【議院運営委員会】会期延長に賛成の意見表明

 今日午前、野党4党の国対委員長が、額賀衆議院議長に、今国会の会期延長の申し入れを行いました。

 これを受け、昼の議院運営委員会で各党が意見表明。日本共産党を代表して私が発言しました。会期延長は、与党の反対により否決となりました。

以下、発言の要旨です。


 私は日本共産党を代表して、第214回国会の会期を11月15日まで37日間延長する動議に、賛成の意見表明を行います。

 賛成の理由の第一は、国会として喫緊の課題に対応するためです。能登半島の地震と豪雨災害で大きな被害を受けている被災者に対して、従来の枠を超えた支援策をただちに行うために、今国会での補正予算の編成が必要です。また、旧優生保護法に対する最高裁の違憲判決を受けた謝罪決議と被害者補償法を踏まえて、当事者の皆さんの声を聞き、真摯な反省の下に検証を行い、優生思想根絶の対策に取り組むことは今国会の重要な責務です。

 第二は、腐敗政治の全容解明が今国会の最重要課題だからです。石破総理は「政治資金問題で失われた政治への信頼を取り戻す」と言いますが、裏金をだれがいつから何のために始めたのか、その真相究明は全く棚上げです。石破派・麻生派の裏金疑惑や堀井学前衆議院議員による裏金を原資にした香典配りなど、新たな問題が出てきています。石破総理は「新しい事実が出てくれば再調査する」と言ってきました。今国会で徹底解明を行うべきです。裏金議員の政治倫理審査会出席は不可欠です。そして金権腐敗の大本にある企業・団体献金の禁止と政策活動費の廃止を今国会で実現すべきです。

 また、牧原法務大臣を始め、石破内閣の閣僚の12人が統一協会と関わりがあることも明らかになりました。反社会的団体である統一協会と自民党の癒着の徹底解明も欠かすことはできません。

 第三は、国政の重要課題について予算委員会を始めとして、国会で真摯な議論を行うことで、国民に審判を仰ぐ総選挙の争点を明確にするためです。石破総理がこれまで述べてきた金融所得課税の強化や選択的夫婦別姓、全国一律最低賃金、保険証廃止時期の見直し、原発利用はゼロに近づけていくといった政策は、総理になってから、ことごとく反古にされました。「本当のやり取りは予算委員会だ」と言いながら、手のひら返しで逃げ回る。これでは国民の「納得と共感」は得られません。

 前言を翻す石破総理の政治姿勢を質すとともに、生活苦をもたらした経済失政、日米軍事同盟絶対の政治、気候危機打開、ジェンダー平等といった国政の重要課題について、徹底した議論を行うことこそ、総選挙を前にした今国会の最大の責務です。

 以上、37日間の会期延長を求め、発言を終わります。

10月下旬開始の日米共同統合演習=キーンソード25

 入間基地のC-2輸送機が参加する可能性のある訓練は、

 ①統合防空ミサイル防衛訓練

 ②空挺降下訓練

 ③弾薬等物資輸送訓練

 ④患者後送訓練

 訓練場所は、北海道、青森、埼玉、山口、福岡、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄の11道県に及ぶ。

【しんぶん赤旗掲載】比例ブロックの様相/北関東ブロック(定数19)/2議席奪還へ党員ら全力

「しんぶん赤旗」10月7日・4面より

 比例北関東ブロック(茨城・栃木・群馬・埼玉の4県)で、日本共産党は塩川鉄也衆院議員=現=、梅村さえこ予定候補=元=、高橋誠一郎予定候補=新、茨城1区重複=を擁立し、今度こそ2議席奪還しようと奮闘しています。

 自民党の新総裁に石破茂氏が決まった先月27日、さいたま市大宮駅前で塩川氏と梅村氏が、緊急街頭演説に立ちました。

反響と声援あり

 塩川氏は「自民党は顔を替えただけ。統一協会との癒着も、裏金疑惑も解明しない。日本共産党が伸びてこそ、自民党政治を大もとから変えることができる」、梅村氏は石破氏が「核共有」や9条改憲の議論が必要だとしていることを「安倍政権以来のアメリカとともに戦争する国づくりが、さらに危険な方向に進む恐れがある」と批判。聴衆からは「石破さんでも誰でも自民党は変わらない。共産党頑張れ」の反響がありました。

