直接あたためるものとは言えません。むしろ国債の大幅な増発によって異常円安をさらに加速させ、物価高に拍車をかける危険すらあります。

 一方で、国民の切実な要求である消費税減税には消極的です。高市首相は「悲願」とまで述べた飲食料品の消費税ゼロについて、超党派の「国民会議」に議論を丸投げし、「夏前に中間取りまとめを行いたい」としています。しかし、本気で実現するのであれば、与党として今国会に法案を提出し、正面から審議すべきです。来年度予算案にすら盛り込まれていないこと自体が、その本気度を疑わせます。

 その一方で、来年度予算案には、昨年の審議で「凍結」したはずの高額療養費の負担増が盛り込まれています。OTC類似薬の患者負担拡大も狙われ、医療費のさらなる自己負担を国民に押し付けようとしています。

 さらに、20日に予定される施政方針演説では、労働規制緩和に向けた「裁量労働制の見直し」を打ち出す方向だと報じられています。最低賃金1500円という目標を投げ捨てておきながら、労働者をいっそう追い込む規制緩和を進めようとする動きは極めて重大です。

安保 米要求うのみで大軍拡

 安全保障分野で最大焦点となるのは大軍拡の指針である安保3文書の前倒し改定です。改定の最大の理由は、トランプ米大統領の要求に応じるためです。

 トランプ氏は衆院選中に、自身のSNSで高市政権を「全面的に支持する」(5日)と表明。16日には、自民党が圧勝した結果について「彼女(高市首相)は私の支持のおかげだとしている」と強調しました。露骨に恩を売る姿勢には、3月19日に開かれる日米首脳会談で要求を押しつける狙いが透けて見えます。

 特に危険なのは軍事費増額です。米側は国内総生産(GDP)比3・5%(21兆円以上)を求め続け、最近ではすべての同盟国に5%以上(30兆円以上)への増額を要求。高市政権も現行のGDP比2%以上の増額を当然視しています。

 また、安保3文書改定で「非核三原則」が見直される恐れがあります。高市首相は、三原則のうち「持ち込ませず」は米国の核兵器持ち込みの支障になるため「邪魔」だとして3文書からの削除を要請していました(24年の編著)。衆院選中も三原則を今後も堅持すると明言しませんでした。

 また、武器輸出の全面解禁にも踏み出します。今春にも武器輸出のルールである「防衛装備移転三原則」の運用指針を改定し、要件を限定する「5類型」の撤廃を狙っています。「防衛(戦闘)目的」であっても戦闘機や護衛艦など殺傷能力の高い兵器の輸出が可能となり、紛れもない「死の商人」国家になります。

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設を巡っては、米国防総省が25年9月に米政府監査院(GAO)に、新基地が完成しても、別の長い滑走路を用意できない場合、普天間基地(沖縄県宜野湾市)は「返還されない」と回答していたことが発覚。工事も大幅に遅れており、辺野古が普天間基地返還の「唯一の選択肢」と固執する日本政府の立場は破綻しています。

憲法 国論二分でも改憲推進

 自民党が単独で衆院の3分の2超の議席を得たことで、9条改憲は重大な局面を迎えています。高市首相は選挙が終わった途端、改憲に向け取り組みを加速させる考えを表明。9日の記者会見では、改正案を発議し、「少しでも早く」改憲の是非を問う国民投票の実施環境をつくっていくと踏み込みました。

 衆院選の公約で自民党は、自衛隊の明記など改憲4項目の実現に向け国民への説明を積極的に展開すると表明し、日本維新の会は「憲法改正の国会発議を実現させる」と明記。選挙結果を踏まえ、維新の吉村洋文代表は10日、「憲法改正の議論は加速させていくべきだ」と述べました。

 さらに、自民党の井上信治幹事長代理は15日のNHK「日曜討論」で、「国論を二分する政策」について、「憲法改正などがその典型だ」と述べ、異論を排除してでも強力に推進する考えを示しました。

