物価・賃金上昇に連動した増える年金に。
介護離職等なくすため、介護職員の賃上げ・増員を!
国費負担10%引上げで安心の介護制度に!
70歳以上の医療費は1割に。
保険証廃止撤回を!
大企業、富裕層に応分の負担を。
軍拡増税中止!
「しんぶん赤旗」10月16日・8面より
総選挙が公示された15日、日本共産党の全11ブロックの比例候補は、各地で第一声を上げました。
2議席奪還を目指す北関東ブロック(定数19)。塩川鉄也候補=前=は前橋市の群馬県庁前で、梅村さえこ候補=元=はさいたま市の浦和駅頭で、高橋誠一郎候補(茨城1区重復)=新=は水戸市で第一声をあげました。
塩川氏は、自民党は20年間で464億円の企業献金を受け取っており、法人税減税の穴埋めに消費税が増税されたと指摘。「消費税をまずは5%に減税し、大企業に応分の税負担を求めて社会保障を拡充する。日本共産党を大きくのばし、政治を大本から変えましょう」と呼びかけました。
梅村氏は、不登校や高すぎる学費、暮らしの問題に触れ「こんな自己責任の政治を、どうしても変えたい」と強調。「誰もが自分らしく生きられる、ジェンダー平等の新しい社会の実現を」と訴えました。
高橋候補は、くらしや学生の学びを応援、原発ゼロ、反戦平和の社会をつくる政治へ「共産党の議席を大きく伸ばしてほしい」と訴えました。
総選挙 比例を広げに広げて/北関東3比例候補
「〝比例は共産党”の声を広げに広げ議席増必ず」-。公示日の15日、日本共産党の比例各侯補は小選挙区候補らとともに躍進を訴えました。
塩川鉄也候補
塩川鉄也北関東比例候補は、「働く人の賃金を下げる政治を変えよう」と呼びかけ、最低調金1500円への引き上げ、中小企業への賃上げ補助金創設、内部留保への5年間の課税を訴えました。
アベノミクスの11年間で大企業のもうけや内部留保、株主の配当はI・5~3倍に増える一方、物価上昇で賃金は1割減少したと指摘。「日本共産党を伸ばし、ゆがんだ経済政策を大本から変えましょう」と述べました。
梅村さえこ衆院北関東比例候補は、さいたま市の浦和駅西口で第一声をあげました。
梅村氏は、「学費のために朝5時まで居酒屋でバイトをしている」との学生の声や、「年金が少なく、暑くてもクーラーをつけない」との高齢者の声を紹介。「これらはみなさんの努力が足りないからではなく、自民党政治がつくり出したものです。暮らしを守り抜き、希望の政治をつくるために、こんな自己責任の政冶を、どうしても変えたい」と訴えました。
高橋誠一郎候補は「誰もがお金の心配なく学べる社会にしたい」と、学生や若者と対話してきた1年間を振り返り「高い学費に夢をあきらめる社会であってはならない」と学費無償化実現や、「誰もが豊かで幸せになる権利がある。自分が自分らしく生さられる社会にしたい」と、自由時間拡大も訴えました。
元公明党副委員長の二見伸明氏から「命や人権、平和を侵す自民党に怒りをもって立ち向かおう」とメッセージが寄せられました。
「再び被爆者をつくるな」と、世界の世論を動かし核兵器禁止条約実現につなげた。
しかし、これに逆行するのが核共有、核持ち込みに固執する石破首相。
核兵器禁止条約批准に背を向ける自公政権に審判を!
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2024総選挙/#比例は共産党/党広げ核なき世界へ/小池書記局長 塩川・梅村・はたの候補と訴え
総選挙(15日公示、27日投票)前の最後の週末を迎えた12日、日本共産党の小池晃書記局長は埼玉県朝霞、千葉県松戸両市でそれぞれ街頭演説を行い、衆院比例北関東ブロックの塩川鉄也、梅村さえこ両予定候補、同南関東ブロックの、はたの君枝予定候補らとともに「核廃絶を綱領に掲げる共産党の躍進で、核兵器のない世界を実現しよう」とつめかけた聴衆に呼び掛けました。
小池氏は、日本被団協のノーベル平和賞受賞決定で、「2017年の核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の同賞受賞に続き、まさに、核廃絶が世界の流れであることが証明された」と強調。被爆者の長年の努力に対する称賛と同時に日本政府に対する強烈なメッセージだと指摘し、「被爆国日本が、いまだ核兵器禁止条約に背を向けている異様さが浮き彫りになった」と語りました。「核なき世界の実現へ、日本もその先頭に立つ政治に変えよう」と主張しました。
小池氏は「安心できる医療や介護、暮らせる年金にしていくことも本当に大事だ」と強調。ところが、政府は総選挙後、75歳以上の医療費3割負担の対象を広げようとしていると批判しました。
さらに日本維新の会は、総選挙政策に75歳以上の医療費を原則3割にすると明記していると指摘。「『維新』は現役世代との公平のためだというが、病気の多い高齢者は窓口負担を軽減してこそ公平だ。そもそも現役世代と高齢者を対立させるのは根本的な間違いだ」と批判しました。
小池氏は「社会保障制度というのは老いも若きもその人生を国が責任をもって支えるべきものだ」と強調。「財源がないと言うのであれば、5年で43兆円の大軍拡をやめればよい」と主張し、「どの党が伸びれば暮らしが良くなるのか。暮らしと経済、具体的な提案を持つ共産党を大きく広げ、自民党政治の中身を変えていこう」と呼び掛けました。
朝霞市の北朝霞駅前で塩川氏は「行き詰まった自民党政治を大本から変えていこう」と呼び掛け。梅村氏は「共産党が伸びれば政治は必ず変わる」と語り、北関東ブロックの議席奪還を訴えました。
松戸駅前では、はたの氏が「核兵器のない世界をつくるために全力を挙げていく」と語りました。
日本共産党は、賃上げとともに「自由時間拡大推進法」を提案。
法定労働時間を一日7時間週35時間に短縮。
残業規制強化、サービス残業根絶を!時短、ケア労働の軽減で、ジェンダー平等社会の実現へ!
賃上げと時短は、観光振興の力に。
温泉街響く「賃上げへ」/群馬・草津で塩川氏ら
日本共産党の塩川鉄也衆院北関東比例予定候補は11日、伊藤たつや群馬5区予定候補と吾妻郡の各所で宣伝しました。草津町でマイクをもった塩川氏と伊藤氏は、集まった支部や後援会の人のほか、温泉街を行き交う観光客や信号で止まる観光バスの人にも話しかけました。
伊藤氏は、「今回改定された最低賃金でなんと関東で群馬だけが千円にとどいていないのをご存じですか?」と問いかけ、若者にとって賃上げと労働時間の短縮が必要だと訴えました。
塩川氏は、実際に裏金問題を暴いて大きな問題にしてきた日本共産党と「しんぶん赤旗」の役割を語り、石破派も裏金をもらっていたことを「しんぶん赤旗」日曜版が告発したことを紹介しました。「企業・団体献金も政党助成金も受け取らない日本共産党の議席を増やすことがどうしても政治の刷新には必要です。北関東比例の2議席奪還にお力をお貸しください」と訴えると温泉街に拍手が響きました。