 塩川氏はこの間、北関東で進む自衛隊基地強化の動きを批判し、「戦火を呼び込む戦争準備ではなく戦争をさせないことこそ政治の責任」と強調しています。

 梅村氏は、前橋市での街頭トークで「平和外交というのは甘いのでは」という男性に「憲法9条を生かした平和外交こそ現実的」だと説明。男性は「緊張を高めて軍拡をしてもその先が不安。共産党の言う道もあるのかも」と応じました。

 高橋氏は東海第2原発の廃炉や、生きることをあきらめない社会の実現を中心に訴えています。演説中に声がかかり、「応援しています」と手ふりや声援も広がってきています。

 他党も必死です。自民党は総裁選の異常なテレビジャックと並行して、埼玉県内で連日、宣伝カーを走らせました。茨城では、立憲民主党や参政党などが夕方の宣伝や「お帰りなさい宣伝」を行っています。栃木では維新候補が「本人」のたすきをかけて宣伝する姿も。

行動する人たち

 一方、共産党の支部・後援会が行動し変化を起こしています。埼玉のある支部では、日曜版読者に日刊紙の併読を呼びかけ、5人が応じてくれました。また自転車にハンドマイクを載せて候補者の演説音声を流す「ひとり街宣」に取り組み、地区内ではこの方式が広がっています。群馬では、音の出る宣伝を強め、「街頭宣伝を街角小集会に」と呼びかけています。茨城県東海村では後援会が訪問する中で「東海第2原発には反対の声が多い」との確信を得ています。

 10日には志位和夫議長を迎えて、さいたま市浦和駅頭で街頭演説を行います。比例候補3氏も勢ぞろいします。活動の飛躍を勝ち取る構えです。

笠間市内で高橋誠一郎比例・茨城1区予定候補と街頭演説

 日米同盟絶対の石破政権の下、茨城県内の百里基地でも戦争準備の基地強化。

 10月下旬に始まる日米共同演習「キーンソード25」では、百里基地のF-2戦闘機が青森の三沢沖で統合防空ミサイル防衛の訓練に参加。

 軍事でなく対話を。排除でなく包摂を。

笠間市で茨城1区国政報告会

 高橋誠一郎予定候補らと訴え!

 石破首相は、選択的夫婦別姓、金融所得課税強化、予算委員会開催など、みな手のひら返し。

 「ルールを守る」と言いながら裏金議員を守るだけ。

 「関係を断つ」と言いながら、統一協会関係大臣は11人。

 腐敗政治一掃の特効薬は、日本共産党。


腐敗政治一掃しよう/茨城・笠間で塩川・高橋氏

「しんぶん赤旗」10月7日・4面より

 日本共産党茨城県東部地区委員会は笠間市内で6日、塩川鉄也衆院議員を迎えて国政報告会を開催しました。迫る総選挙に向け、高橋誠一郎衆院北関東比例(1区重複)予定候補も決意を語りました。

 塩川氏は、「リクルート事件を上回る自民党の大犯罪である裏金問題」や統一協会問題などを正面から追及してきた共産党の役割を語り「腐敗政治を一掃させよう」と呼びかけました。「市民と野党の共闘」についても「“一丁目一番地”の安保法制廃止を揺るがずに前に進める立場」とし「自民党政治をもとから変える力は、共産党を伸ばしていただくこと」と訴えました。

 「しんぶん赤旗」記者として、不当解雇や冤罪(えんざい)被害などさまざまな問題と向き合ってきた高橋氏は、「確信としているのは、社会や政治を動かすのは国民の力と運動」と語り、2021年の「東海第2原発(東海村)の運転差し止めを命じた水戸地裁判決は忘れられない取材」と振り返りました。