 しかし、国の基本原理を定める憲法を改正するには国民の多数の合意があることが必要なのは、憲法96条を読めばわかることです。“国論を二分する改憲”はできないし、あってはならないのです。

 首相の強い意欲を後押しするため、衆院憲法審査会長には、自民党憲法改正実現本部長の経験がある古屋圭司氏を充て、改憲の議論を加速させる姿勢を打ち出しています。

「スパイ防止法」等

 首相は、インテリジェンス(情報活動)機能の強化を重視し、国民を監視する「スパイ防止法」の早期制定にも強い意欲を示しています。狙いは、政府に批判的な国内の団体や個人の言動を収集し、言論を弾圧することにあります。

 衆院選挙後の9日の記者会見では、インテリジェンスの司令塔である国家情報局設置のための法案を特別国会に提出すると表明しました。

 「スパイ防止法」を巡っては、木原稔官房長官が17日の記者会見で「課題や論点等の検討を開始している」と述べ、一部報道では、政府が法案提出をめざして今夏にも有識者会議を設置し議論する方向で調整に入ったとされています。

 日本維新の会、国民民主党、参政党も衆院選公約に「スパイ防止法」制定を掲げており、国民を監視し民主主義を後退させる法案が次々制定される危険が強まっています。

 国民の思想・信条や表現の自由を侵害する国旗損壊罪法案も狙われています。

 高市政権はジェンダー平等実現など人権の保障には後ろ向きです。自民党の衆院選公約では、「通称使用の法制化」を目指すとしており、この法案が通れば、選択的夫婦別姓の実現はさらに遠のきます。

 

野党国対委員長会談開く

 予算案の年度内成立という高市政権の動きに対し、充実した審議を求めることで一致。

 私は「高市首相の自己都合解散で予算審議が遅れた。横暴なやり方は許されない。国会の行政監視機能を果たすべき。裏金問題、統一協会、消費税減税、社会保障、大軍拡など徹底審議を」と要求。


予算委 充実した審議を/野党国対委員長会談で一致

「しんぶん赤旗」2月19日・2面より

 日本共産党と中道改革連合、国民民主党、参政党、チームみらいの国対委員長は18日、国会内で会談し、高市政権・自民党が2026年度予算案の年度内成立に言及し審議時間の短縮を検討しているもと、予算委員会での充実した審議を求めていくことで一致しました。

 日本共産党の塩川鉄也国対委員長は「高市首相の自己都合解散で予算審議を遅らせながら審議時間を短縮して年度内成立を迫る横暴なやり方は許されない」と指摘しました。そのうえで、「行政監視機能を発揮することが国会の役割であり、とりわけ予算案そのものとともに内閣の基本姿勢をただすことが重要だ。裏金問題や統一協会との癒着問題、消費税減税や社会保障、大軍拡など十分な時間をとって徹底審議することは当然だ」と強調しました。

埼玉西部東地区党の会議で挨拶

 新党への「期待」は今の政治を変えたいという願いの現れ。

 相次ぐ新党の消長を見れば、ワンイシューの政策の訴えだけでは、国民の持続的な支持を得ることは困難。

 切実な要求に基づく個別政策に磨きをかけるとともに、自民党政治そのものを変える展望を語ることが大事。

茨城県党事務所で総選挙報告集会

 高市政権の危険な戦争国家づくりに対して、国民的なたたかいを広げようと交流。

 参加者から「完全比例なら自民は172議席。自民の多数議席と国民の思いは違う」「反戦・護憲を貫く共産党が必要」「自ら赤旗を読むと言ってきた人も」「戦争させないために頑張る」と決意

群馬県党事務所に、総選挙報告のごあいさつ

 伊藤・たなはし・高橋小選挙区候補をはじめとした皆さんの奮闘で勝ち得た議席。

 国政に真っすぐ要望を届けます。

 「戦争になりそうで怖い」という声が広がるなかで、ブレない共産党への期待が生まれ、選挙戦を通じて若者の入党も各地で相次いでいます。

浦和駅前で、梅村さんと総選挙結果報告のあいさつ

 北関東比例では現有1議席を確保。皆さんのご奮闘の結果です。

 消費税減税、大幅賃上げ、労働時間の短縮、社会保障や教育の拡充など国民の皆さんの要望に応え、高市首相の大軍拡、非核三原則見直し、憲法改悪許さないたたかいに全力を挙げます!

 

 


願いの実現へ ぶれずに全力/国民無視させぬ/さいたま/塩川・梅村氏

「しんぶん赤旗」2月10日・4面より

 衆院比例北関東ブロックで10回目の当選を果たした日本共産党の塩川鉄也氏は9日、北関東比例候補として奮闘した梅村早江子氏とともに、さいたま市のJR浦和駅東口に立ち、総選挙の結果を報告する宣伝を行いました。

 塩川氏は、高市早苗首相が街頭演説で大軍拡や改憲などの問題に触れないまま、これらを進めようとしていると批判し「国民は自民党に白紙委任したわけではない。国民の声を無視した政治を進める自民党と、断固としてたたかいぬく」と強調しました。

 梅村氏は「差別や分断ではなく、一人ひとりの人権が大切にされる、あたたかい社会へ、これからもみなさんと力を合わせます」と訴えました。

 訴えに足を止める人や、何度も拍手する人、「頑張ろう」と声をかける人も。68歳の女性は「塩川さんの議席を守れて本当によかった。自民党政治と本気で対決できるのは共産党しかないと思う」と話しました。

選挙結果のご報告

 皆さんのご支援で、引き続き国会に送っていただきました!

 公約実現に全力を挙げてがんばります!


塩川氏 10選果たす/北関東

「しんぶん赤旗」2月10日・4面より

 衆院比例北関東ブロック(定数19)で、日本共産党の塩川鉄也氏(64)=前=が10期目の当選を果たしました。

 当選確実が報じられた9日午前3時半ごろ、塩川氏は、さいたま市大宮区の党事務所で、北関東比例候補として奮闘した梅村早江子氏や支援者らとともに喜び合いました。

 塩川氏は、北関東ブロックで僅差での当選を勝ち取ったことに、支援者らへの感謝とともに、掲げた公約実現へ奮闘すると表明。「右へ右へとなびくような自民党政治に正面から対決し、ぶれずに働く共産党の真価を発揮できるよう、みなさんと力をあわせて頑張りたい」と語りました。

 梅村氏も「北関東すべての党・後援会員のみなさんの努力と、応援してくださった方の力、小選挙区候補のみなさんの大奮闘がなかったら、実現できなかった勝利です。私も公約実現に頑張ります」と述べました。


日本共産党 当選者の横顔/北関東 塩川鉄也(64)

「しんぶん赤旗」2月10日・4面より

 2024年から党国対委員長を務め、憲法を生かし議会制民主主義を守る党国会議員団の要として奮闘。自民党の金権腐敗政治一掃へ、追及の先頭に立ってきました。

 自民・維新が企業・団体献金禁止を棚上げして持ち出した衆院議員定数削減法案に、「国民の声を切り捨てることになる」と対決。他党からも批判が相次ぎ、審議入りさせず、実質的に廃案に追い込みました。

 埼玉県の航空自衛隊入間基地や茨城県の同百里基地など、北関東で進む大軍拡・戦争国家づくりの実態を告発してきました。

 埼玉県日高市職員などを経て、今回で10期目。党常任幹部会委員、国会対策委員長。


2月8日総選挙/日本共党4議席 塩川議員の議席守る

新聞「新埼玉」3月より

 高市早苗首相は1月23日の通常国会開会日の冒頭で衆議院を解散し、2月8日投票で総選挙が行われました。選挙の結果、日本共産党は比例代表で前回の7議席から4議席に減らし、小選挙区では沖縄1区の赤嶺政賢氏=前=が前回より3400票得票を伸ばし接戦となりましたが及ばず、宝の議席を失う結果となりました。比例北関東ブロック(埼玉・群馬・栃木・茨城の4県、定数19)で日本共産党は1議席を守り、前職の塩川鉄也氏が10回目の当選を果たしました。