 さらに、同原発の防潮堤工事の施工不良問題を指摘し「防潮堤をまともに造れない日本原電に原発を動かす資格はない。東海第2原発は廃炉にしよう」と訴えました。

 党県委員会から大内久美子副委員長、江尻加那県議、田中真己水戸市議が応援に立ち、比例の議席増を訴えました。

日立市で千葉たつお茨城5区予定候補と演説会

 東海第二原発の防潮堤工事施工不良は、共産党への内部告発で明らかに。

 周辺91万人の避難計画はつくれない。

 東海第二原発は廃炉、原発ゼロへ!

 終電帰宅が当たり前だった千葉たつおさん。

 賃上げと一体に、抜本的な時短で自由な時間を取り戻そうと訴え!

 

 


2024総選挙/#比例は共産党/党伸ばせば変わる/分断でなく連帯で/茨城/塩川予定候補

「しんぶん赤旗」10月8日・10面より

 日本共産党茨城県北部地区委員会は日立市内で6日、塩川鉄也衆院議員・北関東比例予定候補を迎えて演説会を開催しました。千葉たつお5区予定候補も決意を語りました。

 塩川氏は、「国民の暮らしを支える政治への転換が必要」と「賃上げと労働時間の短縮、年金支給額の引き上げで、労働者も高齡者も安心して薯らせる社会にしよう」と呼びかけました。日米統合演習(キーン・ソード25)の全国での軍事演習を指摘し、「戦火を呼び込む政冶はストップさせよう」と「憲法9条を生かした平和外交」を訴えました。

 千葉氏は、「8時間働けば普通に暮らせる社会の実現が政冶の原点」と言い、終電まで働いていたシステムエンジニア時代を振り返りました。「自由が花開く社会へ、社会主義や共産主義の魅力を語り合う選挙にしたい」と語りました。

 飯田美弥子弁護士は、「原発ゼロ、東海第2原発再稼働ノーの候補者は5区では千葉さんだけ。共産党を大きく伸ばしましょう」と、応援に立ちました。

石破首相の所信表明演説を聞いて

 「国民の納得と共感を得られる政治」と言いながら、震災に加え豪雨災害に見舞われた能登半島の被災者支援、復旧復興に必要な補正予算は行わない。障害者に対する不妊手術という人権侵害を行った旧優生保護法の違憲判決を受けて、加害者である政府と国会が真摯に謝罪と補償法を実現することが最優先課題なのに、全く触れず。

 裏金問題の「反省」は口にしても、全容解明や企業・団体献金の禁止は棚上げ。「ルールを守る」というが、赤旗報道で石破派(水月会)の政治資金の不記載という「ルール違反」が判明し、裏金処理の疑いもあるのに、何も語らず。統一協会と自民党の組織的癒着についても黙して語らず。腐敗政治を継承するものでしかない。

 「物価に負けない賃上げ」というが、実質賃金を減らしてきたアベノミクスへの反省なし。物価上昇に一番効果のある消費税減税も取り上げない。「安心の社会保障」と言いながら、年金は減らし、高齢者の医療費負担は増やし、介護労働者の低賃金・過重労働、介護事業所の経営悪化を押し付けてきたのが自民党政治。

 「日米同盟の強化」「国家安保戦略に基づく防衛力の抜本的強化」「首相在任中の改憲」と、憲法9条を否定し、米国いいなりの大軍拡路線を推進するもの。オール沖縄の反対の声を押し切って、辺野古新基地建設を強行することは断じて容認できない。軍事一辺倒で外交なしの自民党政治の転換こそ必要。

キーンソード25では、埼玉県内でも多数の訓練を計画

①入間基地のC2を使った洋上への人員物資投下訓練

②自衛隊機を民間空港で運用するため、C2による支援部隊の輸送訓練

③米軍人を徳之島-那覇-入間基地-防衛医大へと患者搬送する訓練

④入間基地で米空軍C17に自衛隊ヘリやPAC3を搭載する訓練

【議院運営委員会】代表質問1日のみに「2日かけて十分な審議を」議運理事会で主張

 今日の議院運営委員会理事会で、週明け7日からの代表質問について協議しました。

 与党側は、7日に与党の質問時間を短縮して1日間だけ行うことを提案。日本共産党以外の各党が了承しました。

 私は、「代表質問は従来通り、2日間をかけて、与党も含めしっかりと審議すべきだ」と主張。

 また、「旧優生保護法の謝罪決議と被害者補償法案は、すでに超党派の議員連盟で合意している。国会としての検証を行い、当事者の声を聞き、実現することは最優先課題だ」と強調しました。


代表質問は1日のみ/衆院議運委理/塩川議員が十分な審議要求

「しんぶん赤旗」10月4日・2面より

 衆院議院運営委員会は3日、理事会を開き、週明け7日からの代表質問について協議しました。

 与党側は、7日の1日だけで与党の質問時間を短縮して行うことを提案。日本共産党以外の各党が了承しました。

 日本共産党の塩川鉄也議員は、代表質問は従来通り「2日かけて、与党も含めしっかりと審議すべきだ」と主張。また、旧優生保護法の謝罪決議と被害者補償法案は、すでに超党派議連で合意しているとして、「当事者の声を聞き国会として検証し実現することは最優先課題だ」と述べました。

関東地方の主な米軍・自衛隊施設に関する2025年度概算要求について(2024年10月2日)

 関東地方の主な米軍・自衛隊施設に関する2025年度概算要求の内容が明らかになりました。

いくつかのポイントを記すと

1)以前と比べて概算要求段階での情報開示が後退している。8月末の次年度概算要求額について、これまでは9月初めには要求項目や金額を明らかにしていたのに、今年は1か月以上経ってやっと開示する状況で、それすら従来と比べて不十分な開示となっている。

2)朝霞駐屯地の施設整備費が約182億円。今年度の約30億円に比べて、6倍に増加している。過去10年間の施設整備費の合計額とほぼ同額となっている。防衛省は「施設強靭化の一環」と説明。ただし「隊舎1棟老朽更新、庁隊舎1棟建替」というだけで「概算要求段階では、これ以上の回答は差し控えたい」とのこと。
なお、朝霞駐屯地の主な部隊改編は以下の通り。①情報作戦隊の新編。来年度、認知領域を含む情報戦に確実に対処するため、情報作戦隊を新編(約80人増)(防衛力整備計画P11参照)。②後方支援学校の新編。陸自の後方支援に係る教育及び研究体制を強化するため、武器学校(土浦)・需品学校(松戸)・輸送学校(朝霞)を統合し、後方支援学校を新編(約30人増)。これらの部隊改編に伴い、朝霞駐屯地の定員は約3720人から約3820人に増加。

(防衛省資料)

陸上自衛隊朝霞駐屯地における部隊編成について(クリックでPDFファイルが開きます)

陸上自衛隊木更津駐屯地における部隊編成について(クリックでPDFファイルが開きます)

3)百里基地の施設整備費が約109億円。今年度60億円の1.8倍に。アラート格納庫のえん体化42億円、航空機隠ぺい用施設の整備29億円、分散パッドの整備1億円など。「その他は概算要求段階での回答は差し控えたい」。

4)入間基地の施設整備費が約110億円(今年度約79億円)。災害対処拠点地区(地下連絡道)の整備、局舎建替(地下化含む)の基本設計約4億円、庁舎整備の基本設計等。

 なお、入間基地に所在する電子作戦群は廃止。同群隷下のレーダー評価隊の業務は府中基地の開発評価隊に移管。電子飛行測定隊及び電子作戦隊は入間基地に置き、警戒航空団(浜松)隷下の第二飛行群とする。