比例代表/共産党埼玉で15万6千票/自民1増、中道半減

 埼玉の比例代表で日本共産党は15万5969票(得票率4・83%)を獲得。前回(2024年から5万6448票、25年参院選比例票から3万3697票減らし、得票率も5%を割り込みました。全国では251万9807票(得票率4・4%)獲得し、前回から84万票あまり減らしました。
 
 自民党は比例代衣で得票を伸ばしましたが、北関東ブロックでの獲得議席は前回より1増の8・議席にとどまりました。立憲民主党と公明党が合流した中道改革連合は北関東フロックで4議席獲得し、前回両党の獲得合計8議席(立憲5、公明3)から半減しました。当選者は公明党前代表の石井啓一氏ら公明党出身者が3人、立憲民主党出身者1人でした。
 
 前回は候補者が足りず比例1議席だった国民民主党は1増の2議席となり、日本維新の会が前回と同じ1議席を確保。参政党とチームみらいが新たに北関東ブロックで議席を獲得し、前回2議席の、れいわ新選組は議席を失いました。

小選挙区/自民が16選挙区独占/裏金議員が“復活”

 県内16の小選挙区はすべて自民党が当選しました。県内の全小選挙区で同一政党が勝利するのは、埼玉県では今回が初めてです。

 前回は立憲民主党が6選挙区、国民民主党が2選挙叺で勝利しましたが、今回は中道、国民民主両党とも全員落選。立憲民主党創設メンバーの枝野幸男氏も議席を失いました。

 前回は裏金疑惑で自民党の公認を受けられず落選した2人のうち、三ツ林裕巳氏は13区から自民党公認で、中根一幸氏(前回6区)は自民党の比例単独候補として立候補し、いずれも当選。裏金議員が自民党公認で“復活”しました。

多数のボランティア/他党支持者も「比例は共産」

 今回の総選挙では多くの選挙ボランティアがLINE公式に登録し、宣伝やSNSでの情報拡散などに取り糾みました。「選挙では共産党に投票してきたが、一票入れるだけではダメだ」「憲法の平和主義を堅持する共産党を支持する」など、応募した理由はさまざまですが、「高市政権は危ない」と感じていることが多くのボランティアの共通点です。

 立憲民主党が中道改革連合に合流し、戦争法=安保法制を”合憲”と基本政策に明記したことを受け、立憲民主党を支持してきた有権者や、小選挙区で他党を応援している人たちからも「比例は共産党に入れる」という声があがりました。

塩川氏18位当選/公約実現へ全力

 テレビ各局が共産・塩川氏の当選を報じたのは開票終了直前の9日午前3時20分頃。比例代表の議席配分方法である「ドント式」で計算すると18番目の当選で、得票があと3737票少なかったら議席を失うところでした。さいたま市大宮区の日木共産党埼玉県委員会事務所で待機していた塩川氏は当選の報を受け、比例候補としてともにたたかった梅村旱江子氏や、事務所で開票状況を見守っていた支援者らと当選を喜び合いました。

 9日午後、塩川・梅村両氏はJR浦和駅東口で街頭演説に立ち、総選挙の結果を報告。塩川氏は「皆さんの大きな力で得たこの1議席です。公約実現のために全力でがんばります」と10期目の決意を表明するとともに、高市政権のもとで戦争が起こる危険を訴える声を選挙中にたくさん聞いたと述べ、「戦争させないことこそ政治の一番の仕事。そのために全力でがんばるのが反戦・平和つらぬく104年の歴史を持つ日木共産党です」と訴えました。

 梅村氏は「大きな争点となった消費税減税の実現のため、さらに国民的な運動を広げ、新しい国会で消費税5%減税とインボイスの廃止を実現するためにがんばります。こいっしょに声をあげましょう」と呼びかけました。

川口市内でマイクを通じた最後の訴え!