 電波情報収集機RC-2の3号機目の取得経費約496億円を計上(1号機は2020年配備、2号機は2028年配備予定)。

詳細は以下の通りです。

1.米軍施設(横田飛行場、所沢通信施設、大和田通信所、厚木海軍飛行場)
横田飛行場提供施設整備 歳出ベース40億5000万円 契約ベース41億4500万円
消防署、倉庫(給油機器)、整備用格納庫(C130)、ユーティリティ(給水・給電・給汽)の老朽更新
厚木海軍飛行場提供施設整備 歳出ベース29億4200万円 契約ベース22億3400万円
汚水排水施設、雨水排水施設、車両工場改築、ユーティリティ(給水)
所沢通信施設及び大和田通信所に関係する経費は要求していない。

 

2.陸自駐屯地(朝霞・大宮・相馬原・新町・吉井・宇都宮・北宇都宮・勝田・土浦・霞ヶ浦・古河・朝日・習志野・木更津)及び空自基地(百里・熊谷・立川・横田・府中・入間)における「施設整備費」
朝霞駐屯地 約182億円
庁舎等建替等。隊舎1棟老朽更新、庁隊舎1棟建替
大宮駐屯地 約6億円
分析施設の整備等。大宮化学学校における特定物質(毒ガス)分析施設の新設工事
相馬原駐屯地 (*)
通信網の整備。光ケーブル埋設
新町駐屯地 (*)
通信網の整備。光ケーブル埋設
吉井分屯地 約1億円
通信網の整備等。光ケーブル埋設
宇都宮駐屯地 (*)
通信網の整備。光ケーブル埋設
北宇都宮駐屯地 約25億円
格納庫の整備等。ヘリ格納庫の建替工事
勝田駐屯地 約1億円
通信網の整備等。光ケーブル埋設
土浦駐屯地 約12億円
習場の整備等。演習で使用する工具等の整備実習のための施設
霞ヶ浦駐屯地 (*)
通信網の整備。光ケーブル埋設
古河駐屯地 (*)
土質調査。基地内の倉庫建替に伴うボーリング調査
朝日分屯地 (*)
通信網の整備。光ケーブル埋設
習志野駐屯地 約18億円
庁舎の整備等。司令部庁舎の老朽更新(継続)
木更津駐屯地 約2億円
格納庫の整備等。CH47ヘリの格納庫整備の調査
百里基地 約109億円
アラート格納庫のえん体化42億円。航空機隠ぺい用施設の整備29億円。分散パッドの整備1億円。「その他は概算要求段階での回答は差し控えたい」。

(防衛省資料)

航空自衛隊百里基地に関する令和7年度概算要求の主要事業について(クリックでPDFファイルが開きます)

熊谷基地 約9億円
ボイラー施設の整備等。老朽更新
横田基地 約1億円
局舎等の改修等。既存施設改修の調査工事
府中基地 約53億円
宇宙航空団の編成に伴う庁舎の新設。隊舎の改修等

(防衛省資料)

航空自衛隊府中基地に関する令和7年度概算要求の主要事業について(クリックでPDFファイルが開きます)

入間基地 約110億円
災害対処拠点地区(地下連絡道)の整備、局舎建替(地下化含む)の基本設計、庁舎整備の基本設計等

(防衛省資料)

航空自衛隊入間基地に関する令和7年度概算要求の主要事業について(クリックでPDFファイルが開きます)

なお、金額欄の(*)は、防衛省が「予定価格が類推されることから提示不可」としたものを指す。

3.陸上総隊隷下の部隊(司令部および司令部付隊、第一空挺団、第一ヘリ団、中央即応連隊、特殊作戦群、中央特殊武器防護隊、対特殊武器衛生隊、国際活動教育隊、中央情報隊、システム通信団、水陸機動団、電子作戦隊)及びその他の主な部隊に係る予算(装備品等)
陸上総隊司令部及び司令部付隊(朝霞)
計上なし
第一空挺団(習志野) 約25億円
13式空挺傘300式、特殊降下傘30式、小銃1千丁、防護服等
第一ヘリ団(木更津) 約8.4億円
航空機用整備装置、工具等
中央即応連隊(宇都宮) 約4.4億円
トラック等車両更新15両
特殊作戦群(習志野) 約7.7億円
「内容は公表できない」
中央特殊武器防護隊(大宮) 約0.0億円
化学剤検知用備品
対特殊武器衛生隊(三宿) 約0.4億円
生物剤対処用機材
国際活動教育隊(駒門) 約0.7億円
トラック5両更新
中央情報隊(朝霞)
計上事業なし
システム通信団(市ヶ谷) 約0.0億円
燃料缶
水陸機動団(相浦) 約50億円
水際地雷原対処装置2式、小銃等
電子作戦隊(朝霞) 約121億円
ネットワーク電子戦システム(NEWS)
大井通信所(ふじみ野市) 約5億4500万円
保全警備システム(監視カメラ)の保守整備1億500万円、施設の整備(電気室)5億4000万円円
防衛医科大学校(所沢) 約339億円
医薬備品の整備等訳34億円、患者に要する医療費約51億円、インフラ等整備費(施設整備)約61億円、学校の機能を維持する経費(維持管理費)約194億円(内、大学内システム更新約100億円)。防衛医学研究センター備品費5500万円。外傷・熱傷・事態対処医療センター備品費約1.8億円(ICUベッド2式等)
航空医学実験隊(入間) 約2億円
今年度末に、航空医学実験隊及び航空安全管理隊を廃止し、これらの機能を統合した航空医学安全研究隊を新編。予算は航空医学安全研究隊の事業を計上。機材、消耗品費、移動費等
航空機動衛生隊(小牧) 約6億円
小牧基地から入間基地に移転するための庁舎建設5.9億円(令和9年度末までに移転の予定)、訓練機材1230万円
警戒航空団第二飛行群(電子飛行測定隊及び電子作戦隊)(入間) 約496億円
電波情報収集機(RC-2)の取得
陸自化学学校(大宮) 340万円
訓練用化学剤207万円、消耗品・図書類16万円、旅費・宿泊費117万円

党埼玉建設労働者後援会の総選挙勝利全県決起集会

 山下芳生党副委員長が総選挙勝利の訴え。
 石破新政権は、首相·官房長官·外相·防衛相·党政調会長·議運委員長と、内閣·党·国会の主要ポストに元防衛相を配置する「軍事お友達内閣」。

 日本共産党の躍進で、軍事同盟強化、大軍拡、9条改憲政治に審判を!

 

 

 


2024総選挙/#比例は共産党/北関東で2議席奪還を/埼玉建設労働者後援会決起集会/塩川・梅村予定候補が決意/山下氏訴え

「しんぶん赤旗」10月3日・4面

 日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員は1日、さいたま市で開かれた党埼玉建設労働者後援会の決起集会で、総選挙の比例で共産党を大きく伸ばし、北関東ブロックでの2議席奪還を訴えました。山下氏は同日、新首相に指名された石破茂氏が国会論戦から逃げ、裏金問題などを隠したまま解散・総選挙を行おうとしていることを批判。総選挙で共産党を伸ばせば、金権腐敗政治を一掃し、暮らしと平和を守る一番の力になると強調しました。

 また、埼玉の建設労働者らが賃上げや消費税減税、インボイス制度廃止のために奮闘してきたことへの敬意を表明。「大企業の利益最優先、アメリカ言いなりで行き詰まった自民党政治を、大本から変える共産党を伸ばし、ともに政治を変えよう」と呼びかけました。

 衆院北関東比例予定候補の、塩川鉄也衆院議員と梅村さえこ元衆院議員が決意表明。梅村氏は「北関東で共産党が2議席となれば、2倍、3倍の力となり、埼玉や北関東の願いを国会にまっすぐ届けられます」と力を込めました。

 塩川氏は、新閣僚や自民党の新役員には防衛相経験者が多くいるとして「憲法9条を改悪し、平和を破壊しようとする石破内閣にはきっぱりとした審判を」と訴えました。

【しんぶん赤旗掲載】臨時国会会期9日間/自民提案/共産党など4党反対

「しんぶん赤旗」10月1日・2面より

 衆院議院運営委員会理事会が30日、開かれ、自民党は10月1日召集の臨時国会の会期を9日までの9日間としたいと提案しました。日本共産党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党は「到底受け入れられない」と一致して反対し、衆参の予算委員会での十分な質疑などを要求しました。