 自民党政治の闇と腐敗を正す願いは日本共産党へ!

 富める者に課税を!

 確かな財源示す日本共産党の勝利で消費税減税の実現を!

 富の一極集中をただし、賃上げと労働時間の短縮で豊かな人生を切り開こう!

 戦争させないことこそ政治の仕事。

 #比例は日本共産党

川口駅で田村委員長を迎えた街頭演説会!

 憲法前文は、政府に再び戦争させないことが国民の決意と謳っている。

 戦争させないことこそ政治の仕事。

 米国や中国など、どんな大国の側にも立たず、言うべきことを言う外交。

 憲法9条を活かして、東アジアに対話と包摂による平和の枠組みを!

 #比例は日本共産党

北朝霞駅で志位議長を迎えた街頭演説会

 「自民党は好きじゃない。立憲は中道になって全然ダメ。バシッとやってくれる党を探してる。参政か、れいわか、共産か」という30代の男性に、自民と正面対決してるのは共産党、と対話すると「今、野党らしい野党が必要だと思う。比例は共産党に入れる」と。


比例1票争う大激戦 共産党躍進こそ希望/衆院選あす投票/9条改憲許さず暮らし守ろう

「しんぶん赤旗」2月7日・1面より

 解散からわずか16日、史上最短の総選挙は8日、投票日を迎えます。最終盤の6日、各党は全国各地で一票を争う激しいたたかいを展開しました。日本共産党は志位和夫議長、田村智子委員長、小池晃書記局長の街頭演説をはじめ、宣伝や電話、SNSなどの対話で担い手を広げ、「比例は日本共産党へ」と全力で訴えました。

 高市早苗首相は自らの政治資金や統一協会との親密な関係の疑惑を覆い隠すため、大義なき解散を強行。公示後は党首討論からも逃げ続け、「高市早苗でいいのかを選ぶ選挙だ」と、国民に「白紙委任」を求める選挙に終始しました。しかし、その先には憲法9条改定、アメリカいいなりの大軍拡といった「戦争国家」づくり、裏金・統一協会系議員の復権という、おそるべき国政の姿が見えてきました。

 多くの党が高市政権に対抗するどころか協力を競い合い、政治全体が右へ右へと流れるなか、国民のなかには、ブレずに高市政権に対決する日本共産党に希望を見いだす動きが出ています。

 田村委員長は街頭で、各種情勢調査での高市・自民党の「多数」はハリボテであり、「必ず打ち破ることができる」と強調。「ブレずに市民の側に立ち続け、憲法を真ん中に共同を広げる日本共産党を、どうかのばしてください」と力を込めました。志位議長は「日本の政治は大きな歴史の分かれ目に立っています」「こういう時こそブレない政党が必要です。高市自民党に正面から対決する日本共産党への一票で、高市強権政治を止めよう、希望をもって暮らせる日本をつくろう」と訴えました。


当落線上の大接戦 塩川候補の議席を必ず  /埼玉/志位議長が訴え

「しんぶん赤旗」2月7日・2面より

 日本共産党の志位和夫議長は6日、埼玉県朝霞市内で演説し、「総選挙最終盤、全国で『今度ばかりは共産党』の声が広がっています。『比例は共産党』を広げに広げ、当落線上の大激戦・大接戦となっている比例北関東ブロックで塩川鉄也候補の議席を必ず守り抜かせてください」と訴えました。北朝霞駅前ロータリーは聴衆が膨らみ、拍手を送りました。

 志位氏は「日本の政治は大きな歴史の分かれ道に立っています」と強調。高市早苗首相が「高市早苗でいいのかを国民が決める選挙」と言い募り、国民に「白紙委任状」をよこせと迫っていると指摘。多数を得れば大軍拡や非核三原則見直し、国民監視の「スパイ防止法」など国論を二分する問題を強権的に進めるためだと告発しました。