 会期について合意に至らず、引き続き協議することとなりました。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員は「衆参の予算委員会を行い、裏金や統一協会問題、暮らしと経済、大軍拡の問題などで新しい政府の基本点をただす、十分な時間をとるべきだ」と強調。石川県・能登半島での災害に対応する補正予算、旧優生保護法問題での補償法成立や質疑を求め「9日間では到底足りない。会期は30日程度必要だ」と主張しました。

 塩川氏はまた、早期の衆院解散について自民党の石破茂総裁が総裁選で「国民に判断材料を提供するのは政府、新首相の責任。本当のやりとりは予算委員会だ」と主張していたと指摘。「最初から公約違反をするのか」と批判しました。

【議院運営委員会】今臨時国会の会期9日間に反対、議運委員会で意見表明

 今日の議院運営委員会で、私は、今国会の会期9日間に反対の意見表明を行いました。


以下、発言要旨です。

 日本共産党を代表して、第214回国会の会期について、10月1日から9日までの9日間とすることに反対の意見を述べます。

 今臨時国会は、岸田総理退任に伴う首班指名を行うだけでなく、喫緊の諸課題について国会としての責任ある対処を行うとともに、新政権に対して国政の重要課題に関する質疑を通じて総選挙の争点を明確にすることが求められています。

 震災に加え豪雨災害に見舞われた能登半島の被災者支援、復旧復興に全力を尽くすため、国会審議を踏まえた補正予算の編成が必要です。また、障害者に対する不妊手術という人権侵害を行った旧優生保護法の違憲判決を受けて、加害者である国会が真摯に謝罪を行い、その検証を行い、当事者の声を聞き、補償法を実現することが最優先課題です。

 そして、裏金問題の真相解明と企業・団体献金禁止の政治資金規正法改正、参院選支援など統一協会と自民党との組織的な癒着についての徹底解明が求められています。裏金議員の政治倫理審査会出席は欠かせません。

 貧困と格差を拡大したアベノミクスの総括と物価高騰など暮らしの応援策、アジア版NATO提唱といった軍事同盟強化、軍拡路線、9条改憲に対する徹底した議論が必要です。

 代表質問とともに、予算委員会を開き、大臣の所信質疑など十分な審議が求められており、少なくとも30日間の会期は必要です。

 しかるに石破自民党総裁は、国会で首相に指名されてもいないのに、10月27日という総選挙日程を明らかにしたことは極めて重大です。石破氏自身、自民党総裁選において「(国会での)本当のやり取りは予算委員会だ」と、一問一答形式の予算委で新総理が答弁すべきと述べていたにもかかわらず、手のひら返しで、予算委員会も行わずに、解散するなど、国会軽視、国民軽視のそしりは免れません。断じて認めることはできません。

 わずか9日間の会期には断固反対することを申し述べ、発言を終わります。


臨時国会/会期9日間に反対/衆院議運委/塩川氏「国会・国民を軽視」

「しんぶん赤旗」10月2日・2面より

 自民・公明両党は1日の衆院本会議で、臨時国会の会期を9日までの9日間とすることを賛成多数で決めました。日本共産党や立民、維新、国民などは反対しました。

 日本共産党の塩川鉄也議員は同日の衆院議院運営委員会で、9日間の会期に反対する意見を表明。石破茂自民党新総裁が国会で首相に指名されてもいないのに総選挙日程を表明したことはきわめて重大だと指摘しました。石破氏が「本当のやりとりは予算委員会だ」と述べていたにもかかわらず、手のひら返しで予算委員会を行わないのは「国会軽視、国民軽視のそしりは免れない」と批判。予算委員会や代表質問、大臣の所信質疑などの十分な審議が必要で、「少なくとも30日間の会期は必要だ」と主張しました。

 塩川氏は、震災と豪雨災害に見舞われた能登半島の被災者支援や復旧・復興に全力を尽くすために「国会審議を踏まえた補正予算の編成が必要だ」と強調。旧優生保護法下で不妊手術を強制された被害者を巡って、「加害者である国会が真摯(しんし)に謝罪し、その検証を行い、当事者の声を聞き、補償法を実現することは最優先課題だ」と述べました。

 また、裏金問題の真相解明と、企業・団体献金禁止の政治資金規正法改正、統一協会と自民党との組織的癒着について「徹底解明が求められている」と強調しました。


「議事録」

第214回国会 衆議院 議院運営委員会 第1号 令和6年10月1日(火曜日)

○塩川委員 私は、日本共産党を代表して、第二百十四回国会の会期について、十月一日から九日までの九日間とすることに反対の意見を述べます。
 今臨時国会は、岸田総理退任に伴う首班指名を行うだけでなく、喫緊の諸課題について国会としての責任ある対処を行うとともに、新政権に対して、国政の重要課題に関する質疑を通じて、総選挙の争点を明確にすることが求められています。
 震災に加え、豪雨災害に見舞われた能登半島の被災者支援、復旧復興に全力を尽くすため、国会審議を踏まえた補正予算編成が必要です。
 また、障害者に対する不妊手術という人権侵害を行った旧優生保護法の違憲判決を受けて、加害者である国会が真摯に謝罪を行い、その検証を行い、当事者の声を聞き、補償法を実現することが最優先課題です。
 そして、裏金問題の真相解明と企業・団体献金禁止の政治資金規正法改正、参院選支援など統一協会と自民党との組織的な癒着についての徹底解明が求められています。裏金議員の政治倫理審査会出席は欠かせません。
 貧困と格差を拡大したアベノミクスの総括と、物価高騰など暮らしの応援策、アジア版NATO提唱といった軍事同盟強化、軍拡路線、九条改憲に対する徹底した議論が必要です。代表質問とともに予算委員会を開き、大臣の所信質疑など十分な審議が求められており、少なくとも三十日間の会期は必要です。
 しかるに、石破自民党総裁は、国会で首相に指名されてもいないのに、十月二十七日という総選挙日程を明らかにしたことは極めて重大です。石破氏自身、自民党総裁選において、国会での本当のやり取りは予算委員会だ、一問一答形式の予算委員会で新総理が答弁すべきと述べていたにもかかわらず、手のひら返しで予算委員会も行わずに解散するなど、国会軽視、国民軽視のそしりは免れません。断じて認めることはできません。
 僅か九日間の会期には断固反対することを申し述べ、発言を終わります。

【しんぶん赤旗掲載】比例は共産党/11ブロック 猛ダッシュ/北関東(19) 2議席奪還必ずと全力

「しんぶん赤旗」9月30日・5面より

 北関東ブロック(茨城、栃木、群馬、埼玉の4県)で日本共産党は、塩川鉄也(62)=現=、梅村さえこ(60)=元=、高橋誠一郎(29)=新、茨城1区重複=の3氏が挑戦します。

 81万6千票、得票率10%以上を獲得し、前回1議席にとどまった議席を、今回は必ず2議席奪還しようと全有権者規模の宣伝・対話・支持拡大に奮闘。小選挙区でも積極的に候補者を擁立します。他党もポスター張りや宣伝に必死です。

 塩川氏は「共産党が前進してこそ、自民党政治を変えることができる」、梅村氏は「誰もが大切にされ、自分らしく生きられるジェンダー平等の社会を」、高橋氏は「原発再稼働ストップ」と力強く訴えています。

新所沢駅で街頭演説

 平井明美埼玉8区予定候補、矢作·小林市議と一緒に。

 裏金·統一協会癒着を追及してきた日本共産党の躍進で、腐敗政治一掃を!

 高すぎる大学学費は半額に。

 入学金は廃止、返さなくてよい給付制奨学金の拡大を。

 奨学金返済は半分に減らします。