 とくに、首相が9条改憲を公然と訴えたのは重大だと指摘。「戦後、日本の自衛隊が一人の戦死者も出さず、一人の外国人も殺さずにこられたのは9条のおかげです。この宝を壊して『殺し、殺される国』にしていいでしょうか」と問いかけ、「9条を変える白紙委任状を与えるわけにはいきません」と訴えました。志位氏は「こういう時こそブレない政党が必要です。高市自民党に正面から対決する日本共産党への一票で高市強権政治を止め、安心し希望をもって暮らせる日本を」と力を込め、内政と外交での争点と党の政策を縦横に語りました。

 志位氏は、トランプ米大統領が5日、総選挙にかかわって、高市首相を「完全かつ全面的に支持する」と表明した問題をめぐり、「選挙中に外国の特定の政党の党首を『全面支持』することは、乱暴な内政干渉になります」と厳しく批判。「高市氏ならば自分の意のままになると考えたのでしょうが、日本政府は内政干渉だと抗議すべきです。それができなければ属国であることを自ら認めることになります」と指摘しました。

 ベネズエラ侵略やグリーンランド領有などトランプ氏の無法に一言も抗議もしない日本でいいのかとして、自主自立の日本への転換を強調。高市政権がトランプいいなりに進めようとする軍事費の国内総生産(GDP)比3・5~5%への増額、敵基地攻撃ミサイル配備や武器輸出全面解禁などの危険を告発し、「国民とともに大軍拡に断固反対を貫きます」と表明しました。

 日本共産党は、高市首相の「台湾発言」の撤回を強く求め、日中関係について、「中国に対して言うべきことは言いつつ、外交の力で両国関係の前向きの打開をはかるために提言し、行動してきました」と強調。「これは本来なら日本政府がやるべき仕事です。こうした外交をやらず、外交を自分で壊しておいて、脅威をあおり、大軍拡に利用することは政治が一番やってはならないことです」と指摘し、「104年、反戦平和を命がけで貫いた日本共産党に平和の願いを託してください」と訴えました。

 塩川候補は「戦争させないことこそ政治の一番の仕事です。改憲を認めない声を日本共産党へ」と支持を呼び掛けました。梅村さえこ比例候補も訴えました。


比例は共産 担い手広げ最後まで/衆院選あす投票/比例候補奮闘/戦争させない政治へ/埼玉/塩川氏

「しんぶん赤旗」2月7日・11面より

 衆院選は8日、投票日を迎えます。北関東(定数19)、東京(定数19)、南関東(定数23)の各比例ブロックで日本共産党は6日、「『比例は日本共産党』を最後の最後まで訴え扱き、現有議席を絶対に守りさらに前進を』と各比例候補を先頭に政策を訴え、支部や後援会、サポーター、ボランティアが、担い手を広げ、対話・支待拡大に奮闘しています。

 塩川鉄也衆院北関東比例候補(64)=前=は、さいたま市内を駆け巡り、夜には志位和夫議長とともに埼玉県朝霞市で訴えました。選挙戦は大激戦・大接戦だとして「北関東ブロックでは、当落線上で争っています。何としても1議席確保を実現するために、共産党の支持を大きく広げてほしい」と訴えました。

 塩川氏は、高市早苗政権が狙う大軍拡や改憲、「台湾有事」発言などを批判し「国連憲章と憲法9条を生かした、絶対に戦争させない政冶の実現へ、全力をあげる共産党を勝たせてください」と呼びかけました。

武蔵浦和駅前で訴え!

 70代の男性は「高齢者に注目してくれる政党は共産党だけ。高齢者と若者を対立させるようなやり方はやめてほしい」。

 90代の女性は「初めて共産党の演説を聞いた。高市さんはあまり好きじゃない。今なぜ解散なの。共産党は昔から一貫している。比例は共産党に入れてみようかしら」。